一生忘れない 日記の最後に書かれた母の気持ち

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サイボーグ谷口正典です。

＜　これまでのあらすじ　＞
俺は、仕事帰りに正面衝突事故をした。脳挫傷、出血多量で意識不明。その後、命の危機を脱したものの全身複数の骨折。開放骨折した右足は壊死がはじり、再び命の危機に。正面衝突事故から39日目に命と引き換えに右足を切断した。

谷口正典『【正面衝突1】深夜、警察官が自宅にやってきた』

正面衝突から140日、右足切断から102日

俺は、退院した

その後の最後のページにかかれた

母としての気持ち

およそ2か月の間

ずっと付き添いで

病院に泊まっていた

付き添いできたこと

1度も大変とは思ったことない

自分の息子に

付き添えたこと

うれしくも思った。

足を切る前

ベッドで夜中

2人で抱き合って

声を上げて泣いたこと

一生忘れん

俺は、17年前、仕事帰りに正面衝突事故に遭った

谷口正典『【正面衝突4】10㌧トラックと正面衝突　4時間の救助』

出血多量で意識不明の重体だった。命の危機を脱したものの全身複数の骨折。

谷口正典『【正面衝突10】生きると信じた日記　意識不明のまま10日』

解放骨折していた右足は、MRSAという菌に感染し、壊死がはじまっていた。
こうして再び命の危機となった。

谷口正典『【正面衝突18】骨折した右足に重大な問題』

正面衝突事故から39日目に命と引き換えに右足を切断する手術を受けた。

谷口正典『【正面衝突41】あす　俺は右足を切断する』

脳挫傷と意識不明2週間

谷口正典『【正面衝突7】脳挫傷「かなり後遺症が残る」と医師から宣告』

2018年、高次脳機能障害が判明、第三の人生のはじまり

谷口正典『第46章 脳挫傷 足を切断しただけでは終わらない第三の人生』