昨年より3点ダウンして、合格点159点でしたね。

令和4年短答式試験結果(法務省pdf)

 

今年は、合格者平均点が175.0点と昨年比-3.7点、全体平均点が127.9点と昨年比-4.1点で、昨年より差がつきやすかったといえます…ともう毎年書いているので、年々、二極化が進んでいるという分析ができそうです。

合格者数は2829人(昨年比+106人)と、割と増えました。

 

科目別の平均点を見ると、

憲法19.8点>>昨年16.7点

行政法12.8点>昨年10.7点

民法15.2点<昨年17.3点

商法10.9点<<昨年16.0点

民訴法15.1点>昨年14.6点

刑法17.1点≒昨年17.3点

刑訴法15.9点>昨年14.6点

一般教養21.2点<<昨年24.9点

となっています。
昨年と比べると、全体的には

・公法系:易化

・民事系:難化

・刑事系:やや易化

・一般教養:難化

です。

公法系・刑事系で点数を稼げるかの勝負だった…といえるでしょうか。


いずれにせよ。

昨年とほぼ同じメッセージで申し訳ありませんが、変えようがなく…m(_ _ )m

 

合格していた方、おめでとう!

これまでどおり、ご自身にとっての優先順位の上の方から、できる限り、論文対策を進めていってください。

 

残念ながら不合格だった方…まずはとにかく、心を癒してください

(cf.記事「勉強体力」の1・3・4)。

で、MP=メンタルポイントが回復してきたら、まだしていない方は、記憶と気力のある限りでいいので、是非とも自分固有の短答再現自分固有の敗因分析をしてください。

短答再現については、

・記事「短答再現のススメ」の1.

・記事「H28司法短答結果発表を受けて」の末尾

・記事「知識を増やすことの危険性

※記憶が薄れて短答再現が難しい場合は、改めてR4短答本試験問題を時間を計って解いた直後に、その解答プロセスを再現してください。

敗因分析については、

・記事「知識不足≠敗因

・記事「短答式試験の敗因分析例

を、是非ご覧ください。

自分固有の短答再現自分固有の敗因分析を(適切に)しないと、全く的外れどころか、合格から遠ざかる有害な勉強をしてしまうおそれがあるからです。

これらをやらないと、来年に向けて何をすべきかも全くといっていいほど分かりません。

どんな勉強よりも、まず第一に自分固有の短答再現自分固有の敗因分析です。

これをやるかやらないかで、来年の合格可能性が大きく変わってきます。

ここが勝負所なので、なんとか頑張ってください!