昨年の10月11日

肝臓移植をいたしました。

ドナーの弟と双子コーデで手術室に向かう私。

(おさげは首から動脈カテーテルが入るし、寝る時に邪魔にならないように。若作りじゃない。)

それから、

原因不明の拒絶反応と闘い、ICUで看護師とタッグを組んで復帰計画を練って、

11月18日に足の体力スッカラカンで退院して、

初回の外来で再入院される方が多いので、入院セット持参で来てくださいね。また会いましょう。」

と去り際に言って来た看護師に反抗して、

自分で車運転して外来にハンドバッグ1つでふんふんと外来に行って、

12月5日に

地元鹿児島で

二ツ目昇進の会開いて。

ありがたいことに

そこから沢山の落語会に呼んで頂きながら、

外来でどんどん薬を減らしてもらって、

一生飲むはずの

メドロール停止で

ムーンフェイスがなくなり。


顔の悩みが取れて、

余命宣告が無い人生が初めてなので、

なんのために生きるか考え始め、まず鹿児島で落語で恩返しして、

そしたら、

肝臓移植の話を聞きたいと講演の話が出て

そうだ、

せっかく落語家として生きるんだから、落語家しかできないことをしよう!と

住吉踊りを始め

三味線を始め

ダイエットでパーソナルジムも行って、

体脂肪率が

今日12.7%になりました。


そんな中も

沢山の出会い、

落語会に呼んで貰って、

今年1年、

「肝臓移植したんですけど!」と落語のマクラで自慢させて貰いました。

ある落語家先輩に

「肝臓の話は引くわー。」

って言われた事もあるけど、

他の落語家先輩は

「すごいなぁー!」

って言ってくれるし、

私の使命は「肝臓移植が身近にある事をどう伝えるか。」なので、

引かれようが、話したい。

こちらもどうにか面白く話してますぶちゅー

こんな貴重な体験誰でもできる事じゃないし、

いつか、あら馬さんが言ってたな!

って、落語家だって、ダメになる事だけじゃなくて、為になる事言いたい。


そんなこんなで

移植後、

無事1年!!クラッカー

昨年入院前日の2021.9.27落語会で写真を撮らせて頂いた遊馬師匠と、2022.9.29と寄席でご一緒できて、

記念に撮らせて頂きました。

生きたね。

お酒もお祝いで飲もうと思ってたけど。

ビビって飲めなかったわ笑い泣き