人を動かす2つの『欲しい言葉』と『行動提案』 | 心理マーケティングの視点 〜どうすれば成果を出すことができるのか〜

人を動かす2つの『欲しい言葉』と『行動提案』

去年の夏に買ったスエットパンツには、足首のところにゴムが入っていましたが、それが少しき つくかったのに、今年は気になりません。 妻に『今年は丁度良くなったみたい』と言ったら、『あら、ゴムが伸びたのね』と言います。 違います、ダイエットで痩せたんです。 どうしてもっと欲しい言葉を言ってくれないのでしょうか。 


スラムダンクより安西先生の名言



お客様を増やすためには、まず集客する必要があります。 

 

そのためには、『お客様に行きたい』と思っていただかなければなりません。 

 

この行きたいには、『優先順位』があり、この上位に入らないと、『思いばかり』で来店にはつながらないことになります。 

 

これをマーケティングでは、『エボークトセット』といい、頭の中でイメージされるブランドの集合体という意味です。 

 

ラーメンを食べたいと思ったときに、どの店の何にしようかと考えますが、 この選択肢に入っている集合体がエポークドセットです。 

 

では、どうすれば『優先順位の高い行きたい』を引き出せるのでしょうか。 

 

もちろん『美味しい』とか『安い』とかが大切であることは事実ですが、それが全てではありません。 

 

 

人を動かすには2つの言葉があります。 

 

(1)誰でもが欲しいと思う言葉 

 

(2)その人が欲しいと思う言葉 

 

 

似ているようで違っています。 

 

(1)はターゲットが広くなっている分だけ、本質的な欲求になります。 

 

(2)はターゲットが絞られている分だけ、個別的な欲求になります。 

 

 

(1)は『お金が欲しい』が代表になるのは言うまでもなく、『楽しい時間』『美味しい食べ物』 『素敵な恋人』などが根源的イメージとして分かりやすいでしょう。 

 

(2)は個別の問題(ペインポイント)を解決してくれるもの(ソリューション)になります。 

 

もちろん(2)は(1)を含みながらも個別に『痩せたい』『髪が』『健康に』から、『家』『 車』『仕事』などまで様々です。 

 

『誰でも』はターゲットが設定されていないので、『欲しい言葉』が刺されば、幅広く大勢のお客様が来店することになります。 

 

しかしその分、強い言葉でなくては強い影響力を発揮することはできません。 

 

例えば、『新規開店につき、ラーメンを100円で100杯だけサービス』というレベルが必要になります。 

 

それでも、ラーメンが好き、毎日お腹が空いている、お金が無い、などという方がターゲットににります。 

 

つまり『欲しい言葉』とは、相手が合ってこそ生存しているのです。 

 

宝くじ一等賞は10億円、などは更に強い言葉になります。 

 

そして誰でもが心を動かされる言葉です。 

 

しかし収益とのバランスがあるため、そのような言葉を簡単には使えません。 

 

『誰でもいいから集める』のが難しい理由は、かなり強い言葉が必要になるからです。 

 

 

それに対して『個別を集める』のは、相手の欲求が分かれば比較的に簡単です。 

 

ただ、知るための努力は必要になります。 

 

これをリサーチと呼びます。 

 

そこで『リスト(プロファイル)』が必要になるのですが、これを単純に連絡先だと勘違いする方がいらっしゃいます。 

 

自分の都合で相手に連絡すれば、嫌がられるのは当然です。 

 

だから、 『相手が欲しい言葉を届ける』 ことが大切になります。 

 

だから、 『相手が何を欲しがっているのかを知る』 ことが必要になります。 

 

 

最後に、 仮に相手に欲しい言葉を届けても、 相手がすぐに動いてくれるとは限りません。 

 

相手にもタイミングがあります。 

 

だから、角度を変えて繰り返し届ける必要があるのです。 

 

角度を変えないと『しつこい勧誘』になってしまうからです。 

 

また、欲しいと感じさせても行動化されるとは限りません。 

 

『もっとよく考えてみよう』とおもったり、 『後で電話してみよう』だったりするからです。 

 

人はすぐに行動しないと忘れてしまうものです。 

 

だからすぐに行動するように、具体的な行動を『言葉にして提案する』必要があります。 

 

『具体的な行動提案』無しに、相手を動かすことは、簡単ではありません。

 

この場合、ロジックと同時に感情も動く言葉が必要になります。

 

そしてデザイン(視覚)があります。 

 

だからABテストが必要になります。 

 

学ぶ者に成果が偏る理由でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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