24/5/12 友道厩舎
12日の東京競馬ではスタートでやや立ち遅れたものの、行き脚がついてジワッと前へ行き、先手を奪う。そのまま淀みないペースで逃げると、直線半ばまでリードを保ったが、ゴール前で差されて4着。「先生からは外枠なので行けるなら行ってもいいと言われていましたから、ジワッとハナへ立つ形でレースを進めました。ただ、結果的にペースが速かった印象で、こういう感じであれば控えるような競馬をして、今後に繋げていくのもいいのかもしれません。いい結果を出せず申し訳ありませんでした」(岩田望騎手)「大外枠で最後に枠入りでしたが、ちょっとピリピリしたところもあってタイミングが合わず、出遅れてしまいましたね。もう少し楽に行けていれば違ったのかもしれませんが、結果的にややペースが速かったこともあって最後は一杯になってしまいました。ずっと後ろについていた2番手の馬が最下位まで下がっていたことを考えれば力はあるのでしょうが、やはりまだ気性的なところは課題がありそうですし、戦法なども改めて考えていってもいいのかもしれません」(友道師)やや出遅れたものの行き脚がついてすんなり先手を奪いましたが、楽なペースではなく、最後は一杯になってしまいました。それでもよく踏ん張っていましたし、昇級初戦ということを考慮すれば決して悲観する内容ではなかったですから、また次走で巻き返してもらいたいと思います。この後はいったん放牧に出す予定です。
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結果は、4着でした。
メンバーレベルも高かったですし、
逃げたということで、目標にされたのもあり、
東京競馬場なので、押し切るのは、無理があったという事でしょう。
期待してたぶん、結果は、ショックでした。
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レースですが、
少し出遅れ気味で、ダッシュが付かず、
二の脚を使って、なんとか先頭に辿り着き、
逃げる形に持ち込みました。
そして、最終コーナーを回り、もう1段伸びましたが、粘り込みに図るも、
最後は、3頭に差され、4着入線。
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う~ん・・・。
って感じで、唸ってしまいました。
当初、私の理想としては、番手での競馬。
仮にできなかったとしたら、逃げずに差す展開を希望。
レース後のコメントを見る限り、控える競馬を・・・。というのは、
「やる前に、気が付けよ!」
と言いたくなる。
ペース早くなったと言ってるが、
あんたの馬が逃げてるんだから、
ペースはあなたが握ってるわけで、
早くなったのは自分のせいであり、
コントロールするのも、あなたなわけです。
ここを理解してないと、ダメですね。
最初に脚を使いすぎたのが、原因でもある。
脚を貯めるタイミングが、ほとんど無かった。
それなのに、デアパーディタに煽られながらの逃げでしたが、
最後も、もう一伸びしましたし、
あれでもしも、更に伸びて、逃げ切ったら、
3歳馬としては、レコード級のタイムになる事が想像できる。
しかも、メチャクチャ強い競馬となるでしょう。
それは、GⅠ級ともいえるパフォーマンスなので、
無理なのは明白。
この競馬で勝てると思ってたら、ヤバいと思いますよ。
馬の能力を理解してないのもあるし、
勝つパターンをイメージ出来てなかったのもダメな気がする。
デアパーディタに煽られ気味だったとはいえ、
新人ジョッキーの煽りなんか、
“ へ ” でも無いでしょう。
これが、川田騎手や、ルメール騎手とは全然違う。
私自身も、仕事で、先輩のプレッシャーはやはり気になるし、
緊張するし、焦りもあるが、
若手が煽って来ても、全く動じない。
「勝手にやってれば!」ぐらいのイメージ。
何とも思わないし、プレッシャーの、プの字も感じません。
これで緊張するなら、メンタル弱すぎだと思いますよ。
無視して、自分の馬をなだめて、コントロールするだけなので、
全く問題ないと思います。
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レース見たとき、
彼の騎乗は、ルージュスティリアで、チューリップ賞出走の際、
大出遅れしたときの事を、思い出しました。
致命的な位置にもかかわらず、あの状況になったら、
「開き直って、無理せず、脚を貯めるだけためて、追い込みに、徹するか?」
「それとも、レースを諦めて、少しでも疲労させないようにするのか?」
を、トップジョッキーたちは考えますが、
無理やり、脚を使って、貯めることが出来ず、上がり最速を使ったけど、
6着まで来るのが精一杯。
若い騎手だから・・・と言うので、仕方ない。
と当時は感じました。
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今回は大出遅れでは無かったとはいえ、
乗り方自体は、調教師に言われたとはいえ、
無理やり 先頭を取りに行く競馬。
友道調教師の、「行けるなら行ってもイイ」
というのは、「行けなかったら、考えろ!」
の意味であり、何でもかんでも言われたとおりにするのは、
違うと思います。
それにしても、大外枠で、最後入れなのに、
前に行く馬で出遅れとは・・・。
相変わらず、スタートが上手いとは言えないですね。
メンバーレベル、騎手レベルを考えて乗らないとダメですね。
「やはり、プレッシャーに負けるのかな?」
こういう騎手は、お手馬のように、
続けて乗ってる馬じゃないと勝負にならんわけで、
テン乗りで、炸裂するようなレベルには達してないという事でしょう。
岩田望来騎手のレベルは、これぐらいだと思っていただけに、
この結果でも、仕方ないと感じていますし、
ルージュスティリアのレースから、
数年経ってて、成長してるかと思いきや、
「あまり変わっていない」 というの印象です。
勝ったショーマンフリートは、かなり強いと思っていたし、
予想でも上位にしてたので、
コルレオニスが完璧な競馬をしたとしても、
勝つことが出来たとは言いませんが、
乗り方次第では、もう少し上の着順を取れた気がしてならない。
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それにしても、この調教師にしても、
今回のレース出走にあたり、
やる気が、あまりなかったように感じる。
割と早く入厩させ、調教してた割には、
オファーする騎手を決めるまで、時間が掛かってたし、
まぁ~クラブ馬は、あまり本気にはならない調教師なので、
仕方ないのかもしれません。
この調教師にとっての最大の目標は、ダービーであり、
しかも、個人馬主主導で、勝つことが出来れば問題ないわけで、
クラブ馬は、それなりに・・・で、やってればいいわけです。
今年は、ジャスティンミラノがいるし、
ダービーまでのトライアルは、消化試合でしょう。
デビューから乗ってたルメール騎手にしても、
オファーしてませんし・・・。
ま、そういうことでしょう。
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とりあえず、放牧となりましたが、
一旦リフレッシュすれば、
逃げるきることもできるので、
今度は、バッチリやってもらいたいもんです。
ただ、また望来騎手にオファーするのなら、
その辺を伝えてもらいたい。
今回のレースで控えた方がイイと思い込んで、
それを、マジメに実行すると、逆に逃げないことが仇になり、
今度は、キレる脚が使えなくて、
やらかすパターンになってしまいそう。
私の中では、平場ですし、
この騎手でも、なんとかしてくれると信じてたわけですが、
甘かったですわ。
私の出資馬では、彼が乗って、9戦し、4着が最高着順。
人気よりも着順が、上回ったことは、1度もありません。
相性が良くないのは、知ってたけど。
単純な成績だけを見れば、リーディング上位ですが、
これだけのトップジョッキーが集まると、ダメなんですね。
平場だから、落ち着いて乗れるかと思いきや、
上手い人がいると、プレッシャーを感じるのかもしれない。
これだけキツイ競馬をしましたし、
メンバーレベルも高かったとも思えるので、
このクラスでは、勝てそうな気がします。
とりあえず、休養し、また頑張ってもらいたい。
コルレオニス、岩田望来騎手、お疲れさんでした。