野生農園日誌 -8ページ目

野生農園日誌

自然農法の農園「野生農園ザ☆ばん」の日々の記録
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8月は灼熱地獄。上旬から下旬までずーっと暑い日が続きました。
上旬は7月から続く日照りで、野菜もカラカラ。キュウリが暑いと枯れてしまうのは普通のことですが、サトイモやサツマイモまで葉が枯れてきました。

中旬に差し掛かる頃からはちょいちょい降ってくれて、野菜も大分持ち直してくれました。恵の雨には違いなかったのですが、降ったり晴れたりという日が多く、雨後のカンカン照りの中にいると、サウナの中のようでした。
日本はますます、夏の昼間に働けない国になっています。
外での肉体労働はもちろん、家の中で事務仕事も無理です。働いてはいけません。私は日中脳が機能を停止していました。
夜もすぐに眠くなって停止するので、動いている時間はごく僅かです。でも、動いている時だって4コマ漫画を考える程度がせいぜいの脳みそなで、世の中に大した影響は及ぼしません。

そんなわけで、主に朝や夕方に作業をしてたのですが、朝早くに行ってももう8時には暑くなります。
朦朧とした意識の中で草を刈っていると非常に危険。つる性の野菜はどこまで伸びているか分からないので、草と一緒にイモやスイカも大分刈ってしまいました。

前半に出来たスイカは小ぶりなものばかりでしたが、その後雨がほどよく降ってくれたこともあって、後半はそこそこ大きな実もついてくれました。写真は隣の畑のお姉さんの足を枕に寝る係長。家族以外には懐かない係長にしては珍しいことです。


土嚢袋の効果は絶大です。土嚢袋に入れるまでもないかと放置していた小さいスイカは食われていましたが、入れたものは殆どが無事。中には袋に入り込んだネズミらしき動物に皮を齧られ、その傷が実に達して腐ってしまったスイカはありましたが、アライグマによる被害はゼロでした。
どうせ食われちまうからなと、前より大分栽培量を減らしたのですが、これなら来年はまた増やしてもいいかも。

何故か後半は、補佐にもアライグマにも気付かれず、完熟を通り越して腐ってしまったスイカも幾つかありました。
補佐はともかく、アライグマにも鳥にも誰にも気付かれないまま腐ってしまったのは不憫。
でも、このスイカが後にスイカの精になるとは係長補佐も初めて知りました。
スイカの精は4コマ漫画「野生農園日誌」初回に登場したキャラクター。
レギュラー出演させる予定でしたが、毎回身体を描くのがめんどくさいので、ごく稀にスイカの季節に登場するだけになりました。

しかし、動物の学習能力はあなどれません。電柵の電撃にも耐えられるようになったアライグマさん。
アライグマの手の器用さなら、土嚢袋からスイカを取り出すなんて雑作もないことでしょうから、そのことに気が付かないよう祈るしかありません。

8月には野生の楽校プレ企画「クズの花で酵素ジュース作り」も開催!
意外とクズの花が少なくて、「雑草とクズを混ぜて酵素ジュース作り」に変わりましたが、元気に発酵中です。
9月下旬「野生の楽校」開催予定なので、詳細決まり次第こちらにアップします。

野生農園ザ☆ばんは、皆が楽しく野生に帰ることを目指して「野生の楽校」を開催します。その一環として現在、牧郷ラボ(旧牧郷小)の裏山の一部をお借りし、食べられる山野草や果樹を増やして「食べられる森」として整備していくことを計画中です。
「食べられる森」にするためには、まず食べられる植物を知らねばということで、第一弾「クズの花で酵素ジュース作り」を開催。どこにでも蔓延るやっかいなツル性の植物、クズの花を使って酵素ジュースを作成します。クズだけでなく、周囲の山を散策しながら自然観察を行い、森のあり方について語り合います。

講師は身の回りの植物を食べ続け、研究し続けて数十年。植物のことなら何でも知ってる植物博士、池竹則夫さんです。

※今年はクズの花の開花が早いため、当日までに花が終了してしまった場合など、内容を変える場合があります。その場合は申し込みして頂いた方に、事前にご連絡致します。

日時:8/20(日)9:00~15:00
場所:牧郷ラボ(旧牧郷小学校) 
   公共交通機関でのアクセス 藤野駅からやまなみ温泉行に乗って大鐘下車 途中参加・退出可ですが、バスの本数が少ないのでご注意下さい。
https://www.kanachu.co.jp/.../rt:0/k:%E8%97%A4%E9%87%8E
参加費:2500円(小学生以下500円、砂糖代込み)
講師:葛原里山暮らし研究所 池竹則夫
服装・持ち物:長袖・長ズボン、酵素ジュース持ち帰り用の空き瓶(投入しやすいよう広い口のもの)、(必要に応じて)虫よけ、飲み水、昼食、クズ花採取用のビニール袋などの入れ物
お好みの砂糖があればご自身で用意。通常は白砂糖で100gほど。
花についた昆虫を取る場合があるので、素手て触るのが苦手な方はピンセット等
申込:ブログ右上の「メッセージを送る」から、参加者氏名、ご連絡先をお送りください。

 7月は連日異常な暑さが続きます。そして全然雨が降りません。

 7月上旬にはジャガイモの収穫体験。陽気な皆さんが掘ってくれました。

 この頃はまだ、こんなカラカラの7月になるとは知る由もありませんでした。日本各地で災害級の豪雨が降る中、この地域は7月に入ってから殆ど雨が降っていません。しかし草ボーボーの野生農園では、土をむき出しにしていないのがいいのか、キュウリも枯れずに生きてます。とは言え、やはり水が足りないので、実ってもなかなか大きくなりません。スイカも同様、今期は全般的に実が小さいですが、砂漠出身だけあって大体は元気です。

 今年はスイカ、大幅に作付けを減らしました。一昨年から電柵もアライグマに効かなくなって、たくさんスイカ作っても全滅しちゃう可能性があるからです。そして、ビニールマルチを張る時間がなかったため、昨年よりマルチ無しの畝も増やしました。
 以前はビニールマルチ無しでも小さいスイカは出来ていたのに、マルチを張らないと殆ど育たなくなったという話を昨年も書いたと思います。今年は草の管理が追い付いかなかったこともあるのかもしれませんが、マルチ無しの畝では一株も育ちませんでした。毎年自分の畑のスイカから種取りを続けているので、スイカが完全にマルチ栽培に適応してしまったのでしょうか。
 戦争を起こすことで得をする人達がいる限り、いつか本当に第三次世界大戦が来るかもしれません。そうなったらビニールマルチを入手するのも一苦労でしょうね。戦争じゃなく噴火や大地震などの天災が来ても、簡単にはビニール資材が入手できなくなるかもしれません。それに備えて何とかビニールなしでも育つようにしたいので、引き続きマルチ無しの栽培も続けてみますが、来年はもう少し工夫が必要になりそうです。そんなわけで、ただでさえ少ない今年のスイカですが、電柵に頼れなくなった今、どうやってアライグマを防ぐかです。昨年は電柵とネットの二重の防護にしてみたけど効果なし。周辺で罠もかけられ、アライグマがかかることもあるようなので、この辺りに出現するアライグマも前の家族とは別系統になっているかもしれません。全てのアライグマに電柵が効かなくなったわけではないと思います。
 スピリチュアルや自己啓発の世界でよく言われる「百匹目の猿」現象というのがあります。
 海水でイモを洗うようになった天才的なサル(塩味がついて美味いことを知ったため?)の行動を真似るサルが増え、その数が閾値に達すると島全体や、遠く離れた地域のサルまでこの行動をとるようになる…という話で、意識進化の例として自己啓発セミナーなどで盛んに広められてきました。
 島内のサル達にイモ洗いが伝播したのは本当ですが、ある時に一気に広まったとか、遠く離れた島外のサルまで同じ行動を始めたとかいうのは作り話のようで、幸島で研究していた動物行動学者も明確に否定しています。
 集合的無意識というのは存在するかもしれないし、進化に自然淘汰だけでは説明できない事象があるのも事実だと思いますが、電撃を我慢できるアライグマが百匹に到達しても、全てのアライグマに電柵が効かなくなるわけではありません。
 ということで、今年は電柵が効くようになってる可能性もありますが、電柵張るのも電柵の下の草を刈り続けるのも結構手間だし、電池だって必要なので、もうやめることにしました。
 代わりに今年はスイカの数も少ないし、物理的に実を守ってみようと、一つ一つの実の周りにバリケードを築いて要塞化することにしました。



 針金で巻き、釣り糸で巻き、ガムテープで巻き、唐辛子を貼り…しかし、これでは時間がかかり過ぎる上、意外と隙だらけにも見えます。そして、盲点でしたが(普通の人には盲点じゃないことも、特殊能力を持つ係長補佐には盲点になることがあります)、熟したかどうか見るのも大変!ということで、最終的に収穫が近くなったスイカを土嚢袋に入れてみることにしました。
 知能が高く、手先も器用なアライグマにこんなのが通用するのでしょうか?
 7月末現在、この土嚢袋が効いたのかどうか分かりませんが、3個収穫出来ました!一個は何故か収穫後に行方不明ですが…。

 しかし、今年はあまりの高温と水不足で、色んなものが枯れ始め、さすがのスイカにもヘロヘロで死にそうな株も出てきました。アーナック係長もボックル監査役も夏バテで毎日しんどそう。

 あまりにも雨が降らないので、ムビラ(ジンバブエのショナ族に伝わる楽器)奏者、実近修平さんのCDに収録された「ちょうどよい雨がふることを祈る曲」をかけてみました。ムビラは精霊に祈りを捧げる儀式で使われる楽器。何か効果があるかもしれません。

 すると、数時間後蝉の小便のような雨が一瞬降りました。更にその数時間後、犬の小便のような雨が10分くらいパラパラと!
上で百匹目の猿現象は嘘だと述べましたが、既存の科学の言葉で説明のつかない怪しい話は嫌いじゃありません。
一応二回降りはしましたが、そんな小便雨では焼け石に水にもなりません。その後も何度かCDをかけてみましたが、もう効果は出ませんでした。
 それでもしつこくかけていたところ、ついに今晩いきなりの雨予報。雷がなってアーナック係長が怯えておられます!ゴロゴロいうばかりで今のところ降ってくれませんが、今度こそ本当に降ってくれるのでしょうか?
 地震はいつか来るので、しつこく地震の予言を続けているといつか当たるでしょう。それと同様、いつかは雨が降るので、今晩降ったとしても雨乞いの曲の効果だったというつもりはないですが、そうだったら面白いですね。

6月は気が付くと、もはや遠い過去。
梅雨らしい雨が降っていたり、一転してカンカン照りになったり、今度は熱帯のようなスコールが降ったりしていました。

6月の上旬にサツマイモを植えたのですが、購入した安納芋の苗が、売ってはいけないレベルに萎れていて、雨の前日に植えたのに活着率約一割!
同じ日に植えた、別の店で買った苗の活着率が8割以上なので、天候のせいではありません。
さすがにこれはお店に言っていいレベルだろうと、「ワレこんな腐れ苗売りやがってなめてんのか?」を百倍マイルドにして、お伝えしました。
半額くらい返金してくれたら儲けものだと思っていたら、思いがけず新しい苗を送ってくれました。
待ってる間に自分でイモから育てていた安納イモの苗が、なかなかいい感じに伸びてくれたので、こちらも定植。

1.水栽培:室内で育てているので早くから芽が出てくる
2.プランター栽培:屋外に設置。伸び始めるのが遅いが、苗は逞しい
3.畑栽培:畑に埋めといたイモから出た芽を育てる。出始めるのは一番遅いが、一番元気。
 

おかげで今年は植え付け遅くなりましたが、たくさんサツマイモが植えられました!
でも、プランター栽培の苗を切ってたら、近くに巣もなく、何も悪いことしてないのでハチに刺されました。

安納芋は登録品種じゃないようなので、自分で苗をとって販売しても法には触れません。
ハチを差し向けたのは権力者ではないようです。なぜか今年は色々な虫に好かれる年です。気が付くとマダニもヘソについてました。
種苗法改正で自家採種や苗の増殖が禁止されているといった誤解もあるようですが、前にも書いたように登録品種のみの話。
新しい品種を作るのには時間もお金もかかるので、新しく開発した種苗の利益を守るのはやむを得ないことです。
確かにお上は嘘ばっかりついて、グローバル大企業の利益になるように動いているように見える面もあります。
昨今はジャーナリズムが機能しておらず、なんでもかんでも陰謀論扱いですが、種苗法改正が陰謀だという話に関しては、誇張や誤解が多いんじゃないかなと思っています。まあ、警戒はしておいた方がいいでしょうし、私の認識が間違ってるかもしれないので、その時は訂正します。

次々に予定が入り、色んな野菜が草に負けてます。
ジャガイモも草取りしてなかったら草に覆われてしまいましたが、果たして無事に収穫できるのでしょうか?

直前のお知らせですが、明日7/8(土)は10時半~ジャガイモ収穫体験!
もう眠いので詳細も何も書く余裕がありませんが、あと一人空きがあります。
たまたま見かけてビビびときた人はご連絡下さい!
 

関東では5月末からずっと雨だと予報で言ってたのに意外と降らず、梅雨入りしたような、してないような微妙な天気が続いていましたが、今日は全国的に大雨。今日あたりから梅雨入りなのでしょうか。

加温施設がない野生農園は、畑にまいてもなかなか発芽しない一部の野菜を除いて直まき中心です。
5月頭にはスイカやカボチャの種をまいていましたが、この時期からはしょっちゅう草刈りもしないと畑が草の海になってしまうし、種まき、苗の定植など次々仕事が出てくるので、スイカの種まきはもうすっかり遠い記憶。
いつも書いてますが、色んなことに追われて心を亡くした状況が「忙しい」。忙しい中で蒔いた種は、やはり発芽率が低いです。
もしかすると波動がどうたらと言う、現代の科学で十分な説明がつかない理屈もあるのかもしれませんが、種をまく場所の確認が不十分で、後で陥没してネズミの巣穴深くに種が落っこちちゃったり、周囲の草の根をしっかり切らずにまいて草に負けちゃったりと、古典的な科学で説明がつく要因もたくさんありそうです。
もう少し心にゆとりを持って畑をやりたいですね。

そんな思いから、今年はニンニクの栽培量を減らしました。
個数は減らしても一つ一つを大きく育てようと思っていたのですが、予想に反して大きくならずに収穫量は激減。
例年大量発生するネギオオアラメハムシは今年は少なく、途中まではうまくいっていました。そのおかげか、SSサイズは少なかったのですが、写真のようなLサイズにまで育ったのは極々一部で、大半がSサイズです。

 

小さめのサイズが中心ですが、先日収穫したニンニクを明日6/3(土)、牧郷小学校跡地で開催される「牧郷ビオ市」で販売します。通常販売されているニンニクは乾燥して水分が抜けたもの。この時期しか食べられないフレッシュな「生ニンニク」を是非お試し下さい!
牧郷ビオ市(@bio831ichi) | Instagram


ニンニクは、3月下旬の梅雨のような長雨の後、4月に入ったあたりからでしょうか。葉っぱにサビのようなカビが出るサビ病や、ニンニクの玉が腐って枯れてしまう病気(春腐れ病?)などが出始めました。


周囲の人からもニンニクに病気が出ているという話を聞きました。
野生農園は高畝にしているので水はけは良く、無肥料なので窒素過多にもなり辛いためか、例年あまり病気は出ませんでしたが、やはり天候不順には適わないのでしょうか。更に、病気が出ていないように見える株も季節が早く推移しているためか、例年より早くに枯れてしまいました。
毎年天候が安定しない傾向が続きますが、それに合わせたやり方や作物を考えて行かないといけないのでしょうね。

 

そして、いつでもどこでも安定して元気なのはやはりこの人。キクイモです。


定めた場所で旺盛に育ってくれる分にはありがたいのですが、植えていない筈のジャガイモの畝や他の作物を植える予定地にまで進出してきて困っています。進出してきたキクイモを引っこ抜くのも、春から夏にかけての畑仕事に加わってしまいました。

昨年から始めた「野生楽園」体験農業は、地主さんの事情で拠点だった家が使えなくなってしまいましたが、畑は引き続き借りており、「野生農園ほぼほぼ」として、活動をほぼ継続中。
これからは拠点をひとつに絞らず、色んな場所で実施していくつもりです。詳細が決まったら、こちらでもお知らせします。
拠点の主だった巫女のえこちゃんは、八ヶ岳に移住したので、係長、スイカちゃんと一緒に訪問。
こちらも「龍の宿り木」として、龍たちの集まる面白い場所になっていきそうです。