気が付けば10月も遠くなってしまいました。
これまでアーナックさんが補佐監視係の係長でしたが、10月から補佐癒し係が新設され、新人係長が入ってきました。
アーナック係長と同郷で、同じく野犬出身のビビさんです。
アーナックさんが、まだ時々ビビさんにパワハラしてしまうので、慣れるまで一緒には行動できませんが、仲良くなったら一緒に畑で仕事をしてくれるでしょう。

10月になって朝夕はずいぶん涼しくなりましたが、日中は高温傾向が続きました。
そんな暖かさのおかげで、野菜が引き続き食われまくりました。
一度虫に食われて蒔きなおした大根、この暖かさなら育つだろうと思いきや、引き続き虫とのせめぎ合いで大半がボロボロに。

気温、虫の数、虫の餌になる周囲の植物の量、色々なタイミングの組み合わせで、一つに原因は絞れないと思いますが、
9/10~9/20くらいに播いた大根は大部分が大きく成長し、それより早くても遅くても、ボロボロになって極端に生育が遅れたり
完全に消えたりしてしまったものが多くなってます。
原因はさておき、ここ最近の夏の暑さや季節の読めなさは確かに異常ですね。
とは言え、この温暖化傾向がいつまで続くかは分かりません。
今のところ地質学や古生物学の研究から、周期的に氷河期が来るという仮説は多くの学者が支持してます。
いきなり氷河期が来られたら温暖化より更に困りますが、それを心配するのは杞憂というもの。

分からないことだらけのこの世界、考えても意味がないので直感を研ぎ澄ませていくしかないな…と、直感の鈍い補佐は考えました。
でも考えてる時点で直感じゃないですね。
ということで、自分の直感や身体感覚、生き物との関係性など、野生を取り戻すことを目指した「野生の楽校」
10/25は森の整備とドングリ食ワークショップを実施。
ドングリ大不作で、殆ど実の入ったドングリは落ちてませんでした。

今年は各地でツキノワグマの目撃が相次ぎ、事故も多発しているようですが、全国的なドングリやブナの実の不作が一因と考えられています。
稀にツキノワグマにも人食いになってしまうやつがいるようで、もちろんそういう個体は駆除せざるを得ませんが、人里で目撃されるとすぐに駆除しろと大騒ぎするのもどうでしょうね。
クマとの遭遇で事故が起きる確率をゼロに近づける努力は大事ですが、ゼロには出来ないですし、クマも生態系の中で重要な役割を持っています。誤解を恐れずに言えば、時として不幸な事故はやむを得ません。
じゃあ被害にあった人にそう言えるのかと聞かれれば、そんなこと言いませんが、交通事故にあった人に「車社会だからしょうがないですよ」と言わないのと同じです。
自分がクマに襲われて殺されたり障害追ったりしたら、そう思えるのかと聞かれれば、そうなってみないと分かりません。
私も人間が出来てないので、その個体を恨むことはあるかもしれませんが、クマが絶滅しちゃえばいいとは思わないでしょう。
某疫病騒ぎもそうですが、人間が全てをコントロール出来ると考える人が増えたことで、極端なやり方が支持され、事態をややこしくしてるんじゃないかと思います。
話が横道にそれましたが、不作の中、当日はスタッフがかき集めたドングリを使って料理しました。
コナラやカシのドングリはとにかくアク抜きが大変で、何度も茹でては黒くなった水を捨てる作業を繰り返します。
こうしてアクを抜いたドングリ、単品では決して美味しいとは言えません。
でも、葉っぱ―池竹先生の長年の研究で生み出された、小麦粉や甘酒と混ぜたドングリホットケーキは、美味しく食べられました。
「野生」からは大分かけ離れてますが、現代人にはまずこのレベルから。
次回、11/18(土)は、古代小麦の製粉ワークショップも同時開催。
この古代小麦粉を使ったドングリホットケーキを作ってみます。




