2週間前に観に行って来たこの映画の感想です。
2004年のスーパー戦隊作品『特捜戦隊デカレンジャー』の完全新作Vシネクスト。
スーパー戦隊シリーズに於いて「ハリケンジャー」と「アバレンジャー」に次いで3作目となる放送から20年を経ての新作。
京都の映画館まで観に行って来ました。
監督は渡辺勝也さん。
脚本は荒川稔久さん。
デカレンジャーとアリエナイザーの戦いから20年後。
都内で謎の爆破事件が発生し、それを追うセンちゃんとウメコ。
そんな中、ファイヤー・スクワッドの新人刑事・江戸川 塁を連れてバンが地球に落下した未確認物体の調査の為に帰還。
その調査を進める内に過去にデリートされた銀河の麻薬王タレワラーネの妻・ラエンジョが容疑者に浮上。
デカレンジャーの一同はタレワラーネの遺志を継ぎ地球を麻薬の星にしようと企む敵に立ち向かうと言う物語。
「ハリケンジャー」以降、放送から10~20年を経ての新作が相次ぐスーパー戦隊シリーズですが、今度は「デカレンジャー」!
「ハリケンジャー」と同じく10年の時に続き2度目の新作!
オリジナルメインキャストも上記の画像の通り再々集結!
確かにこの俳優陣は皆、今も芸能活動を続け、その後の特撮作品にも出演されてますからね。
それに加え、7年前に「スペース・スクワッド」にもメインで出て来たり、「ゴーカイジャー」や「キュウレンジャー」にもゲスト出演してるから影響力が強い感じがします。
バン役のさいねい龍二さん、ホージー役の林 剛史さん、ジャスミン役の木下あゆ美さん、スワン役の石野真子さん、それぞれのインタビュー。
さいねいさんは地元の広島で農園を運営して観光特使等も務めたりしてるそうです。
林さんは『ガリレオ』や「電王」にも出てたし、3児の母でもある木下さんは「キョウリュウジャー」で福井優子役で準レギュラー出演して、昨年の「キングオージャー」の第33話にも同じ役で出演してました。
今作のアソシエイト・プロデューサーも務めたセンちゃん役の伊藤陽佑さん、ウメコ役の菊地美香さん、テツ役の吉田友一さんの合同インタビュー。
「ハリケンジャー」でも出演者である長澤奈央さんと山本康平さんの呼びかけ等で決まったから今作も同様。
彼らのお陰でこうして新作が実現出来たのだから往年ファンとして感謝の限り!
伊藤さんと菊地さんは声優としても活動されて、伊藤さんはその後の戦隊作品にも敵キャラの声で出たりもしてました。
菊地さんと言えば「まほプリ」でみらい達の同級生の勝木かな役で出てたし、来年の続編でも同じ役で出て欲しいです。
吉田さんは針灸師にして高知市地域活性推進課職員でもあり、菊地さんと今では夫婦です。
それだけ全員、精力的に活動されて何より!
ちなみにセンちゃんとウメコは前作の「スペース・スクワッド」で結婚して、ここでもその設定が踏襲されてたけどウメコの姓は元のままです(^^;
監督の渡辺さんと脚本の荒川さん、そしてエグゼクティブプロデューサーの塚田英明さんの対談。
TVシリーズでも手掛けていたお3方が当時と今を語られています。
このお3方はスーパー戦隊シリーズには欠かせない!
彼らがいるからこそ作品はより面白くなる!
Vシネクスト定番のパワーアップ形態。
ここではデカレッドがSP1ライセンスでプレミアデカレッドにパワーアップ!
その重装備にドギー・クルーガーから借りたディーソードベガを振るい大バトル!
かっこ良かった!
ちなみにドギーとスワンはそれぞれデカマスターとデカスワンにはなりません。
今作のゲストキャラ達。
バン達と主に行動するバンの部下にしてファイヤースクワッドの新人隊員・塁役に7ORDERの長妻怜央さん。
もう1人のデカレッドとなって戦ったりする姿がかっこ良かった!
今後の戦隊作品にもメンバーの1人役で出て欲しい!
重要なゲストヒロインとなるリドミハ星人のモクミス役にアンジュルムの川村文乃さん。
センちゃんとテツが調査の為に訪れた高知県の植物園で働く職員ですが、戦いに於いて重要な役割を果たします。
そしてライバルキャラとなるヨシワ星人のラエンジョ役を黒川芽以さん。
彼女との対峙シーンも見応え抜群!
彼女が話す言語が「クウガ」のグロンギ語みたいでした。
そんな彼女の1人娘・ラカム役を小野美音さん。
右側のページには今作の敵キャラ。
ジウジッソ星人のロットメンが今作最大の敵。
声を演じるのは福山 潤さん。
マープルと言う同じ星の子供の声も演じており、その演じ分けもお見事!
そしてチーマ星人のタレワラーネの声は真野恭介さん。
彼の家に仕える家政婦役を神尾直子さん。
意外と強い戦闘力に驚き(^^;
古川 登志夫さんのナレーションも健在!
思えばシリーズに於いて積極的なナレーションが入る作品はこれが最後な気がしてます。
その辺も印象的な作品ですね。
20年を経てもその熱い絆と勇姿は変わらない!
僅かでしたがデカレンジャーロボによる巨大戦も見られて嬉しかった!
もう1つの特徴が高知県が今作の舞台の1つとなっている事。
上記の通りセンちゃんがテツを連れてモクミスの働く植物園を訪れ、そのお土産にその県の名所を訪れ実際に売られているお土産を買って行ったりして良い宣伝にもなってました。
高知出身の吉田さんの協力もあってのロケ!
今後もこう他府県でのロケをやっていって欲しいですね。
関東圏や京都はよくあるからやはり僕の住む滋賀で是非!
「ニンニンジャー」の映画版では忍者ゆかりの地として滋賀の甲賀とかでもロケがあったからまたやって欲しい!
左側はキャラクターデザインの森木靖泰さんと資料担当の松井 大さんの対談。
キャストだけでなくスタッフもオリジナルだから今作への思い入れを感じます。
放送当時はこのように10年後と20年後にまた新作をやるなんて思ってもいなかったでしょうからね。
右側は東映特撮ファンクラブにして配信の、今作の前日譚となる『特捜戦隊デカレンジャー with トンボオージャー』の紹介記事。
そこではウメコとジャスミンが主役で、「キングオージャー」よりトンボオージャー・ヤンマ・ガストとまさかの共演!
更にそのゲストヒロインであり、デカピンク“その2”に変身する晴月 天役を「ドンブラザーズ」でソノニ役を演じた宮崎あみささんが熱演!
だから“その2”なのね(笑)
今作ではその作品のシーンが回想で流れるなどしてリンクしています。
今冊の撮影の裏側の紹介。
高知ロケから始まり、京都での撮影などいろいろ凝ってます。
最後に今作のスタッフロール。
応援プロジェクトの支援者たちの名前もズラリ!
劇中でも1番最後に流れ高知PR!
地元経済も良くなるでしょう!
エンディングもTVシリーズ同様、ダンスの映像で面白かった!
今作の入場特典。
袋を開けるとデカブルーのカード。
裏はホージーの写真。
ここでも高知とコラボしてすごい!
今度は是非、同じ警察の戦隊同士でパトレンジャーとコラボして欲しいです♪
今度はどの過去作が新作化されるのか楽しみです(^^)