先月16日(金)に観に行って来たこの映画の感想です。

 

 

2002年のスーパー戦隊作品『忍風戦隊ハリケンジャー』の放送終了から20年を経ての完全新作Vシネクスト。

 

公開初日に京都の映画館まで観に行って来ました。

 

 

監督は渡辺勝也さん。

 

脚本は谷 慶子さん。

 

 

200年前の江戸時代。

 

ハリケンジャーの3人それぞれの先祖であり疾風流の忍者である鷹之介、なみ、 吼太郎は将軍の息女・照姫が持つ“天翔石”を狙う輩から守る任務を与えられる。

 

彼らとは別に照姫を護衛するのはゴウライジャーの霞兄弟の先祖であり迅雷流の忍者である一牙と一角兄弟。

 

そんな一同の前に宇宙忍軍ジャカンジャの残党“裏七本槍”のオイランダとアウンジャが時空を超えて現れ天翔石を奪うべく襲い来る。

 

そこに駆けつけたのは同じく現代からタイムワープしてやって来たハリケンジャーとゴウライジャーの計5人。

 

それぞれの末裔と対面し事情を知った鷹之介達はオイランダ達の野望を喰い止めるべく立ち向かうと言う物語。

 

 

10年前に「10 YEARS AFTER」と題した新作がVシネマ化され、そのメイキング映像の中で「更に10年後にまた新作をやりたい」みたいな事をキャストが語られてましたが、まさか本当に実現するとは驚き!

 

放送から10年を経ての新作が出るのも「ハリケンジャー」がスーパー戦隊シリーズ史上初だったし、こうして20年を経ての新作も初!

 

特撮作品に出ていた俳優さんはその後、引退している人も多かったりブレイクして多忙なスケジュール故に新作が出来るのは難しい中、こうして2作も新作が出来るってのはそれだけ俳優陣の一致団結とかがあってこそでしょう。

 

 

塩谷 瞬さん、長澤奈央さん、山本康平さん、白川 裕次郎さん、姜 暢雄さんのハリケンジャーとゴウライジャーそれぞれの計5人のオリジナルキャストが10年ぶりに2度目の再集結!

 

放送から20年を経てるのでさすがに年をとってるように感じました。

 

全員アラフォーですものね(^^;

 

ここでは5人とも先祖と子孫の2役を演じてるのもお見事。

 

思えばハリケンジャーの3人は「ゴーカイジャー」にも登場したし、塩谷さんは「ニンニンジャー」にも鷹介役で、姜さんは昨夏の「ドンブラザーズ」の映画版、山本さんは「電王」と「ドライブ」、長澤さんは「W」や「フォーゼ」、「リュウソウジャー」とかにもゲスト出演されてるし、白川さんは純烈のメンバーとして活躍されてるし5人共、今も精力的に活動されてますものね。

 

今作を観ていてメンバー間の絆が先祖も子孫も厚いのは俳優陣も同じだと感じました。

 

5人の劇中での戦いぶりも昔と変わらずかっこ良さと同時に懐かしさを感じました。

 

「ハリケンジャー」放送当時、僕は大学1回生。

 

同時期に放送されていた「龍騎」共々ハマってました。

 

そんな懐かしの作品がこうして今、続編をやってくれるなんて思いもしませんでした。

 

 

西田 健さん演じる館長もその先祖である日向 無限斎役で出演!

 

その娘でメカニックの、高田聖子さん演じる日向おぼろもここでも登場!

 

お馴染みの関西弁も健在!

 

その助手を務める、木村葉月さん演じる雲母坂 萌瑠が新キャラとして登場。

 

羽瀬川なぎさん演じる照姫が今作のゲストヒロイン。

 

無限斎に調査を命じる江戸幕府の若年寄配下・長尾 聡之進役を演じるのはシュリケンジャーの声を演じた声優の松野太紀さん!

 

他の特撮作品にも数多く声優として出演されてきた松野さんがまさかの顔出し出演!

 

今作にシュリケンジャーは出て来ない分、それを思わせる動作を見せてくれるなど印象的でした。

 

これなら彼がシュリケンジャーになってくれれば良かったです。

 

そして敵キャラとなるのはジャカンジャの“裏七本槍” のオイランダとアウンジャ。

 

陽月 華さん演じるオイランダが最大の敵。

 

花魁言葉を使う妖艶なダークヒロインでこれまた印象的!

 

アウンジャの声は乃村健次さん。

 

戦闘員のマゲラッパも出て来てこれまた懐かしい!

 

 

先祖達の力を借りて鷹之介が大江戸ハリケンレッドに変身!

 

これぞ今作だけのパワーアップ!

 

派手な装備で薙刀を武器に戦うその姿は正に大江戸風!

 

江戸時代が舞台とだけあって東映太秦映画村でのロケも良い感じでした。

 

東映作品に限らず時代劇のロケと言えば映画村ですからね。

 

TVシリーズのシーンも回想で流れこれも懐かしかった!

 

こう過去作の新作ではTVシリーズの名場面を回想で流すのも定番ですね。

 

 

松野さんと渡辺監督のインタビュー。

 

渡辺さんにとって「ハリケンジャー」がスーパー戦隊シリーズで初めてメイン監督を務めた作品らしく、それをこうしてまた監督になれて感無量の様子。

 

先々月の「ドンブラザーズVSゼンカイジャー」の監督も務めており、来年の「キングオージャーVSドンブラザーズ」も務めて欲しいですね。

 

TVシリーズでのシュリケンジャーと言えば毎回、過去の戦隊作品に出演された俳優が人間態を演じ変身シーンを見せるのが印象的だったからそれをまた期待してたのにここだけ少し残念。

 

尚、巨大戦もなし。

 

そこは予算削減ってのもあるのでしょうね(^^;

 

 

今回の半券と入場者プレゼント。

 

 

プレゼントの中身はこのようなカードでした。

 

そして今作の次は…

 

 

「アバレンジャー」の新作が控えています!

 

公開日は9月1日(金)からに決定!

 

 

今作の上映前に予告編も流れ期待度UP!

 

チラシは映画館でもらえました。

 

まさかこれも20年を経て新作をやってくれるなんて意外!

 

これも楽しみです!

 

前にnogi46-0728さんがコメント下さった通り「カクレンジャー」の新作も本当にやるならハリケンジャーとニンニンジャーの3大忍者戦隊のコラボ作としてやって欲しいです!

 

 

仮面ライダーシリーズの方も「ファイズ」の新作が来年公開される事が発表済み。

 

これらのように放送から10年以上を経た作品の新作が続々で往年ファンにとっては喜びの連続!

 

でも、悪い方に考えるとそれだけ子供のファンが減ってるってのもあるのかも汗

 

アニメの方でも過去の人気作の新作やリメイクが相次いでるのも同じ理由でしょうからね汗

 

どちらにせよ僕のような往年ファンには楽しみです♪

 

ついでにコメント返し。

 

>ポケモンさん

ソラにとってシャララの存在が弱みだった事からバッタモンダーはそこを突いたのでしょうね。

ソラの試練が今こそ試される時でしょう。

でも、もしシャララが子供の姿に戻ってプリキュアになるのなら予定していた彼女が主役のスピンオフ小説は取り止めにします。

出来るならこれからもソラの支えになり続けて欲しいです。

ケケラもベロバもジットもサマスも今の未来人はろくな奴がいませんね。

早く奴らに制裁を下して欲しいです。

物語に関しては上手くまとめて前2作の様に次回作へのバトンタッチも描かれると予想してます。

 

 

こちらの感想は来週にでもアップします。