8日前に観に行った2本立て映画の1本の感想です。
現在放送中の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の劇場版。
『仮面ライダーリバイス』の劇場版との2本立て。
仮面ライダーとスーパー戦隊作品の毎年夏恒例の映画版2本立てですが、前々作は新型コロナウイルスの影響で冬に別々に公開され、前作はアニバーサリー記念の両作の合体作だったので、2本立ては「ジオウ」と「リュウソウジャー」以来3年ぶり。
監督は田﨑竜太さん。
脚本はTVシリーズと同じ井上敏樹さん。
桃井タロウ達ドンブラザーズは映画プロデューサーの三枝玲子にスカウトされ、『新・初恋ヒーロー』の実写映画に出演する事になる。
タロウが主役の一文字ヒロ、はるかがヒロインの道明寺ハナコの役を演じ、黒岩監督の下で撮影に挑む。
しかし、黒岩はリアル志向を求めるあまり忍風鬼と化し暴れ出す。
ドンブラザーズは忍風鬼と映画仕立ての戦いを展開すると言う物語。
全体的にかなりユニーク。
今日の放送ではるかがイメージした漫画の世界みたいに主要キャスト達が映画の登場人物として活躍する劇中劇を展開してました。
思いきり『カメラを止めるな!』を意識しているように思えました。
ゾンビも絡んでましたからね(笑)
タロウ達だけでなく介人や脳人トリオもその劇中劇に加わりTVシリーズではまだ見られない面白さも見せてくれました。
ドン20話が今作の前日譚になってます。
今作のシーンを見ていて介人はやはりゼンカイジャーの彼と同一人物な気もしました。
ドンブラザーズの5人がTVシリーズより先に名乗り決めポーズを披露してくれたのが嬉しかった!
YouTubeではおまけ映像でそのポーズが披露されてますが、今作では映画仕様でかなり派手でした。
ジロウも登場してドンドラゴクウとドントラボルトとして戦う場面はありますが、撮影時期の関係か出番はかなり少な目でした。
大体、夏の映画版では追加メンバーはあまり目立ちませんからね。
ドンムラサメとマザーは登場せず。
戦闘シーンもかっこ良かった!
5人がロボタロウにはなるけどドンオニタイジンに合体しての巨大戦は無し。
歴代の戦隊へのアバターチェンジも無し。
「ゴーカイジャー」ではほぼ毎回、他の戦隊への豪快チェンジしてましたが、今作はTVシリーズでもあまりしてませんからね。
ゲスト俳優に黒岩監督役を姜 暢雄さん。
プロデューサーの三枝玲子役を島崎 和歌子さん。
タロウとはるかが荷物を届けた先の女性・結木かおり役を岸田里佳さん。
姜 暢雄さんは「ハリケンジャー」でクワガライジャー・霞 一鍬役を、
島崎 和香子さんは『魔法少女ちゅうかないぱねま!』でいぱねま役を、岸田里佳さんは「ジェットマン」でホワイトスワン・鹿鳴館 香役で出演されており3人共、特撮ヒーロー・ヒロイン経験者なのが印象的。
黒岩監督がハリケンジャーが素の忍風鬼と化しドンブラザーズと激闘!
だから演じる人が「ハリケンジャー」の人なんですね(笑)
TVシリーズにももっとこういう特撮経験者をゲスト出演させて欲しいです。
最後のエンディングもユニークで笑わせてくれました♪
そんな感じで全体的にユニークで楽しめる作品でした。
ついでに本編が始まる前に、映画館で映画が始まる前に毎回、流れる映画の盗撮禁止の為の映像「NO MORE映画泥棒」の、仮面ライダーリバイとバイス、ドンモモタロウが加わった今作だけの特別バージョンが流れ、この次の「リバイス」が始まる前に、東映特撮ファンクラブで配信されてるショートアニメの映画版『お昼のショッカーさん THEムービィー』が流れ、ここにも3人が登場。
見事なサプライズとコラボでウケました♪
今後もコラボして欲しいです♪
「リバイス」の方は来週、アップします。
COMING SOON!