2030vision
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■ 3.11後の日本のありかた

東日本大震災が発生してから、ビジョンの検討を中断していましたが、
6月から検討を再開したいと思います。

そこで、その第一弾として、
5月21日のCrossover21[官民協働ネットワーク] イベントで提案させていただいた、
「3.11後のにっぽんのありかた」をご紹介します。

考え方を述べただけのものですが、今後の検討の参考になれば幸いです。

基本コンセプトは以下です。

◆経済を追い求める社会から、利他共生社会にシフトしよう
 
 これまでの当プロジェクトの考え方をおさらいしているものです。

  「経済成長さえすれば」・・・という幻影を追い求めるのはそろそろ止めて、
   経済が成長しなくても、皆が幸せを感じられる社会を考えようという提案です。

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この考え方に対して以下のようなご意見をいただきました。

 【意見】経済が成長しないと財政赤字は解消できないし、医療介護など社会保障費を賄えない。
      ゆえに成長しなくても幸せな社会が得られるというのは無理がある。

   答:そのような考え方を20年も続けてきた結果が現在の財政赤字を招いています。
     一定収入の中で どうやりくりすれば良いかを考えるのが一般家庭の常識 (※1)
     国においても現実的な収支バランスが取れるビジョンを考えることが必要です。
 
   答:高齢化に伴い医療介護費用が急増するというのが厚労省の試算ですが、
     現在の制度を延長したシナリオでなく、費用が増えないような健康管理や
     医療のやり方を考えて、財政と両立させようではありませんか。

   
 【意見】豊かな時代は終わった。これまでの贅沢な生活を反省して質素を受け容れる気持ち
     が芽生えている。人と人が支え合うことの大切さ、共同体の絆も再認識された。
     ゆえに提案のような考え方に多くの人が賛同すると思う。

   答:まったくその通り。このようなコンセプトが受容できる社会になりつつある。
     一緒に考えていただき、実現に向けて協働していきましょう。


 【意見】経済が成長しないと雇用が生まれない。失業を減らすには成長がいるのでは?

   答:経済成長はたしかに雇用を生むきっかけとなります。しかし成長しなくても、
     働き方や雇用のありかたを変えれば皆が働く場を確保することができます。
     すなわち、労働時間を減らして雇用する人を増やすとか、労働分配率を高めて
     より多くの人に場を提供するとか、コミュニティビジネスを活発にするとか、
     いろんな方法があります。 

    
 【意見】考え方は分かるが、理想だけでは変わらない。
     どうやって広めていくのか?

   答:1.草の根活動を通した皆の連携により共有の輪を広げていく。
     2.震災をきっかけに皆の意識が変わりつつある
        ⇒風化しないように、継続的に関わる場をつくっていきたい。


 【意見】3.11後でも、関東はともかく中部・関西は何も変わっていない。
     電気も今まで通り使っているし、これまでの生活を変える気もない。

   答:今後、徐々にいろんな形で影響が出てくると思う。
     また、東海地震や南海地震が起きる前に気付くことが必要だと思う
     想像力を働かせて、将来のことを考えていくことが大切。


 【質問】日本は貧困率が悪いが、なぜ再配分が進まないのか?

   答:1.税額が少ないので再配分する原資が足りない。
       また徴税制度が高所得者に有利なように変化してきた。(※2)
     2.社会保障が低所得者に手厚くない制度となっている。
       (子どもがいる家庭では、再配分後に悪化するというのが現状)

     ⇒ どういう国を目指すかという合意のもとで制度設計を変えるべき
       (これまでの制度の経歴をレビューして反省することも必要)
   
-------------------------------------------
≪参考≫
 ※1 日本の財政赤字と税収の推移

 ●歳出が増えるのに、歳入は減らしてきた    ●消費税以外は一貫して減税してきた歴史
  ~財政赤字を抑えようとする意識が希薄     ~後世につけ回しをする無責任な政治
   ⇒結果として開き続ける「ワニの口」      ~税負担は経済を冷やすという盲信 

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 ※2 累進性が低い日本の所得課税制度

 ●所得税率は1億円がピークで累進しない   

 2030vision 累進して40~50%になると思っていたのに
  なぜこうならないか?
  不思議に思われる方は以下をご覧ください
  ⇒ 内閣府税制調査会「個人所得」資料

  高所得者が有利となる減税を繰り返してきた
  日本の税制改革(改悪?)の歴史が良く判ります。  
  ~これを見て「愕然」とする人は一般庶民、
   「当然」だと思う人は金満政治家か大富豪です。



 これまでのところは、以下でももう少し詳しく述べています。
 ⇒ ”2030ビジョン”「どんな社会を目指すか」視点

◆---◇---◆---◇---◆---◇---◆---◇---◆---◇---◆---◇---◆---◇---◆---◇---◆

◆化石エネルギーから自然エネルギーへのシフト

 日本はエネルギーの安全保障に対する危機感が無さすぎます。
 今後、化石燃料輸入費が増大し貿易収支も赤字に転ずるリスクが高い。
 また石油だけでなく、天然ガス、石炭も、近い将来に需給ギャップが拡大し、
 これまでのような消費ができなくなる可能性が高い。
 ゆえに化石燃料が利用可能な今のうちに、再生可能なエネルギー源を確保することが急務です。

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◎ 原子力発電への依存を止めて、自然エネルギーへの転換を図ることが求められます。
 ・原発の新設は止める
 ・段階的に廃炉とし、2050年にはすべて停止

 ・日本は豊富な水資源、急峻な山と川、多くの温泉、世界第6位の海岸線の長さ、
  再生可能エネルギーの宝庫です。
 ・2050年までに自然エネルギーへの転換を図っていく


2030年を例として
具体的なイメージを描いてみましょう。

 ■ 消費エネルギーを35%減らす
   ・「総人口 10%減」&「消費エネルギー25%減」で実現

 ■ 自然エネルギーへの積極投資により化石燃料消費を半分にする
  ・太陽光、風力、小水力、バイオマス、などで 発電容量 150GWを追加する
  ・結果的にエネルギー自給率 を40%に高める
  ・原子力による発電量は半分にする (新設せず27機を廃炉とする)

 ■自然エネルギーへの直接投資額は 50~60兆円
  ・開発、サービスを含めると 総投資額 100兆円
   ⇒ 20年間で割ると、平均 5兆円/年 (需要創出)

 ■化石燃料輸入費用削減効果 (年間)
  ・10兆円(最小)~ 30兆円(最大)

 ■ 雇用創出 &経済効果
  ・2030年 5兆円~25兆円
         約 80万人


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この提案に関しては以下のようなご意見がありました。

 【意見】省エネで25%削減ということだが、産業の省エネは可能なのか?
     経済原則で動いている企業が自発的に取り組むことができるのだろうか?

  【答】:1.ISO26000[社会的責任]に真面目に取組めば持続可能性を意識した経営となる(※3)
      2.先進的企業では、すでに目標を掲げて取り組んでいる。
        (例)⇒ 『リコー』 2020年=30%削減  2050年= 87.5%削減
          ⇒ 『2050年にCO 90%削減 超長期ビジョン策定に向けて』
            (クレアン 薗田綾子さん)
      3.原油価格が上がれば企業は必然的にエネルギー消費を減らす
      4.無意味なシェア争いや同種製品の開発生産競争などを止めれば効率が大幅に向上する
        (欧州企業は異なる領域で闘うのに、日本は同じ畑で不毛な争いをし過ぎる)

 【意見】資本主義の社会では、競争を止めろといっても無理なのでは?
     例えばコンビニの24時間営業や、出店を規制することはできないと思う。

  【答】:資本主義というより、競争原理主義がそうさせている。
      90年代までは、酒屋や大規模量販店の規制があって過当競争を防いでいた。
      近年の規制緩和が、効率の悪い販売や長時間労働をもたらしている。
       ⇒社会のありようを考えて、基本から変えていけばよい
        (営業時間、労働時間や最低賃金などを定めれば、自然にバランスする)


 【意見】自然エネルギー発電はコストも高いので、こんなに導入できるか疑問。
     精査することが必要だ。

  【答】:まったくおっしゃる通りで、自然エネルギー派とそうでない人たちとで
      言っていることが真っ向から違っていて噛合わなかったのがこれまでの問題。
      ⇒生産から廃却まで含めた発電コストの正確な評価、現実的な立地条件の精査、
      発電変動に対する蓄電・スマートグリッドによる制御、などなど、
      皆が納得しうる前提を共有したうえで、将来像を考えることが大切。
      

 【意見】日本は火山の多い国なので、地熱発電のポテンシャルが高い。
     もっと地熱を活かしたら良いと思う。

  【答】:たしかに火山国だが、地熱は期待するほどのエネルギーを取り出せないと思う。
      現在54万kwだが、200万kwぐらいが限度だと思う。       
      ≪参考資料≫ ⇒『地熱発電の可能性をどう考えるか』

      地下3kmぐらいの岩盤に水を供給して熱水として、地熱を活用する
      「高温岩体発電」というのもあるが、実用化できるかどうかは未知数。
      ≪参考資料≫ 『地熱エネルギーが未来を創る

 【意見】福島第一原発の事故により反原発の声が高まっているが、一過性の現象だと思う。
     資源のない日本は、エネルギー源を原発に依存するしかないと思う。

  【答】:人間がつくったものに「絶対安全」というのは存在しません。
      二重三重の安全策を講じても必ず壊れる時があります。
      しかも原発トラブルが起きた時の被害が甚大であることが今回の事故で明白になった。
      地震国日本で原発の安全を保証することはできない。
      ≪参考≫ ⇒ 『原発震災
      ゆえに、脱原発は日本が持続可能であるための必要条件だと考えています。

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というようなことを、もっと深く考えていきたいと思います。

2030年に「皆が希望を持てる幸せで持続可能な社会」を実現するには
まず、将来ビジョンを共有すること。そのうえで「合理的楽観主義」で行動することです。

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「3.11後のにっぽんのありかた」についていただいたご意見を紹介します。

【ご意見】

 ◎ 私の子どもが大きくなる20年後をなんとか良い社会にできるよう一緒に考えたい。
 ◎ 共助共生を進めて実現したい。
 ◎ 社会保障改革/税制改革が必要。
 ◎ 原発をやめ、持続可能な社会のモデルを世界に発信できる国にしていきたいと思います。
 ◎ 本気でエネルギー転換を考える集団が重要(そこに少しでも参加したい)。
 ◎ 社会の将来像を考えるこはとっても大切だと思う。
 ◎ 他のいろんな団体とも一緒にビジョンを考えて共有の輪を広げていきたい。
   一緒にやりましょう!!

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みなでご一緒に考えてまいりましょう!!


Where there is a will, there is a way.

”意志のあるところに、道は拓ける”

どうぞよろしくお願いいたします。

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最後に、(※3)ISO26000のプロモーションビデオをご紹介します。



4分15秒のなかに、子どもたちの未来へのメッセージが詰まっています。

その一部をちょっとだけご紹介すると

わたしには夢がある
● いつの日にか、私たちが経済の発展と社会のシンポと環境の保護のバランスをとること
● いつの日か、責任と法の尊重が組織の大きさに拘らず、すべての種類の組織で実現されること
● 倫理と透明性が地球全体に広がること

● 子どもが他の子どもを信じあえるように、皆が信じあえるようになること
● 将来の世代への配慮が責任ある消費の習慣を生み出すこと
● 社会正義と平和で世界中が満たされるようになること

● 労働者と雇い主が平等に尊厳と権利をもつために
 すべての子どもたちの強制労働やその他の搾取から逃れ
 少年少女らが自らの潜在能力を十分に伸ばすことができるようになること
● 私たちが世界の市民として私たちの価値を認識すること

● 私たちの過去、私たちの文化、私たちの個性の価値とそして誇りを持って
 私たちの社会、私たちの地球、人類の未来を見つめること
  ・・・・・・・・
● そうなれば、生きる価値を信じる人はみんな
 その夢をかなえることができるだろう。



そういう社会を実現したいと切に願いますし、
次世代に向けての私たちの責務だとも思います。

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□#3「2030の暮らしをどう創るか」検討会

”2030ビジョン原案”検討会
#3「2030年の暮らしをどう創るか」のレポートです。

検討テーマ
■どういう社会を目指すか (ディスカッショングループ ①)

環境省が昨年秋に提示した「2050年はどんな社会?」を参考にして考えました。
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  出典:環境省「地球温暖化に係る中長期ロードマップ」マクロ.WG資料 pdf.

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  出典:環境省「地球温暖化に係る中長期ロードマップ」マクロ.WG資料 pdf.


2030年に私たちは
 ① 20世紀型の輸出主導型工業社会を、引き続き目指すのでしょうか?
 ② 国内は技術開発を中心とし、海外投資による収益で暮らしていくのでしょうか?
 ③ サービスやソフト産業を主体にする産業構造に転換していくのでしょうか?
 ④ 生活の効率を改善し、国内の自給率を高め、資源的に自立していくのでしょうか?
 ⑤ 経済成長指向から転換し、家族や地域で支え合う堅実な生き方を目指すのでしょうか?


 この検討グループの議論では、
 ◎ ①の20世紀型の輸出主導型を続けるのは限界がある。
   ~オイルピークの到来、「世界の工場」がアジアに拡散
 ◎ 目指すのは②、③、④、⑤がバランスした社会

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 ◎ 究極的には⑤の家族や地域で支え合う生き方
   ただし100%自給というのは現実的ではない。

 ◎ FEC自給圏という考え方がある
  【Food】 : 食料自給
【Energy】:エネルギー自給
  【Care】: 子育て・共同保育、老人ケアを自分たちで

 ◎ 輸送、工業製品の無駄をなくす
  ・工業製品の7割は無くても済むという見方がある。
    ~買っても使わない、使えるのに買い替え、 
    ~広告に刺激されて購入、人が持ってるから購入
     捨てられる新製品、 などなど
  ・通販、アイデア商品を見直す
  ・20兆円のエネルギー購入が必然という考え方を見直す
 
 ◎ 労働時間の無駄を無くす
  ・過当競争によるオーバーワーク、管理のための管理、
  ・非効率な働き方、なくても良い仕事、
  ・労働の質を高めることが大切
 
 ◎ 心の成熟が大切
  ・「老いの才覚」を活かす
  ・制度で縛るというよりも、心を活かす
  ・富以外の幸せを分かる。
  ・格差をなくす
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 ◎ 政治・経済・文化のローカル化
  ・都会への集中から地方への分散を考える
   (都会の老人問題の解決にもつながる)

 ◎ 情報リテラシーを高める
  ・日本版アルジャジーラをつくる
  ・マスメディアに頼らない情報収集力
  ・自ら考える力

 ◎ 教育にお金をかけないで済むように!
  ・公教育を充実させて、塾や補習を受けずに済む
  ・地域の大人が教育をサポートする
  ・なんのための教育かをじっくり考え直す

 
■20年後の生活は?  (ディスカッショングループ ②)
 
 ◎ 自給自足という生活は無理がある
  ・農家では食べていけない
   ~都会人の幻想ではないか?
  ・江戸時代の3000万人でも禿山
   ~1億人も養えない?
  ・東京の1人当たりエネルギー消費は少ない

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 ◎ なんでも報道するというのは日本の国益に反する
  ・すべてを報道すれば良いというものではない。
  ・メディアの経営層の判断もあって構わない

 ◎ 人間にはさまざまな価値観がある
  ・地方では人を欲しがっている
  ・都会は地方のことを分かってない
  ・都会と地方をもっと繋げることは大切
  ・人のツナガリは自分たちのコミュニティーを意識的につくっていく

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■世界のなかでどういう位置づけか (ディスカッショングループ ③)

 ◎ 日本は成長しないといけないという意識が強い
  ・日本人は成長できないと自信を持てないのか
  ・日本はこんなに豊かなのになぜもっと自信を持てないのか
  ・自分に厳しすぎるのではないか

 ◎ 個が確立されていない
  ・独自性を打ち出すにも自分自身
  ・戦後の日本の教育の問題でもある
  ・学校の教育でもっと自由度を高めたほうが良い
  ・「皆と同じ」⇒「一人ひとりが自分を大切にする」

 ◎ 日本がもともと持っていた良さも失われつつある 
  ・親子や近隣のつながりが薄れている
  ・礼節は日本人のアイデンティティ
  ・三世代同居、血縁同士が助け合う
  
 ◎ 戦後65年の歴史を振り返って、今一度日本のありかたを考えよう!

 ◎ いずれにしても地方の雇用は必要

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いろんな意見が出て、とても刺激になりました。
今後の纏めに活かして参ります。

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★検討会当日の配布資料

 ダウンロード ⇒ 「2030年の暮らしをどう創るか」視点 pdf.

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■#3「2030年の暮らしをどう創るか」視点

「ビジョンを考える会」第三回の視点を記します。

これまでの二回の検討会で、どんな社会を目指すか、を考えてきました。
 ⇒  ビジョン原案  
 ⇒ #1「どんな社会を目指すか」
 ⇒ #2「2030年の生活はどうありたいか」

マクロ経済と再配分、幸せで持続可能な社会、働き方と暮らし方、
縁(つながり)のある社会などについて対話をしてきました。

いっぽう目指す社会と現状との間には、ギャップがあります。
このギャップを埋めていくにはどうしたら良いかを #3では考えます。

目指す社会を実現するために、
暮らしの元をどう創りだすか(つまり一人ひとりの経済活動をどうするのか)?
人々の価値観やライフスタイルをどうするのか?
また、このための教育をどうしていくのか?
・・・などの、もっとも大切なところの対話をします。


◎特に、生活のベースとなる暮らしをどうやって創っていくのか?

 経済は1人ひとりの経済活動のうえに成り立っています。
 
 私たちは、
 ① 20世紀型の輸出主導型工業社会を、引き続き目指すのでしょうか?
 ② 国内は技術開発を中心とし、海外投資による収益で暮らしていくのでしょうか?
 ③ サービスやソフト産業を主体にする産業構造に転換していくのでしょうか?
 ④ 生活の効率を改善し、国内の自給率を高め、資源的に自立していくのでしょうか?
 ⑤ 経済成長指向から転換し、家族や地域で支え合う堅実な生き方を目指すのでしょうか?

 参考 ⇒ 環境省「2050年の5つの社会シナリオ」pdf.

どんな社会を目指すかは、つまるところ、私たちがどんな価値観で
どんなライフスタイルを望むかにかかっています。
 

◎ ”2030ビジョン”プロジェクトが目指すのは『皆』が希望を持てる幸せな社会です。
 ◇ゆえに、自分が幸せになるだけでなく、他の人も同時に幸せになることが大切です。
  ~このためには、利他、共生の価値観や
     「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)の考え方が大切です。
  ~「人の喜びが自分の幸せと感じられる心」が大切です。

※参考までに、日本の「幸福度」のデータを見てみましょう。

 赤い線が日本ですが、
 「5点:どちらとも言えない」と「8点:幸せと感じる」の二つの山があります。
  【2030vision x PURC】 ブログ

 皆が幸せになるには、この5点以下の部分をなくすことが必要です。

▽そこで、所得と幸福度の関係をみてみましょう。

 「GDPと幸福度には相関がない」のが通説ですが、
  個人の所得と幸福度には強い相関があります。
  つまり、年収500万円以上の人の8点の割合は高く、5点の割合は少ない。
  いっぽう年収300万円未満の人は5点がもっとも多く、それ以下の比率も高めです。
  2030vision
       出典:内閣府 「幸福度に関する研究会」資料 
  
  ○所得配分をどう捉えるのか?
   ・個人の努力の当然の帰結とするのか?
   ・配分を変えるのか? 
   ・税による再配分で補完するのか?
    …BI(ベーシックインカム)は究極の手段ですが反対も多い
  
  ○それとも、ひらすら経済成長によるGDPアップで配分の原資を増やすのか?

  ○あるいは、金による配分とは別の共同社会を考えるのか
   例えば、自分たちの周囲で、ローカルな経済を創り出し、
   自給自足、互助社会とするのか?

 ▽さらに、年齢と幸福度の関係を見てみましょう。 

  日本の幸福度は、若者と年寄が低めなことが分かります。
  ✔ 70歳以上、60歳~69歳、の5点比率が高いです。
    同時に8点もわりに居るので、高齢者が二極分化しています。
    詳しい分析データを入手できませんが、生活余裕度、家族構成、
    健康状態に差があるのだと想像します。
  ✔ 15~29歳の若者も 5点比率が高いです。
    就業の状態、友人関係などの影響があるのだと思います。
  2030vision
   出典:内閣府 「国民生活選好度調査」資料 

  2030年に向けて、我々はどうやって皆の幸福度を高めれば良いのでしょうか?

  ⇒ 【参考】 「幸福度」ワールドカフェ レポート html.
 

◎また私たちは「誰もが社会から必要とされていると感じられる社会」を目指しています。

  ~ そのためには、誰かの役に立ってると実感できる場が必要です。
  ~ 働く場も含めて人との関わりのある場が必要です。
  ~ 働くことを通して、自分の成長が実感できるようになりたいです。
  ~「おかげさま」のような感謝のココロも大事です。

 これには、「雇用」というこれまでの就労形態でない働き方も大切だと考えます。
 また、生涯現役や、多様性を尊重し皆に”はたらく”場がることも重要です。

  ⇒ 【参考】 「幸せの経済学」試写会レポート html.

◎ また、このような意志、価値観、生き方が社会にしみこむにはどうしたら良いでしょうか?

  ✔ 我々、大人の考え方をどう変えていくのか?
    あるいはどう広めていくのか?

  ✔ 公教育や家庭教育をどうしていくのか?
   ~ 自己肯定観や広い意味での倫理観が涵養される学びの場とは?
   ~ 受験競争に勝ち抜き一流大学に入ることが教育のゴールで良いのでしょうか?
   ~ 社会の成立ちを考え、自らが自分の役割を決められる学びの場とは?
   
  ✔ 生涯教育をどうしていけばよいでしょうか?
   ~ 暮らしのもととしてのはたらくことの意味
   ~ それぞれの特性にあった職業観と教育
   ~ ニーズを喚起する情報と、向上機会の提供


というようなことを、#3では考えたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

#3「2030年の暮らしをどう創るか」検討会 レポート


□#2「2030年の生活」検討会

”2030ビジョン原案”
#2「2030年の生活」のレポートです。

検討テーマ
■暮らし方と生き方


 ◎「個人」と「コミュニティ」とのバランスが大切
  
  ・「個人としての自由」がありながら同時に
   「コミュニティのツナガリ」もあるという関係が良い
  ・コミュニティのツナガリは魅力だが、昔の村社会のような煩わしさもある
  ・若い時は自由があり、年を取ったらツナガリがある
  ・自由がありながら、必要なときはツナガれる。 (コレクティブハウス?
  ・縦のツナガリは窮屈だから、横やナナメのツナガリが良い

 ◎生涯現役で働けると良い
  ・「はたらく」ことには価値がある
  ・誰かに守られているよりも、誰かの役に立っているほうがうれしい
  ・農村のおじいさんは対等の関係で周りからも頼られる
  ・一生現役で、誰かに必要とされることが元気のもと
  ・新しい公共:地域で役に立つ場も効果的

 ◎働き過ぎは正していきたい
  ・歯を食いしばって無理して働くことが多すぎる
  ・もっと自分の時間も大切にしないと何のために生きているのか分からない
  ・「働く≠お金」ではない社会に
  ・農的暮らしは自律的に楽しく働くことができる
  ・正規/非正規の間の格差にも原因がある
   ~正規と非正規の待遇差が大きく、正規雇用でいるためには
    無理な残業、効率の悪い業務やパワハラにも耐えざるを得ない
  
 ◎次世代に自由を残すことも大切
  ・次世代に選択の自由がなくなるような
  ・100年先の孫の先の時代への自由も視点におく
  ・債務を残すのは自由を奪うことにもつながる
  ・今生きている人たちだけの自由を求めマインドを変えることが必要

2030vision 2030vision

■絆(ツナガリ)のある社会
 
 ◎個人が中心にあり、これを家庭、コミュニティが支える
  ・個人にはいろんな側面があることを受け容れる
  ・まずは親子関係から始める 
  ・小家族から大家族社会へ
  ・目が覚めたとき、夜寝るとき、ご飯を食べるときに周りに知り合いがいる
  ・道で出会う人にも微笑み、挨拶を交わす

 ◎地域コミュニティとしてのツナガリを大切にする
  ・他人の家は自分の家
  ・昭和の良さ「縁側」文化の再生
  ・生かされている存在ということをそれぞれが気づき感謝の気持ちを持つ
  ・各地域が自発的にコミュニティをつくり「助け愛」の社会
  ・依存しすぎずに、ほど良い距離で
  ・老若男女、地位、名誉など関係なくツナガリのある社会

 ◎信頼し合える関係性の構築
  ・年齢を超えたコミュニケーションが成立する
  ・なにか話したくなった時にここに行けば誰かがいるという場所がある
  ・「HELP」と言える社会

 ◎皆が共有できる意志が大切
  ・個人を深めていくと「意志」にたどりつく
  ・喜びや感動など本人の中から自然に湧いてくるもの
  ・これらを大きく括っていくと「意志」となる
  ・”Educare エデュケア:能力を引き出す”という感覚が大切
  ・「意志」は「方向性」を与えるもの
  ・「意志」は「自然」の一部
 
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それから「ビジョン原案の作成と共有のしかた」についても意見交換をしました。

◎”ビジョン原案”タタキ台の吟味について
 ・「幸せで希望の持てる社会」に異論はない  
 ・ 逆に言えば当たり前の姿
 ・より具体的なものを示したほうが良い
 ・ 人間観、信頼、ツナガリ、などの概念を明示すべきではないか
 ・なにを大切にするのかという「理念」的なものをおさえると良いと思う

◎ どう共有するのか
 ・普通の市民が草の根活動で考えて、広げていけるのがよい
 ・同様にビジョンを考えている個人やグループとも連携したい
 ・具体的な活動をしているNPOなどの団体と繋げていきたい
 ・メディアや行政にもできる限り、関心を持ってもらいたい
  ⇒共有の速度や幅が広がる。

◎本をつくって広めていく方が早いのではないか
 ・基本は今のままで良いから、ターゲット層によって具体的内容を変えたらどうか?
   (例えば、学生向け、主婦向け、シニア向けなど)
 ・共有できるものを掲げて言い続けていけば変わっていくのではないか?


◎ビジョンを固定したものにしないほうが良い 
 ・目指す姿を示しておいて、具体策はいろいろと進化する
  2010年版、 2010年版など
 ・各論になるといろんな方法がでてくる
  一つに括るのは難しいとも言える。
 ・皆で考えるというプロセスが良いのではないか

◎ 行動に移すことも価値があると思う
 ・基本は草の根活動であり、それぞれが自ら行動することが大切
 ・ビジョンという紙に書いたものだけでは実効性がない
 ・このグループは話しているだけ…というのは求心力がない
 ・そのために指針は明示されたほうが良い

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貴重なご意見ありがとうございました。
今後の纏めに活かして参ります。


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■#2 「2030年の生活」視点

2月21日の「ビジョン原案検討会」#2
「2030年の生活はどうありたいか」

今回は、1人ひとりの生活の未来に焦点を当てます。
まず、生活の基本をグループワークで考えます。
 ◎ 衣食住
 ◎ 暮らし方と働き方
 ◎ 縁(つながり)のある生活
そのうえで
 ◎ 「1人ひとりが輝いている社会」とは
  を皆で考えます。

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そこでこの検討会の視点を提供させていただきます。

20年先の我々はどんな生活をしているのでしょうか?
過去の積み重ねの上に現在があり、その先に未来がある・・・
未来を考える前に過去を振り返ってみましょう。


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では、次に2030年の我々の生活がどうあってほしいか?
日常の現実から離れて、頭を20年後にワープさせて考えてみましょう。

”例えば…”のサンプルを並べてみました。

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「言の葉さらさらプロジェクト」も参考にしました
 ~未来へのみんなの願い~


 ⇒ 「言の葉さらさらプロジェクト」 pdf.資料

2025年の社会の未来像が描かれています。
以下に、そのなかの2ページをご紹介します。

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それから、参考資料として、データも少しご覧ください。

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今の状況に流されるのではなく、また不安な未来に身を委ねるのではなく、
新たな未来を一緒に考えましょう。

未来を予測するもっともよい方法は、未来を創りだすことである。

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ここから先は、21日の「原案検討会」で考えましょう。

#2= 2月21日(月)「2030年の生活はどうありたいか」
  

#3= 2月25日(金)「2030年の暮らしをどう創るか」


皆さまのお越しをお待ちしております。

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□#1「どんな社会を目指すか」検討会

2月14日(月)
ビジョン原案検討会 「これからの『社会』の話をしよう」
#1「どんな社会を目指すか」を開きました。

バレンタインデー、東京は久しぶりの大雪という条件のなかでしたが、
17名の皆さまに参加していただきました。ありがとうございました。

今回のテーマを考える上での視点は以下です。

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■はじめに配布資料の説明&共有

当日の資料はpdf.でダウンロードできます。

⇒  パート1 【全体ビジョン】原案 pdf.

 ⇒ #1「どんな社会を目指すか」検討の視点.pdf



■次にディスカッション

 テーマは
 ◎ 経済成長しないと幸せになれないのでしょうか?
   
 ◎ 公平公正で努力が報われる社会とはどんなものでしょうか?

 ◎ 幸せな社会の条件とは?

 ◎ 持続可能な社会の条件とは?

◇ここで、参加者の谷藤賢一さんから新たな視点の提供

 ◎ 若者20年周期説
 ◎ 終身雇用に頼るには良くない
 ◎ ジュネレーションの変化
   ~今の20代は変わってきている
 ◎ 贅沢志向諸悪説
 ◎ 贅沢と豊かさの区別
 ◎ 衣食住をベースに考える ⇒ 衣食住の心配がいらない社会
   ・サラリーマン一生の夢が家というのはおかしい
 ◎ 希望の光は草食系世代
 ◎ 変革を起こすには
   ・ ファーストドミノ・・・ ドミノ倒しの最初のドミノを見つけ、倒す
   ・ 「ピュアゲリラ」・・・やってみるものが勝ち
 ◎ モダンな江戸を目指すべき
   ・ 循環型社会としてのモデルとなる
    ~先進国の競争から抜け出る
   ・ 衣食住に困らない
    ~過度な贅沢は分配すれば良い (社会主義とは違う)

 谷藤さんの資料もダウンロードできます。

 ⇒ 「谷藤さん提言 20110214」 pdf.

◇ 続いて、西塚さんからの提案
 ◎ミハエル・エンデの視点 
  経済を考えるなら、お金の価値を考え直した方がよい。
  お金を循環させるために、減価する貨幣とするべきではないか?


◇ 次に、格差は是か非かの問題提起が咲田さんからありました
 ◎格差を批判する傾向が強いが格差はあっても良い
  格差があっても、セーフティネットがあればよい
  格差があるほうが、若い人のエネルギーが生まれる 希望が生まれる

これに対する肯定論
 ◎ 上に行こうとする人間が頑張ってやればよい。
 ◎ チャレンジできる人は何度でもやり直せばよい
 ◎ 雇用が流動化し、自由な競争があるのが活性化する
  ~最低限の衣食住、雇用の機会均等、教育の機会均等さえあれば良い
 ◎ 格差が固定化されなければそれでよい。
 ◎ 全員同じでは進歩がない。
   努力したものが報われるのは当然だ。
 
いっぽう反論
 ◎ 新自由主義、競争原理主義が今の社会をおかしくしている
 ◎ ワーキングプア(年収200万円以下)が2割もいる社会で良いのか
   若者が希望を持てないのは問題だ
 ◎ 高額所得者からの税を徴収し、再配分を高めるべきではないか
 ◎ 格差が固定化される今の仕組みは変える必要がある。

 ◎ 格差の上の方の人たちもそれで幸せだったのだろうか?
  上のほうの成功者はこれで良かったと思っているのだろうか?
  子どもが親の姿を見ててそれで良いと考えているのか
 ◎ 若い人が格差が良いというところに抵抗感がある。
  格差を認めて本当にいいのか?

また格差と企業の役割について
 ◎ 企業が多大な利益を上げ、株主配当が増える中で、
   非正規雇用や低賃金労働者を産んできた。
   これが希望を持てる社会と言えるのか?
 ◎ 企業の収益を上げることが、雇用を産む。
   企業活動は収益を上げることが目的だ
 ◎ これまでは企業社会が社会保障をまかなってきた。
   年功序列賃金はある意味、企業による生活支援
 
他の意見
 ◎「格差」の定義を明らかにしないと話がかみ合わない
 ◎ 格差社会と競争社会とは別物 
   競争はあっても良いが、過度な格差はいけない
 ◎ 「格差」ではなく、特徴である
 ◎ いろんな人がいて、共存できることが大切
 ◎ 公平・公正というのも、全員が同じと言うことではない
   努力したものが相応の処遇を受けるのが公平だ

 ◎ 経済活動から下の人たちがこぼれ落ちている
   中間層から上の人たちが多くをとっている結果である。
   ⇒社会を活性化するには、中間層から下の大衆を元気にすることが必要

 ◎ 富を得た者が、自分の二代目、三代目まで続いていくのはおかしい。
   格差の固定は問題である

◇ 話題が変わり「2030年何が幸せなのだろうか?」という石川さんの問題提起
 ◎ 年収1000万円だった人が、地方で300万円の生活で
  衣食住を自分てつくって、心豊かで幸せに暮らしている
 ◎ 世の中、幸せをお金では測れないのではないか
 ◎ 金よりもツナガリ。 別な尺度がいる

 ◎ 2030年が今の延長線上にあると考えると暗くなる。
  新しい価値はなにと考えるか?
   ・半農半Xがベース
   ・国民皆農 自分たちの生活は自分でつくる

 ◎ 働き方を見直したい
   自分を見失うほど働き続けることが、我々が目指している社会なのか
   ワークシェアリング 皆で仕事を分け合ったらよい


◇ 人間にとって、幸せとはなんだろうか?
 ◎ 満足=(充足/欲求)だが、分子の充足は有限である。
   欲求を拡大していくといつまでも満足は得られない
 ◎ 満足と幸せとは違うと思う
   将来に希望があれば幸せと感じられる
 ◎ 今は十分に幸せな時代ではないか
 ◎ 幸せか不幸かは感じ方次第

ということで、最後は「幸せ論」になりました。

ここで、一人ひとりが、テーマの4つについて記入。
(事務局が記録で忙しくて、和やかに談笑している写真を取り損ねました。
すいません。 m(_*_)m )
2030vision 2030vision

皆さんのご意見を以下にご紹介します。

1.経済成長しないと幸せになれないのでしょうか?

 ・経済成長と幸せとはリンクしない
 ・幸せには経済的裏付けも必要
 ・今こそ幸せを感じられるセンスが大切
 ・質問自体に違和感がある
 ・教育の維持が間接的に幸せにつながる(教育水準が低いのは不幸せ)
 ・お金でしかものが考えられないのは不幸
 ・健康が一番
 ・新しい価値を産みながら発展していければ幸せ
 ・今という瞬間、ここという空間を味わえることが幸せ

 ・経済成長自体が目的ではない
 ・ Yes&No
  自立、自律が必要
 ・時間が自由に使えることが大切
 ・消費できないフラストレーションには慣れれば良い
 ・シニアを自分たちのカセギで養えるために一定の経済は必要
 ・経済成長は必要である

 ・上がって下りる人生が出来ればよいので、経済自体は縮小しても良い
 ・個人の幸せでいえば経済成長はなくても良い
 ・経済が縮小すると不幸になるのでしょうか?
  (私の論点の立脚点は、今後経済が縮小するところにある)
 ・自分が成長したと感じられている状態
 ・幸せって何だろうと思っている 
  (BIが満ち足りている産油国)
 ・BIが与えられても幸せとずれる
 ・意味がない

 ・社会(マクロ)…経済を維持できる(大きく失敗しない)
 ・個人(ミクロ)…自立(自律)出来る程度の成長
 ・個人や事業それ自体は個別には利益を出さないと生きていけないが、
  社会全体としてはプラスマイナスゼロとなる。ゆえに無理がある。

2.公平公正で努力が報われる社会とはどんなものでしょうか?

 ・多様性が認められ、トライ&再チャレンジするチャンスがある社会
 ・人間関係力が得られる
 ・誇り、やすらぎ、楽しみといったようなことを自ら選択し
  自らの意思で実行でき、そして正当に評価されるような社会
 ・自分の意思が関わって自分が社会に関わっていることを実感できる
 ・目的を持って生きること
 ・自分にとってプラスであればよい
 ・言葉と心と行動が結びつく

 ・挑戦と勝利への報酬がある
 ・利権や思惑でチャンスが奪われない
 ・公平公正の基準がしっかり共有できること
 ・努力したものは報われるのは良いことだ
 ・頑張っただけ認められること
 ・頑張った人には教育の機会がある
 ・生まれた時代によって世代に差が出てきてるのはまずい
 
 ・良い意味で社会の目指す軸が明確であり、かつ複数の価値観を許容する社会
 ・新しい公共宣言に書かれている
  (すべての人に出番と居場所がある)
 ・1人ひとりの個性を認める理解できる社会
 ・お金が中心ではない、人間性、人間力が繋がり、関係性を大事にする社会
 ・情報公開


3.幸せな社会の条件をどう考えますか?

 ・自分の問題として哲学する
 ・皆が幸せと感じられる
 ・快適で暮らさせる努力をしている
 ・人類共通の価値を持つ
 ・衣食住の充足
 ・不幸な時期をできるだけ短くできる社会
  ~失敗や失業から脱することができる
 ・例えば、シングルで二人の子どもを楽しく育てられる社会

 ・煎じ詰めると「愛」
 ・物質的な満足では満たされない
 ・失業や失敗が認められる
 ・幸せの画一的な基準はない
 ・多様性を理解すること
 ・想像力のある社会

 ・新しい縁が作れる社会
 ・選択できる社会
 ・1人だけでなく、みんな幸せ
 ・働くことが認められる
 ・ちゃんとリンクしている
 ・自分がここにいるということが認められる
 ・人の役に立つことに喜びを感じられる人が多い
 
 ・感情を共有できる社会
 ・人との繋がりが働くことで認められることで幸せになれる
 ・他人に自分の存在を無条件で認めてもらえるコミュニティの存在
 ・個人が自らの力で自分の生活をコントロールできること
 ・精神の幸せと肉体的幸せの両方が充足される社会
 ・生きるということを自分の問題として一人ひとりが考え哲学出来る社会

4.持続可能な社会の条件をどう考えますか?

 ・幸せのコストを下げること
 ・グローバリズムと反対のことをする
 ・自立と共生をサポートできる社会
 ・人がどれだけ喜びがあるか
 ・つながりがある
 ・セーフティネットがある

 ・三方よしの社会
 ・地産地消 (食料、エネルギー、お金、人)
 ・フェアトレード、生産者や環境にとってなにがプラスなのかを選ぶ
 ・究極的にはエネルギー自給
 ・金とモラルの狭間で悩みながら相談しながら社会をつくる
 ・欲張りすぎないこと
 ・人 Win Win みんな Win
 ・コミュニティの規模(大きさ)をどこに焦点を合わせるのか
 ・グローバリゼーションをどう考えるか(否定的な立場から)

 ・歴史の延長上に自分を置いて考えること 
 ・宇宙の仕組みを理解して社会システムに活かす
 ・人間が自然から得たものを自然に戻す
 ・心の平和が持続可能であること

 ・国民が自分の義務を認識し我慢することを知る
 ・利他の教育をすること
 ・身体障害者として認識しない 
  (英国では足の悪い人としか考えていない)
 ・自分たちの権利の裏には義務がある
 ・自分の行為や行動が与える影響について
  きちんと客観的に考えて自ら選択していける社会
 ・自立と共生を目指して、個人を社会がサポートしていく社会

 
実に多くの素晴らしいご意見をいただきました。

本当に素敵なメンバーに恵まれて、価値のある検討会でした。
ありがとうございました。

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次の原案検討会は
#2= 2月21日(月)「2030年の生活はどうありたいか」
  ⇒  2月21日開催案内

#3= 2月25日(金)「2030年の暮らしをどう創るか」


皆さまのお越しをお待ちしております。

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■#1「どんな社会を目指すか」視点

2月14日の原案検討会
「これからの『社会』の話をしよう」

#1「どんな社会を目指すか」
幸せで持続可能な国とはどんな国なのか考えてみます。

未来を考えるときに大切なのは次のようなことだと考えています
 ◎ 想像力と創造力
 ◎ 現実をよくみる観察力と論理的思考力
 ◎ 現在と未来をつなぐ当事者意識 
   ~すなわち「ヒトゴト」ではなく「ジブンゴト」として考える力

そこで対話を進めるにあたり、まずいくつかの視点を提供させていただきます。
資料はpdf.でダウンロードできます。

 ⇒ #1「どんな社会を目指すか」.pdf

はじめに、経済成長しないと幸せになれないのでしょうか?

2030vision

参考までに以前の検討会での「経済成長のありよう」ディスカッション結果は以下です。
  ⇒ 第11回検討会「経済の全体像」ディスカッション

2030vision


2030vision

ところで政府の経済成長シナリオもご紹介しておきます。
 ⇒ 「産業構造ビジョン2010」 
 ⇒ 「新成長戦略実現2011」


幅広い情報を自分たちがどう捉えるかが大切だと思います。

続きまして
2.経済は人を幸せにする手段である
「経済」について少し考えてみたいと思います
  
2030vision

それから再配分です。
 累進課税に関する常識が覆される感もあります。

2030vision

3.幸せの要素を考えてみましょう
2030vision

最後に、今回のテーマの原点に立ち返って
4.持続可能な社会の条件とは?

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これまでに述べてきたような視点も含めて、
14日に「どんな社会」を目指すかの対話をいたします。
よろしくお願いいたします。

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ビジョン原案は以下をご覧ください。

⇒ ■ビジョン原案 【全体ビジョン】

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「これからの『社会』の話をしよう」
連続検討会のお知らせ

ビジョン原案を一緒に考えましょう!!

#1= 2月14日(月)「どんな社会を目指すか」
#2= 2月21日(月)「2030年の生活はどうありたいか」
#3= 2月25日(金)「2030年の暮らしをどう創るか」


3月からパート2「実現の方向性」の検討会が始まります


#4=3月19日(土)「はたらく場と働き方」
 ⇒ 3月19日検討会案内 

ふるってご参加ください。


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■ビジョン原案【全体ビジョン】

プロジェクトが発足してから2年半、様々なテーマの検討をしてきましたが、
これらの内容を「原案」として、纏めることにしました。

■ パート1 【全体ビジョン】
■ パート2 【実現の方向性】
■ パート3 【具体論】

まず、パート1をWEBアップいたします。

原案は”たたき台”の段階ですから、まだまだ粗削りではございますが、、
”2030ビジョン”は皆さんの意見で作り上げていくものです。
ご覧いただいて、ご意見、ご感想、アドバイスをいただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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 ↓ pdf.ファイルをダウンロードができます ↓
■ パート1 【全体ビジョン】 pdf.

はじめに
"2030ビジョン”プロジェクトの狙いを述べます。

 我々は、長期的な視点から希望の持てる持続可能な20年後のビジョンを皆でつくり、その実現に向けて取り組んでいくことが必要だと考えています。今の日本で問題となっている、財政、雇用、子育て、年金、医療介護、食料・エネルギー供給などの様々な問題は、一つとして単独に切り離して解決できるものではありません。 国民の一人ひとりが当事者意識を高めて課題を掘り下げ、総合的なソリューションを共有することが大切だと思います。

$2030vision

1.どんな社会を目指すのか?  
 国全体としての目指す姿を共有することがまず必要です。
 その上で、1人ひとりの人生が充実していること、
 それを支える持続可能な社会があることが大切です。

$2030vision

2.どうやって実現するのか? 
 では、目指す姿をどうやって実現すれば良いでしょうか?
 以下に掲げた 10の取組みが 2020年までに進むことによって
 可能になると私たちは考えています。

 このためには国民全体で前向きの危機感を共有し、
 社会のパラダイムを転換する意識を高めることが必要です。
 2012年ぐらいには危機認識が浸透し、2割ぐらいの人々が
 ビジョンの方向性に共感していただけるようになると考えています。
 
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3.日本の現状がどうなっているか? 
 まず、現在の日本がどうなっているかをおさらいしてみます。
 国民幸福度、自殺率、貧困率、財政赤字、食料自給率、エネルギー自給率
 いずれをみても、あまり希望を持てる話はありません。

2030vision 2030vision

4.なぜ日本がこのような社会になってしまったのでしょうか?

 モノは豊かになりましたが幸福感が薄いという現状は、さまざまな
 要因が重なり合ってもたらされたものだと言えます。

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5.どうすれば解決できるでしょうか?  

 しかし、現状を嘆いているだけでは解決できません。
 当事者意識を高めて、自分たちで未来を切り拓くしかありません。
 
 課題をきちんと認識したうえで、未来を前向きにとらえて「ありたい姿」を共有し、
 実現に向けた行動を起こす必要があります。

2030vision

6.どのような姿勢で臨めばよいのか?
 我々が持っている日本の強みをもう一度見直すと同時に
 将来の課題をきちんと見据えた上で、合理的かつ楽観的に
 1人ひとりの価値観と社会のあり方を変えていくことが必要です

2030vision

とりあえず、今回はここまでです。

■ パート2 【解決の方向性】については、順次アップロードしていきます。

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「これからの『社会』の話をしよう」
連続検討会のお知らせ

ビジョン原案を一緒に考えましょう!!

#1= 2月14日(月)「どんな社会を目指すか」
#2= 2月21日(月)「2030年の生活はどうありたいか」
#3= 2月25日(金)「2030年の暮らしをどう創るか」

パート1の検討会は終了しました。

3月からパート2「実現の方向性」の検討会が始まります


#4=3月19日(土)「はたらく場と働き方」
 ⇒ 3月19日検討会案内 

ふるってご参加ください。
皆さまのお越しをお待ちしております。

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フォーラム「皆で支えあう夢の持てる子育て」(1A)

2030vision x PURC 共催イベント

『みんなで支えあう夢の持てる子育て』フォーラムを開催しました。

8月8日(日)PURCの日に合わせて、
14:00~17:30まで、品川の区立中小企業センター 大講習室が会場です。
暑い夏の日の午後、大人48名、子ども8名。
合計56名の方にお集りいただきました。

とても和やかで、賑やか、そして気づきがいっぱいある場となりました。

【パート1】
プレゼンターの皆さんから、いろんな視点のお話を伺います。

109名収容の大講習室はかなり広いです     
部屋の奥のほうにはキッズコーナーも 
(スタート時はみんな座ってお行儀よく……)

【2030vision x PURC】 ブログ

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はじめに、「持続可能な社会とライフサイクル」プレゼン 中山

”2030ビジョン”プロジェクトと ”PURC:あたらしい「新しい公共」円卓会議”の紹介
【2030vision x PURC】 ブログ    【2030vision x PURC】 ブログ

■ 持続可能な社会では、1人ひとりのライフサイクルが回ることが大切。しかし現実はそうでない面もある
【2030vision x PURC】 ブログ    【2030vision x PURC】 ブログ

■『生まれ・育つ』の課題を考えます。         ■『子育て』こそ、まさに「新しい公共」の出番です!!
【2030vision x PURC】 ブログ    【2030vision x PURC】 ブログ

プレゼン資料(リファイン版)⇒ はじめに「持続可能な社会とライフサイクル」”pdf.

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藤沢さん「人生最初の愛着形成が肝心」       ■ホームスタートの紹介 ・・・家庭訪問型子育て支援
【2030vision x PURC】 ブログ    【2030vision x PURC】 ブログ


■ホームスタートの効果                ■利用家庭の方がたにとって
 ◎ 虐待問題等の発生予防につながる        ◎ 押しつけがましくなく受け容れ易い
 ◎ ひきごもりがちな親の孤立感解消         ◎ 悩み事を打ち明けることができ、ストレスが減る
 ◎ 地域とのつながり                 ■ホームビジターの方々も       
 ◎ 親の自信の回復                   ◎ 人の役に立てる喜びを感じる
 ◎ 育児の悩みの解消                  ◎ 寄り添うことの大切さを知る 
     
     
【2030vision x PURC】 ブログ     【2030vision x PURC】 ブログ

⇒まさしく、これは PURC 「新しい公共」のココロです!!


■一番伝えたいこと
◎ 乳幼児の愛着・基本信頼感がとても大切
  ~大人にしっかり守られているという安心感
 子育ての危機は
 ◎大人が、自分たちが作っている社会の仕組み、 
  大人自身の子どもへの関わり方が原因であることを自覚する。
   ↓
 ◎ 全ての大人が
  制度・仕組みの改変と、意識・行動の変容に取り組むこと

  ⇒  藤沢さん「人生最初の愛着形成が肝心」 pdf.



田中さん「はじめから親になれるわけじゃない」
 エレガント主婦です。             子どもさんも一緒に聴いてます・・・かな?
2030visionブログ 【2030vision x PURC】 ブログ

◎ 今日は月が「かに座」 家族や身近な人のことを考えるのにとても良い日
◎ 自分を好きになることが他者を認知できるキーワード
  ~自分を好きになれる人は、自分が選んだ道を受け入れることができる
  ~自分以外の人を受入れることが子育ての第一歩
◎ はじめから親になれるわけじゃない
  ~子どもを育みながら、自らが育てられている
  ~親も人間、だから自分の感情をそのまま表すことも時には必要
  ~小さなことでも幸せだなって思えることの積み重ねがたいせつ
◎「育児は育自」
  ~子どもと共にわたくし自身が育てられてるという実感が今でもある
  ~育児の実体験から様々な方向へ人生観がさらに拡がる



続きはレポート(1B)をご覧ください。

レポート(1B)

フォーラム「皆で支えあう夢の持てる子育て」(1B)

フォーラム「みんなで支えあう夢の持てる子育て」
第一部プレゼンの続きです。

奥さん「幼稚園・保育園からみた子育て」・・・お仕事はアンパンマンのフレーベル館子ども研究室
【2030vision x PURC】 ブログ 【2030vision x PURC】 ブログ
◎「当たり前」の子育てが難しい時代になっている
  ~幼稚園・保育所の仕事の中で、保護者からの相談対応はとても大きい
  ~親だけ(特に母親)が子育てを背負う状況になり、大変になった
  ~核家族化で、同居していたおじいさん、おばあさんがいない
  ~子育てを支えていた地域社会のつながりが弱まった
◎ こども本来の生活や遊びが禁止されることが多く、子育ても保育も窮屈になった
  ~大人の価値観や都合に左右されている
  ~周囲の大人が、子どもに対して受容度が下がってきた。
◎ 子育てを地域が支えるということを一緒に考えたい
  ~親だけ、幼稚園、保育園だけでなく子育てするのは難しい
  ~親、幼稚園・保育園・地域が一体になって子育てを支える


森さん「遊びは生きる力のもと」
 森さんは武術の師範みたいですね。    森さんはデザイナーなので、自筆のフリップを持って
【2030vision x PURC】 ブログ 【2030vision x PURC】 ブログ

◎遊びは発展していく(遊び~学び~はたらき)
  ~子ども時代 (就学前)遊びの発達
  ① 3歳ぐらいまでは、自分の体を使って遊ぶ
    ・なんでも口に入れる
    ・掴んでは投げる  
    ・いろんな感覚を学ぶ
  ② 5歳くらいまでは、モノに想像を付加して遊ぶ(自由遊び)
    ・自分のファンタジー(心に描く力)を用いる
    ・食器、スリッパ、ビニール、空き箱など
     馴染みのある生活用具で遊ぶ(大人が用意したものでなく)
  ③ 就学前には、他の子どもとともに遊ぶ
    ・ 横にいる他の子と一緒に作業する
    ・ 具体的なイメージを持って遊ぶ(ごっこ遊び)
◎ 子どもは社会の鏡
  ~子どもは周りの環境を全部取り込む
   ・環境の一部が人(関係性)
    お母さんやお父さんを見ながら、真似る
   ・子どもは大人のふるまいを、そのまま真似る
   ・家庭の姿を園の中で演じる
◎ 遊びは学びの本質
   ・小さい時に、体を動かして遊ぶことが大切
    すもうなど身体を使って、他者と関わる
   ・自らの感覚を養うことが考える力につながる
   ・遊ぶという内から湧く衝動が人間の本質
   ・昔からの遊びを伝えることが大切。



最後は飯田ようこさん 
「あきらめない! キャリアと子育て」         
いつものように熱のこもったトークです。        
【2030vision x PURC】 ブログ 【2030vision x PURC】 ブログ
◎ 人生いろいろ・・・前向きに生きることが大切
  ・自分の環境をきちんと認識すること
  ・健康であること、苦労してても納得がいくこと
  ・自分で選んだ道は自分で覚悟する
  ・必死にやってれば、きっと報われる。
◎働く目的・目標を良く考える。
  ・生活のため? 自分のため? 将来のため? 社会と繋がっていたいから?
  ・月いくらの収入が欲しいか?
  ・次のステップをどう考えるか?
◎やるからには必死でやる
  ・自分の糧になるように頑張る
  ・自分という商品をどう売り込むか考える
  ・どんなことでも、その中で自分が一番になろうと思う
  ・きっとできるようになるとイメージする
  ・ありきたりではなく、自分にしかないことをPRする
◎子どもがいるから働けないは理由にならない
  ・ハンディーは何倍もあるが、そのハンディを克服し、キャリアに繋げるかを模索する
  ・託児所のある仕事を選べばよい (例:ヤクルト)
  ・ご近所のシニアの方や大学生に半分ボランティアでベビーシッターをお願いする
  ・遠慮なく周りに甘えること ・・それができないと子育ては両立しない
  ・母親(父親)、主婦(主夫)、妻、夫、そして社会人の三つの大役をこなすと
   知恵と知識がキャリアに繋がっていく
  ・これらを無駄にはしない、全て活かして更なるキャリアアップを図る。
◎就きたい職業(ゴール)を定めたら、プロセスを考える
  ・ゴールの職業に向かって、どうすれば良いかを一生懸命考える。
  ・失敗から成功に繋げる。 プラス思考で、何でも糧にしていく。
◎みんなで意見交換して、1人じゃないということを共有していきたい。


熱いトークの後ろのほうでは、子どもたちの熱いコミュニケーションが・・・・
【2030vision x PURC】 ブログ  【2030vision x PURC】 ブログ  
 ねえねえ、こっち向いてよ~~~         若者も一緒に~~~!            

司会の井上恵理菜さん   
とてもしっかりした大学4年生です         休憩時間になってほっと一息
【2030vision x PURC】 ブログ 【2030vision x PURC】 ブログwidth=


プレゼンターの皆さまには
5~10分という短かい時間でのお話をお願いしました。
多様な視点を共有したかったからですが、大変だったかも知れませんね。
⇒後の質疑やグループディスカッションで、
 聞き足りないこと、話し足りなかったところを補えましたでしょうか?


続きはレポート(2)をご覧ください。

⇒  レポート(2)

今後も継続して「みんなで支えあう子育て」を考えていきます。
感想やご意見を『パーク掲示板』にお願いします。


⇒  『PURC掲示板』



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