2030vision -3ページ目

第1回フォーラム「未来を作る教育のあり方」

「未来を創る教育のあり方」
~若者の声から考えよう~


タイトルをはじめとして、
企画運営も大学生を含む20代のメンバーが中心になり
30代以上のメンバーは裏方?にまわって
作り上げたイベントが昨日無事終了しました。

1週間前までは50名ほどのお申し込みでしたので
100名定員の会場が埋まるのかと心配していましたが
ふたを開けてみたら
参加者   82名
パネリスト  5名
スタッフ   8名
総勢95名という大人数で
会場は熱気であふれていました。

まず
20歳のスタッフから2030ビジョンのご紹介。-----続いてパネリスト自己紹介--寺脇 研 氏 
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------------澤田 晃宏 氏-----------------------黒沢 一樹 氏-----------
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------------小野 美由紀 氏----------------------古田 雄一 氏----------
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基調講演/ファシリテ―ターは
・寺脇 研 氏(京都造形芸術大学教授 私塾「カタリバ大学」学長)
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コンパクトな25分の基調講演でしたが、いくつかの印象深かったお話
をご紹介します。
①「教育」という言葉ではなく
「学び」という言葉を使いたい、
いくつになっても人は学ぶものであり
一方的な教育ではなく
双方が学びあう環境が必要

②学び=体験から
頭だけでなく体を通して得たことが重要
学ぶ=成長
人のため 自分のために働くことにつながる

③世の中は変わった。
新しい公共を担える人
利他の気持ちを大切にしたい
皆で考え共有し合う学びあいが必要

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続いて行われたパネルディスカッションでは、
本音の熱い議論が続きます。
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それぞれのパネリストからの
数々のキラリと光る言葉の数々、
そんな中から1番印象に残ったものをお伝えします。

・澤田 晃宏 氏 (高校中退 フリーライター)
 雇用と教育とはセットで考えること
 社会で大切なのは生きていく力と知恵、常識
 学ぶ場所は学校とは限らない。

・黒沢 一樹 氏 (中学卒 NPO法人若者就職支援協会理事長)
 人のために何かをするのは楽しいこと
 良いコミュニティを形成しシェアしあう社会にしたい
 まず身近な家族になにかをすることから始めよう

・小野 美由紀 氏 (慶大6年 「道塾」PRスタッフ
 自分が経験することが大切。経験から学ぶ。
 意味がわからないものはしなくてもいいということはない
 大学は変化が期待できる場所。ゆえに行く価値がある
 
・古田 雄一 氏 (東大3年 「わかもの科」プロジェクト代表)
 人に語りかけ 人から語りかけられる大切さ
 次世代の若者に経験することを伝えていきたい
 自分たちが理想と思う教育を考える


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その後、会場との意見交換があり
熱い議論が展開されました。
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主な質問は
◎ どこから利他を学ぶのか?
◎ 何のために数学を学ぶのか?
◎ 学びの場の具体的なツールは何があるか?
◎ 高校の青年期に自分を見つけられないことをどう考えるか?
◎ 相手の無関心になったのはいくからか?
◎ 大学で学ぶことの目的をどう考えるか?

参加いただいた、朝日新聞 山田厚史シニアライターからも
メッセージをいただきました。
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・こういう集まりはなかなか無く、とても貴重な場
・人間的に面白い人は逆風か回り道を経験している
・ここに来て何かを考えて、自分にできることをやってみる
・他の人たちが前へ進みやすくすることが大切

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この日の3時間の熱いディスカッションでの共通認識

● 学びの場は学校だけではない
 ・自ら経験する場が大切
 ・社会や地域によるところも大きい
 ・学びは生涯。学校は出入りしやく

● 高校の3年間をもっと活かすことが大切
 ・義務教育でもなく、大学へ行くための進学手
 ・今一番変えていかなくてはいけないのは「高校」
 ・カタリバのような「ナナメの関係」を活かしたい

● 将来への希望を持つことが大切
 ・日本にないものは希望
 ・自らの未来を自らが考えて切り拓く


お伝えしたいことはたくさん
いろいろあるのですがここでは割愛します。
動画も一部ありますので
後日公開させていただきます。

参加された方からのアンケートは
嬉しい言葉の花束。
「参加してよかった」「有意義だった」
「迷いが消えた」「難しい問題だが勇気が出た」
「また是非参加したい」
などなど。

また、Twitter にも熱いメッセージが続々と・・・
17日午後~夜の”熱いつぶやき”をご覧ください。
 

参加くださった皆様、本当にありがとうございます!
一緒に作ってくださったパネリストの皆様、
寺脇様、特別にお話しくださった
シニアライターの山田様

本当にありがとうございました。

フォーラムの続きの懇親会も熱い場になりました・・・

⇒ 1月17日懇親会

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また、”2030ビジョン”プロジェクトでは、
教育に関して次のように考えています。

⇒ 『未来を創る教育のあり方』pdf.

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1月17日第一回フォーラム懇親会の様子

「未来を創る教育のあり方」フォーラム
の熱気そのままに懇親会を行いました。

会場からの質問コーナーは
1時間とっていたのですが
たくさんの手があがり
また1つ1つに熱い回答があり
結局5名ほどの方しかお話いただけませんでした。

というわけで
話足りない!と思ってくださった方が
ほとんど懇親会へ参加くださいました。

事前の確定申し込みは40名ちょっとでしたが
こちらも20名ほど増えて60名!!

居酒屋さんのワンフロアを借り切る形に・・・・・$2030visionブログ

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議論は果てしなく続き
2度の席替えをしてシャッフルしつつ
気のあった者どうしで盛り上がり
自分のプロジェクトの広報に大忙しの人
熱く熱く語りあうことで
また新しい活動が広がっていく。
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本当に有意義な場であったと思います。
学びあう=人と語りあうこと
懇親会ではこれを実践する場でもあります。

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最後はとうとう3次会まで・・・・・
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みなどこまで覚えているのか 少し不安ですが
とてもいい顔をしていませんか?

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2030ビジョンの場が
教育はもちろん
明るい未来を語りあい
受け継ぐ場であれるよう
スタッフ一同
気を引き締めてがんばります。

場をつくるのは参加してくださる皆様です。
いっっしょに未来を作りましょう!!

第14回「原案の吟味Ⅱ」

12月27日「原案の吟味Ⅱ」ディスカッション

これまでの全13回のディスカッション内容を踏まえて、
「具体的取組の方向性」と「今後の進め方」を議論すべく集まりました。

年の瀬の慌ただしい中、14名の方にお集まりいただきました。

参加していただいたのは、
近藤、繁田(祥)、鵜飼、北村、西村(崇)、石戸谷、住本、菊地、
吉川、廣岡、河内、西塚、繁田(素)、中山 [敬称略]の皆さまです。

初めの2時間は「具体的取組の方向性」の議論です。
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う~ん、今回はテーマが漠然としているので、頭を抱えてちゃってます。
・・・的を絞りにくい振り方ですいませんでした。 m(_*_)m

今回は廣岡さんのお嬢さんも参加しました。
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今5歳ですから、2030年には「26歳」!⇒若い人たちが希望を持てる国にしたいです!!

でも、次第に話がはずんで・・・
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なんと、おもちゃのデジカメもあるんですね!
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とりあえず、「具体的取組みの方向性の発表」
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続いて「今後の展開をどうするか?」の議論
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検討会の後は懇親会
懇親会には、岡村、阿部、伊藤(悠)、中島、石橋 [敬称略]の皆さんにも来ていただきました。
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最後は、記念写真でメデタシ、メデタシ
後ろから光がさしてます。 →将来は明るい!!
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では、皆さま良いお年を!!

検討会の議論の中身は以下をご覧ください。

「原案の吟味Ⅱ」ディスカッション結果

第13回「原案の吟味Ⅰ」

12月12日「目指す国のカタチ」ディスカッション

これまでの全12回のディスカッション内容を踏まえて、
「目指す国のカタチ」「具体的取組の方向性」原案を議論すべく集まりました。

年末の忙しい最中でしたが、少数精鋭の10名に参加していただきました。

従来の検討会とは違い、今回は全員で輪になってディスカッションをしました。
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言葉の定義の解釈や世代間の認識の違いが浮き彫りになって、興味深い
会でした。
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■言葉の認識の違い
 ・「社会」と「国」とはどちらが大きい概念か?
   若者:  社会 > 国
   シニア: 国 > 社会

  若い人は「社会」をより幅広く捉えていて、世界もそこに含まれる。
  シニアは新聞の「社会面」のように、社会は国の一つの側面と捉えている。

 ・市民と国民
  
  若い人は「国民」という言い方は、国に隷属しているようで「市民」が自然。
  シニアは当然みな「国民」でしょ。 と捉え方が異なりました。

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■ビジョンの対象をどこに置くのか?
 ・日本の話だけで良いのか、世界も含めるのか?
  ⇒グローバルな時代だから、日本だけでなく世界も含めるべきという意見
   もありましたが、世界の貧困問題、経済問題まで対象とする必要はない。
   世界のことも認識しながら、きちんと日本を考えようとことで落ち着きました。

 ・日本人だけなのか、外国人も含めるのか?
  ⇒日本人と日本に住んでいる人を対象にしたビジョンにする。

その他、このアウトプットをどうするのか?
今後の活動をどうするのかといった話が続きました。

「目指す国のカタチ」の議論の纏めは以下のようになります。
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また実現のための心のあり方、経済の捉え方は以下になります。
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紙にするとこの二枚だけですが、ここに至るのには
延々3時間の充実した対話が・・・

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結局、「具体策の方向性」は議論ができずに、次回へ繰越になりました。

議論の中身と「目指す国のカタチ」と「実現のための心のありかた」は
以下の”2030ビジョン”コミュニティをご覧ください。

⇒第13回「原案の吟味 Ⅰ」検討会




12月6日「国民総幸福の社会に向けて」シンポ交流会

12月6日、立教大学21世紀社会デザイン科主催
公開講演会
「”国民総幸福”の社会へ向けて」
 ~ブータンのGNH哲学を日本社会にどう活かすか~


講演会の後に交流会を開きました。

モデレーター佐野さん、パネラー薗田さんにも来ていただき、
20名ほどで熱く語り合いました。

 ASA800でノーフラッシュで撮影したら、手ぶれが大きくて
 ピンとが合わない写真ばかりですいません。  
 撮った写真で何とか使えるのは2割以下で……いやはや m(_*_)m


佐野さんと幸福について語りあう          薗田さんのお話
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和やかでいいですね                話は盛り上がります
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モンゴルの馬頭琴の名手が、奏でる草原の風が薫る調べ。
クロスカルチャー・・・多様な文化が溶け合います。
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女性の奏者も加わって・・・・・聴衆の笑顔もほころびます。
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「ピークオイル、食料危機、財政赤字などで暗い話ばかりしているけど、
 もっと明るい未来を語りましょうよ!」と熱く語る北村奈緒美さん
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最後は、記念写真で、ハイチーズ!
GNHの極意は笑顔です!
(皆さんの笑顔はダブルクリックで拡大してご覧ください)

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第12回検討会「目指す国のカタチ」

11月28・29日、二日連続で第12回検討会を開きました。

テーマ:「目指す国のカタチ」

これまでの検討会で共有してきた、現状認識や課題、そして解決の方向性なども
踏まえて、国の将来像を考えてみるのが狙いです。

グループディスカッションの進め方とこれまでの検討会の纏めは
以下のレジメをご覧ください。

⇒「第12回検討会 事前配布資料」

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■進め方
http://2030vision.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/index.html$2030visionブログ

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第一日目 28日夜

■進め方の説明のあと、
 まず「2030年の暮らしと社会」のワークシートを埋めてみます。
 久しぶりに筆記テストをやっているような静かさです。
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■グループディスカッション

Aグループ:「暮らし・コミュニティ、子育て・教育、福祉・医療」
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Bグループ:「目指す国のカタチ」全体
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Cグループ:「食料・エネルギー、経済・財政、産業・雇用」
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■プレゼンテーション
Aグループ:
  今回 初参加の和田さんが熱く語ってくれました。
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プレゼンの後はお約束の記念写真
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Bグループ:
 長野伊奈からはるばる駆付けた吉田さんが田舎の大切さを説きます。
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オンタイムで記録を残す伊藤さん・・・さすがですね。
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Cグループ
 時間が足りなくなって、写真をじっくり撮れずにすいません。
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第二日目 29日昼

■ディスカッション
Aグループ:「暮らし・コミュニティ、子育て・教育、福祉・医療」
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Bグループ:「20年後のありたい姿」全体
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Cグループ:「食料・エネルギー、経済・財政、産業・雇用」
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■プレゼンテーション

Aグループ :「道塾」小野さんが教育とコミュニティーが大切と力説
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Bグループ 初参加の小川さんが「20年後のありたい姿」をプレゼン。
      当プロジェクトとしては女性だけのグループは珍しいです。
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Cグループ
すいません、事務局が時間を間違えていて、ここでチャイムが!!
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考えてみると、29日は3グループともプレゼンタ―は全員女性でしたね。
・・・とても良い傾向だと思います。
   ⇒今後も女性の意見をどんどん取り入れたいですね。
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結局、最後は玄関ドアが閉まり、建物の外、路上でミーティング!!
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皆さま、二日間にわたりありがとうございました。

全体像を議論するのは範囲が広いのでなかなか難しかったですが、全6グループのディスカッションを総合すると、「目指す国のカタチ」はおぼろげながら見えてきたように感じます。

ディスカッションの中身は、2030コミュニティ」をご覧ください。

⇒「目指す国のカタチ」ディスカッション

第11回検討会「経済の全体像」

10月31日、第11回検討会を開きました。

テーマ:「経済の全体像」

今回の参加者は13名で、検討会としては小規模でしたが、
充実したディスカッションができたと思います。

「検討の視点」の説明の後に、
三つのシナリオのグループディスカッションをしました。

⇒「検討の視点」補足版pdf.

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■グループディスカッション(グループ 1)
「シナリオ①”経済成長”:
 生活がさらに豊になり、希望も持てて、税収も増える、国際的な発言力も維持できる。
 いっぽうで、格差が拡大し、景気に一喜一憂し破綻もありうる。」
「シナリオ③”自給自足型”:
 自然を尊ぶ心が芽生え、心豊かな生活で人の価値を高めることができる。
 いっぽう、封建的な階級社会に陥る可能性もあるし、食べ物の心配もいる。」
「シナリオ②”経済成長しなくても良い型”:
 バランス的に良く、一人当たり所得が減らなければ、余裕を持った暮らしができる。」
「大きな集団や強い集団に属さない人たちの声が活かされる社会をつくることが必要。
 いろんなシナリオを想定しながら、失敗から学べる未来志向の社会をつくりたい。」
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■グループディスカッション(グループ 2)
「経済成長は望ましいが、競争社会を加速し、争いが多発する。 
 また、環境が破壊され、地球が持たない。」
「自給自足で江戸時代に近い社会というのも平穏で良さそうだが、 
 力の強いものが支配する武力社会に逆戻りするかもしれない。
 また、世界から孤立して生きていくのは現実的でない。」
「そもそも経済は国を成り立たせる手段であって、目的ではない。
 GDPが生活とは繋がっていないのに、指標とするのはおかしい。
 GDPによらない尺度を考えた方がよい。」
「皆が幸せになれる再配分の仕組みと、再配分を可能とする経済が確保できればよい。」
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■グループディスカッション(グループ 3)
「人が有機的に動いて価値を生み出せる社会を目指すべき。」
「理想とする社会は多様な価値観が共有され、環境を重視し、
 ワークライフバランスが実現すること。」
「GDPは経済活動の結果として出てくるものだから、
 GDPが上がる、上がらないに拘ることはない。」
「幸せとはなにか、どういう社会を目指すか、どう実現するか?
 をもっと考えて行きたい。」

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感想としては
■グループ1
「もんじゅの知恵で良かったです。流石でした。」
「初め漠然としててどう纏めて良いか分からなかったが、
 大きな視点で考えることはとても大切だと思いました。」
「多様性や新たな価値を認められる会で安心しました。」
「良いか悪いかという二元論でない見かたも大切ですね」
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■グループ2
「短い時間でしたが、大きな収穫がありました。」
「三つのシナリオを基に議論するやり方が良かった。」
「メンバーに若い人が増えてきたが、意識も高くて心強い。」
「難しいテーマなので、2~3回継続して揉んでみたい。」
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■グループ3
「GDPという切り口は分かりやすくもあり実体感のないもの。」
「視点を纏めるのが少し難しかった。より具体的なシナリオが
 あったほうが良かったかもしれない。」
「人数が少なかったので、盛り上がりがイマイチだった。」
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ディスカッション詳細は、下記をご覧ください。
”2030ビジョンコミュニティ”
⇒F01 「経済の全体像」ディスカッション

10月23日交流会

10月23日(金)19:00から
”2030ビジョン”交流会を開きました。


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場所は早稲田大前のサイゼリア。
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旭岡さんのお友達で、東大でITS(高度道路交通しステム)の研究をしている
スリランカ出身のマノジさんにも参加していただきました。
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人の動きを見せるだけでそのまま同じ動きをするロボットを研究されてるそうです。

環境・エネルギー、食料・農業、子育て・福祉などなど、話が弾みます。
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行政・道州制、温暖化対策、世代間格差と雇用、
さらには、人生相談、結婚アドバイス、などなど、話は尽きません。
左奥では、”経済が成長しなくても幸せ”はありうるか?という
31日の第11回検討会テーマの先行討論?です。
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告知が一週間前、かつ金曜の給料日という状況にもかかわらず、
24名の方に参加していただきました。

熱い議論が途切れなく続いて、~21:30のつもりが、
散会したのは23:30!!

皆さま、お疲れ様でした。
また企画しますので、よろしくお願いします。

第10回検討会「未来を創る教育のあり方」

10月10日(土)検討会のご報告です。

テーマ:
「未来を創る教育のあり方」

 国の将来を決めるのに教育は大きな役割を果たします。
  日本の教育はこのままで良いのでしょうか?
  ゆとり教育」から「学力向上」へと舵を切ろうとしていますが、
  ほんとにこれで十分なのでしょうか?

  本来、教育は「生きる力」=「考える力」
  社会について考え、自らの未来を切り拓く力をどのように育むべきか?
  ポスト大学全入時代に教育が目指すもの、何を学ぶべきかについて
  教育の原点に立ち返って考えてみたいと思います。


第一部 パネルディスカッション
  「日本の教育の課題と未来を創る教育のあり方」
  ≪パネラー≫
   ◎ 中山 弘  (”2030ビジョン”プロジェクト代表
   ◎ 古田 雄一 (東大教育学部3年・「ワカモノ科」企画)
   ◎ 新井 征太郎(明聖高校地歴公民科教師)
   ◎ 黒澤 一樹 (NPO法人 若者就職支援協会理事長)

 ■プレゼンテーション ⇒プレゼン資料(pdf.ファイル)

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四人のパネラーが登壇               プレゼンする黒沢さん

プレゼン内容の要約は「コミュニティ」に掲載します。
⇒2,3日お待ち下さい。

 ■パネルディスカッション
 「社会で役立つ教育は何か」「学ぶ意欲をどう高めるか」などについて
  パネル討論をする予定でしたが、プロジェクターのトラブルでスタートが遅れた為、
  会場からの質疑に応えるカタチに変えました。 (申し訳ありません)

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玉田さん(明晴学園理事)から新井さんへの質問は
「学ぶ意欲を出すためにどういうことを具体的に取り組んでいますか?」

2.グループディスカッション

①他の人たちや社会に関心を持ち、考え主体的に行動する人たちをどう育むか?
 ファシリテ―ター:古田さん
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②学ぶことや学校そのものに興味を失う人たちを 作らないようにするにはどうしたらよいか?
 ファシリテーター:新井さん

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③真に社会で役立つ人を育む教育の仕組みは? 高等教育や試験制度はどうあるべきか?
 ファシリテ―ター: 黒沢さん
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④「未来を創る教育のありかた」フリーディスカッション(A)
 ファシリテ―ター: 菊地さん
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⑤「未来を創る教育のありかた」フリーディスカッション(B)
 ファシリテ―ター: 近藤さん
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■■ディスカッション纏めの方法はそれぞれに特色が・・・

①古田チームは床に模造紙を拡げて・・・    ②新井チームはあくまでも語り合いが基本
  …地に足の着いた提案を目指す!   
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③黒沢チームは立ちあがってカルタ取り?!   ④菊地チームも座ってられずに・・・
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⑤結局、ほとんどが立ちあがって・・・
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■■各チームからのプレゼンテーション■■
①古田チーム                       笑顔で記念写真
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②新井チーム                       ピースサインが素敵です
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③黒沢チーム                      論客ぞろいの熱いメンバー
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④菊地チーム
  プレゼンは院生の吉岡さん             ゆとりのありそうなメンバーが揃ってます
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⑤近藤チーム  枝さん、村上さん、女性二人が熱くプレゼン
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  拡散しかけた議論もうまく纏まって笑顔  
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■■最後は全体を通しての質問が・・・
「2030年に向けての教育の責任は誰がとるのか?」という議論で、
「一人ひとりが自ら考えて行動すべきであり、それぞれが責任を持つべきです。」
と述べる、湘南サドベリースクール木村さん
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アンケートをみると、
「時間が足りなかった」
「進行をもっとスムーズに」
「具体的な提案にまで纏めたい」
というご意見が多くありました。

今回いただいたご意見も踏まえて、
具体的な提案に纏めて再度検討会を開く予定です。

またぜひ参加してください。

ディスカッションの詳細は、
こちら⇒「”2030ビジョン”コミュニティー」

第10回検討会 参加報告

菊地です。
第10回目検討会に参加した
私なりの感想と
当日出た意見の中で共感したことをシェアさせてください。

<感想>

1、教育に興味を持っている人は多く
 すでに草の根で独自で活動されている人もたくさんいる

2、特に20代の若者が自分たちの後輩のために
 問題意識を持ち具体的に現場で解決しはじめている

3、これらのそれぞれの団体が連携すればもっと大きな力となり
大きなうねりをつくることができるのではないか

4、国が打つ施策を待っている時間はない
 どんどん民間で進められることをやり始めること
結果は後からついてくる、まず行動をはじめなくては何も進まない

5、教育=生き方を選ぶためのもの
自分の人生を自分で選択し責任を持って全うするために必要なもの
全ての人にチャンスは平等に与えられるべき

<共感したこと>
1、現在の教育システムはビジョンがない
 どういう国を作っていくか 
 そのためにどういう人間を育てていくのか 
 そのビジョンなくしては教育は語れない

2、教育は誰が責任を持つかのかという問いに対して
一人ひとりが自ら考えて行動すべきであり、それぞれが責任を持つべき。

3、教育を 学校と先生だけに任せてはいけない
 地域に学校が開かれ 多様な人々が教育にかかわるべき

4、受験が悪いわけではない。
受験⇒いい学校⇒いい会社 =幸せ という1つの選択肢しか
示されない現状が問題。
様々な生き方があってよい、それを見せるのも教育

5、基礎知識は必要だがそれが生活に結びついていないのが問題。
 学ぶ喜びがないままに詰め込んでも実生活で役に立たない

6、先生が生徒に与えられるのは考える種、
 全ての答えは生徒の中にあり それを引き出すのが先生の役目
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだまだ書ききれないものもありますが、
それは後日2030ビジョンのコミュニティをご参照ください。

ちなみに
◎私が考える国のあり方
地方がそれぞれの特色を生かして
多様な生き方を受け入れ、
自立した市民による自治がしやすい地方主権方

世界の中で経済大国としてだけではなく
環境や技術開発など新しい分野のリーダーシップがとれる

◎よって求められる人間像
自分たちで世界を変えていこうとする強い信念のもと
自ら考え、現場に飛び込み行動する
自分と同じように他人を尊重できる人

◎そのために必要な教育
基礎学力が生活(現場)に結びつく
なぜこれを学ぶのか理解できる教育
多様な人多様な現場を知る機会を持つ
心体頭バランスよく鍛える教育

皆様はどうお考えですか?