ねこまた家に生息する、IQ69の娘(中学2年生)は、



ただ今、ミュゼにて脱毛中。である。



カミソリで足の毛を剃ると、自らの足毛の剛毛具合により、ブツブツが大量に発生してしまうガーンという、


なんとも敏感なお肌を持ち、



第二次成長期の到来&毛深い両親の遺伝子のおかげで、


誰が見てもはっきりとわかるほど、黒々としてロングなムダ毛が、手や足や、脇や指に生えて来てしまわれた娘は、



レアキャラ夫の鶴のひと声↓で、


脱毛サロンでレーザー脱毛を始める事となった(めっちゃ、うらやましい)。




そんな娘の現在の姿は、


毛穴とムダ毛によるストレスナッシング笑い泣きキラキラ


色白のつるすべ生足に、短パンを履いて、さわやかに町を歩いちゃうわよ。


であるお願い



さて、つるすべ娘は、


このたび、

レーザー脱毛の契約の際に、おまけで2回もついてきた、VIO脱毛なるものに、チャレンジする事となった。




VIOって、なあに??

なんだか、おしゃれな響きねちゅー



と、思われる方もいるであろうが、何のこっちゃない、


おまたの毛と尻毛周辺のことである。



つまり、「あらやだ、めっちゃ恥ずかしいわ」ゾーン。



出産も経験し、人生の半分を過ぎたねこまたならば、



はいはい、どーぞどーぞ、なんぼでもレーザー当てたってください。



程度のものなのだが、



いかんせん、まだまだ青い果実な娘さんだ、

VIOなんて、経験する必要もないだろう。と、ずーっと放置していたのだ。が、


、、、いやはや、なんと言いますか、ねこまたが予約するゾーンの選択をミスってしまいましてですね。




VIOの予約になっちゃってた。てへぺろ





予約日の前日に、剃毛をする為に、脱毛する場所の確認をしたところで、発覚したのである。

(脱毛箇所の剃毛は、各自が自宅でする約束となっている。)



明日は、ミュゼで脱毛できるお願い



と、うきうきしていた娘なので、キャンセルはしたくない。



わたし、やってみるわ!!



と、宣言したのである。



たぶん、めっちゃ痛いで?滝汗



と、言っても、



大丈夫!!我慢する!!おねがい



の一点張り。



そうか、、、、。そうなのか、、、、。


よし!そこまで覚悟が決まっているならば、


母ちゃんも覚悟を決めよう!!



娘のおまたの御毛を、剃毛する。覚悟を、、、えーん




そうなのだ、なんと言っても、娘はIQ69の中学2年生。



足の毛や、腕の毛こそ自分で剃毛することはできても、



自分で見えない、御またの毛は、できない。かもしれない滝汗


がしかし、剃毛していかねば、脱毛はしてもらえない。



ひとまず、その日のお風呂は、娘と2人で入る事にして、眉毛剃り用の安全カミソリを娘に渡し、



とりあえず、自分で剃ってみ。



と、託してみた。



眼をつぶる母と、その横で何やら悪戦苦闘する娘。



しばしの沈黙のあと、



「お母さん、やばい、できへん。」


との報告を受けた。



、、、、ですよね〜〜笑い泣き



わたしは気にしないから、お母さんが毛を剃ってくれ。と、どーんと構えてわたしにカミソリを渡す娘。


、、、、。



ここはもう、エステサロンのお姉さんになりきるしかない。ねこまたが。


よし、ねこまた、恥を捨てろ!!お主は、エステティシャンだ、毎日何十人ものおまたの御毛を、レーザー脱毛している、その道20年のベテランエステティシャンなのだ!!



エステのお姉さんを憑依させたねこまたは、



「はい、それでは、デリケートゾーンのお手入れをさせていただきますね〜〜ちゅー



と、ボディータオルを上手いこと使用して娘のおまたを隠しつつ、



で、お手入れさせていただいた。



なんだか、妙に気恥ずかしい母と、



なーーーーーんも恥ずかしくなさそうな、思春期の娘。笑



そりゃね、赤ちゃんの頃のオムツ替えから、


幼児の時のおしりふき、


初経の時だって、お母さんの手ほどきだもの。



自分の体が、完全体になりつつある。ことを、まだまだ実感していない娘にとったら、



母ちゃんにおまたの御毛を剃ってもらうことなど、



わきの毛を剃ってもらう事となんら変わりはないのかもしれない。




母ちゃんは恥ずかしかったけどな真顔





わーわーきゃーきゃー言いながらのお風呂タイムを終えて、




次の日、娘はわくわくしながらミュゼのサロンへと吸い込まれて行った。



最初の数回は、サロンまでわたしが付き添っていたが、今はもう、最寄りのバスのロータリーで娘を下ろすと、娘は街中をひとりで歩いてサロンまで行く。



サロンでのやり取りは、わたしには知る由がない。



娘は、素敵なエステティシャンのお姉さんと、お肌のケアの話をしたり、彼氏の話を聞いたり、スキンケアの方法を教えてもらったりしながら、80分を過ごすのである。



一人前の扱いをしてもらい、つるすべのお肌になってミュゼから戻って来る娘は、



いつも、何やら誇らしげだ。




このたび娘は、人生初のVIO脱毛を経験し、人生の経験値が1アップしたようである。




この度の経験値の内容は、



お母さん。おまたの御毛の脱毛は、


めっちゃ痛いわ。


という事だってさ。


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