最後の書き込みか??
明日は堺泉北港ドラゴンボート大会に磯風は参加します。
諸事情でベストメンバーではないのですが、その分を他が補う事を目標に頑張ります。
日本選手権に向けては当然、広州日本代表メンバーで、ドラゴン愛好者の皆さんに
更に「成長した磯風漕友会」がお見せできるようにすることを約束します。
さて、表題にもあるように、この書き込みを最後にブログが閉鎖されるかも・・・。
或いは堺泉北港大会以降も日本選手権までは続いているかも・・・。
何せ一日1000アクセスを越えていますので・・・。
有難いことです。
もしかすると
このブログに興味をお持ちの方は
「日本選手権までどう取り組んでいるのか?」とか
「どこまでモチベーションを維持するつもりなのか?」とか
「漕法をどう変えたの?」とか
色々な疑問符が沸いている方が多いかもしれません・・・。
実は私もその内の一人です。
立場上は監督ですが
実質、チームを動かしているのはキャプテン以下の選手全員です。
単にその環境下で、日本一の素晴らしい選手達に恵まれた「ラッキーな監督」でもあります。
もしも、私も選手の一人だったらまた、それも違ったコメントになったかと思います。
私自身が今年の
日本選手権での、更に進化した磯風を楽しみにしています。
いつ「無敵艦隊 磯風漕友会」を破るチームが表れるのか?
その時、私はどんな思いになるのか?
選手の皆はどんな思いなのか?
もしかするとそれが、明日の堺泉北港か?大阪か?長崎か?
それは誰もわかりません。
今年も負けないかもしれません。
何れにしても、磯風は基本的に
「人見知り」のメンバーが多く「怖い」イメージや「とっつきにくい」イメージが付きまとっています・・・。
しかし、本当は「誰とでも仲良く」したいチームです。
ただ、磯風は本番の大会よりも練習の在り方やそれまでのプロセスに重きを置いているので、その「やってきたプライド」は非常に高くあります。
その事が「生意気」に見えたり「エラそう」に見えたりするかもしれません。
ドラゴン愛好者の皆さんは
「それでこそ磯風」と大きく捕えて下さっている方が多いようにも思います。
逆に磯風はそう簡単に国内で負けてはならないかもしれません。
「無敵艦隊 磯風漕友会」が続けば続くほど
磯風を破ったチームへの称賛は凄いはずです!!!
磯風メンバーも最大限の敬意を払うはずです。
私も言い方は悪いですが
楽しみです!!
でも、磯風はまだまだ、当分負けない気がします・・・。
ゴメンなさい・・・。
そんな勘違いし過ぎの監督の天狗の鼻をへし折ってやってください!!
生意気な磯風の鼻をあかしてやる為に!!
エラそうな磯風の天狗を倒す為に!!
※最後に昨年の8月9日から書き込みはじめて11か月という月日をかけて皆さんと共に歩んできました。
特にアジア大会期間中の皆さんからの書き込みは、私も自室で「涙」したのを覚えています。
それほど磯風選手にも「勇気」と「元気」がもらえる源になりました。
私も含めて「不器用な男気集団 磯風漕友会」ではありますが、今後も自己研鑽から逃げないで歩んで行くつもりです。
このブログを閲覧頂いてきた全ての皆さんに感謝します。
楽な方に逃げないで
「今」 自分にできる事を
「今」 精一杯にやる
そこにどんなに他人の横やりや弱虫の自分が表れても
決してブレないで
「今」を突き進む。
そうすれば
その先には必ず
「人」という宝が待ってます!!!!
本当にありがとうございました。
磯風漕友会 勘違いし過ぎの監督 河田 英幸
懐の深い 器の大きな男
皆さん、こんにちは。
前回は、牧島メンバー編として「ハングリー精神」について書き込みさせてもらいました。
今日は「懐の深い 器の大きな男」について書き込みします。
牧島ペーロンチームの重鎮の皆さんです・・・。
まず、頭の下がる思いになったのが、磯風艇に乗って頂いた重鎮の方です。
俗にいう「アカカキ」と呼ばれる舟の中に入ってきた潮水を艇からかき出す役目があります。
実はこれはとても大変です・・・。労力も・・・。気力も・・・。
それを嫌な顔を一つしないでずっと「アカカキ」をして頂きました・・・。
本当に頭の下がる思いがしました。
ペーロンが好きじゃないとできないと思います。
こんな相生の得体のしれないチームの「アカカキ」をしてもらえる・・・。
自分に出来るか??と問われれば・・・。
躊躇するかもしれません・・・。
重鎮の皆さんお一人お一人から感じる
あの大きさは何とも表現しにくいのですが
「私もあんな男になりたい」と思うような感覚です・・・。
何せ「温かい」のです!!!
皆さんはどう思いますか??
「深い懐や大きな器」を感じる機会が最近ありましたか??
久し振りに感じる大きさだった事は確かです・・・。
と同時に自分の小ささを痛感させられます・・・。
大人げない自分を感じます・・・。
更に重鎮の皆さんと食事会を共にしたのですが
これが、楽しいんです・・・。
大笑いしながらアッと云う間に時が流れました。
そんな時に牧島会長から
「おまはんらが、8時間もかけて来ちゃろう、思うてくれたのが何よりうれしかばい」
人の批判をしたり、妬んだりする事ばかりの多い中で・・・。
純粋にペーロンに取り組んでいるだけなのに・・・。
純粋に皆で漕ぎたいだけなのに・・・。
人の駄目な部分ばかりを指摘する人間に成長はないと云われます。
私も教育という職業に携わっていると学生の悪い部分ばかりが見えてしまう事も多いです。
でも、そんな時にこういう経験が
「視野を広く、素敵な面を伝えてあげれる事」につながります。
牧島会長や牧島の重鎮の皆さんから学んだ
「懐の深い 大きな器」を感じれる男になりたいものです・・・。
牧島の皆さんには本当に心から感謝します。
ドラゴンボート愛好者の皆さんにも是非、紹介したいのですが・・・。
私を含めた磯風漕友会のメンバーが唯一、自分達をオープンにできそうな場所なので・・・。
今日はこのへんで・・・。
ではでは。
※日々、沢山のアクセス本当にありがとうございます。カウントダウンも後5日となりました。最後まで頑張って書き込みます。よろしくお願いしますね。
ハングリー精神 牧島メンバー編
みなさん、こんにちは。
ブログ閉鎖まで、後7日となりました。
本当に日々、沢山のアクセスを頂きありがとうございます。
さて、一昨日の夜に相生を出発して、早朝に長崎に着き、思いっきり漕いでから、昨日の深夜に再び相生に帰ってきました。
特に事故もなく無事に帰ってきました。
長崎は牧島での「合同海上練習」は本当に有意義なものになりました。
天気は台風による大雨、波浪、雷などの各種警報が出ていました。
しかし、そこは磯風メンバーも、牧島メンバーも「男気集団」の塊・・・。
誰一人として「おいおいこれで??」なんて、メンバーは、一人もおらず、牧島のキャプテンや監督と、去年お世話になった磯風メンバー数人も再会を喜びながら、皆ニコニコと握手を交わしました。
私も久しぶりに会う牧島の会長との再会です・・・。
会長の第一声は
「遠かところ、よー来てくれたばい!!」
本当に温かいです・・・。
「おまはんらに任せるけん、内の監督と今日のスケジュールを立てんば」
牧島メンバーも総勢23名・・・。磯風メンバーも総勢23名・・・。
牧島チームさんと磯風には実は色んな共通点があります。
目指している男気もさることながら、チームカラーも黄色です・・・。
何やら引き寄せられるように牧島に来た感のある磯風を感じます・・・。
実はこの時点ではまだ「牧島の本気の男気」を察していませんでした。
去年、生意気にも色んなアドバイスをさせて頂いて帰ってしまってから一度も、牧島には行けていませんでした。
そんな負い目も感じつつ、まずはストレッチです・・・。
ある種、異様な光景でした・・・。
磯風が他チームと合同練習するのは、初めてだからです。
でも何故か互いにニコニコ・・・。妙なニコニコ・・・。
そしてまずはお互いに並べて900Mを1本計ることなりました。
この日は太鼓手が「どうしても外せない田植え」で急きょ、私が太鼓を叩きました・・・。
磯風はいつもの様に艇を出して、ふと横目で牧島艇に目をやると・・・。
大きくフォームを変えていました・・・。
まず、その光景に「本気の牧島」を強く感じました。
どこのチームでもそうかと思います。
フォームを変えるというのは大変な「勇気」と「決断力」がいります。
それほどに大きな事なのです。
かなりの試行錯誤の末かとは思います・・・。
後はそれが本物かどうかは走らせればわかります・・・。
この日の1本目のスタートの合図が伴走艇からあります!!
(この日のサポート頂いた牧島の重鎮の皆さんの詳細はまた・・・)
約100Mを過ぎて半艇身の差・・・。
今年の磯風の出来具合いからしても、この差は相生ではあり得ない状況です。
その背景に牧島メンバーなりの「男気」を強く感じ、その可能性を大いに感じさせるものでした。
更にターンブイを立ち上がり、後半です・・・。
いつもなら、ここから更に差が出るはずです・・・。
その差も広がらず・・・。 広がらず・・・。
ここ数年、国内で磯風に食らいついて来た艇を見たことがなかったので・・・。
その答えが、その後の互いの艇に半分づつ乗せて艇を出すことになってはっきりとしました。
私の叩く艇に乗ってきた牧島メンバーの面々・・・。
その姿勢です・・・。
何か一つでも自分の身につけようとする「ハングリー」な姿勢です・・・。
何年か前に磯風メンバーがそうであったように・・・。
その磯風メンバーの姿勢を見てから
「この姿勢があれば何れは日本一になれる」と確信しました。
末恐ろしや牧島・・・。
さてさて、磯風メンバーの中の何人が
牧島チームから気付かせて頂いた「学ぶ姿勢」に気付いているかな・・・。
常に、いかなる状況にあろうと「学ぶ姿勢」は不可欠です。
それを無くした時に「進化」が止まります。
私自身にとっても「学ばせて感じさせてもらえる」貴重な時間でした・・・。
ではでは。
※長崎ペーロンは今年は7月31日(日)の予定です。確定ではありませんが、磯風も参加する予定にしています。ドラゴンボート愛好者の皆さんにも一度は見て頂きたい大会の一つです。長崎の松ヶ枝埠頭を疾走するペーロン艇はまた格別ですよ!