んー・・・
少しだけ自分のエネルギーが足りてないかな?と思った時に、いつも何となくこの曲を聞いてしまう
普段は忘れてる曲なんだけど
そんな曲ってあるでしょ?(笑
そこまでボタンを外して前を開けるのか?
そんなアロハ最高!
つい先日、外部サイトから引っ越して来ました
おヒマな時、このブログに立ち寄って頂けると嬉しいです
んー・・・
少しだけ自分のエネルギーが足りてないかな?と思った時に、いつも何となくこの曲を聞いてしまう
普段は忘れてる曲なんだけど
そんな曲ってあるでしょ?(笑
そこまでボタンを外して前を開けるのか?
そんなアロハ最高!
2020年10月24日の日比谷野外音楽堂公演を皮切りに、「TAKANAKA SUPER LIVE 2020 - Rainbow Finger Dancin‘-」ツアーがスタートした
人類未曾有の伝染病コロナの影響で、今年は高中ライブが例年通り開催されるのか?
とても心配していたが無事にスタート出来て本当に良かったと思う
ツアーは上記、2021年1月24日神奈川県民ホールの追加公演まで続く予定だ
コロナ罹患を怖れ、毎年欠かさずライブに参加していたベテランの高中ファンの方々多数が、今年はライブへの参加を見送られていると聞いた
コロナとはどんな病気なのか?
そのウィルスの正体が完全に把握出来ていない段階では、コロナワクチンなどのコロナに対する有効な治癒システムも完成しない
こんな時にライブに行って大丈夫か?という気持ちは正直、私にもあった
そんな現実を思いながらも、ライブに参加したのだから今年はサボらずにライブ記事を書いてみたいと思った
相変わらず独断と偏見を伴った私の個人的なライブ感想記事なので、その部分はお許し頂きたい
(なお当日はネット配信も同時に行われていたので、そちらの方がより詳しくライブの中身がわかったに違いない)
MUSICIAN
高中正義(g)/斉藤ノヴ(per)/岡沢章(b)/宮崎まさひろ(dr)/井上薫(key)
松本圭司(key)
AMAZONS(大滝裕子・吉川智子・斉藤久美)
(敬称略)
定刻から6分遅れた18:06分、メンバーが次々とステージ下手から姿を現し、最後に高中氏が花を散りばめたように見えるカラフルな柄のジャンプスーツ(ツナギ)で登場
FINGER DANCIN'の一部を弾き、拳を突き上げてオーディエンスを煽る
セットリスト
M 1FINGER DANCIN'
M2 SPACE WAGON
M3 WILD MOW-MOW
M4 渚・モデラート (Cho AMAZONS)
M5 OH! TENGO SUERTE (Cho AMAZONS)
M6 PARADIZZY (Vo.高中正義 Cho AMAZONS )
M7 EYELANDS (Vo.高中正義 Cho AMAZONS)
M8 SHAKE IT (Cho AMAZONS)
M9 CRYSTAL MEMORIES
M10 空ド白ソ
M11 PALM STREET
M12 AN INSATIABLE HIGH
M13 EARLY BIRD ~Rock Around The Clock~ (Performer &Cho AMAZONS)
M14 BLUE LAGOON
M15 READY TO FLY
M16 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE
En1 BLUE STRIPE
En2 メドレー (Vo.高中正義 Cho.AMAZONS)
Beleza Pura~トーキョーレギー~I Remember You~Radio Rio~Taj Mahal~Summer Breeze~伊豆甘夏納豆売り~Sexy Dance~憧れのセーシェル諸島~Sweet Agnes~Explosion~Oh! Tengo Suerte~Mambo No.5~M5~Aquarela do Brasil
使用ギター
M1 M2 M3 M4 M9 M10 M11 M12 M14M15 M16 (フリカケ)
M5 (Vintage Fender Stratocaster)
M6 M7 M8 (Vestax) ※1
(※1 当日、ライブで弾いていたVestaxは高中正義デビュー20周年を記念して発売されたVestax GV-ⅡFではないと思うが、詳細は不明
En1 En2 (BLUE-SG)
ここからは独断と偏見による私のライブ後の感想なのでお気になさらずに、サラっと読み飛ばして頂きたい
野球に例えると、
デビュー時の高中氏は球速160キロを超えるストレートを投げ、今まで見たことがないような多彩な変化球を投げる投手だった
現在の高中氏のストレートはMAX130キロ台、変化球も種類が減ってその鋭さも過日には及ばない
ところが現在でも、胸のすくような糸を引くストレートや、思いもしない変化をするボールを目の当たりにする時がある
つまり高中氏は熟達した投球術を駆使する投手に変容し、ベストナインやゴールデングラブ賞を何度も受賞されている方々がベテラン投手の後方で守備を固めている
高中ライブを野球に例えるとそんな感じだろうか
コロナか?高菜か?
M5 OH! TENGO SUERTEの演奏後、メンバー紹介の前にMCがあった
MC
ある東南アジアのレストランに入って、そこのオーナーが「1品だけサービスするよ。コロナか?髙菜か?」
コロナ(ビール)か?高菜(タカナ)か?
40年前(1980年)、雨の中、ここで演ったんだけどこんなつまらない冗談言わなかった
40年前を思い出し、その時に着ていたジャンプスーツを着ようかと思ったが(ここで40年前の実物のジャンプスーツを提示)
なんだっ40年前と一緒やん、と言われるのも何なので(当日の衣装)新しいジャンプスーツを作った
40年前、ここに来た人いる?
(私は挙手した)
私にとって日比谷野音の高中ライブは同窓会のようなものでもあり、また、当時17歳だった自分自身に会いに来る場所でもある
ベストプレイ
もちろん、当日演奏した中で私が思うベストプレイ、という意味で「M16 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」をあげておく
体からオーラが出ているんじゃないか?ってくらい気合いが入っていて素晴らしい演奏だった
ベストプレイ以外の曲でも、業務命令で40周年の時に久々弾いたM2 SPACE WAGONは
この時以来だ
個人的には今回のライブで久々に「M6 PARADIZZY」や「En1 BLUE STRIPE」が聞けてとても嬉しかった
毎回毎回ライブで演奏されて定番になっている曲ばかりではなく、こんな久々な曲もライブで演奏されるとニンマぁ~と頬の筋肉が緩んでしまう
再び野球に例えると、今回のセットリストやライブそのものは惜しくもパーフェクトは逃したが、無失点の完投試合
高中氏にはいつまでも現役で居続けて欲しいと願う
最後に、マスク・手洗い・うがい・換気で3密を避け、コロナに罹患しないようにしましょう
そしてまた日比谷で皆さんと会える日を楽しみにしています
カッツ
拙いライブ感想記事を最後までお読み頂いてありがとうございました
9月22日の昭和女子大学人見記念講堂公演を皮切りに、「❝BRASILIAN SKIES 40TH❞TAKANAKA SUPER LIVE 2018 」がスタートした
ライブツアーは10月28日の大阪公演まで続く
このブログでは9月22日に行われた人見記念講堂のライブを簡単に、簡潔に、ごくごく個人的な思い出として振り返ってみたい
演奏者
高中正義さん(g)/斉藤ノヴさん(per)/岡沢章さん(b)/宮崎まさひろさん(dr)/井上薫さん(key)
宮崎裕介さん(key)
AMAZONS(大滝裕子さん・吉川智子さん・斉藤久美さん) ※以降、`ゾンズ’と表記
定刻から5分遅れた17:05分、演奏者が次々とステージ下手から姿を現し、最後に高中氏がサンバのリズムに合わせてスルド(Surd)を叩きながら登場
やけにステージがスッキリしているなと思ったらアンプが無い
ギターはワイヤレスでLINE出力
うん、どおりで音のバランスが良いはずだ
今回はステージから遠く離れた座席になり、オペラグラスを覗き込みながらのライブ鑑賞となった
いつにも増して見間違いの可能性がある(また、当日のライブでは2本ほど使用ギターの詳細がわからなかった)
セットリスト
M 1BELEZA PULA (Cho AMAZONS)
M2 BRASILIAN SKIES (Cho AMAZONS)
M3 NIGHTS (Cho AMAZONS)
M4 I REMEMBER CLIFFORD
M5 DISCO "B”
M6 伊豆甘夏納豆売り
M7 渚・モデラート (Cho AMAZONS)
M8 エピダウロスの風 (Cho AMAZONS)
M9 SHAKE IT (Cho AMAZONS)
M10 TAJ MAHAL (Cho AMAZONS)
M11 Mambo No.5 (Cho AMAZONS)
M12 Star Wars Samba
M13 SAUDADE
M14 FINGER DANCIN'
M15 Early Bird
M16 Tropic Birds
M17 READY TO FLY
En1 Blue Lagoon (Performer AMAZONS)
En2 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE
使用ギター
M1から弾いていたギターはこのジェフベック・モデルではない
`レイクプラッシドブルー(プラッシド湖の青)’という色味に惹かれて私が購入した安物のギターだが、この色よりももっと明るい水色のギターを当日、高中氏は弾いていた
おそらくフェンダーのストラトキャスターであることは間違いないと思うけれど、便宜上、このジェフベック・モデルを当日の使用ギターとして提示することにした(知識不足で申し訳ない)
水色ストラト
M1,2,3,11,12
SG T-2
M4,5,6,7,8,9,10,En1,En2(前半部分)
ブルーSG
M13,14,15,16,17
虹伝説で使用されたギターのレプリカで
イエローゴブリンとしてEn2(~後半部分)
M1~En2まで
ゾンズねーさん達が真っ赤な衣装で踊り始め、❝BRASILIAN SKIES 40TH❞が華やかに始まった
以下、印象に残った楽曲をいつもの様に独断と偏見に基づいて書いていく
M3 NIGHTS (Cho AMAZONS)
‘デビュー45周年記念 高中正義 SUPER LIVE 2016 Very Best’でもチャレンジしていたイントロ部分の高中氏によるトライアングル演奏
2016年はあまりに唐突で驚いたが、トライアングルのミュート&オープンも様になっていたし、NIGHTSではボトルネックも使用しているので盛りだくさんな内容だ(笑
M4 I REMEMBER CLIFFORD
ゾンズねーさん達が上手側に姿を消し、ステージ上手と下手の両サイドに腰掛けて演奏するいつものスタイルの時に気づいた
あれ?シールドは?
オペラグラスを覗き込むとSG T-2のアウトプット・ジャックに何か黒い、長方形のプラスチック機器が差し込まれていた
ワイヤレスでLINE!だから音が綺麗なのか・・・と納得
確かに会場に流れ出てくる音は綺麗ではあるけれども、ミスタッチがあったり音が多少キンキンしたり・・・
だが、ブルペンで10球程度を投げ込み、いざマウンドへ上がったらなかなかコントロールが定まらず、フォアボールを連発してしまうDeNAベイスターズの先発投手を見慣れている私に動揺はない
まぁ、すぐに肩(指?)は温まるさ
M6 伊豆甘夏納豆売り
ギターヘッドにいつもの風鈴
今年の夏は異常な暑さだった。そんな中、55回目の夏を過ごす私に、こんなことがあっても良いのか?ってぐらいたくさんの楽しい出来事が起きた
暑かった夏を振り返り、ゆっくりと思考を巡らせてみる・・・そして笑う(笑
伊豆甘夏納豆売りという楽曲は、人を感傷的にもするがスーッとその人の気持ちにとけ込んでくる曲だと思う
AMAZONSの紹介があり
M7 渚・モデラート (Cho AMAZONS)
ゾンズねーさん達が妖艶な雰囲気を身にまとって上手側に再登場
今年、高中ライブに初参加したお二人の若いキーボーディストの一人、宮崎さん(key)が新鮮なプレイをする
小島さん、重実さん、高中ライブ常連のお二人のプレイが‘必ず目的地には到着するけれど、旅の途中ではどこを走っているのかわからなくなる、ドキドキワクワクなバスの旅’だとすれば
若いお二人のプレイは‘目的地まで曲がらずに真っ直ぐに進むバスの旅’
シンプルさと斬新さがあって良かった
`若いキーボーディストをサポートするため’という意味合いではないのだろうが、このライブでのベースとドラムの刻むリズムがいつもよりぶ厚く、まるで一定の場所に鉄の杭を打ち込んでいるかのように思えた
私にとって、今まで観て来た高中ライブの中では過去にないほどの強烈なリズムに支配されたライブ、そんな印象を持った
M10 TAJ MAHAL (Cho AMAZONS)
ロッド・スチュワートのDa Ya Think I'm Sexy?が入り、エンディングでは何故かディープ・パープルのSmoke on the Waterで締めた(笑
前回のブログ→「ボヘミアン・ラプソディ」でも書いた通り、私は子供の頃、ロックの旋風の中に自分を置いた
大人になった今でもそこに居続ける自分は、あの頃の気持ちのままでいる
だから→「LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGHT 2012」なんてことがあると、歓喜して感激してしまうし
Da Ya Think I'm Sexy?のフレーズを高中氏が弾いた時も、Smoke on the Waterのフレーズを弾いた時も、即座に体が反応して拳を突き上げ‘いけっ!高中ーっ!’と
❝BRASILIAN SKIES 40TH❞ TAKANAKA SUPER LIVE 2018ツアーでの演奏中ということも忘れ、そのまま弾いてくれーっ!と願ってしまう(笑
いつか、60年代後半~80年代くらいまでのロックシーンに存在した名曲を、高中氏の演奏で聞いてみたい
(お酒を飲みながら)高中「この時代はうん、こういうフレーズね?知ってるかな?例えば日本だとフラワー・トラベリン・バンドが・・・」
高中氏による‘海外と日本のロック史’その解説と演奏、アリーナ席1万円くらいでどうでしょう?(笑
M11 Mambo No.5 (Cho AMAZONS)
ポンタさんと演奏したこのMambo No.5→「真夏の夜のJAZZ in HAYAMA 高中正義 葉山伝説②」も良かったが、ゾンズねーさん達がマラカスを振ってずっとマンボ♪マンボ♪マンボ♪とリピートするコーラスとダンス
その姿が10代の娘さんみたいに見えて(ほらっ!席が遠かったから・笑)本当に‘可愛らしく’そして豪華なMambo No.5だった
M12 Star Wars Samba
Star Wars Sambaを久々に聞いたのは(初のライブ演奏?)→「30th VILLAGE VANGUARD presents V.V.Rocks高中正義①」だった
アルバム「BRASILIAN SKIES」に収録されている曲だから、当日のセットリストに入っていても当然と言えば当然
逆に「BRASILIAN SKIES」の中にどうしてStar Wars Sambaが入っているのか?
少し不思議な気持ちがする
それは2011年のライブ→「高中正義 40周年記念第1弾LIVE 40年目の虹(日比谷②)」で‘ミスター(KARA)’のカヴァーを聞いた時の気持ちに似ている
M13 SAUDADE
昨年、稲葉さんが抜けた後の‘SAUDADE’や‘BLUE CURACAO’は-(マイナス)稲葉感があるとブログに書いた
>>2 SAUDADE
楽曲の後半まで聞いた時、何だか大きな違和感があった
そして・・・あぁ、あそこのパート、今日は稲葉さんは弾いていないのか
稲葉さんは居ないのか、と
慣れや習慣というのは不思議だ
今まで高中氏が単独で弾いているSAUDADEを聞いてきた時間の方が遥かに長いはずなのに、この-(マイナス)稲葉感
今回のSAUDADEはひと味のスパイスが抜けてしまったような寂しさを感じた
きっと稲葉さんが弾いていたギターの音色を脳が覚えていたせいだ
稲葉さんのサイドギターのユニゾンやカッティング、好きだったんだけどなぁ~
(→「CROSSOVER JAPAN 2017②」より引用)
しかし今は違う意見を持っている
どうしてか?
あれからの‘SAUDADE’や‘BLUE CURACAO’は、高中氏が稲葉さんのそれまで弾いていた小節に、ご自身のフレーズを盛りだくさんに詰め込んで弾いているからだ
単純に言うと、稲葉さんが弾いていた時と比べて楽曲そのものがパワーアップしている
だからもう-稲葉感はない
でも、たまに稲葉さんのあのハモりギターがとても聞きたくなる時があるのは何故なんだろう
M15 Early Bird
SAUDADEでブルーSGに持ち替え、Early Birdまでの演奏を聞いて確信した
セッティング(ギターの音)が完璧だ
そしてミスタッチはもう無い
あまりのピッタリさ加減に私は思わず席から立ち上がって体をリズムに任せた(後方の座席だったとはいえ、後ろの方、すみませんでした)
高中氏が演奏中に一瞬だけ手を振る、私も手を振り返す
音は力を持つ、そしてその力は人の行動を掻き立てる
結局、次のM16 Tropic Birdsで会場は総立ちとなり、M17 READY TO FLYでライブ演奏は終了した
En1 Blue Lagoon (Performer AMAZONS)
ゾンズねーさん達が3人ともストラトを抱いている
そのストラト(紙製?)には椰子の木や小さな模様などが、かわいいタッチで描かれていた
最後はステージ中央に集まり、高中氏と一緒にジャングル・ジェーン・ツアーでのストップ・モーションを決める
Blue Lagoonでジャングル・ジェーン・ツアーのストップ・モーションを使ったアクションは、最近では2009年の夏道ライブ→「高中正義 SUPER LIVE 2009 夏道 日比谷野外音楽堂」が記憶に新しい
ステージが花で満たされていくような煌びやかさ
今ツアー、AMAZONSが居て良かった
(曲が終わると、ゾンズねーさん達は抱いていたストラトを客席に投げ入れた)
上記のような内容だったので、この楽曲に関しては‘Cho AMAZONS’ではなく‘Performer AMAZONS’と表記させて頂いた
En2 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE
2011年のギターマガジン・フェスティバル→「Guitar magazine Festival 高中正義 ②」で‘YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE~珊瑚礁の妖精~獅子座流星群~黒船’というメドレーが演奏されてからというもの、一部のファンの方が「‘YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE’の前半部分だけを弾いて後半部分を弾かないなんて残念だ、とか、きっと後半部分はもう弾けなくなったからメドレーとして他の曲を付け足したんだろう」と言い始めた
・・・そんな言葉を目にするたびに私は悲しい気持ちになった
‘後半部分を弾けなくなった’なんてあるワケないじゃないか
その証拠に、同年の12月16日NHKホールで行われた→「高中正義 40周年記念最終章 SUPERCOLLECTION NHKホール」の11曲目でキチンと‘YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE`’をフルヴァージョンで弾いている
‘YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE’という楽曲に強い思い入れがあり、前半部分だけの演奏なんて許せない、そんな気持ちもわからなくもない
また、いろいろな人が強い思い入れを持っている曲、YOU CAN~をオリジナル曲の全パートを演奏しない‘メドレー’というカテゴリーの中に組み込んだ失敗だってあると思う
でもね、‘もう弾けない’なんてない、‘もう弾けない’なんてあるワケがない
高中氏はYOU CAN~の後半から、こんな出で立ちでステージに再登場した
19:05分ライブ終了
重量感のある、とても良いライブだったと私は思う
次の日比谷野音も(またしても後方の座席になってしまったが)楽しみだ
(アルバム「BRASILIAN SKIES」全8曲中、‘FUNKY HOLO HOLO BIRD’の演奏だけ無かったが、ライブ終了後、客席にBGMとして流されていた)
1つだけ皆さんに質問がある
この記事、長いですか?2回に分けた方がいいですか?
そんなことや、ブログを読んだ感想などをコメントして頂けると嬉しいです
最後まで読んで頂きましてありがとうございました
カッツ
おまけ
イシバシ楽器さんへのリンク
「歌っているヤツが女みたいで気持ち悪いけど、曲がカッコイイんだ」
小学6年生の時、隣に住んでいた3歳年上のお兄さんが彼のステレオの前
でこう言った後、シングル盤に慎重に針を落とした
1975年に発売されたQueenのシングル「Killer Queen(キラー・クィーン)」
は、それまでカーペンターズやビートルズしか知らなかった私の頭の中の
洋楽ロックエリアに旋風を巻き起こし、以降、青春期から現在までずっとそ
の旋風の中に滞在することになってしまったきっかけを作った曲だ
11月9日公開のこの映画、楽しみで仕方ない
お詫び
久しぶりにブログを更新すると必ず`お詫びの文面’を書かなければならないという繰り返しを何とかしたいとは思っているのだが・・・
年明けにでもゆるゆるとアップする、そう書いた「まさよしこの夜」についてのライブレポート記事は結局、書けないままでいる
あの記事を書いのは昨年の12月25日のクリスマス
はい、時効がきました(笑
どうして時効なのか?というと、もう今年のTAKANAKA SUPER LIVE 2018が始まってしまうからだ
今年は人見記念講堂とBRASILIAN SKIES 40th 野音 de カーニバルに参加する予定なので、こちらの方も今から楽しみにしている
もう’ライブレポートを書く’なんて言うもんか
お詫びなんて書くものか
アクセスしていただいた皆様、ごめんなさい 。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン
・・・のライブレポートを書く前に、自分にとって衝撃的なクリスマスプレゼントとなった出来事が当日のライブであったので、まずはその報告をしたいと思う
その衝撃的なクリスマスプレンゼントとは、アンコールで唐突にWillie weeks氏がベースを抱えてステージ下手から登場し、あの'Voices Inside(Everything is Everything)'を高中氏と演奏したことだ
たしか高中氏のHPで`Willie weeks氏が近所(軽井沢)に越してきた’そんな内容の記事は読んではいたが・・・
まさか・・・
まさか・・・
’Voices Inside`の生演奏を高中ライブで聴けるとは思ってもみなかった
今年最大の、いや、自分史から見ても5本の指に入る`ビックリ度’だ
私はDonny Hathawayが好きで、彼の「LIVE(1972年)」というアルバムがコンサートやLIVEの原点だと思っている
2011年に高中氏が「40年目の虹」を発表した時、私は視聴後にこのブログで勝手な感想記事を書いた→「40年目の虹」
今、あらためて自分の書いた記事を読んでみると、???
なに言っちゃってくれてるの?コイツ・・・
そんな感想を自分でも持ってしまうのだが、以下、恥を忍んでアルバム4曲目`Alone’の感想を抜粋してみる
4 「Alone」
ギタマガフェスの音源を使用
ライブ盤の名盤は‘DONNY HATHAWAY LIVE’だと私は思っている
あのゲットーの小さなライブハウスの雰囲気は演出では出せないし
聴衆の熱気が手拍子や歓声や歌声にのって聴いているこちら側に激しく伝わってくる点を考えても
やはり‘DONNY HATHAWAY LIVE’は名盤中の名盤だと思う(天才は若くして亡くなってしまう、DONNY HATHAWAYがその定説を崩せなかったことを悔やむ)
ライブ音源には良い点と悪い点があると思う
良い点は綺麗な音に調整されて聴きやすくなること
悪い点は綺麗な音になると雑味が消されてライブ感が損なわれることだ
料理と同じように、雑味とは実は旨味だったりする場合もある
曲の終わりだけ聴衆の拍手を入れて‘ライブ感’を出そうとしても無理なことで
かと言って、雑味(ライブ感)を出そうとして広い意味合いでの聴衆のノイズを別に入れると
スタジオで録音した音源に別録りのライブノイズを入れたスモーク・オン・ザ・ウォーター(ディープパープル)になりかねない(笑
ライブ録音をCDに入れるなら、聴衆から出されるノイズはそのままにした方が良い
そう、いつもライブ後に発売されるDVDをそのまま音源化したような形がベストだと思う
アッ、もうひとつライブ音源の良いところがあった[E:sign01]
ギタマガフェスに来られなかった方が当日の演奏を聞けるところ[E:sign01]
やっぱり、ライブにはそのライブだけの音があるよね
ハイ、ごめんなさいお恥ずかしい限りでございます(笑
でも、このベーシストのことだけはわかって欲しい
Donny Hathawayの演歌のような歌いっぷり、その魂に響くような歌声のバックで素晴らしいベースを弾いているWillie weeks氏のことを
このアルバムに収録されている'Voices Inside(Everything is Everything)'を聞けば、高中ライブでWillie weeks氏がどのくらい忠実にVoices Insideを演奏していたかがわかるはずだ(ギター、ラリってるのか?ってくらい大失敗していてそこも好きだが・・・笑)
しかし、Donny Hathawayのヴォーカルとオルガンで一番好きなのは`What's Going On’
冒頭のオルガンの入り方からして好みだ(笑
高中ライブ当日、Willie weeks氏が演奏を終えてステージを去り、次曲の`嘉永6年6月2日(黒船)’が始まった時だった
そのスタート、出だしのタイミングが合わず、頭から演奏をやり直したひと場面があった
Willie weeks氏が作り出すベースのリズム感(いわゆる`ノリ’)があまりにも強烈で、ずっぽりとベースのリズム感に体が支配されてしまい、なかなかその呪縛から抜け出せなかったに違いない
よくある話で私は驚きもしなかったが、やっぱりWillie weeks氏の刻むリズムが魅力的で`魔力的’でさえあったという証拠なのだと思う
そんなWillie weeks氏の演奏中、ポイントポイントで人差し指を立てて両手を上に上げ、ドリフの真似をしていた高中氏
「Willie weeks氏はチョーさん(いかりや長介)じゃないだろーが」と心の中で私が叫んだ「まさよしこの夜」についてのライブレポートは年明けくらいにでもユルユルとアップしたいと思います
毎回、何も更新していないのにこのブログを見て頂いてありがとうございます
そのアクセス数がなかなかのプレッシャーにもなり、励みにもなっています(笑
みなさん、どうぞ良いお年を
素敵な2018年を
そしてなによりもメリークリスマス
高中ライブが始まる直前の転換作業中、ステージを覗き込んでみると昨年の高中正義45周年LIVE`Very Best’で使用した赤いSGがセッティングされていた
実を言うと`Very Best’ライブの後、私はこの赤いSGのことが気になって気になっていろいろと調べた結果、イケベ楽器さんのツィッターに行き着いたのだった
以下、2016年11月27日に更新されたロックハウスイケベ池袋さんのツィッターを引用させて頂く
【ファンならロックハウスに集合せよ!】
高中正義氏が45周年LIVE`Very Best’で使用した`SGT Red'実機展示中!
通称フリカケSGも復活した今回のツアー。その最終公演では何とあの赤のSGTが登場しました。このギターは30年程前にSGTフリカケ/SGTネイビーに続いて作られていたのもので、実際にその存在は知られつつも、殆ど使われていませんでした。
その為、98年に発売されたSGT2の際にラインナップされたものと勘違いされている方もいらっしゃるようです(原文まま)
見たいもう一度、赤いSGが見たい
でもなぁ~・・・
入店すると店員さんにギロっと見られたりして、行きつけの楽器屋さん以外、その他の楽器屋さんってなかなか入りづらい雰囲気なんだよなぁ~(笑
それでも私は意を決して見に行き、実機をまじまじと観察してきた
間近で見た赤いSGTは年月を感じさせず、フェラーリとは違う`赤’の美しさに輝いていた
ライブ当日、久々にこの赤いSGと再会したので弾くのかと思って期待していたら、とうとう使用されることはなかった(笑
高中正義 SUPER BAND
(川崎「GUITAR SPOT」にて2009年撮影)
21:00分ライブスタート
赤いSGTではなく、この赤いサーフギターを抱えて高中氏はステージに登場
大き目の♪♫マークが散りばめられたジャケットを着用し、インナーは白いボタンダウンシャツ、パンツは黒いベロア
聞きなれたパーカッションのショットが鳴り響く
1 Blue Lagoon
一瞬、テンポ遅くないか?とも思ったが、ん?これで良いのか、と思い直す
音はお世辞にも良いとは言えない、もしかしてこの赤いサーフギターのせいなのか・・・?
メンバーは舞台向かって左から小島良喜さん(Key)、岡沢章さん(Bass)、宮崎まさひろさん(Dr)、斎藤ノブさん(Per)、大島俊一さん(Key&Sax)
大島さんは6年ぶりの復帰
このことが当日の演奏曲に反映されていたと後で気づく
ギターチェンジ
以降、エンディングまでずっとブルーSGのまま
2 SAUDADE
楽曲の後半まで聞いた時、何だか大きな違和感があった
そして・・・あぁ、あそこのパート、今日は稲葉さんは弾いていないのか
稲葉さんは居ないのか、と
慣れや習慣というのは不思議だ
今まで高中氏が単独で弾いているSAUDADEを聞いてきた時間の方が遥かに長いはずなのに、この-(マイナス)稲葉感
今回のSAUDADEはひと味のスパイスが抜けてしまったような寂しさを感じた
きっと稲葉さんが弾いていたギターの音色を脳が覚えていたせいだ
稲葉さんのサイドギターのユニゾンやカッティング、好きだったんだけどなぁ~
3 EARLY BIRD
一音一音ブレイクするアレンジ・・・にしても音が悪過ぎる
サーフギターのせいじゃなく、やっぱり音響の問題だ
しかし`プロとして弾いているのが辛かった’とライブ後、ご本人様に言わしめた、あの中野サンプラザの惨劇を100だとしたら、こんなのは50~60くらいで大したことはない、まだ我慢出来る
それよりも音響の悪さに拍車がかかった原因は、高中氏が`トリ’を務めたという点だろう
これは昔から繰り返されていることだが、複数のバンドで構成されるイベントの`トリ’は特別な扱いを受けるというお約束事がある
海外のライブなどに多いのは、まず名前も知らない前座バンドがメインの前にライブを行い、最後に出てくるストーンズやボン・ジョヴィの時にグッと、ググググッと音響のボリュームが上がるのだ
高中氏のライブが始まった時、ググッとボリュームが上がったのを私は感じていた
この日に限ってはそれが諸刃の刃になってしまったのだが・・・・・
4 I REMEMBER CLIFFORD
2003年からスタートした`CROSSOVER JAPAN’
2003年~今年2017年までの間に惜しくも亡くなってしまったCROSSOVER JAPAN出演アーティストを、高中氏が一人ずつ名前を呼びながらこの曲で追悼した
この時はあまりに唐突で一瞬戸惑ったが、よくよく考えてみると当日に出演された他のアーティストも
MCの時に異口同音`ここまで長くやってこられて良かった’とか
`大切な音楽仲間をなくした’等の話をしていた
高中氏「松原正樹、まっつぁ~ん・・・」
2005年、高中正義夕天ライブでのRAINY DAY BLUE、松原さんの鳴きのギターは素晴らしかった
また松原さんの急逝によってか、CROSSOVER JAPANの常連`PARACHUTE’のエントリーが今開催は無かった
そのことは松原さんの存在の大きさを強く感じさせる
最後は「高中正義~・・・はまだ生きている」
悪い冗談(笑
5 READY TO FLY
30th VILLAGE VANGUARD presents V.V.Rocksで初お披露目された打ち込みによるイントロもなく、ごく普通のオーソドックスなREADY TO FLY
途中、あまりの音の酷さからか?高中氏がフットスイッチを次々と踏んでエフェクトをOFFにし、クリーンな音に戻す場面があった
音響が悪いとそのイベントを観に行ったオーディエンスは怒るけれど、いや、お金を払っているのだから怒って当たり前なんだけれど
演奏しているアーティストはオーディエンスの反応を伺いながら演奏しているわけで、それなりに出来るだけ努力しているということを忘れずにいたいと私は思う
先程の中野サンプラザの話ではないが`プロとして弾いているのが辛かった’と、どのアーティストも思っているに違いない
6 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE~珊瑚礁の妖精~獅子座流星群~黒船
前述の大島俊一さん(Key&Sax)の復帰にあたって構成されたと思われる楽曲
大島さんが最後に高中バンドでプレイしたのは2011年だ
2011年は40周年記念の年で`40年目の虹’の年だった
大島さんは40周年記念ライブには参加していないが、その年の5月に行われたGuitar magazine Festivalに参加してこの曲を演奏している
後にも先にもこの楽曲が演奏されたのはギタマガフェスの1回限り、そう考えると感慨深い
聞いてる方は何の問題も無かったが、黒船へ移行する際に高中氏と小島さんの間で打ち合わせ通りにはいかなかった様子が伺えた
でもいい楽曲だと思う
YOU CAN ~のサビから珊瑚礁につなげて故大村憲司さんへの追悼の思いで作られた獅子座流星群、黒船は故加藤和彦さんへの思いだろうか?
4曲目はCROSSOVER JAPAN出演者への追悼、ラストは高中正義という人物に関わった人達への追悼なのかもしれない
アンコールなし、約40分間の高中ライブが終了した
前回のCROSSOVER JAPANで演奏された`21st Century SchizoidMan’などのサプライズは無かったが、それは今秋のSUPER TAKANAKA LIVEに期待することにしよう
アーティストも人間である以上、その日によってコンディションがある
そんなことはわっている、でもそのコンディションをライブ当日に最高潮にもってくるのが`プロ’ではないのか
その通りだと思う
しかし気力や体力のコントロールは年齢とともに難しくなっていくのも事実だ
以前、高中氏が久しぶりに`The Moon Rose’を弾いたことがあった
キチンとした音が出なくてカキン♪コキン♪みたいな音を出していた(笑
たしかその翌年?テンポを遅くして(←その手があったか!)`The Moon Rose’にもう一度チャレンジして見事に弾ききった
そんな時、私は客席でニヤニヤしながら高中氏に向かって拍手する
出来不出来、音響の良し悪しもライブのうち
減っていく仲間に思いを寄せるアーティスト同様、自分が好きなアーティス
トがまだ現役としてライブを続けているのなら、可能な限り、私はライブへ出向きたい
行かなければわからないこと、客席に座ってアーティストと同じ空気を吸わなければ楽しめないことがそこにはあるからだ
ライブとはそういうものだと思う
最後まで読んで頂きましてありがとうございました
カッツ
会場の入り口で貰った配布物にこんなものが入っていた
もちろんチケットは申し込み済みだ
2017年9月15日、東京国際フォーラム ホールAにおいて、前回の開催「LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGHT 2012」から5年の時を経て「CROSSOVER JAPAN 2017」が開催された。
このブログでは当日出演したバンドを出演順に簡単にご紹介し、次回のブログでは高中氏のライブレポートを書くつもりでいる
4 ALONE
エロい
高音の、このフレットを抑えた時のこの音がこういう感じでとか・・・私は言えない
残念ながらそんなセンスも無いし感性も無い
SGとも違う、PRSとも違う、フェンダーとも違う
`こもっている’という意味ではなく、音の1つ1つが粒立って
クリアな音を何かで包んでいるような・・・
うん、だからエロい音なんだって(笑
ALONEゆえにエロ-ン
エンディングでのヴァイオリン奏法もいつもと違う音
今年のライブで確かめて欲しい、このエロい音を(笑
エロいって言い方がいけなければこう言おう、つまりそれはセクシーな音だ
5 Blue Lagoon
オーディエンスの中には初めてBlue Lagoonを聞く人も居るんだろうなぁ~と思ったら、なんだか妙に感慨深かった
何かあったのか?ってくらいの気合の入った演奏スタイルに驚く
(音上げろ↑しばらくそのままで-下げろ↓)
高中氏のいつものサムアップ・サムダウンの指示に手を挙げて笑顔で応えるエンジニアが見える
タンタッタッタ タンタッタンを1回だけ音頭チックに弾いていた
6 Tropic Birds
音をねじ上げる
ギターから出た音は人の耳に届いた瞬間に過去の音に変わる
だから次々と音をねじ上げていく
音は大きな熱量になり、やがて会場全体を飲み込む
そんな時だ
今、自分は熱のまっただ中に身を置いていると気づかされるのは
毎回、思うことだが、Tropic Birdsのスペクタクルさ加減は中途半端ではない
6 READY TO FLY
打ち込みによるイントロ、あの、音を重ねて重ねて繰り返していく感じは素晴らしかった
ところがまだ試行の初期段階のためか、実際の演奏に切り替わる部分がスムーズにいかず
その間を埋めるために少しフレーズを弾いては手を上にあげて・・・を何度かやっていたらウキウキした(笑
高中らしい
今年のライブでは今年バージョンの完成されたREADY TO FLYを是が非でも聞きたい、そんな気持ちになった
小島さんの大胆なソロの後、青柳さんがノンブレスチャレンジを始める
ワントーン・ノンブレス(息継ぎなし)でどこまで続くのか
ジャズのトランペッターなどが音を伸ばし始めた時、私には秒数を数えてしまうクセがある
もちろん青柳さんは循環呼吸演奏法(鼻から空気を吸って肺に送り込む間は息を吐き続けることが出来ないので
その間を埋めるため、あらかじめ頬の中に目一杯の空気を溜め込んでハムスター状態にしておき、それを小出しに吐いて音を続かせる演奏方法)を使っていなかった
その証拠に青柳さんはハムスターになっていなかったし、出した音は最初はフォルテ(f)だったが、やがてメゾ フォルテ(mf)→メゾ ピアノ(mp)→ピアノ(p)になって最後は聞こえなくなった
循環呼吸は弱い、小さな音を継続することには向いているが、フォルテを続けるなんて無理なことなのだ(その道の匠は出来るのかもしれないが・・・)
青柳さん、1息25秒
立派な記録だ
また記録に挑戦して欲しい
アンコールなし、18時55分、50分間に及ぶ中身の濃いライブが終了した
今回のライブを観て、私は若い頃に野音で観た高中ライブを思い出した
ライブが始まるとみんな一斉にステージ付近にダッシュして、少しでも近くで高中氏を見ようとしたあのライブだ
高中氏が弾くギターのリズムに合わせて、ステージを両手でバンバン叩いたあのライブだ
自分の席が決まっているのに、結局オールスタンディング状態
ワーワーと歓声をあげ続けたあの懐かしいライブ
座ってなんかいられやしない、だって高中正義のライブなんだから
オールスタンディングはいい、そして倉庫も良かった(笑
最後まで読んで頂いてありがとうございました
2016年5月22日、新木場 Studio Coastで行われたインスト・ライブ・イベントに高中氏が出演した
通年のSUPER LIVEとは違う場所、異なる雰囲気で演奏された当日の演奏曲などを、今回も私の独断と偏見のみでリポートしたいと思う
また、新しい試みとして、ライブで使用されたギターをイメージ画像として添付することにした
ライブが始まる前のステージ転換作業中、ローディーさんがこのギターのチューニングをし、そのままステージの真ん中にセットしたので
今日はジェフベック・モデルで演奏するのかと思ったら、1曲たりとも使われなかった(笑
ライブ会場、新木場 Studio Coastの前身は倉庫
その独特の雰囲気の中、18時05分にライブはスタートした
フェンダーOLDを抱きかかえ、高中氏がステージへ
1 Star Wars Samba
オーディエンスは20代~30代が中心
いきなり21st Century Schizoid Manを演ったってわかるワケがない
オープニング曲はオーディエンスの年齢層に合わせて、誰でも知っている曲を選曲した
そういうことなのだろう
これ知ってるよ?スターウォーズだよね?私の後ろに居た、推定年齢22歳くらいの女性が私の考えを肯定してくれる
掴みはバッチリってことだ(笑
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)」は昨年12月に公開され、大きな話題になったこともまだ記憶に新しいし(あぁ・・・ハン・ソロが・・・)
Star Wars Sambaってライブで演奏されることはないだろうなぁと勝手にそう思い込んでいた私みたいなファンにとっても
オープニング曲に?
Star Wars Samba?
思いっきり意表をつかれた感じでニンマリとした
「未知との遭遇(1977年)」の5音階 レ・ミ・ド・ド・ソ入り
稲葉さんのスタンディングウクレレも新鮮
2 Mambo No.5
Jump, Jive, Fly Calypso Tango
Let’s dance Disco 団子
Hot shot It’s Jingle Jangle (シャウト!) Mambo Magic
Roll, Ride, SIide Razzle Dazzle (Shake! ) Lovely Limbo
Kick, Click, Clack Bingo 番号 (GO!) Mambo Madness (TAKANAKA weblogより引用)
なんか`団子’とか書き替えてるし(笑
自身のHPでシャウト!Shake!GO!と叫んで下さいと言っていたのにも関わらず、当日は歌の部分でマイクがOFF状態
ローディーさんが慌てて後ろから近づき、手で床のON・OFFスイッチをペチっと
けれど、時すでに遅し、シャウト!Shake!GO!のタイミングがわからずに演奏は過ぎていった
葉山で聞いた、いつ終わるのか予想がつかなかったポンタさんのドラムソロをこの曲で思い出す
メンバー紹介
青柳誠さん(key、sax)、稲葉ナルヒさん(guitar)、斎藤ノブさん(percussion)、宮崎まさひろさん(drums)、岡沢章さん(bass)小島良喜さん(Keyboard)
いつものメンバーがいつものポジションにいる
MC
今日のお客さんはほとんどが30代って聞いたんですが、そうは見えないですね
(注 ※このオールスタンディング・ライブで前の方に固まっていたのは20年くらい前に30代を過ごした方達ばかりだった、もちろん私も含めてね・笑)
ボクもこの間、誕生日で36になったんですけどね
それでは憧れのセーシェル諸島というのを演ります
3 憧れのセーシェル諸島
曲の途中で今まで見たことのないギターに持ち替えた
周りがザワザワし始める
この工芸品のような特徴のある美しいボディ・・・
もしかしてイギリス製のハンドメイドギターZEMAITIS?
(後日、ご本人様がHPでゼマティス買うたったと言うてはった)
現在、新品状態で発売されているゼマティスではなく、トニー・ゼマティスさん(2002年他界)が生前に制作した本物のゼマティスなら軽く数千万円はするという、あのZEMAITIS?
(画像は楽器フェアへ行った時に撮影した現行品ゼマティス)
ロン・ウッドもクラプトンも使っていたあのZEMAITIS?
(年頭にリフォームをしたら友人が「このリビングに似合うのはロン・ウッドだっ」とワケのわからぬことを言い、30年くらい前に市販されていたロン・ウッド自身が描いた自画像をフレームに入れてプレゼントしてくれた。大きいのでなかなか迷惑です
笑)
現行品はおろか、私はピックしか持ってないあのZEMAITIS?
ギターの音の特徴もあまり良くわからぬまま、セーシェルのエンディングをキーボードが引っ張り
②へ続く