リズム & ブルース・リー

リズム & ブルース・リー

雨音も、グラウンドを転がっていくボールも、心臓の鼓動も
一定のリズムを刻んではやがて終息する
リズムは儚く、狂おしく、時に切ない
また「甘美」とは、そういうものなのだろうと私は思う

つい先日、外部サイトから引っ越して来ました

おヒマな時、このブログに立ち寄って頂けると嬉しいです

 

 
 

 

2025年9月21日(日)「カルッツかわさき」で高中LIVEを楽しんだ

 

高中LIVEで恒例の日比谷野外音楽堂は、本年10月1日から再整備工事に入り

現在はクロージングイベントが行われている

 

第1弾は南こうせつさん・イルカさんなどが出演される「東京フォークジャンボリーin野音」

 

そして9月27日、クロージングイベントのクロージングを飾るのは野音側から出演オファーを受けたCharだ

 

新しく生まれ変わる日比谷野外音楽堂、とても楽しみにしている

 

 

さて「カルッツかわさき」での高中LIVE

 

LIVEを観ていた時、またはLIVE直後の感想を端的に簡単に、そして毎度のことながら私的な思い込みで言ってしまうと・・・

 

音小さい

 

サイリウムふりふりでいつまでも立って騒ぐオーディエンス

 

新しいSG

 

以上

 

 

昨年の野音以来、1年ぶりに高中LIVEを観た感想がたったの3行で終わってしまうとは・・・

いやいや、そんなはずはない

 

いつだってLIVEを観た直後から時間が経つと、ジワジワ~っと

たくさんの思い出補正なども加わり

 

「いやぁ~今年のLIVEも良かったよなぁ~」という印象に変わるのが常だ

 

 

 

セットリストを記述した後、特に印象に残った高中LIVEの感想などを書いていこうと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MUSICIAN

 

 

 

 

高中正義(g)/斉藤ノヴ(per)/岡沢章(b)/宮崎まさひろ(dr)/井上薫(key)

髙本 りな(key)

 

AMAZONS(大滝裕子・吉川智子・斉藤久美)

 

(敬称略)

 

 

 

 

 

セットリスト

 

 

 

M 1 BLUE LAGOON

 

 

 

M2 Radio Rio (Cho AMAZONS)

 

 

 

M3 Beleza Pula (Cho AMAZONS)

 

 

 

M4 Brasilian Skies (Cho AMAZONS)

 

 

 

M5 Jungle Jane (Cho AMAZONS)

 

 

 

M6 Illusion (Cho AMAZONS)

 

 

 

M7 Summer You (Cho AMAZONS)

 

 

 

 

MC

 

 

さて、四択クイズです

来年、高中正義が初めて行くアメリカの都市を4つのうちから当てぃ

1 1か2

2 2か3

3 3か4

        4 4か5(Chicago)

 

でも4か5(Chicago)に行けるのもこうやって声援してくれる皆さんのおかげです

ありがとうございます

 

 

 

 

三択クイズ

大昔やったんですがついでに

30年前に高中が凝ったスポーツを3つのうちから上げよ

1 顔と醤油

 2 足にソース

    3 手に酢(テニス)

 

 

メンバー紹介

 

 

 

 

 

M8 SHAKE IT (Cho AMAZONS) 

 

 

 

M9 渚・モデラート (Cho AMAZONS) 

 

 

 

 

M10 MIDO (Cho AMAZONS)

 

 

 

 

M11 OH! TENGO SUERTE (Cho AMAZONS) 

 

 

M12 TOKYO REGGIE  (Vo Takanaka)

 

 

 

M13 Sexy Dance (Cho AMAZONS)

 

 

M14 SAUDADE

 

 

 

M15 Palm Street

 

 

 

M16 M5 (Cho AMAZONS)

 

 

 

 M17 Tropic Birds

 

 

 

M18 READY TO FLY

 

 

 

 

 


 

 

En1 Jumping Take Off 

 

 

 

En2 You Can Never Come To This Place

 

 

 

 

使用ギター

 

M1 M2 M3 M4

 

 

 

M4 M5 M6 M7 M10 M11 M12

 

 

 

 

 

SG KARUIZAWA2 紅葉(アーム付き)

(YAMAHA製SGをモディファイした新しいSG)

 

 

M8 M9  M13 M14 M15 M16 M17 M18 En2

 

 

詳しくはこちらをご参照のほど ↓

 

 
 
 
 
 
 
 
(2009年、川崎GUTAR SPOTにて撮影)
サーフギター
 
En1
 
しかし当日はこのサーフギターではなかった
ギターの色は赤ではなく青
 
そしてヘッドは
 
ストラトタイプではなく
 
 
 
 
レスポールタイプ(オペラグラスで確認)
 
 
以前、高中氏はインタビューの中で「赤いサーフギターのヘッドはSGのものでピックアップもSGのもの」と答えていたが、今回使用されたサーフギターはブルーSGがまるでトランスフォーマーされて一回り小さくなったようなギターだった
 
 
 
 
 
impressions
 
 
 
M3 Beleza Pula (Cho AMAZONS)
ボトルネック使用
 
途中、高中氏がマイクの横でアゴゴ(音程差のある小型カウベル)を連打
 
 
 
 
M5 Jungle Jane (Cho AMAZONS)
 
エンディン直前のギターとAMAZONSとの掛け合いがワクワクした
 
 
 
M6 Illusion (Cho AMAZONS)
 
確か2023年のLIVEでも演奏してたよなぁと思っていろいろ調べていたら
 
「Illusion」は1985年に発売されたシングル「エピダウロスの風」のカップリング曲で前作の「渚・モデラート」に続いて「エピダウロスの風・ Illusion」も当時の東芝Hi-FiビデオのCMに使用されていたことがわかった
 
たしか薬師丸ひろこさん出演でギリシャかスペインでのロケーションだったと記憶している
 
20代の頃に聞いていた曲を予期せぬ時に聞くと鼻の奥がツンとするのは何故なんだろう
 
 
 
M8 SHAKE IT (Cho AMAZONS) 
 
あれ?あれ?なんだあのSGっぽい赤いの
 
SG KARUIZAWA2 紅葉(アーム付き)の初見
 
ギターの音が小さかったので迫力を感じられず残念
 
 
 
M9 渚・モデラート (Cho AMAZONS) 
 
途中でほんの数秒、音が出なくなってカラオケ演奏
ソファーに座って適当に弾いていた時にアローンのフレーズが入った
 
 
 
 
M10 MIDO (Cho AMAZONS)
 
もう20年以上、毎年高中LIVEに通っているけれどBahamaに収録されている MIDOが演奏されたのは記憶にない
 
忘れているだけかもしれないが・・・上手いなぁ、そして懐かしい
 
 
 
M11 OH! TENGO SUERTE (Cho AMAZONS)
 
イントロ部分、ボコーダーを使用して少しこもった音を出していた
 
クリアトーンが印象的な曲なのでメリハリがついていた
 
 
 
M12 TOKYO REGGIE  (Vo Takanaka)
 
つい、立ったまま大きな声で歌ってしまう
 
前の席に座っていた上品な紳士が笑顔で振り返り目が合う
 
恥ずかしい
 
 
 
 
M13 Sexy Dance (Cho AMAZONS)
 
冒頭また数秒、音が途切れてしまう
 
前述したようにギターの音が小さいので音自体が細く感じられ後半部分で気のせいかギターとバンドのタイミングがずれているようにも聞こえた
 
 
 
 
M14 SAUDADE
 
エモく繊細な髙本りなさんのソロを引き継ぐ形で繊細さの中に力強さを加えた井上薫さんのソロ
お二人ともとても素敵なソロだった
 
 
 
M16 M5 (Cho AMAZONS)
 
冒頭、ギターの音がでない
 
SG KARUIZAWA2 紅葉・・・次回は改善されていることだろう
 
全員、ソンブレロをパイルダー・オン(着用)
 
まるでラスベガスのステージを観ているようで豪華に映える
 
ブレイク→&レスポンス
 
ブレイク→&レスポンス
 
ブレイク→&レスポンス
 
何度も繰り返して楽しい
 
 
 
 
M17 Tropic Birds
 
大昔から続くこの曲中でのコール&レスポンス、そして数年に1度のペースで演奏されるエンディングでのコール&レスポンス
 
1980年にリリースされた「SUPER TAKANAKA LIVE!」に収められているTropic Birds→DISCO “B”の流れ
 
Tropic Birdsのエンディングで煽りに煽ってDISCO “B”のイントロへ繋げるあのイメージが大好きなので、次にDISCO “B”が演奏されないと「??????」になる
 
この日のTropic Birdsのエンディングも煽りに煽り、見事なコール&レスポンスが決まる
 
Tropic Birdsは高中氏の楽曲の中で1番の正統的なコール&レスポンス曲だと思っている
 
 
 
 
M18 READY TO FLY
 
井上薫さんが立ち上がり、右手を上下させて音程の指示を出す
 
オーディエンスはコンダクター井上に合わせてメロディーラインを歌唱
 
宮崎さんのFill-inがいつもと少し違っていてオォ!と声が出てしまった
 
 
En、2曲を演奏し終えLIVE終了
 
 
 
 
 
 
ここ数年、高中氏の国内LIVE数が増加している。昨年は海外にも進出した
 
「新譜の発表を止め、なつメロバンドになってから売れ始めた」
 
そう揶揄する声も聞く
 
このブログの中ではもう何度も話しているけれども、自分の「高中史」を語ると、出会いは18歳の時の日比谷野外音楽堂だった
 
それから毎年LIVEに通い、虹伝説で一旦終わった
 
2000年代に入ってまた日比谷に通い始め、そこから年を重ねるたびに正直「もう来年はいいかな」と思っていた
 
毎年毎年、同じ曲しか演奏しないしもういいかな?と
 
しかしチケットが発売される時期になると「でも日比谷だしなぁ」と・・・
 
結局、日比谷野音LIVEに行く
 
数曲は入れ替えしているとはいえ、毎年毎年、同じ曲
 
そのうち40周年があり50周年があり
 
最近、よく考えてみた
 
確かに同じ曲を演奏しているのだが、このギタリストが作った曲は膨大な数に及ぶ
 
LIVEではその曲を作った本人がギターを弾いて演奏している
 
ヤバイなっ、これって相当凄いことなんじゃないか?
 
今でも夏になると「夏道」を聞く
 
音源さえあれば「日比谷ハーフムーン」だってもう一度聞いてみたいし、カエラがボーカルを担当したミカ・バンドで演奏していた「sockernos」も聞きたい
 
まだまだ聞きたい曲がたくさんあるのだ
 
つまり「もういいかな」はない
 
 
拙いブログを最後までお読みいただきましてありがとうございました
 
カッツ
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年9月22日(日)、今年も日比谷野外音楽堂で高中ライブを楽しんだ

 

「今年も」とわざと強調してみた

 

そう、実は私は毎年欠かさず日比谷ライブを観てはいるのだが、ライブ記事の方は2020年を最後に書いていないのだ

 

 

 

月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり

 

 

 

自分の時間を旅している、大げさに言えば生きていく時間は他事にかまけてばかりいて、心に浮かんだほんの少しの欲望にさえ応えてやることも出来ないでいる

 

でも今年は重い腰と、最近になって前に出てきたお腹をゆっくりと持ち上げ、ライブ記事を書くことにした

 

いつものように独断と誤解とそれはあなたの感想ですよね?的な記事の内容になるが、最後まで読んでいただけると嬉しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MUSICIAN

 

 

 

高中正義(g)/斉藤ノヴ(per)/岡沢章(b)/宮崎まさひろ(dr)/井上薫(key)

柴田敏孝(key)

 

AMAZONS(大滝裕子・吉川智子・斉藤久美)

 

(敬称略)

 

 

 

 

セットリスト

 

 

 

M 1 黒船嘉永6年6月2日 Black Ship Second June

  黒船嘉永6年6月3日 Black Ship Third June

    黒船嘉永6年6月4日 Black Ship Fourth June

 

 

 

M2 BLUE CURACAO (Cho AMAZONS)

 

 

 

M3 SWEET AGNES

 

 

 

M4 OH! TENGO SUERTE (Cho AMAZONS)

 

 

 

M5 TOKYO REGGIE  (Vo Cho Takanaka)

 

 

 

M6 ALONE

 

 

 

M7 哀愁のヨーロッパ

 

 

 

M8 HOLD ON (Cho AMAZONS)

 

 

 

M9 THE PARTY'S JUST BEGUN (Cho AMAZONS)

 

 

 

 

MC

Janis Joplin 「Piece Of My Heart」

 

 

 

 

 

M10 SHAKE IT (Cho AMAZONS)

 

 

 

 

M11 渚・モデラート (Cho AMAZONS)

 

 

M12 A FAIR WIND

 

 

 

M13 DISCO "B”

 

 

M14 SAUDADE

 

 

 

M15 FINGER DANCIN'

 

 

 

M16 TAJ MAHAL (Cho AMAZONS)

 

 

 

 M17 THUNDER STORM

 

 

 

M18 READY TO FLY

 

 

 

 

 


 

 

En1 タイムマシンにおねがい (Vo AMAZONS)

 

 

 

En2 BLUE LAGOON (Cho AMAZONS)

 

 

 

 


 

 

使用ギター

 

 

 

 

1曲目のスタートから使用し、当日、何曲も弾いていたギターの名前がわからない

後方の席からオペラグラスでネックを確認すると「Fender」・・・と書いてある気がしたが自信はない

ハイブリットギターっぽい形をしていてエンヤ楽器のスマートエレキギターか?違う違う

ピックアップは2つあった

どなたかご存じの方がいらしたらギターの詳細を教えて頂きたい

 

※9月26日追記

「EDWARDS Platinum Edition KARMASTER」

というギターらしい(親切な方から教えて頂けた)

 

M1 M14 M15 M16 M17 M18

 

 

 

 

 

 

M2 M3 M4 M5 M9

 

 

 

 

 

 

M6 M7

 

 

 

 

 

M8

 

 

 

 

 

 

MC M10 M11 M12 M13

 

 

 

 

 

En1 En2

 

 

 

 

 

M2 BLUE CURACAO

 

 

曲の途中までおとなし目のハモりギターだったが、機材からジャックを抜いた時のような「ガッ」という音がしてからボリューム感のあるいつもの高中ソロになった

 

 

 

 

 

 

 

M3 SWEET AGNES M5 TOKYO REGGIE

 

 

 

アルバム「TAKANAKA」より、高中正義初のシングルカットA面 SWEET AGNES

B面TOKYO REGGIE

当日のSWEET AGNESの演奏ではテンポが速くなったかのように感じるフレーズがあって楽しめた

このカップリングでの演奏、実は「TAKANAKA SUPER LIVE 2020」のEn2曲目のメドレーで披露されている

 


→ Beleza Pura~TOKYO REGGIE~I Remember You~Radio Rio~Taj Mahal~Summer Breeze~伊豆甘夏納豆売り~Sexy Dance~憧れのセーシェル諸島~Sweet Agnes~Explosion~Oh! Tengo Suerte~Mambo No.5~M5~Aquarela do Brasil

 

 

TOKYO REGGIEの単独演奏は「SUPER LIVE 2012 TAKANAKA伝説」En2曲目まで遡る

TOKYO REGGIEをフルで聞くと、その時代の空気感がじんわりと身を包んだ・・・と普段ならそう書きたいところだが、なんと言ってもVo&Cho Takanakaだ

歌ってコーラスしてそしてギターまで弾く

その独特の歌声、新しいエンディング、会場は盛り上がった、なにか妙なパワーで(笑

 

 

 

 

 

M4 OH! TENGO SUERTE

 

 

曲の出だし、ボコーダーを使用(笑

 

 

 

 

M7 哀愁のヨーロッパ

 

 

アルバム「AQUA PLANET」はなかなか聞く機会がないままCDラックで眠っている

だから哀愁のヨーロッパも久々だ

 

個人的な希望として高中氏にはぜひGARY MOOREの「パリの散歩道」を弾いてほしいと思う

そして音を伸ばして伸ばして、哀愁のヨーロッパよりも音を伸ばしてくれたら

私はyeaah!とかall right!とか、叫びたい

 

 

 

 

MC

 

 

おそらくL.A公演や上海公演や数年前から言っているグラミー賞などの話をしたかったと思うが、Janis Joplinの「Piece Of My Heart」を使った高度なジョークでMCが終わった

・・・にしても、Piece Of My Heartのギター演奏が素晴らしい

この時代のものを高中氏が弾くと、いつもプロのギタリストだなぁと感じる

だからこそ「パリの散歩道」も聞きたいのだ

 

 

 

 

En1 タイムマシンにおねがい

 

 

 

井上薫さん(key)がショルダーキーボードを持って舞台中央で高中氏と演奏する

おふたりのギターのヘッドに何かぶら下がっているのでオペラグラスで確認すると、ティラノサウルスの人形だった

 

ティラノサウルスお散歩 アハハーンだ

 

 

 

 

 

 

 

17時にライブが始まり、18時55分にライブが終わった

約2時間、今年も中身が詰まった日比谷でのライブ

 

雨にも降られず暑くもなく、とても気持ちの良い夜だった

 

 

 

 

 

最後までブログを読んでいただきましてありがとうございました

 

カッツ

 

 

数週間前、何故か突然キャンディーズに沼ってしまった

 

キャンディーズが普通の女の子に戻ったのは1978年、私が15歳の時だった

 

当時、もちろんテレビの歌番組やバラエティ番組でキャンディーズを観ていたので彼女たちのヒット曲を知っているし歌えもするが、特にファンだった訳ではない

 

 

日曜日、最近になって少しだけ調子が悪くなったバリスタでコーヒーをいれ、豆なのか豆と水の割合なのか、思ったような味にならなかったコーヒーを飲みながら

 

Amazon MusicでボンジョビやJガイルズバンドを聞いていたら「歌謡曲」というジャンルが目に入り、それをついポチッとした・・・

 

 

アンタ、あの子のなんなのさ?や、ひーとつー独りじゃ寂しすぎる(インスト)や、ウィピィングザレイン フッ や、Mr.サマータイムのボーカルの女性の声が濡れていてセクシー・・・

 

いや、セクシーというよりもはやエッロい

 

なんて考えていたら試聴が止まらなくなり、やがてキャンディーズにいきついた

 

45年間も聞かなかった曲を今更ながら聞いてみると、そこには懐かしいという感覚よりも

 

なんてカチカチしたリズムなんだろう?とか、あらまっ!なんてオシャレなフレーズが入っているんだろうとか、それはそれは新鮮な驚きに思わず頬っぺたが落ちた

 

 

ほ〜っキャンディーズの「やさしい悪魔」や「アン・ドゥ・トロワ」は吉田拓郎さんの楽曲だったのか・・・

 

タクローさんはキャンディーズ以外にもたくさんの楽曲を他の歌手に提供していて「俺たちの勲章のテーマ」も吉田拓郎さんの楽曲でインストの演奏は確かトランザムだったなぁ~などと感慨にふける

 

そういえば以前、ミュージックフェアにB'zの松本孝弘さんが出演した際、ギターでこの曲を演奏し「テレビで俺たちの勲章のテーマを聞いてギターを始めた」とおっしゃっていた

 

私も松田優作さんや中村雅俊さんが共演していたこのドラマを観ていて、オープニングのこの曲、かっこいいっ!と子供心ながら思ったものだった

 

AmazonMusicをポチポチとしていたらやがて山下達郎さんにいきあたったのだが、このサイトの中にヤマタツさんの楽曲があまりないのでYouTubeに移り、楽曲を聞いているうちにいつの間にかヤマタツさんのベスト盤を購入していた(笑

 

 

あの時代の曲、それは松本隆さんや筒美京平さんなど名だたる作詞家の方たちや才能溢れる作曲家の方たちの作品群であるだけではなく、坂本龍一さんをはじめとするキレっキレのアレンジャーやポンタさんや高中さんたち、超一流のスタジオミュージシャンの競演

 

つまり大人の仕事の結集であったのだとひとりごちた

 

 

その日曜日、冷めてしまったコーヒーを一息で飲み干し、そんなことをボーっと考えたあと

 

22日の日比谷野音はガチで雨が降りそうだと懸念し、PC前から離れてレインウェアを探すことにした

 

 

 

 

 

    

 

 

 

美樹さんがセンターを務め、伸びやかなアルトの歌声を響かせていて魅了された「わな」

また、「暑中お見舞い申し上げます」での蘭さんの→んんっん~♪

なんて可愛らしいのだろうか(笑

 
 
※ 追記
 
山下達郎さんのベスト盤CD「OPUS(3枚組)」
聞いたことがある曲がたくさんあり、曲とタイトルがやっと一致した
名盤だと思います

 

 

 

 

 

んー・・・

 

少しだけ自分のエネルギーが足りてないかな?と思った時に、いつも何となくこの曲を聞いてしまう

 

普段は忘れてる曲なんだけど

 

 

 

  

 

        そんな曲ってあるでしょ?(笑

 

      そこまでボタンを外して前を開けるのか?

 

           そんなアロハ最高!

           
            弦切れ最高!

 

 

 

 

 

2020年10月24日の日比谷野外音楽堂公演を皮切りに、「TAKANAKA SUPER LIVE 2020 - Rainbow Finger Dancin‘-」ツアーがスタートした

 

人類未曾有の伝染病コロナの影響で、今年は高中ライブが例年通り開催されるのか?

 

とても心配していたが無事にスタート出来て本当に良かったと思う

 

ツアーは上記、2021年1月24日神奈川県民ホールの追加公演まで続く予定だ

 

コロナ罹患を怖れ、毎年欠かさずライブに参加していたベテランの高中ファンの方々多数が、今年はライブへの参加を見送られていると聞いた

 

コロナとはどんな病気なのか?

 

そのウィルスの正体が完全に把握出来ていない段階では、コロナワクチンなどのコロナに対する有効な治癒システムも完成しない

 

こんな時にライブに行って大丈夫か?という気持ちは正直、私にもあった

 

そんな現実を思いながらも、ライブに参加したのだから今年はサボらずにライブ記事を書いてみたいと思った

 

相変わらず独断と偏見を伴った私の個人的なライブ感想記事なので、その部分はお許し頂きたい

 

(なお当日はネット配信も同時に行われていたので、そちらの方がより詳しくライブの中身がわかったに違いない)

 

 

 

 

MUSICIAN

 

 

高中正義(g)/斉藤ノヴ(per)/岡沢章(b)/宮崎まさひろ(dr)/井上薫(key)

松本圭司(key)

 

AMAZONS(大滝裕子・吉川智子・斉藤久美)

 

(敬称略)

 

 

 

 

定刻から6分遅れた18:06分、メンバーが次々とステージ下手から姿を現し、最後に高中氏が花を散りばめたように見えるカラフルな柄のジャンプスーツ(ツナギ)で登場

 

FINGER DANCIN'の一部を弾き、拳を突き上げてオーディエンスを煽る

 

 

 

 

 

セットリスト

 

 

 

M 1FINGER DANCIN'

 

M2 SPACE WAGON

 

M3 WILD MOW-MOW 

 

M4 渚・モデラート  (Cho AMAZONS)

 

M5 OH! TENGO SUERTE  (Cho AMAZONS)

 

M6 PARADIZZY (Vo.高中正義 Cho AMAZONS )

 

M7 EYELANDS (Vo.高中正義 Cho AMAZONS)

 

M8 SHAKE IT (Cho AMAZONS)

 

M9 CRYSTAL MEMORIES

 

M10 空ド白ソ

 

M11 PALM STREET

 

M12 AN INSATIABLE HIGH

 

M13 EARLY BIRD ~Rock Around The Clock~ (Performer &Cho AMAZONS)

 

M14 BLUE LAGOON

 

M15 READY TO FLY

 

M16 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE 

 

 

 

 

 

 


 

 

En1 BLUE STRIPE

 

En2 メドレー (Vo.高中正義 Cho.AMAZONS)

 

Beleza Pura~トーキョーレギー~I Remember You~Radio Rio~Taj Mahal~Summer Breeze~伊豆甘夏納豆売り~Sexy Dance~憧れのセーシェル諸島~Sweet Agnes~Explosion~Oh! Tengo Suerte~Mambo No.5~M5~Aquarela do Brasil

 

 


 

 

 

 

 

使用ギター

 

 

 

 

M1 M2 M3 M4 M9 M10 M11 M12 M14M15 M16 (フリカケ)

 

 

 

 

M5 (Vintage Fender Stratocaster)

 

 

 

 

M6 M7 M8 (Vestax) ※1

(※1 当日、ライブで弾いていたVestaxは高中正義デビュー20周年を記念して発売されたVestax GV-ⅡFではないと思うが、詳細は不明

 

 

 

 

En1 En2 (BLUE-SG)

 

 

 

 

 

ここからは独断と偏見による私のライブ後の感想なのでお気になさらずに、サラっと読み飛ばして頂きたい

 

 

 

 

野球に例えると

 

デビュー時の高中氏は球速160キロを超えるストレートを投げ、今まで見たことがないような多彩な変化球を投げる投手だった

 

現在の高中氏のストレートはMAX130キロ台、変化球も種類が減ってその鋭さも過日には及ばない

 

ところが現在でも、胸のすくような糸を引くストレートや、思いもしない変化をするボールを目の当たりにする時がある

 

つまり高中氏は熟達した投球術を駆使する投手に変容し、ベストナインやゴールデングラブ賞を何度も受賞されている方々がベテラン投手の後方で守備を固めている

 

高中ライブを野球に例えるとそんな感じだろうか

 

 

 

 

 

 

コロナか?高菜か?

 

M5 OH! TENGO SUERTEの演奏後、メンバー紹介の前にMCがあった

 

MC

 

ある東南アジアのレストランに入って、そこのオーナーが「1品だけサービスするよ。コロナか?髙菜か?」

 

コロナ(ビール)か?高菜(タカナ)か?

 

40年前(1980年)、雨の中、ここで演ったんだけどこんなつまらない冗談言わなかった

 

40年前を思い出し、その時に着ていたジャンプスーツを着ようかと思ったが(ここで40年前の実物のジャンプスーツを提示)

 

なんだっ40年前と一緒やん、と言われるのも何なので(当日の衣装)新しいジャンプスーツを作った

40年前、ここに来た人いる?

 

 

(私は挙手した)

 

 

私にとって日比谷野音の高中ライブは同窓会のようなものでもあり、また、当時17歳だった自分自身に会いに来る場所でもある

 

 

 

 

 

 

ベストプレイ

 

もちろん、当日演奏した中で私が思うベストプレイ、という意味で「M16 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」をあげておく

 

体からオーラが出ているんじゃないか?ってくらい気合いが入っていて素晴らしい演奏だった

 

ベストプレイ以外の曲でも、業務命令で40周年の時に久々弾いたM2 SPACE WAGONは

 

 

 

この時以来だ

 

 

個人的には今回のライブで久々に「M6 PARADIZZY」や「En1 BLUE STRIPE」が聞けてとても嬉しかった

 

毎回毎回ライブで演奏されて定番になっている曲ばかりではなく、こんな久々な曲もライブで演奏されるとニンマぁ~と頬の筋肉が緩んでしまう

 

再び野球に例えると、今回のセットリストやライブそのものは惜しくもパーフェクトは逃したが、無失点の完投試合

 

高中氏にはいつまでも現役で居続けて欲しいと願う

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、マスク・手洗い・うがい・換気で3密を避け、コロナに罹患しないようにしましょう

 

 

そしてまた日比谷で皆さんと会える日を楽しみにしています

 

カッツ

 

 

 

 

拙いライブ感想記事を最後までお読み頂いてありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月22日の昭和女子大学人見記念講堂公演を皮切りに、「❝BRASILIAN SKIES 40TH❞TAKANAKA SUPER LIVE 2018 」がスタートした

 

ライブツアーは10月28日の大阪公演まで続く

 

このブログでは9月22日に行われた人見記念講堂のライブを簡単に、簡潔に、ごくごく個人的な思い出として振り返ってみたい

 

 

 

 

演奏者

 

 

高中正義さん(g)/斉藤ノヴさん(per)/岡沢章さん(b)/宮崎まさひろさん(dr)/井上薫さん(key)

宮崎裕介さん(key)

 

AMAZONS(大滝裕子さん・吉川智子さん・斉藤久美さん) ※以降、`ゾンズ’と表記

 

 

 

定刻から5分遅れた17:05分、演奏者が次々とステージ下手から姿を現し、最後に高中氏がサンバのリズムに合わせてスルド(Surd)を叩きながら登場

 

 

やけにステージがスッキリしているなと思ったらアンプが無い

 

ギターはワイヤレスでLINE出力

 

うん、どおりで音のバランスが良いはずだ

 

今回はステージから遠く離れた座席になり、オペラグラスを覗き込みながらのライブ鑑賞となった

 

いつにも増して見間違いの可能性がある(また、当日のライブでは2本ほど使用ギターの詳細がわからなかった)

 

 

 

 

 

セットリスト

 

 

 

M 1BELEZA PULA (Cho AMAZONS)

 

M2 BRASILIAN SKIES (Cho AMAZONS)

 

M3 NIGHTS (Cho AMAZONS)

 

M4 I REMEMBER CLIFFORD

 

M5 DISCO "B”

 

M6 伊豆甘夏納豆売り

 

M7 渚・モデラート (Cho AMAZONS)

 

M8 エピダウロスの風 (Cho AMAZONS)

 

M9 SHAKE IT (Cho AMAZONS)

 

M10 TAJ MAHAL (Cho AMAZONS)

 

M11 Mambo No.5 (Cho AMAZONS)

 

M12 Star Wars Samba

 

M13 SAUDADE

 

M14 FINGER DANCIN'

 

M15 Early Bird

 

M16 Tropic Birds

 

M17 READY TO FLY

 

 

 

 


 

 

En1 Blue Lagoon (Performer AMAZONS)

 

En2 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE 

 

 

 


 

 

 

 

 

使用ギター

 

 

 

 

 

M1から弾いていたギターはこのジェフベック・モデルではない

 

 

 

 

 

`レイクプラッシドブルー(プラッシド湖の青)’という色味に惹かれて私が購入した安物のギターだが、この色よりももっと明るい水色のギターを当日、高中氏は弾いていた

 

 

 

おそらくフェンダーのストラトキャスターであることは間違いないと思うけれど、便宜上、このジェフベック・モデルを当日の使用ギターとして提示することにした(知識不足で申し訳ない)

 

 

 

 

 

水色ストラト

M1,2,3,11,12

 

 

 

 

 

 

SG T-2

M4,5,6,7,8,9,10,En1,En2(前半部分)

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルーSG

M13,14,15,16,17

 

 

 

 

 

虹伝説で使用されたギターのレプリカで

 

 

 

 

 

 

イエローゴブリンとしてEn2(~後半部分)

 

 

 

 

M1~En2まで

 

 

 

 

ゾンズねーさん達が真っ赤な衣装で踊り始め、❝BRASILIAN SKIES 40TH❞が華やかに始まった

 

以下、印象に残った楽曲をいつもの様に独断と偏見に基づいて書いていく

 

 

 

 

 

 

M3 NIGHTS (Cho AMAZONS)

 

‘デビュー45周年記念 高中正義 SUPER LIVE 2016 Very Best’でもチャレンジしていたイントロ部分の高中氏によるトライアングル演奏

 

2016年はあまりに唐突で驚いたが、トライアングルのミュート&オープンも様になっていたし、NIGHTSではボトルネックも使用しているので盛りだくさんな内容だ(笑

 

 

 

 

 

 

M4 I REMEMBER CLIFFORD

 

ゾンズねーさん達が上手側に姿を消し、ステージ上手と下手の両サイドに腰掛けて演奏するいつものスタイルの時に気づいた

 

あれ?シールドは?

 

オペラグラスを覗き込むとSG T-2のアウトプット・ジャックに何か黒い、長方形のプラスチック機器が差し込まれていた

 

ワイヤレスでLINE!だから音が綺麗なのか・・・と納得

 

確かに会場に流れ出てくる音は綺麗ではあるけれども、ミスタッチがあったり音が多少キンキンしたり・・・

 

だが、ブルペンで10球程度を投げ込み、いざマウンドへ上がったらなかなかコントロールが定まらず、フォアボールを連発してしまうDeNAベイスターズの先発投手を見慣れている私に動揺はない

 

まぁ、すぐに肩(指?)は温まるさ

 

 

 

 

 

 

 

M6 伊豆甘夏納豆売り

 

ギターヘッドにいつもの風鈴

 

今年の夏は異常な暑さだった。そんな中、55回目の夏を過ごす私に、こんなことがあっても良いのか?ってぐらいたくさんの楽しい出来事が起きた

 

暑かった夏を振り返り、ゆっくりと思考を巡らせてみる・・・そして笑う(笑

 

伊豆甘夏納豆売りという楽曲は、人を感傷的にもするがスーッとその人の気持ちにとけ込んでくる曲だと思う

 

 

 

AMAZONSの紹介があり

 

 

 

 

 

 

M7 渚・モデラート (Cho AMAZONS)

 

ゾンズねーさん達が妖艶な雰囲気を身にまとって上手側に再登場

 

今年、高中ライブに初参加したお二人の若いキーボーディストの一人、宮崎さん(key)が新鮮なプレイをする

 

小島さん、重実さん、高中ライブ常連のお二人のプレイが‘必ず目的地には到着するけれど、旅の途中ではどこを走っているのかわからなくなる、ドキドキワクワクなバスの旅’だとすれば

 

若いお二人のプレイは‘目的地まで曲がらずに真っ直ぐに進むバスの旅’

 

シンプルさと斬新さがあって良かった

 

`若いキーボーディストをサポートするため’という意味合いではないのだろうが、このライブでのベースとドラムの刻むリズムがいつもよりぶ厚く、まるで一定の場所に鉄の杭を打ち込んでいるかのように思えた

 

私にとって、今まで観て来た高中ライブの中では過去にないほどの強烈なリズムに支配されたライブ、そんな印象を持った

 

 

 

 

 

 

 

M10 TAJ MAHAL (Cho AMAZONS)

 

ロッド・スチュワートのDa Ya Think I'm Sexy?が入り、エンディングでは何故かディープ・パープルのSmoke on the Waterで締めた(笑

 

前回のブログ→「ボヘミアン・ラプソディ」でも書いた通り、私は子供の頃、ロックの旋風の中に自分を置いた

 

大人になった今でもそこに居続ける自分は、あの頃の気持ちのままでいる

 

だから→「LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGHT 2012」なんてことがあると、歓喜して感激してしまうし

 

Da Ya Think I'm Sexy?のフレーズを高中氏が弾いた時も、Smoke on the Waterのフレーズを弾いた時も、即座に体が反応して拳を突き上げ‘いけっ!高中ーっ!’と

 

❝BRASILIAN SKIES 40TH❞ TAKANAKA SUPER LIVE 2018ツアーでの演奏中ということも忘れ、そのまま弾いてくれーっ!と願ってしまう(笑

 

いつか、60年代後半~80年代くらいまでのロックシーンに存在した名曲を、高中氏の演奏で聞いてみたい

 

(お酒を飲みながら)高中「この時代はうん、こういうフレーズね?知ってるかな?例えば日本だとフラワー・トラベリン・バンドが・・・」

 

高中氏による‘海外と日本のロック史’その解説と演奏、アリーナ席1万円くらいでどうでしょう?(笑

 

 

 

 

 

 

M11 Mambo No.5 (Cho AMAZONS)

 

ポンタさんと演奏したこのMambo No.5→「真夏の夜のJAZZ in HAYAMA 高中正義 葉山伝説②」も良かったが、ゾンズねーさん達がマラカスを振ってずっとマンボ♪マンボ♪マンボ♪とリピートするコーラスとダンス

その姿が10代の娘さんみたいに見えて(ほらっ!席が遠かったから・笑)本当に‘可愛らしく’そして豪華なMambo No.5だった

 

 

 

 

 

 

 

 

M12 Star Wars Samba

 

Star Wars Sambaを久々に聞いたのは(初のライブ演奏?)→「30th VILLAGE VANGUARD presents V.V.Rocks高中正義①」だった

 

アルバム「BRASILIAN SKIES」に収録されている曲だから、当日のセットリストに入っていても当然と言えば当然

 

逆に「BRASILIAN SKIES」の中にどうしてStar Wars Sambaが入っているのか?

 

少し不思議な気持ちがする

 

それは2011年のライブ→「高中正義 40周年記念第1弾LIVE 40年目の虹(日比谷②)」で‘ミスター(KARA)’のカヴァーを聞いた時の気持ちに似ている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

M13 SAUDADE

 

昨年、稲葉さんが抜けた後の‘SAUDADE’や‘BLUE  CURACAO’は-(マイナス)稲葉感があるとブログに書いた

 

 

>>2  SAUDADE

 

楽曲の後半まで聞いた時、何だか大きな違和感があった

 

そして・・・あぁ、あそこのパート、今日は稲葉さんは弾いていないのか

 

稲葉さんは居ないのか、と

 

慣れや習慣というのは不思議だ

 

今まで高中氏が単独で弾いているSAUDADEを聞いてきた時間の方が遥かに長いはずなのに、この-(マイナス)稲葉感

 

今回のSAUDADEはひと味のスパイスが抜けてしまったような寂しさを感じた

 

きっと稲葉さんが弾いていたギターの音色を脳が覚えていたせいだ

 

稲葉さんのサイドギターのユニゾンやカッティング、好きだったんだけどなぁ~

 

(→「CROSSOVER JAPAN 2017②」より引用)

 

 

 

しかし今は違う意見を持っている

 

どうしてか?

 

あれからの‘SAUDADE’や‘BLUE  CURACAO’は、高中氏が稲葉さんのそれまで弾いていた小節に、ご自身のフレーズを盛りだくさんに詰め込んで弾いているからだ

 

単純に言うと、稲葉さんが弾いていた時と比べて楽曲そのものがパワーアップしている

 

だからもう-稲葉感はない

 

でも、たまに稲葉さんのあのハモりギターがとても聞きたくなる時があるのは何故なんだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

M15 Early Bird

 

SAUDADEでブルーSGに持ち替え、Early Birdまでの演奏を聞いて確信した

 

セッティング(ギターの音)が完璧だ

 

そしてミスタッチはもう無い

 

あまりのピッタリさ加減に私は思わず席から立ち上がって体をリズムに任せた(後方の座席だったとはいえ、後ろの方、すみませんでした)

 

高中氏が演奏中に一瞬だけ手を振る、私も手を振り返す

 

音は力を持つ、そしてその力は人の行動を掻き立てる

 

 

 

 

結局、次のM16 Tropic Birdsで会場は総立ちとなり、M17 READY TO FLYでライブ演奏は終了した

 

 

 

 

 

 

 

En1 Blue Lagoon (Performer AMAZONS)

 

ゾンズねーさん達が3人ともストラトを抱いている

 

そのストラト(紙製?)には椰子の木や小さな模様などが、かわいいタッチで描かれていた

 

最後はステージ中央に集まり、高中氏と一緒にジャングル・ジェーン・ツアーでのストップ・モーションを決める

 

Blue Lagoonでジャングル・ジェーン・ツアーのストップ・モーションを使ったアクションは、最近では2009年の夏道ライブ→「高中正義 SUPER LIVE 2009 夏道 日比谷野外音楽堂」が記憶に新しい

 

ステージが花で満たされていくような煌びやかさ

 

今ツアー、AMAZONSが居て良かった

(曲が終わると、ゾンズねーさん達は抱いていたストラトを客席に投げ入れた)

 

上記のような内容だったので、この楽曲に関しては‘Cho AMAZONS’ではなく‘Performer AMAZONS’と表記させて頂いた

 

 

 

 

 

 

 

 

En2 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE

 

2011年のギターマガジン・フェスティバル→「Guitar magazine Festival 高中正義 ②」で‘YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE~珊瑚礁の妖精~獅子座流星群~黒船’というメドレーが演奏されてからというもの、一部のファンの方が「‘YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE’の前半部分だけを弾いて後半部分を弾かないなんて残念だ、とか、きっと後半部分はもう弾けなくなったからメドレーとして他の曲を付け足したんだろう」と言い始めた

 

・・・そんな言葉を目にするたびに私は悲しい気持ちになった

 

‘後半部分を弾けなくなった’なんてあるワケないじゃないか

 

その証拠に、同年の12月16日NHKホールで行われた→「高中正義 40周年記念最終章 SUPERCOLLECTION NHKホール」の11曲目でキチンと‘YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE`’をフルヴァージョンで弾いている

 

‘YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE’という楽曲に強い思い入れがあり、前半部分だけの演奏なんて許せない、そんな気持ちもわからなくもない

 

また、いろいろな人が強い思い入れを持っている曲、YOU CAN~をオリジナル曲の全パートを演奏しない‘メドレー’というカテゴリーの中に組み込んだ失敗だってあると思う

 

でもね、‘もう弾けない’なんてない、‘もう弾けない’なんてあるワケがない

 

 

 

 

 

 

高中氏はYOU CAN~の後半から、こんな出で立ちでステージに再登場した

 

 

 

 

19:05分ライブ終了

 

 

 

 

 

 

重量感のある、とても良いライブだったと私は思う

 

次の日比谷野音も(またしても後方の座席になってしまったが)楽しみだ

 

(アルバム「BRASILIAN SKIES」全8曲中、‘FUNKY HOLO HOLO BIRD’の演奏だけ無かったが、ライブ終了後、客席にBGMとして流されていた)

 

 

 

 

 

1つだけ皆さんに質問がある

 

この記事、長いですか?2回に分けた方がいいですか?

 

そんなことや、ブログを読んだ感想などをコメントして頂けると嬉しいです

 

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました

 

 

カッツ

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

イシバシ楽器さんへのリンク

高中正義さん ご来店

 

高中正義氏 独占インタビュー at イシバシ梅田店

 

 

                                                                

 

 

「歌っているヤツが女みたいで気持ち悪いけど、曲がカッコイイんだ」

 

 

小学6年生の時、隣に住んでいた3歳年上のお兄さんが彼のステレオの前でこう言った後、シングル盤に慎重に針を落とした

 

1975年に発売されたQueenのシングル「Killer Queen(キラー・クィーン)」は、それまでカーペンターズやビートルズしか知らなかった私の頭の中の洋楽ロックエリアに旋風を巻き起こし、以降、青春期から現在までずっとその旋風の中に滞在することになってしまったきっかけを作った曲だ

 

11月9日公開のこの映画、楽しみで仕方ない

 

 

 

 

お詫び

 

久しぶりにブログを更新すると必ず`お詫びの文面’を書かなければならないという繰り返しを何とかしたいとは思っているのだが・・・

 

年明けにでもゆるゆるとアップする、そう書いた「まさよしこの夜」についてのライブレポート記事は結局、書けないままでいる

 

あの記事を書いのは昨年の12月25日のクリスマス

 

はい、時効がきました(笑

 

どうして時効なのか?というと、もう今年のTAKANAKA SUPER LIVE 2018が始まってしまうからだ

 

今年は人見記念講堂とBRASILIAN SKIES 40th 野音 de カーニバルに参加する予定なので、こちらの方も今から楽しみにしている

 

もう’ライブレポートを書く’なんて言うもんかガーン

 

お詫びなんて書くものかアセアセ

 

アクセスしていただいた皆様、ごめんなさい 。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン

・・・のライブレポートを書く前に、自分にとって衝撃的なクリスマスプレゼントとなった出来事が当日のライブであったので、まずはその報告をしたいと思う

 

その衝撃的なクリスマスプレンゼントとは、アンコールで唐突にWillie weeks氏がベースを抱えてステージ下手から登場し、あの'Voices Inside(Everything is Everything)'を高中氏と演奏したことだ

 

たしか高中氏のHPで`Willie weeks氏が近所(軽井沢)に越してきた’そんな内容の記事は読んではいたが・・・

 

まさか・・・

 

まさか・・・

 

’Voices Inside`の生演奏を高中ライブで聴けるとは思ってもみなかった

 

今年最大の、いや、自分史から見ても5本の指に入る`ビックリ!度’だ!!

 

私はDonny Hathawayが好きで、彼の「LIVE(1972年)」というアルバムがコンサートやLIVEの原点だと思っている

 

2011年に高中氏が「40年目の虹」を発表した時、私は視聴後にこのブログで勝手な感想記事を書いた→「40年目の虹」

 

今、あらためて自分の書いた記事を読んでみると、???

 

なに言っちゃってくれてるの?コイツ・・・

 

そんな感想を自分でも持ってしまうのだが、以下、恥を忍んでアルバム4曲目`Alone’の感想を抜粋してみる

 

 

 

 

 

4 「Alone」


 

ギタマガフェスの音源を使用


 

ライブ盤の名盤は‘DONNY HATHAWAY LIVE’だと私は思っている


 

あのゲットーの小さなライブハウスの雰囲気は演出では出せないし


 

聴衆の熱気が手拍子や歓声や歌声にのって聴いているこちら側に激しく伝わってくる点を考えても


 

やはり‘DONNY HATHAWAY LIVE’は名盤中の名盤だと思う(天才は若くして亡くなってしまう、DONNY HATHAWAYがその定説を崩せなかったことを悔やむ)


 

ライブ音源には良い点と悪い点があると思う


 

良い点は綺麗な音に調整されて聴きやすくなること


 

悪い点は綺麗な音になると雑味が消されてライブ感が損なわれることだ


 

料理と同じように、雑味とは実は旨味だったりする場合もある


 

曲の終わりだけ聴衆の拍手を入れて‘ライブ感’を出そうとしても無理なことで


 

かと言って、雑味(ライブ感)を出そうとして広い意味合いでの聴衆のノイズを別に入れると


 

スタジオで録音した音源に別録りのライブノイズを入れたスモーク・オン・ザ・ウォーター(ディープパープル)になりかねない(笑


 

ライブ録音をCDに入れるなら、聴衆から出されるノイズはそのままにした方が良い


 

そう、いつもライブ後に発売されるDVDをそのまま音源化したような形がベストだと思う


 

アッ、もうひとつライブ音源の良いところがあった[E:sign01]


 

ギタマガフェスに来られなかった方が当日の演奏を聞けるところ[E:sign01]


 

やっぱり、ライブにはそのライブだけの音があるよね

 

 

 

 

 

ハイ、ごめんなさいアセアセお恥ずかしい限りでございます(笑

 

でも、このベーシストのことだけはわかって欲しい

 

Donny Hathawayの演歌のような歌いっぷり、その魂に響くような歌声のバックで素晴らしいベースを弾いているWillie weeks氏のことを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このアルバムに収録されている'Voices Inside(Everything is Everything)'を聞けば、高中ライブでWillie weeks氏がどのくらい忠実にVoices Insideを演奏していたかがわかるはずだ(ギター、ラリってるのか?ってくらい大失敗していてそこも好きだが・・・笑)

 

しかし、Donny Hathawayのヴォーカルとオルガンで一番好きなのは`What's Going On’

 

冒頭のオルガンの入り方からして好みだ(笑

 

 

高中ライブ当日、Willie weeks氏が演奏を終えてステージを去り、次曲の`嘉永6年6月2日(黒船)’が始まった時だった

 

そのスタート、出だしのタイミングが合わず、頭から演奏をやり直したひと場面があった

 

Willie weeks氏が作り出すベースのリズム感(いわゆる`ノリ’)があまりにも強烈で、ずっぽりとベースのリズム感に体が支配されてしまい、なかなかその呪縛から抜け出せなかったに違いない

 

よくある話で私は驚きもしなかったが、やっぱりWillie weeks氏の刻むリズムが魅力的で`魔力的’でさえあったという証拠なのだと思う

 

そんなWillie weeks氏の演奏中、ポイントポイントで人差し指を立てて両手を上に上げ、ドリフの真似をしていた高中氏

 

「Willie weeks氏はチョーさん(いかりや長介)じゃないだろーが!」と心の中で私が叫んだ「まさよしこの夜」についてのライブレポートは年明けくらいにでもユルユルとアップしたいと思います

 

 

毎回、何も更新していないのにこのブログを見て頂いてありがとうございます

 

そのアクセス数がなかなかのプレッシャーにもなり、励みにもなっていますアセアセ(笑

 

 

 

みなさん、どうぞ良いお年を!

 

素敵な2018年を!

 

そしてなによりもサンタメリークリスマス誕生日ケーキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高中ライブが始まる直前の転換作業中、ステージを覗き込んでみると昨年の高中正義45周年LIVE`Very Best’で使用した赤いSGがセッティングされていた

 

実を言うと`Very Best’ライブの後、私はこの赤いSGのことが気になって気になっていろいろと調べた結果、イケベ楽器さんのツィッターに行き着いたのだった

 

 

 

以下、2016年11月27日に更新されたロックハウスイケベ池袋さんのツィッターを引用させて頂く

 

 

 

【ファンならロックハウスに集合せよ!】

 

高中正義氏が45周年LIVE`Very Best’で使用した`SGT Red'実機展示中!

 

通称フリカケSGも復活した今回のツアー。その最終公演では何とあの赤のSGTが登場しました。このギターは30年程前にSGTフリカケ/SGTネイビーに続いて作られていたのもので、実際にその存在は知られつつも、殆ど使われていませんでした。

 

その為、98年に発売されたSGT2の際にラインナップされたものと勘違いされている方もいらっしゃるようです(原文まま)

 

 

 

見たい!もう一度、赤いSGが見たい!

 

でもなぁ~・・・

 

入店すると店員さんにギロっ目と見られたりして、行きつけの楽器屋さん以外、その他の楽器屋さんってなかなか入りづらい雰囲気なんだよなぁ~(笑

 

それでも私は意を決して見に行き、実機をまじまじと観察してきた

 

間近で見た赤いSGTは年月を感じさせず、フェラーリとは違う`赤’の美しさに輝いていた

 

ライブ当日、久々にこの赤いSGと再会したので弾くのかと思って期待していたら、とうとう使用されることはなかった(笑

 

 

 

 

 

高中正義 SUPER BAND

 

 

 

 

 

(川崎「GUITAR SPOT」にて2009年撮影)

 

 

21:00分ライブスタート

 

 

赤いSGTではなく、この赤いサーフギターを抱えて高中氏はステージに登場

 

大き目の♪♫マークが散りばめられたジャケットを着用し、インナーは白いボタンダウンシャツ、パンツは黒いベロア

 

 

 

聞きなれたパーカッションのショットが鳴り響く

 

 

1  Blue Lagoon

 

 

一瞬、テンポ遅くないか?とも思ったが、ん?これで良いのか、と思い直す

 

音はお世辞にも良いとは言えない、もしかしてこの赤いサーフギターのせいなのか・・・?

 

メンバーは舞台向かって左から小島良喜さん(Key)、岡沢章さん(Bass)、宮崎まさひろさん(Dr)、斎藤ノブさん(Per)、大島俊一さん(Key&Sax)

 

大島さんは6年ぶりの復帰

 

このことが当日の演奏曲に反映されていたと後で気づく

 

 

 

 

 

ギターチェンジ

 

 

以降、エンディングまでずっとブルーSGのまま

 

 

 

2  SAUDADE

 

 

 

楽曲の後半まで聞いた時、何だか大きな違和感があった

 

そして・・・あぁ、あそこのパート、今日は稲葉さんは弾いていないのか

 

稲葉さんは居ないのか、と

 

慣れや習慣というのは不思議だ

 

今まで高中氏が単独で弾いているSAUDADEを聞いてきた時間の方が遥かに長いはずなのに、この-(マイナス)稲葉感

 

今回のSAUDADEはひと味のスパイスが抜けてしまったような寂しさを感じた

 

きっと稲葉さんが弾いていたギターの音色を脳が覚えていたせいだ

 

稲葉さんのサイドギターのユニゾンやカッティング、好きだったんだけどなぁ~

 

 

 

 

3  EARLY BIRD

 

 

 

一音一音ブレイクするアレンジ・・・にしても音が悪過ぎる

 

サーフギターのせいじゃなく、やっぱり音響の問題だ

 

しかし`プロとして弾いているのが辛かった’とライブ後、ご本人様に言わしめた、あの中野サンプラザの惨劇を100だとしたら、こんなのは50~60くらいで大したことはない、まだ我慢出来る

 

それよりも音響の悪さに拍車がかかった原因は、高中氏が`トリ’を務めたという点だろう

 

これは昔から繰り返されていることだが、複数のバンドで構成されるイベントの`トリ’は特別な扱いを受けるというお約束事がある

 

海外のライブなどに多いのは、まず名前も知らない前座バンドがメインの前にライブを行い、最後に出てくるストーンズやボン・ジョヴィの時にグッと、ググググッと音響のボリュームが上がるのだ

 

高中氏のライブが始まった時、ググッとボリュームが上がったのを私は感じていた

 

この日に限ってはそれが諸刃の刃になってしまったのだが・・・・・

 

 

 

 

4  I REMEMBER CLIFFORD

 

 

 

2003年からスタートした`CROSSOVER JAPAN’

 

2003年~今年2017年までの間に惜しくも亡くなってしまったCROSSOVER JAPAN出演アーティストを、高中氏が一人ずつ名前を呼びながらこの曲で追悼した

 

この時はあまりに唐突で一瞬戸惑ったが、よくよく考えてみると当日に出演された他のアーティストも

 

MCの時に異口同音`ここまで長くやってこられて良かった’とか

 

`大切な音楽仲間をなくした’等の話をしていた

 

高中氏「松原正樹、まっつぁ~ん・・・」

 

2005年、高中正義夕天ライブでのRAINY DAY BLUE、松原さんの鳴きのギターは素晴らしかった

 

また松原さんの急逝によってか、CROSSOVER JAPANの常連`PARACHUTE’のエントリーが今開催は無かった

 

そのことは松原さんの存在の大きさを強く感じさせる

 

最後は「高中正義~・・・はまだ生きている」

 

悪い冗談(笑

 

 

 

5 READY TO FLY

 

 

 

30th VILLAGE VANGUARD presents V.V.Rocksで初お披露目された打ち込みによるイントロもなく、ごく普通のオーソドックスなREADY TO FLY

 

途中、あまりの音の酷さからか?高中氏がフットスイッチを次々と踏んでエフェクトをOFFにし、クリーンな音に戻す場面があった

 

音響が悪いとそのイベントを観に行ったオーディエンスは怒るけれど、いや、お金を払っているのだから怒って当たり前なんだけれど

 

演奏しているアーティストはオーディエンスの反応を伺いながら演奏しているわけで、それなりに出来るだけ努力しているということを忘れずにいたいと私は思う

 

先程の中野サンプラザの話ではないが`プロとして弾いているのが辛かった’と、どのアーティストも思っているに違いない

 

 

 

 

6  YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE~珊瑚礁の妖精~獅子座流星群~黒船

 

 

 

前述の大島俊一さん(Key&Sax)の復帰にあたって構成されたと思われる楽曲

 

大島さんが最後に高中バンドでプレイしたのは2011年だ

 

2011年は40周年記念の年で`40年目の虹’の年だった

 

大島さんは40周年記念ライブには参加していないが、その年の5月に行われたGuitar magazine Festivalに参加してこの曲を演奏している

 

後にも先にもこの楽曲が演奏されたのはギタマガフェスの1回限り、そう考えると感慨深い

 

聞いてる方は何の問題も無かったが、黒船へ移行する際に高中氏と小島さんの間で打ち合わせ通りにはいかなかった様子が伺えた

 

でもいい楽曲だと思う

 

YOU CAN ~のサビから珊瑚礁につなげて故大村憲司さんへの追悼の思いで作られた獅子座流星群、黒船は故加藤和彦さんへの思いだろうか?

 

4曲目はCROSSOVER JAPAN出演者への追悼、ラストは高中正義という人物に関わった人達への追悼なのかもしれない

 

 

 

 

アンコールなし、約40分間の高中ライブが終了した

 

 

 

前回のCROSSOVER JAPANで演奏された`21st Century SchizoidMan’などのサプライズは無かったが、それは今秋のSUPER TAKANAKA LIVEに期待することにしよう

 

 

 

アーティストも人間である以上、その日によってコンディションがある

 

そんなことはわっている、でもそのコンディションをライブ当日に最高潮にもってくるのが`プロ’ではないのか

 

その通りだと思う

 

しかし気力や体力のコントロールは年齢とともに難しくなっていくのも事実だ

 

以前、高中氏が久しぶりに`The Moon Rose’を弾いたことがあった

 

キチンとした音が出なくてカキン♪コキン♪みたいな音を出していた(笑

 

たしかその翌年?テンポを遅くして(←その手があったか!)`The Moon Rose’にもう一度チャレンジして見事に弾ききった

 

そんな時、私は客席でニヤニヤしながら高中氏に向かって拍手する

 

出来不出来、音響の良し悪しもライブのうち

 

減っていく仲間に思いを寄せるアーティスト同様、自分が好きなアーティス

トがまだ現役としてライブを続けているのなら、可能な限り、私はライブへ出向きたい

 

行かなければわからないこと、客席に座ってアーティストと同じ空気を吸わなければ楽しめないことがそこにはあるからだ

 

ライブとはそういうものだと思う

 

 

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました

 

 

                                                                                       カッツ

 

 

 

 

 

 

会場の入り口で貰った配布物にこんなものが入っていた

 

もちろんチケットは申し込み済みだ

 

 

 

 

 

2017年9月15日、東京国際フォーラム ホールAにおいて、前回の開催「LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGHT 2012」から5年の時を経て「CROSSOVER JAPAN 2017」が開催された。

 

 

 

 

このブログでは当日出演したバンドを出演順に簡単にご紹介し、次回のブログでは高中氏のライブレポートを書くつもりでいる

 

 

 

(いつもの様にすべて私の独断と偏見による感想に過ぎないことを最初にお断りしておく)
 
 

 

 
ステージの背景は何とも質素で、照明は通常のライブ仕様
 
2012年はヴァイオリンを使ったオープニングアクトがあったが、今回はそういった特別な催しはなく、定刻を3分ほど過ぎた18:03分にライブがスタートした
 
 
 
 
 
1 CASIOPEA 3rd
 
 
 
 
舞台左から鳴瀬喜博さん(bass)、奥に神保彰さん(drums)、大高清美さん(keyboard)、そして中央に野呂一生さん(guitar)
 
Domino Lineは演奏しなかった気がする・・・うん、ねっ
 
でも朝焼けは演奏した、そう、演奏した
 
(本当に申し訳ないのだが自分自身はカシオペアファンというワケではないので、当日、どんな楽曲が演奏されたのか?についておぼつかない部分がある。詳しくお知りになりたいカシオペアファンの皆様は、他の方のブログなり公式筋のサイトなりをご参考頂ければこれ幸いに思う)
 
2012年のCROSSOVERと同じように、カシオペアのファン数は絶大だ
 
私と連れは前から10列目前後の中央寄りの席に座って演奏を聞いていたが、ライブが始まって数曲すると周りが一斉に立ち始めるではないかっ!?
 
そしてHEY!HEY!HEY!と拳を突き上げるではないかっ!?!?
 
その間、私たちは席に座ったまま、私はメモに`カシオペアファン、拳を突き上げる’と書き入れ、連れはスマホをいじった後に綾鷹を飲んでいた(カシオペアファンの皆様、どうもすみませんアセアセアセアセアセアセ
 
しかしこの時に予兆はすでに始まっていた
 
トップを飾ったCASIOPEA 3rdの演奏は音圧が高く、破綻するギリギリ手前で辛うじてバランスを保っている状態に思えた
 
 
 
18時47分、ライブ終了
 
 
 
 
 
 
 
2 鈴木茂 BAND WADON
 
 
 
 
 
ステージ上の、それぞれのパートの配置が独特だ
 
舞台左から→ Key   Key  G(vo)  B   Drがステージ前方に一直線に並んでいる(Drだけは中央寄りに斜めに配置されていた)
 
鈴木さんの声はよく通り、その歌声が広がっていく様子が目に見えるような錯覚を起こすほどだ
 
オールドストラトを使っていたからそう思ったのか?は謎だが、鈴木さんに何故かCharを重ねて見てしまう
 
鈴木茂さんとChar、それぞれの楽曲には大きな違いがあるはずだが、にも関わらず・・・なぜだろう?
 
おそらく両氏の音楽の下敷きには、ブルース・ロックがあるのではないか?
 
ブルース・ロックの香りが鈴木茂さんとCharを結び付けたのだ
 
‘ティン・パン・アレーのメンバーを裏切るような形で渡米して作ったロック色の強いアルバム「BAND WAGON」’
 
鈴木茂さんの演奏をサポートしたのはハックルバックという名のバンド
 
そのハックルバックには「T-Wave」と「Rainbow Goblin 」で高中氏のアルバム参加した田中章弘さんがいた
 
とても素晴らしい演奏なのに、突然ストラトの高音部分がキンキンといい出し、ベースなどの低音域がなにかに反響したようにボーっと聞こえる
 
思わず右手で右耳を抑える
 
なんと残念なことだろう・・・
 
なお当日に演奏された‘八月の匂い’‘100ワットの恋人’は当時の空気感のままだった
 
それはその時代を包み込んでいた箱のふたを一気に開けたかのように客席の周りを色濃く漂い、私はついに胸が苦しくなってしまった
 
 
 
 
19時40分、ライブ終了
 
 
 
 
 
 
3 NANIWA EXPRESS
 
 
 
 
 
 
冒頭、清水興さん(bass)が「オリジナルメンバーですよ!」と言う
 
これはおそらく前回のスピンオフ企画、LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGHT(2012年)を指して発言されたことだと思う
 
そう、前回のCROSSOVERは直前になってNANIWA EXPRESSのドラマー東原力哉さんがホルモンを食べた後に痛風が悪化して出演出来なくなるというアクシデントがあった
 
そのため急遽、高校生ドラマーの平陸さんが変拍子を含むNANIWA EXPRESSの難しい楽曲を一晩で完璧にマスターし、本番に臨むこととなった
 
私は平陸さんのあの力強いドラムを忘れてはいない
 
またその時、ほとんどのオーディエンスは平陸さんに目が釘付けになっていたことも覚えている
 
そんな事情があったため、オリジナルメンバーとしてきちんと出演したのは2005年以来だ
 
うっ・・・ドラムセット、力哉さんのパワフルなショットと同調してタムやスネアのリムが赤→青→緑→黄色と変化を続け、点灯や点滅を繰り返している、LEDだ(笑
 
メンバーの中には高中ライブの常連、青柳誠さん(Pf、Sax)がいる
 
NANIWA EXPRESSでの青柳さんの演奏は高中ライブとは違う存在感を放つ
 
清水さんのキレッキレのトークとスラッシュ
 
また、岩見和彦さん(Gt)と中村建治さん(Key)がジェフ・ベックのFreeway Jamの1フレーズをユニゾンした時はゾワっと鳥肌がたった
 
名曲 BELIEVIN’ではメンバーとポゴダンス(親愛なるシド・ビシャスが考案したとされるピョンピョンと跳ねるダンス)を一緒にしたかった(笑
 
‘この後、ロビーでグッズの販売をします。握手や撮影などもしますのでどうぞおいで下さい’
 
清水さんのいつものステマ(笑
 
エンディングのバラードは残念な音響に少しだけ邪魔されたけれど、二手に分かれて客席に降り、堂々とロビーに向かうメンバーを見ていたら
 
観て、聞いて、ダンス出来るNANIWA EXPRESSのライブステージングは健在なんだなと思った
 
 
 
 
 
20時40分、ライブ終了
 
 
 
 
 
ここまで観てきて、各アーティストの演奏持ち時間は約40分間あり、その後20分かけてステージの転換作業を行い、キリの良い18時、19時、20時がライブのスタート時間になっていることに気づいた
 
21時、いよいよ高中氏のライブが始まる
 
その前にトイレへ行っておこうと席を立つと、ミキサーの方に話しかけている男性を見つけた
 
無言でパソコンの画面を覗き込むミキサーさん
 
 
 
高中氏のライブは良い音になりますように・・・
 
 
 
 
続く