リズム & ブルース・リー -2ページ目

リズム & ブルース・リー

雨音も、グラウンドを転がっていくボールも、心臓の鼓動も
一定のリズムを刻んではやがて終息する
リズムは儚く、狂おしく、時に切ない
また「甘美」とは、そういうものなのだろうと私は思う

 




高中ライブは不思議なライブだ

ここ数年、ライブ会場に身を置きながら、私は以下のようなことを頭の中で考えている

・・・今年も同じ曲

ファンが聞きたいと思う曲ではなく、自らが演奏可能な曲を毎年ローテーションで演奏してないか?

・・・エンディングの曲も同じ

アンコールはまたしてもメドレー・・・あぁ(ガッカリ)


ライブ中は私自身も毎年同じ思考を繰り返している

そしてライブ終了直後は決まって満足感を得ることが出来ないでいる



ところが・・・



ライブ当日から日が経つにつれて、あれ?ライブの時のあの曲って、どんなアドリブを入れてたんだっけ?

ボトルネック、使ってたっけ?

突然、頭の中に湧き上がって来るライブの生音が私を戸惑わせる

‘思い出補正’と言われるものか?

とにかく、高中氏のライブは親の説教や冷酒と同じように、後からジワジワと効いてきて
やがては`今年のライブも良かったかも? ’に変わる

ライブ中は半ば不貞腐れて聞いているのにも関わらず・・・だ(笑

だから高中ライブは不思議なライブだと思う

 まさに「マー君、神の子、不思議な子」

野村監督の名言は疑う余地がない(そのマー君じゃない・笑)
 
 

 

 
 
 

    このライブの直後に取り壊しが決まっている渋谷公会堂に雨が降る

 


 

 

 

 

グッズ販売の列に並んでいる時に降っていた雨は、入場開始時間になっても止む気配がなかった

 

 

 

 
 

 








 

 

 

 
                    
 
                      購入



さて、ゆるゆるとライブ記事を書いていこう思うのだが・・・
 
 


10月1日(木)高中ライブ


10月3日(土)W杯ブレイブ・ブロッサム(ラグビー日本代表)✕サモア戦


10月4日(日)スプリンターズS(G1)


10月最初の週末は、楽しみにしていた3つの大きなイベントがあり、私にとってそれはもう楽しみで楽しみで夜も眠れないほどだった(笑

この3つのイベントは自分の中で連続性を持っていたため、ライブ記事中にラグビーの話や競馬の話が出てくるので、それはご容赦願いたいと切に思う


また、例年、ライブで使用したギターを「ブルーSG」、「高中ストラトキャスター2号機」と文字表記してきたが、今年は


 

 

 


 

故加藤和彦さんに借りパク・・・いや、河を渡って借りて来たフェンダー・ゴールド・ストラトキャスター


 

 

 

 
いつものブルーSG


 

 

 

 
 一番好きな海の色仕様・フェンダー高中ストラト2号機



 

 

 

 

 

 
ジェフ・ベック・シグネチャーモデル(フェンダー)




 今年は文字表記を止め、上記のようなイメージ画像として演奏曲の横に張り付けることにしたのでどうぞよろしく



そうしたのは特に深い意味はない。「あなたのブログの内容を盗んで、さも自分が書いたように盗作している人がいますよ!」という内容のメールが私に届いたワケでもない


例えそんなことをしている人が実際に居たとしても、私のブログに著作権なんて無いし、猿マネは猿に任せておけば良い、と私は思う


でもそんなことを言われて決して気分が良いものではないので、あえてこういう形にしてみた


この(ギターの)画像表現だって厳密に言えばかなり微妙な問題を含んでさえいるのだから(笑




10月1日、渋谷公会堂

 



舞台上手のパームツリーにハンモックが張られている


パームツリーは上手側・下手側に3本づつ、合わせて6本


上弦の月を右に45度だけ回転させた、簡潔に表現すると大きな円の下半分が布地の幕に貼り付けられている舞台背景

 

 

 

 

 18時30分、高中氏はこんな出で立ちで舞台に登場した(プレスリリース画像より引用)
 

 



1   Thunder Storm 
  
やけに演奏が早く終わったことに妙な違和感を抱く


それもそのはず、このThunder Stormではキーボードのソロが省略されていた


なぜ???


演奏曲をたくさん詰め過ぎて時間的な余裕が無いのか?


その理由は後になってわかる

 


2   GOLEM



ボトルネックを使用してかなり細かく弾いている

細かくというより、丁寧に弾いていた

座席のせいか(中段、右寄りに着席)音が小さく感じられ、なんかノレない感(笑
 
 

 

 

3   Blue Curacao



きたきた、小島さんのソロ


Thunder Stormで飛ばされたので心配していたが、気持ち悪く感じる一歩手前のソロは、今年も全開(笑


それにしても加藤さんに借りたゴールド・ストラトの音色の特徴がわからない


この曲に関しては高中氏の弾くギターの音色と稲葉さんが弾くギターの音色はよく似ていて、音楽的に聞き分けのセンスの無い私が目を閉じて二人のソロを聞いてみたら、今、どっちが弾いているのかさえわからなかった


・・・にしても、加藤さんに借りたゴールド・ストラトの音色がまったく際立たない


普通のストラトと大して代わらない音じゃないか

 

 

 

 

 4   Desafinado

 

 


9月に発売された高中氏の新しいアルバム「MY FAVORITE SONGS」の2曲目に収録されている曲


前言撤回、加藤さんのギター、凄く良い音がする♫


ナチュラル系な音だとこんなにも違うのか?そんな新鮮な驚きがあった


このままこのまま・・・このギターはずっとナチュラルな、少しリバーブがかかったくらいの音色で聴き続けたい


気持ちの良い音だった

 

 

 

 

 5   Le Premier Mars
 
 

 

 

 

 
 (・・・と、ここで文章が止まっていた。古いブログを整理中、下書きブログが埋もれていたので中途半端ではあるがアップすることにした。そう、思えばここから`やる気・ブログを書く気’が無くなっていた。 2018年9月 記)


 

続き




14 TROPIC BIRD (ブルーSG)

若い頃、体に刷り込まれた高中ライブの音やノイズや雨の感触が、この曲でスイッチをポチッと押されたように一気に蘇ってしまう


もちろんそれは私だけじゃない


前の人も後ろの人も隣の人もスタンディングして、肩を入れて踊っている


スイッチ、ポチッ状態だ(笑


次の曲までの煽りのギターソロがなんと1分20秒も続く


さすが高中ファンの集まりだ、煽りに対して絶妙なタイミングで歓声をあげていた




15 DISCO "B” (ブルーSG)


握力が限界点に近いのか?


後半に入ってちょっとしたミスが目立ってきたが、演奏はパワフルさを増している
 

フレーズがきらめき、冴えるキラキラ



(ボイスチェンジャー使用)

 ドモアリガットーミスターロボット

ドモアリガットーミスターロボット

モシカシテダケドー

モシカシテダケドー

タカナカマサヨシ スンバラシンジャネーカー



たっけや~さおだけ~音符





16 READY TO FLY (ブルーSG)



毎回ライブの中で一番盛り上がる曲だけれど、いつも一瞬だけ寂しさがよぎる
 

ライブ終了が間近に迫っていることを知らせるレディフラは、まさに終了フラ(フラグ)
高中氏がハシりにハシりまくる


結果、ギターとバンドのテンポが合わなくなってギターだけ少しの間、演奏停止!
 

しかし観客はヤジを入れて大喜び^^(笑
 

もう一度バンドと合わせ直して無事にエンディングを迎えた




17 黒船 (ブルーSG)


天井からミラーボール


高音の更に上の抜けた部分と言うか・・・


札幌で響き渡っていた‘フィーフィー音’が出ていなくて少し残念


昔、著名な写真家が言っていた


写真家は写真を撮ることが仕事ではなく、写真を作ることが仕事なのだ、と


そう考えるとMC、TAKE4のコンプレッサーの話は説得力がある


どんな曲をどんなフレーズで弾くか、ライブを観る側にとってそこは外せない重要な要素だが、高中氏は時間を費やし、音を作り上げてライブに臨んでいるのだから、私は作り上げられたその音を感じ取れる感覚をいつも持っていたいと思う(なかなか聞き分けられないんだけどねきゃっ 笑)



20時38分、黒船の演奏終了後、高中氏とバンドのメンバーが下手へ去って行く




アンコール 1回目




FINGER DANCIN' (オールドストラト)


かなり時間をかけてフレーズを考えたのではないか?というようなFINGER DANCIN'だった


そう、SENORに続いて‘作り込んだ感’満載


最近の中では一番グッとくるFINGER DANCIN'で、私はこの時のFINGER DANCIN'のCDが欲しい(笑






アンコール 2回目




Thunder Storm (ブルーSG)


ハロウィンということもあってか、なんと全員、長髪で前が見えていないであろう貞子バージョンの‘ズ

ラ’着用で舞台に登場
 

全員、というのは言い間違えた


小島さんは普段通りの自前の長髪だ(笑


 

途中、ブレイクが入るスリリングなThunder Storm
高中氏の顔は長く垂れ下がった前髪のせいで見えない


長髪の宮崎さんはジョン・レノンに似ている


演奏が終わって舞台中央まで進むノブさんは何故か獣のように四足で走り


その姿はもはや貞子ではなく、完璧に‘猿の惑星’だった(笑




最後にホッと息をつけるような、そんなスーパーライブは約2時間と少しで終了




 

 

 

 

 

 

 

 


お土産にピックを購入




aloneのジャケットを撮影した場所も、ピックが飾ってある場所も下駄箱の上(笑


同じ場所に

 

 

 

 

 

 

 

 


16歳の時に貰った、故 Elvin Jones氏のサインも飾ってある


サインを頂いた時、つたない英語でJhon Coltrane氏について質問したことを覚えている


なんてこまっしゃくれたガキだったのだろう、私は(笑





さて、12月4日が楽しみだ
 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました

 

 

 

続き


5 BLUE WIND (オールドストラト)


何度か聞いているうちに耳に馴染んできた


ここの箇所があの曲のあそこのサビのフレーズだとか、そういうことがもう気にならない


かと言って、これはまっさらな新曲で耳に心地よく、とても素晴らしい曲だ、とは残念ながら思っていない



6 THE NIGHT DELAY (ブルーSG)


グワァ~~~~~~~ン っていうのがお気に入りだ(笑


曲調はなぜか虹伝説に収録されている曲に似ている


ライブでTHE NIGHT DELAY を久々に聞き、そのあまりの久々っぷりさは後を引いた


結局、帰宅してから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


我が家の押入れの中でグッスリと眠っていた ‘思い出BOX ’からアルバムaloneを引っ張り出してきてもう一度視聴した

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 THE NIGHT DELAY はSIDE-1の4曲目

aloneをはじめ、Speed of LoveやFeedback's Feel、そしてリオの夢


考えてみればaloneは素敵な曲がたくさん入っていたアルバムだった

ちなみに

 

 



ジャケット裏側

 
ポッポッポポポポーポー


一瞬、ネズミ先輩に見えてしまったことは秘密にしておいて欲しい   (笑



7 SAUDADE (ブルーSG)


毎年、高中氏のライブを観ていると一昨年よりも昨年、昨年よりも今年、年を追ってバンドとしての音が円熟味を増しているのではないか?と思ったりする

高中氏自身、今ではかなりバックの演奏に助けられている?とさえ思う

そしてそのバンドとしての円熟味を特に強く感じさせる曲がこのSAUDADEだ


年々、全体的にレベルアップしていくSAUDADE中での小島さんのソロは秀逸で、渋谷でも崩しに崩す
前の席で立ちながら踊っていたオバさん・・・

いや、昔のお姉さんが小島さんのソロ部分でリズムが取れなくなり、急に踊るのを止めたほどだった


ジャズ心のある小島さんのソロ回しは毎回、高中ライブの楽しみに1つだがSAUDADEではさらにキラメク

小島さんのソロの後、大きな拍手を送った



8 SENOR (ブルーSG)


冒頭のイントロ部分、高中氏がOOOH WHAT YOU DO TO MEのフレーズを遊びで弾く

数年前、上野で行われたフュージョンフェスでアマチュアバンドの方がSENORを演奏して(素晴らしい演奏だった
 
その時は渋谷ライブのTHE NIGHT DELAY と同じくらい久々に聞いたSENORだったので、家に帰ってからもなかなか曲名が思い出せなかった

後日、答えを教えて頂いてSENORと判明


そういえば昨年の高中ライブでもSENORを演奏していたはずなのだが、ライブ記事を書いていないせいかまったく覚えていない(笑

この日は‘作り込んできた感’が満載のSENORだった




9~13曲目まではここ数年、繰り返し演奏されている曲なので簡略的に感想を書こうと思う

また、短いスパンで同じ曲が繰り返し演奏されることに対して、私は特に気にはしていない

しかしここまで壊れたかのように毎年同じ曲を演奏するのはそれなりの‘大人の事情’という理由があり、それが今現在の高中氏の‘ライブ実情’なんだろうなとは考えている



9 憧れのセーシェル諸島(オールドストラト)


(空欄にしておくので、ここには当日のライブでこの曲を聞いたあなたの感想を書いてみてはどうだろう?あなたの心の中で)



10 伊豆甘夏納豆売り (ブルーSG)


エンディングで小柳ルミ子さんの‘瀬戸の花嫁’のメロディをちょこっと演奏




MC

TAKE3

ゴンチチは初めから座るスタイルを取っていて羨ましい

今、(自分が)座った形でライブを始めたとすると‘歳を取った’とかいろいろ言われるから今さら座れない

最初からゴンチチみたいなスタイルを取れば良かった



(そんな‘前ふり’のあと)舞台上手に腰を下ろし、ゴンチチスタイルで





11 I REMEMBER CLIFFORD (ブルーSG)


I REMEMBER CLIFFORDを高中ライブで聞くたびに、私はこの曲が大好きだと過去のライブ記事に書いてきた

1つだけ注文を聞いて頂けるのであれば、スネアでのリズムキープは必要無いと思う

私が愛してやまないArt Blakey &The Jazz MessengersのI REMEMBER CLIFFORDの演奏時、ドラムスのArt Blakeyはワイヤー・ブラシを使用し、そのブラシの音さえ聞こえてこない状態だ

スネアでリズムキープをすると全体的にリズムが平板で安っぽく聞こえ、スベっている感じさえするのだ

ブラシで軽く、サーッ サーッと

スネアをパシっと打つのは曲の後半、決めどころで細かく入れて欲しい

メインで音を出している楽器がThe Jazz MessengersではLee Morganのトランペット、高中氏はソリッドギターという違いはあるけれど、一度そのバージョンでこの曲を聞いてみたい




MC

TAKE4

ラジオや雑誌の取材を受けると‘どんなコンサートですか?’と聞かれるが答えに困る

ユーミンみたいに象が出るコンサートは出来ないし、予算が無いので象を雇うことも出来ない

コンプレッサーのメモリを12時半にするか3時にするかとか、そういうことを地道に毎日やって今日がある



(突然、客席から高中氏の衣装について「それはネマキですか?」という質問が飛んだ。たしかに太いストライプが入ったパジャマのようなセットアップスーツではあった・笑)


(衣装は)凄い軽くていい

渋谷公会堂が最後だから言うけど自分のスタイリストはテリー伊藤さんと同じ人

テリーさんに嫉妬して、そのスタイリストに‘あんな派手な格好を1度してみたいなぁ~’と言ったらこれになった


(爆笑)


テリーさんが持ってるオーラは違うから、同じような衣装でも差が出るのだろう

次に演奏するJumping Take Offはウィンドサーフィンをやっていた時に作った曲だが、みなさんには2つの選択肢がある

1 ブルーSGで弾く 2 サーフボードギターで弾く

(サーフボードギターに拍手が集中)

なんでこんなことを聞くかと言うと、カッコイイかな?と思ってサーフボードギターを作ったんだけど、故加藤和彦さんから‘お願いだからそれ止めてくれない?’と言われて

カッコイイんだか滑稽?なんだか

でもこれだけ拍手が多いんだから・・・




12 Jumping Take Off (サーフボードギター)


風船が次々と舞台に舞い落ちる

演奏終了後、風船がいつまでも舞台上にあって片付けるのに苦労していた(笑

(アイドル歌手などのステージでは多数のスタッフが総出で舞台上の風船を片付けるか、舞台後方に設置された大きな扇風機で風船を客席に飛ばすのが普通だが・・・風船の処理について、そこまでは考えていなかったようだ・笑)



13 Woodchopper’s Ball (ブルーSG


演奏中はさきほどの風船がお客さんのパンチングによってお客さんの頭上を行ったり来たり、前へ行っ
たり横へ行ったり後ろへ行ったり(笑
 
私は風船の行方が気になって演奏に集中出来なかった(笑


③次回へ続く

 






舞台中央上部に高中フラッグが掲げられ、下手(しもて)袖には太い幹の樹木が1本、上方へ大きく伸びている
上手(かみて)には細い幹の樹木が2本、下手側の樹木と同じように上方へそびえたつ


定刻を13分過ぎた18:43分、ライブは始まった



1 Blue Lagoon (ブルーSG)


前列から次々と立ち上がる、ドミノ起こし現象発生


今回の渋谷公会堂ライブはクジ運に恵まれず、後方の席となったために前から次々と立ち上がっていく人の様子がよく見えた


野球場で巻き起こるウェーブが横のウェーブなら、この会場のウェーブはさながら縦のウェーブだ
それは高中氏の単独ライブらしい光景だった


エフェクター?のせいか、必要でない箇所(ハモる箇所でもないところ)での音の被りはなんとかならないのだろうか?


発せられた単音に少し遅れて同じ音が被ると、とても聞きづらい気がした



2  EXPLOSION (ブルーSG)


あとで演奏されるRAINY DAY BLUEもそうだけど、このEXPLOSIONでも原盤ではドラムのタム連打が心地良い箇所がある(まぁ、あくまでも個人的に気持ちの良い箇所に過ぎないのだが・・・)


そのタムが入っていないのが寂しく、若干のストレス(笑



3 珊瑚礁の妖精 (ブルーSG)


この曲からスタンディング解除、ヤレヤレェ~という感じでにニコヤカ^^ に着席(笑


中学時代、部活が休みの土曜日


午後に友達と遊ぶ約束もしなかった土曜日は、家に帰って来るとまず母親が用意してくれたオニギリを昼食として食べた(共働きの家庭だったので、帰宅時に母親は不在)


食後はいつもSUPER TAKANAKA LIVE のLPをステレオにセットし、ゴロリと横になって聞いた
しかし、いつも気が付くと眠ってしまう


おかしいな・・・なんで高中を聞くと寝てしまうんだろ?


何度かそんなことを繰り返しているうちにやっと気づいた


毎度毎度、私は珊瑚礁の妖精を聞きながら‘寝落ち’してしまっていたのだ(笑
単純に気持ち良い


あまりに気持ちが良くて眠ってしまうため、土曜日の午後に宿題や勉強、TVを観ることも出来なくなってしまう


以後、私は土曜日の午後の食後にこの曲を聞かないようにしていた(笑



4 RAINY DAY BLUE (ブルーSG)


音が密集しているRAINY DAY BLUEだった


‘混沌’と言うとカオスとかゴチャゴチャとしたイメージになるが、そうではなくて濃密に音が重なり合っていた


タンタンタタンタッ タッタータン


もちろん、足でバスドラを踏む(今回は手で膝も叩き、ハイハットとスネアをプラス)



MC(※渋谷でのMCは長かったので、自分の言葉で高中トーク部分を編集することにした


「・・・だったんだよね・・・うん、そう。あの~・・・え~っと・・・」


高中氏は直接話法や間接話法を巧みに操る


そんな高中氏のトークが好きだというコアなファンには申し訳ないが、今回はよろしくお願いします・笑)


TAKE1


来年、渋谷会堂は無くなるが、25年前にここでベンツを売ったことがある


白と赤のベンツを持っていたが、白を売りたくて「(場内の販売アナウンス)Tシャツ・パンフ・ベンツなど・・・」


その時のお客さんの反応を確かめたくて楽屋の窓から覗いていたが、お客さんはベンツのアナウンスに‘ドヨドヨ’とはならなかった


結局、2人の申し込みがあったが、ファンの人が購入してトラブルがあっても困るので別の人に売った


TAKE2


軽井沢でご飯を食べていたらそこの店のご主人が「先日、30代くらいの女性の方が来て、‘コンサートを観に行ったら高中さんが一番良かった’と言っていましたよ」と話した


その女性は‘別の人を目的にコンサートへ行ったけど、高中さんが一番良かった’と語ったらしい


最近において複数のアーティストが参加し、高中氏も参加したライブは東京JAZZなので、チャカカーンとかベイビーフェイスとかが出演しているのに高中が一番良かったと言われたのは、小さな幸せを感じた


2~3年前、ブルーノートでナラダと演奏した時も、有名DJが演奏終了後に‘高中がゲストで入った時(音が)グッとしまって緊張感が増して良かった’と言われて嬉しかった



メンバー紹介


青柳誠さん(key、sax)、稲葉ナルヒさん(guitar)、斎藤ノブさん(percussion)、宮崎まさひろさん(drums)、岡沢章さん(bass)小島良喜さん(Keyboard)


小島良喜さんの紹介時、「キーボードの人はすごいロン髪でね、ソロやると髪の毛がうるさくてホラー映画の貞子みたいで・・・よく(手元とか前が)見えるねぇ?」といじる(笑


そして斎藤ノブさんの紹介時、唐突にWhen I’m sixty-four(The Beatles)の演奏が始まる



♪ 
いずれボクが歳をとって髪の毛も抜け始めた頃


今から遠い未来の話


まだボクにバレンタインのチョコレートをくれますか


(途中略)


未来永劫、ボクだけのあなたへ


まだボクを必要としてくれますか


まだボクにご飯を食べさせてくれますか

 

僕が64歳になっても♪

斎藤ノブさん(1950年11月6日生まれ・今年64歳)


岡沢章さん(1951年3月23日生まれ・来年64歳)


お二人のバースディをお祝いするサプライズソングだった

夏木マリさんなら願いを叶えてくれる歌の内容だと思われるが、The Beatlesが出て来たので少しばかり高中ライブのお話から脱線する


ご存じの通り、The BeatlesのWhen I'm sixty-four(作詞・作曲Lennon-McCartney)は

 

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(1967年発売)の中に収録されている楽曲だ

 

 


 解散してからの後追いThe Beatlesファンとして、私は中学の時にThe Beatles・Cine・Club(The Beatles・死ね・Clubではなく、The Beatles・cinema・Clubの略)に入会し、毎年夏に行われていたフィルムコンサートへ行ったり、The Beatles来日時のエピソードを著名人が語るイベントなどに参加した


それほどThe Beatlesが好きだったのだ


Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandのアルバムももちろん購入し、例の部活のない土曜日に聞いていた

高校生になり、夜、FMを聞きながら部屋で勉強していた時


FMから流れてくる音楽を聞いて私の心は金縛りにあった


同時に、ジョンよ、ポールよ、やっちまったな?と思った






 

 

 

Nat King Coleが美しい韻を踏んで歌うGet Out and Get Under the Moon


オリジナルは1928年に発売され、以降、Nat King Coleを始め、多くの歌手に歌われている曲だ


日本でもエノケンさんやディック・ミネさんなど、たくさんの歌手が日本語名’月光値千金’として歌唱している


この曲の息は実は長く、1980年代に入ると舞台や映画「上海バンスキング」の劇中歌としてあらためて観客の耳に届くことになる

When I'm sixty-fourはオールドジャズふうの曲・・・などと解説書には書いてあるが作詞・作曲はLennon-McCartneyだ


まったく同じではないけれど、高校生の私はあの夜、FMでこの曲を聞いて衝撃を受けたのだ
やったな?と(笑

いけない、ライブのお話に戻らなければ・・・


5曲目から、またゆるゆると更新したいと思う


12月のライブまでには何とか書き上げたい(笑

 

後日、このライブに関しての簡単な感想を書くつもりいるが、その前に当日のセットリストをアップ


1 Blue Lagoon (ブルーSG)

2  EXPLOSION (ブルーSG)

3 珊瑚礁の妖精 (ブルーSG)

4 RAINY DAY BLUE (ブルーSG)

5 BLUE WIND (オールドストラト)

6 THE NIGHT DELAY (ブルーSG)

7 SAUDADE (ブルーSG)

8 SENOR (ブルーSG)

9 憧れのセーシェル諸島(オールドストラト)

10 伊豆甘夏納豆売り (ブルーSG)

11 I REMEMBER CLIFFORD (ブルーSG)

12 Jumping Take Off (サーフボードギター)

13 Woodchopper’s Ball (ブルーSG

14 TROPIC BIRD (ブルーSG)

15 DISCO "B” (ブルーSG)

16 READY TO FLY (ブルーSG)

17 黒船 (ブルーSG)

アンコール 1回目

 FINGER DANCIN' (オールドストラト)



アンコール 2回目

Thunder Storm (ブルーSG) ※全員、貞子バージョン




2014 10月31日 渋谷公会堂

 

 

 


 

 

 

 

こんな出店があったので、てっきりTaj Mahalを演奏するのか?と思っていた(笑

8曲目から‘SUPER STUDIO LIVE’を離れ、3曲ほど定番の曲が続く

 




8 I REMEMBER CLIFFORD (ブルーSG)

日比谷で演奏された時は‘ズッキュ~ン’という音を出していたが、当日はわりと‘シットリ’と弾いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


本州の居酒屋なら(たぶん)どこにでもある‘ラーメンサラダ’


でも北海道で注文したら・・・あれ?

この味と食感、今まで食べたことのないラーメンサラダっ

高中氏の定番の曲もそうあって欲しいと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9 Woodchopper’s Ball (ブルーSG

ギターマガジンフェスティバル(2011)での演奏時はハシりにハシり、宮崎さんの切っ掛けでやっと元に戻ったという、もはや違う意味で懐かしさが漂う曲(笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 


本州の居酒屋なら(たぶん)どこにでもある‘串カツ’

でも北海道で注文したら・・・(ry

いや、この串カツ、ホントに旨かった(笑




10 Jumping Take Off (ブルーSG)

ボリュームがグッと上がったのがわかった


通常のLIVEでも、この曲を演奏する時は盛り上がる前のカンフルみたいに使われることが多い気がする

キーボードソロの間、高中氏が何故かバッキングでベンチャーズばりの‘テケテケテケテケ’を入れ続ける(笑

そうなんだよねぇ~ここで立ってもいいんだよなぁ~と思いながら座っていた




MC

気持ちいいね

気持ちいいっていうか ボクは一生懸命なんでそんなに気持ちよくないんだけどね(笑

久しぶりにスタジオでレコーディングしまして 9月3日に‘SUPER STUDIO LIVE’っていうのが出ますんで ひとつよろしくお願いします

昨日 ウマ~イ寿司を食いながら もうこの隣のマンションを買ってオレはここに住むって言ったんですが・・・雪かきはしたくない(笑

でも軽井沢に住んでるんだけど気候的には同じくらいなんですよね

去年は1メートルの雪が降ったし ボクは4・5日孤立しました 生きてて良かった

今 最高の季節なんだけど冬があるんだよね 雪が降る

でもそれがあるから春がすごい嬉しいっていうのが ボクがもう軽井沢に14年間住んでやっとわかりました

なにを言っているんだ? へへっ

というワケでありがとうございました また



再びSUPER STUDIO LIVEのスタートだ



11 TROPIC BIRD (ブルーSG)

ハウリングから始まったイントロ
‘Hey!’を決めた後のエンディングではブルージーな煽り
’79年のSUPER TAKANAKA LIVEではこの煽りに痺れてしまった



12 DISCO "B” (ブルーSG)

ブルーSGを続けざまに弾いていると、バシバシとチューニングが狂うみたいだ

なんとなくだけど、3弦とか4弦とか、そのあたりの太い弦のチューニングが危うい?

以前、Charが愛用しているムスタングは演奏中に音がメチャメチャ狂うという話をしていて、チューニングが狂うことを承知の上でムスタングを弾いていると言っていた

まぁ、この程度の狂いだから抑えるフレットを少しズラして・・・
この辺りを指で抑えるとキチンとした「ミ」が出るかな?とか、そういうこともまた、ムスタングを弾く楽しみだと語っていた

そのギタリストの性格にもよるのだろうが、ポジショニングの置き換えなどで思った音が出せないとイライラしないのかな?と思う

壊れても壊れても50年前に新車として発売された車に乗り続ける人の思考や嗜好は‘だってこの車に乗ると気持ちが良いから。他の車では味わえない(運転する)気持ち良さがあるから。’多くのエンスージアストがそう言う

ブルーSGもきっとそうなのだろう

ところで、LIVEが始まる前のセットの転換から気になっていた白いSG

白い色のはずが、経年劣化でアイボリーに見える白いSG

あのSGの音も聞いてみたい

ブルーSGはDISCO "B”の演奏が終わった後、念入りにチューニングがなされていた(チューニングの仕上げに‘アトム’をちょこっと)




13  READY TO FLY (ブルーSG)

‘たっけ屋ぁ~さおだけ’が椅子席総立ちの合図になった

振り返りはしなかったけれど、芝生席も立っていたのだろうか?

アッ・・・芝生席は最初から立って踊っていたのかもしれない、私だったらLIVEスタートからビールを飲んで踊っていたはずだから(笑

屋外で聞くREADY TO FLYは最高に気持ちいい

考えてみれば札幌のこのLIVEって、SUPER STUDIO LIVEの初公演ではないかっ

そんな記念すべき初公演が観られたなんて、ほらっ、やっぱり北海道まで来て良かった(笑





14 黒船 (ブルーSG)

最後の黒船まで聞いて、いつものように心が満たされた

同時に、10月と12月の‘新しい仲間’がやって来る渋谷公会堂が楽しみになった

今回発売されたSUPER STUDIO LIVEの広告の出し方やパブリシティをみると、どうやら購買層をピンポイントで絞っていると思われる

そのターゲットとなる購買層とは「高中?あー・・・ブルーラグーンを弾いてた人だよね?懐かしいなぁ~若い頃、武道館で観たことあるよ。えっ?まだ演ってるの?その武道館のセットリストでCD出すのか・・・」という方々

高速道路を走るドライバーや車の乗客に向けての大きな広告、音楽系雑誌への露出は当然としても、その他、おっさんに人気がある週刊誌のインタビュー記事等、今までおそらく高中LIVEに・・・いや、LIVEそのものから遠ざかっている方々の目の前に高中プッシュ

‘新しい仲間’がSUPER STUDIO LIVEを勢いで購入し、ついつい10月・12月のLIVEチケットなども購入していまい
LIVE当日、最後の黒船まで聞いたとしたら・・・
この日の私と同じように、最後にきっと心が満たされると思う



アンコールなし、北海道の爽やかな夏のLIVEは15:55分に終了した




最後まで読んで頂きましてありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北海道で食した食べ物の中で、ダントツのMVPだったボタン海老くん

すごく甘くて旨かった(笑






ログのタイトル‘SAPPORO~2014’はメインタイトルに過ぎない

画像で確認出来る通り、SAPPORO~2014の前に‘ENTERTAINMENT CITY SAPPORO‘の文字

しかしまだこれでもこのイベントのすべてを言い表せてはいない

2014年7月2日から8月31日までの期間、札幌周辺の複数の会場で行われたジャズ祭

どうしても観ておきたいライブがあった

そのライブのタイトルをフルで表記すると・・・

「ENTERTAINMENT CITY SAPPORO SAPPORO CITY JAZZ Ezo Groove 2014 North Jam Session BLACK STAGE 高中正義LIVE」となる

長い・・・マジか・・・

○○県○○市○○町○○ー○○ー○○ ○○マンションF-2 202みたいな、まるで住所のようなイベントフルタイトルだ(笑









ステージ前に椅子席が用意されているが、白いフェンスの後方(撮影位置)から、なだらかな丘になっていて

この会場のほとんどの席数を占める芝生席がずっと続いている

レジャーシートを広げ、思い思いの場所に陣取って食べ物やお酒をたしなみながら音楽を楽しむ

‘芸術の森’と呼ばれ、周りを緑に囲まれたこんな素敵な場所で行われる高中LIVEを、私はどうしても観たかった

当然、芝生席を申し込み、当日は芝生の上にレジャーシートを広げ、食べ物やお酒を・・・というのはウソだ(笑

椅子席を申し込んだら、なんと前列から3列目のセンター椅子席が取れてしまった



当日の出演はSchroeder-Headz、高中正義、Swing Out Sister、Fourplay(出演順)

13:00から始まったこのライブ、高中氏はSchroeder-Headzの次、二番手として出演

結局、高中氏のLIVEは椅子席で観て、他のアーティストは芝生席でノンビリと観たのだった




8月30日、BLACK STAGE

舞台中央には大きなモニター画面、中央上部に大きなエゾ鹿のオブジェ

青柳誠さん(key、sax)、稲葉ナルヒさん(guitar)、斎藤ノブさん(percussion)、宮崎まさひろさん(drums)、松原秀樹さん(bass)小島良喜さん(Keyboard)

いつものバンドメンバーがステージに姿を見せる

そして最後にブルーのSGを抱え、夏木マリさんから頂いたというフランス土産のピンクのシャツ(ギターのイラストがたくさんプリントされていた)を着た高中氏が登場

高中ーっビックリマークタカナカーッビックリマーク声援が飛ぶ

もちろん私も叫ぶ、たかなかぁぁぁーーーっビックリマーク

高中氏が‘タケナカービックリマークと叫んで定刻通り、14時30分にライブスタート




1 Blue Lagoon (ブルーSG)

'79年の武道館ライブで間違った箇所(イントロの音数省略)を再現し、間違ったまま演奏(良い演出だと思います・笑)

やけに高音部分がキンキン聞こえるが、音量とかバランスとか音の抜け具合とか風とか夏らしい直射日光とか

すすきののボタン海老とかラーメンサラダとか活イカ刺身(時価)とか

そのすべてが素晴らしく、あぁ~このライブを北海道まで観に来て良かったなぁ~とⅰ曲目にしてしみじみと実感

曲の途中でギターの音色が被っていたので、あれ?稲葉さんが弾いてるの?と思ったら小島さんがユニゾンしていた(笑

それにしてもこのアレンジ・・・まさか?

いやいやまだまだⅰ曲目だ、気のせいかもしれない

この時の私はそんなふうに思っていた




2  EXPLOSION (ブルーSG)

ボコーダー部分が懐かしい

EXPLOSIONは‘40周年記念最終章SUPER COLLECTION(NHKホール/2011)のアンコールで演奏したことがあるが、その時はメドレーの中の短い1曲だったはずだ

フルで聞くのは久しぶりだなぁ

突然、体がカッと熱くなる

ヤバっ更年期か?

それとも首スジに容赦なく照り付ける西日のせいか?

違う違う、これってやっぱりそうじゃん?と思ったからだ




3 珊瑚礁の妖精 (ブルーSG)

そうか、やっぱり・・・

このLIVEはおそらく









のセットリスト通り演奏するみたいだ(旅行カバンの中でじゃがボックルくんに押され、クシャクシャになってしまった・笑)

今日は’79年の武道館ライブの再現’

9月3日に発売されるSUPER STUDIO LIVEのプロモーションを兼ねているのだろう

そして3曲目に演奏した‘珊瑚礁の妖精’は、私にとってこのLIVEの中で一番印象に残った曲になった

何でだ?

ライブ会場は先ほども記述したように周りを美しい緑に囲まれている‘芸術の森’

ジブリが言う通り、森にはきっと、たくさんの妖精たちが住んでいるのだ(頭の中がお花畑、的な発想ですみません・笑)

海の中と山の中、その違いはあるけれど、おそらく‘妖精つながり’で親和性を強く感じたのだ

私の頭は単純に出来上がっているので、そんな結論に至った

ボリュームペダルを使うヴァイオリン奏法の音が、そしてこの曲が、こんなにも周辺の木々に浸み込んでいくような気がするとは・・・思ってもみなかった

少し不思議な気持ちで聞いた珊瑚礁の妖精だった






MC


気持ちいいですね

(大きな拍手)

本州は毎日 雨なんだけどこっちはホントに すんばらしい

日比谷でやると必ず雨が降るんですが とっても今日は清々しい

新曲 BLUE WINDという えー新曲を作ったんですけど 新曲作ってもいまいちウケないんですけどね

でもけっこうボクなりにいい曲が出来たなぁ~と

だいたい若い頃のね 曲はウケるんだけどね 歳とってからはウケないんだよ

陽水も今やってるの 古い曲ばっかりやってる

作曲能力と年齢っていうのは関係あるのかもしれない

まぁいいや、聞いて下さい




4 BLUE WIND (オールドストラト)

出だしのノイズに近いようなキーボードのコードは‘Blue Lagoon’っぽく、続いて入るギターは甘夏時計(夏道/2009)のリフ

なぜかカシオペアが好んで使うフレーズが入り、夏窓(40年目の虹/2011)へと続く(笑

いや、嫌いじゃないけど・・・

このBLUE WINDという新曲が‘日比谷ハーフムーン’的な道を歩まなければ良いなぁ~と思う

でも、BLUE WINDはSUPER STUDIO LIVEに収録されたワケだし、日比谷ハーフムーンとはその時点で違うかぁ

日比谷ハーフムーンだっていつの日か必ずアルバムに収録される、少なくとも私はその日を心待ちにしているのだが・・・




5 RAINY DAY BLUE (ブルーSG)

何度聞いてもこの曲はカッコイイ

中学3年の春休み、練習スタジオでこの曲を練習した

バスドラとスネアとハイハット、出来たっビックリマーク

まるで自分がプロドラマーになった気がした

今になって思えばそんなに難しくもないリズムなんだけど、当時のバンド初心者はチャック・ベリーのジョニー・B・グッドなどから合わせ始めるもので

ドンタン ドドタンみたいな8ビートの曲ばっかり練習していたバンドゆえ、余計に‘プロ気分’になったんじゃないのかな?と推測する

‘大人の階段、登っちゃったよ?ボクひとりで登っちゃったよぉーーーーっビックリマーク’と、その時は有頂天になった(笑

高中氏の曲は、私の思い出とダイレクトに繋がっている




6 SAUDADE (ブルーSG)

パーパッパラ パッ パーラー パッパーラー パッパーラー

気持ち良く歌える

体を揺すりながらパッパラパッパラ歌っていたら高中氏と目が合った

高中氏もパッパラパッパラ歌いながら弾いている

高中氏と目を合わせながらの歌い合い

パッパラパッパラのマンツーマンデュエットが完成していた(笑

小島さんのソロ部分で後列の女性が落胆の‘あ~ダウンあ~ダウン

小島さんは‘鬼才’だ

崩しに崩したソロを取る

うーっ気持ち悪い・・・音の並びが気持ち悪い、しかも速いし

だからこそ通常の主旋律に戻っていく時や、小島さんが主旋律に近づけて弾いている時には得も言われぬ快感があったりする

それも迷惑なことに、とても‘クセになる快感’だったりするから困る(笑

最近では、もっともっと主旋律から離れたソロを取って欲しいなぁと思うし、もっともっと気持ち悪くさせて欲しいと・・・

ドMな気持ちになっている(笑

ソロ部分以外で小島さんが鍵盤から手を放した場面があった

両手を広げているのに音は出ているよ?とアピールした

曲の一部のパートを打ち込んでいたのだ(笑





7 伊豆甘夏納豆売り (ブルーSG)

今回はヘッドに風鈴が付いていなかった

まったりとまったりと、夏の西日に良く似合う曲

エンディングでは遠くからカラスの声が聞こえた

日比谷の虫の鳴き声など、屋外は思ってもみない自然界の音が曲に混じってとても素敵に感じる

若い頃から屋外のLIVEが好きなのは、そんな要素があるからなんだと思う

そうそう、高中氏が屋外でLIVEをするなら私は可能な限り出かけてライブレポートを書くつもりでいる

毎年、LIVEを行う日比谷(日比谷は屋外だけれども)・名古屋・大阪などの屋内のLIVEについては、たくさんの方がブログなどでレポを書かれていることもあり

その方たちのブログを読めば事足りるんじゃないかな?と思い、はっきり言わせて貰うと、気乗りがしないので屋内LIVEのレポートはもう書く気がない

あーあーワガママさんだこと(笑

こんな私のブログで良かったら、7曲目以降の続きをアップした時にまた見に来て下さい

どうぞよろしくお願いいたしますNEW

「高中正義60th Anniversary Live TAKANAKA WAS REBORN 2013 日比谷野外音楽堂」

 

 

音譜 おおぉ~~~えぇ~~~音譜

 

 

 

音譜たっけやぁ~~~さおだけぇ~~~音譜

 

音譜きんぎょ~~~え きんぎょ~~音譜

 

音譜夏の風ぇ~~~~~~~~音譜

 

音譜こいこい~~~音譜

 

音譜山に風ぇ~~~音譜

 

音譜ふけふけぇ~~~音譜

 

音譜日比谷に雨ぇ~~~~音譜

 

音譜ふるふるぅ~~~~音譜

 

音譜還暦 オヤジ~~~~音譜

 

音譜元気でぇ~~~~~~~音譜

 

音譜今日は どうも~ あり~が とぉ~~~~~音譜

 

・・・・・・・・と、ここまで書いてまったく書けなくなってしまった

 

なぜ?

 

どうして?

 

わからない

 

’高中氏のライブ記事を書く’という情熱を失くしてしまったのだろうか?

 

いや、そうじゃなく

 

あれから私は旅行にも行ったし、年末には友人達と楽しい忘年会もしたし

 

年頭には平和島競艇場で自分としては初!の3連単19600円!!の万舟券も取ったのだ

 

だがしかし・・・

 

そのどの事柄についてもブログに書く気力が起こらなかった

 

今年も高中ライブには行くと思う

 

そのライブ記事を書けるのかどうかわからない

 

いやいやそんな未来のことよりも、少なくとも自分自身で‘今年も高中ライブ記事を書きますよー’と言っておいて

 

約束を履行出来なかったことを皆さんにお詫びしなければならない

 

本当に・・・

 

どうもすみません
 

 

また、ブログを書く気になったらPCのモニターを睨んでみます

 

ピグをやっているので、私のお部屋や庭や島やカフェに来て頂けたら

 

個別に謝ります(ペコリと

 

どうぞお許し下さいませ

 

 

 

 

あなたのカッツより愛をこめてドキドキ

 

 

10月5日、雨の日比谷、とても素晴らしい高中ライブでした

 

もちろん、今年も自分なりのライブレポートを書こうと思っています

 

 

 

‘ネタばれ’などとは関係なく、もったい付けるつもりもないのですが

 

 

 

ライブ記事はすべてのツアー日程が終了した後、ユルユルと、もっさりと、機敏さとは正反対のスタイルでブログにアップしていくつもりです

 

 

 

土曜日のライブ後から、週末ということもあってか、このブログへのアクセス数が急激に上がっていたので、一言、皆さんにご報告まで。

 

 

 

 

 

 

 

検索し、初めてこのブログへお越しになった方へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしあなたがこのブログのことを一ヶ月先も忘れていなかったら

 

 

 

どうぞまた遊びに来てやってください

 

 

 

 

 

 

マカレナ、踊れなかった汗・・・(笑

 

 

 

 

 

 

 

 

Img_1792


 

7 SUMMER BREEZE

 

 

このCDにはセルフカヴァー曲が2曲入っている

 

 

 

そのうちの1つ、SUMMER BREEZEの印象は‘生音感’から大きく離れ、とてもデジタルチック(造語)だ


以下、ライブを見終えたばかりのボブ・ディランファン同士の会話

 

 

 

A 「ライブ、良かったね」

 

 

 

B 「良かったね~特に○曲目に演奏した○○○○は最高に良かった」

 

 

 

A 「えっ?○○○○なんて演奏したっけ?」

 

 

 

B 「いや、俺も最初はわからなかったんだけど・・・でもあれは○○○○だろ?」

 

 

 

A 「そうか・・・○○○○・・・演奏したのか」


現在のボブ・ディランは過去に作った自分の楽曲に対してアレンジにアレンジを重ね

 

 

 

とうとう昔からのコアなファンでさえその曲を認識出来なくなっている、というお話し

 

 

 

 

進化なのか退行なのか、原曲が持っているイメージを大きく改変するとファンは戸惑う

 

 

 

私はこのSUMMER BREEZEは好みではないのでスキップして聞いているが、それは好みの問題なのだろう


8 Saint-Tropez(virtual)

 

 

 

 

曲の印象が優しい

 

 

 

やっぱり重実さんの曲だった

 

 

 

途中のピアノのソロ部分は重実フレーズが満載

 

 

 

ピアニストや鍵盤楽器を主体として演奏しているミュージシャンが作る曲とギタリストが作る曲

 

 

 

作風やタッチに違いが出るのは当然だが、短いギターソロの部分は高中氏が編曲した?

 

 

 

なぜかその部分だけ高中ワールドなので(笑




9 RADIO RIO

 

 

 

 

セルフカヴァーの2曲目

 

 

 

こちらのセルフカヴァーもデジタル臭は漂うものの、正当にアレンジし直した感じがするのでスキップはしなかった(笑

 

 

 

もしかしたら過去に作られた曲というのは、知らないうちに質量が大きくなってしまっているのかもしれない

 

 

 

だからファンはその質量みたいな物を弄(いじ)られるのを嫌う

 

 

 

質量とはファンのその曲に対するそれぞれの思い出と懐かしさみたいなもので、‘思い入れ’という言い方もその中に入ると思う

 

 

 

原曲のRADIO RIOも良いがスローなRADIO RIOもなかなか良い

 

 

 

やっぱり単なる好みの問題かな?(笑



10 アルジャロないじゃろ

 

 

 

 

冒頭部分を‘スキャット’と呼んでもいいのじゃろうか?

 

 

 

私にはスキャットというより声明やコーラン(クルアーン)などの宗教的な音楽に聞こえた

 

 

 

(大阪だぁ~京都だぁ~なーらだぁ~の部分は除いて)

 

 

 

それゆえに、この夏、自分の身の上に起きた事柄のせいか

 

 

 

お寺や仏教やお経と関わっていた時期は、この冒頭部分のスキャットすら辛くて聞けなかった(SUMMER BREEZEとは違う意味でスキップしていた)

 

 

 

でも今は大丈夫、スキップしないでちゃんと聞ける

 

 

 

本来なら‘バカボン’とか言っててふざけてんなぁ~と笑うところを

 

 

 

ん~やっぱり宗教的だよなぁ~なんて思いながら(笑




11 21st Century SchizoidMan

 

 

 

 

昨年末の‘LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGHT 2012’でこの曲を聞いた時の衝撃はいまだに胸に残っている

 

 

 

やはりライブで聞いた時の迫力とCDに収録された曲とでは比べようもないが

 

 

 

この曲をあのライブで生で聞けたことは、大げさだが自分の中では音楽的な財産になっている

 

 

 

ライブが一番!と思いつつ、CD以上の音質でライブの迫力が生で伝わってくるようなメディアが出てくることを望んではいるが・・・

 

 

 

(ただの再生環境の問題って気もしないではない・笑)

 




12 Macarena

 

 

 

 

早速、マカレナダンスの習得に励んでみた(笑

 

 

 

しかしマカレナダンスの習得は初めてではない

 

 

 

もう随分前になるけれど、メジャーリーグでもマカレナダンスが流行ったことがあり

 

 

 

その時も同じファン同士、一緒に踊ってみたいなぁ~と思って練習したことがある(笑

 

 

 

でもなんでMacarenaなんだろう?

 

 

 

KARAのミスター並みに謎だ




13 Johnny B. Goode

 

 

 

 

最後にジョニー・B.グッドはずるいと思う(笑

 

 

 

チャック・ベリーの「HAIL!HAIL! ROCK'N'ROLL」 というドキュメント映画を観に行ったことがある

 

 

 

その映画の中のワンシーンで、キース・リチャーズがチャック・ベリーに何度も何度もダメ出しをされる場面があった

 

 

 

キースは曲の冒頭のチョーキングの音が出せなかったのだ

 

 

 

「こんなのも出来ないのかよ」とチャックに言われながらチョーキングを繰り返すキース

 

 

 

パブリックイメージのキースは「うるせーよ、テメェー」的な感じだが、この時のキースは借りてきた猫のように大人しく(笑

 

 

 

尊敬しているチャックの言葉を体全身で受け止め、何度も何度もチョーキングを繰り返してはチャックにダメ出しされていた

 

 

 

「もういい、オレがやる」とチャックが言って、これ見よがしにキースに向けてチョーキングをするチャック・ベリー

 

 

 

・・・おとな気ない(笑

 

 

 

中学生になって初めてバンドを組んだら演奏する曲、それが‘Johnny B. Goode’

 

 

 

高中氏のJohnny B. Goodeはとても小奇麗なスタイルだ

 

 

 

もともと、オリジナルの泥臭いJohnny B. Goodeはチャック・ベリーにしか演奏出来ないのかもしれない

 

 

 

ライブではやっぱりダックウォークしますか?(笑

 

 

 

自分が窮地(?)に立っている時にこのCDを聞いたので、普段の独断と偏見に満ちた感想を書けなかった気がしている

 

 

 

しかし、今回も買って損をしないCDであることに代わりはない

 

 

 

 

ライブも近づいて来た、今年はどんな曲を演奏するのだろう

 

 

 

とても楽しみだ

 

 

 

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました