「TAKANAKA SUPER LIVE 2020」 | リズム & ブルース・リー

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雨音も、グラウンドを転がっていくボールも、心臓の鼓動も
一定のリズムを刻んではやがて終息する
リズムは儚く、狂おしく、時に切ない
また「甘美」とは、そういうものなのだろうと私は思う

 

 

 

 

 

2020年10月24日の日比谷野外音楽堂公演を皮切りに、「TAKANAKA SUPER LIVE 2020 - Rainbow Finger Dancin‘-」ツアーがスタートした

 

人類未曾有の伝染病コロナの影響で、今年は高中ライブが例年通り開催されるのか?

 

とても心配していたが無事にスタート出来て本当に良かったと思う

 

ツアーは上記、2021年1月24日神奈川県民ホールの追加公演まで続く予定だ

 

コロナ罹患を怖れ、毎年欠かさずライブに参加していたベテランの高中ファンの方々多数が、今年はライブへの参加を見送られていると聞いた

 

コロナとはどんな病気なのか?

 

そのウィルスの正体が完全に把握出来ていない段階では、コロナワクチンなどのコロナに対する有効な治癒システムも完成しない

 

こんな時にライブに行って大丈夫か?という気持ちは正直、私にもあった

 

そんな現実を思いながらも、ライブに参加したのだから今年はサボらずにライブ記事を書いてみたいと思った

 

相変わらず独断と偏見を伴った私の個人的なライブ感想記事なので、その部分はお許し頂きたい

 

(なお当日はネット配信も同時に行われていたので、そちらの方がより詳しくライブの中身がわかったに違いない)

 

 

 

 

MUSICIAN

 

 

高中正義(g)/斉藤ノヴ(per)/岡沢章(b)/宮崎まさひろ(dr)/井上薫(key)

松本圭司(key)

 

AMAZONS(大滝裕子・吉川智子・斉藤久美)

 

(敬称略)

 

 

 

 

定刻から6分遅れた18:06分、メンバーが次々とステージ下手から姿を現し、最後に高中氏が花を散りばめたように見えるカラフルな柄のジャンプスーツ(ツナギ)で登場

 

FINGER DANCIN'の一部を弾き、拳を突き上げてオーディエンスを煽る

 

 

 

 

 

セットリスト

 

 

 

M 1FINGER DANCIN'

 

M2 SPACE WAGON

 

M3 WILD MOW-MOW 

 

M4 渚・モデラート  (Cho AMAZONS)

 

M5 OH! TENGO SUERTE  (Cho AMAZONS)

 

M6 PARADIZZY (Vo.高中正義 Cho AMAZONS )

 

M7 EYELANDS (Vo.高中正義 Cho AMAZONS)

 

M8 SHAKE IT (Cho AMAZONS)

 

M9 CRYSTAL MEMORIES

 

M10 空ド白ソ

 

M11 PALM STREET

 

M12 AN INSATIABLE HIGH

 

M13 EARLY BIRD ~Rock Around The Clock~ (Performer &Cho AMAZONS)

 

M14 BLUE LAGOON

 

M15 READY TO FLY

 

M16 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE 

 

 

 

 

 

 


 

 

En1 BLUE STRIPE

 

En2 メドレー (Vo.高中正義 Cho.AMAZONS)

 

Beleza Pura~トーキョーレギー~I Remember You~Radio Rio~Taj Mahal~Summer Breeze~伊豆甘夏納豆売り~Sexy Dance~憧れのセーシェル諸島~Sweet Agnes~Explosion~Oh! Tengo Suerte~Mambo No.5~M5~Aquarela do Brasil

 

 


 

 

 

 

 

使用ギター

 

 

 

 

M1 M2 M3 M4 M9 M10 M11 M12 M14M15 M16 (フリカケ)

 

 

 

 

M5 (Vintage Fender Stratocaster)

 

 

 

 

M6 M7 M8 (Vestax) ※1

(※1 当日、ライブで弾いていたVestaxは高中正義デビュー20周年を記念して発売されたVestax GV-ⅡFではないと思うが、詳細は不明

 

 

 

 

En1 En2 (BLUE-SG)

 

 

 

 

 

ここからは独断と偏見による私のライブ後の感想なのでお気になさらずに、サラっと読み飛ばして頂きたい

 

 

 

 

野球に例えると

 

デビュー時の高中氏は球速160キロを超えるストレートを投げ、今まで見たことがないような多彩な変化球を投げる投手だった

 

現在の高中氏のストレートはMAX130キロ台、変化球も種類が減ってその鋭さも過日には及ばない

 

ところが現在でも、胸のすくような糸を引くストレートや、思いもしない変化をするボールを目の当たりにする時がある

 

つまり高中氏は熟達した投球術を駆使する投手に変容し、ベストナインやゴールデングラブ賞を何度も受賞されている方々がベテラン投手の後方で守備を固めている

 

高中ライブを野球に例えるとそんな感じだろうか

 

 

 

 

 

 

コロナか?高菜か?

 

M5 OH! TENGO SUERTEの演奏後、メンバー紹介の前にMCがあった

 

MC

 

ある東南アジアのレストランに入って、そこのオーナーが「1品だけサービスするよ。コロナか?髙菜か?」

 

コロナ(ビール)か?高菜(タカナ)か?

 

40年前(1980年)、雨の中、ここで演ったんだけどこんなつまらない冗談言わなかった

 

40年前を思い出し、その時に着ていたジャンプスーツを着ようかと思ったが(ここで40年前の実物のジャンプスーツを提示)

 

なんだっ40年前と一緒やん、と言われるのも何なので(当日の衣装)新しいジャンプスーツを作った

40年前、ここに来た人いる?

 

 

(私は挙手した)

 

 

私にとって日比谷野音の高中ライブは同窓会のようなものでもあり、また、当時17歳だった自分自身に会いに来る場所でもある

 

 

 

 

 

 

ベストプレイ

 

もちろん、当日演奏した中で私が思うベストプレイ、という意味で「M16 YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」をあげておく

 

体からオーラが出ているんじゃないか?ってくらい気合いが入っていて素晴らしい演奏だった

 

ベストプレイ以外の曲でも、業務命令で40周年の時に久々弾いたM2 SPACE WAGONは

 

 

 

この時以来だ

 

 

個人的には今回のライブで久々に「M6 PARADIZZY」や「En1 BLUE STRIPE」が聞けてとても嬉しかった

 

毎回毎回ライブで演奏されて定番になっている曲ばかりではなく、こんな久々な曲もライブで演奏されるとニンマぁ~と頬の筋肉が緩んでしまう

 

再び野球に例えると、今回のセットリストやライブそのものは惜しくもパーフェクトは逃したが、無失点の完投試合

 

高中氏にはいつまでも現役で居続けて欲しいと願う

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、マスク・手洗い・うがい・換気で3密を避け、コロナに罹患しないようにしましょう

 

 

そしてまた日比谷で皆さんと会える日を楽しみにしています

 

カッツ

 

 

 

 

拙いライブ感想記事を最後までお読み頂いてありがとうございました