JCBによるネーミングライツ期間が終了し、JCBホールはTOKYO DOME CITY HALLと名称変更された
雨がぱらつき始めた5月1日の午後、Guitar magazine Festivalへ行ってきた
複数の魅力的なアーティストが出演するこのフェスの中で、あなたが最も観たいアーティストは?と聞かれたら、私の場合、答えは一択
もちろん、高中氏だ
舞台中央の背景にGuitar magazine Festivalと表記された、大きなロゴ看板が掲げられている
定刻の15時を少し過ぎた頃、舞台下手よりバンドのメンバーが登場した
最後に高中氏がギターヘッドにカメラが付いている、ブルーのSGを抱いて登場
ブルーのSGを観衆に見せる
おぉ~という歓声が上がる(笑
今日は途中でギターを替えることもなく、ずっとブルーのSGで演奏するつもりらしいが・・・私は見てしまった
高中氏のライブが始まる前、ローディーさんが音出しをしていたギター
それは・・・昨年発売された‘NEW SG’だった
もしかして、40周年記念ライブに登場するのだろうか?
そうだとしたら、いつもにも増して今年のライブは盛り上がりそうだ
それにしても今日のライブは素晴らしいメンバーが揃った
今から日比谷に移動してライブしませんか?というメンバー(笑
舞台上手から重実 徹氏(key)、稲葉ナルヒ氏(g)、斎藤ノブ氏(par)
宮崎まさひろ氏(dr)、松原秀樹氏(b)、大島俊一氏(key)
ギタマガフェスに出演した他のアーティストのバンド構成を見ても、高中氏のメンバーが一番豪華だった気がする
ライブスタート
1 ALONE
高中氏はいつもご自身の曲を演奏するけれど、何度同じ曲を演奏しようとも
決して同じようには弾いてはいない
(同じセリフを何度もブログに書いているなぁ~・・・笑)
そこがファンとして嬉しいというか、今回はどういうふうに弾くのかな?という楽しみがあるというのか
当然、このALONEも日比谷で演奏されたALONEとはアレンジが違っていて
エンディングでパッとブルージーなフレーズに入れ替えていた
2 I REMEMBER CLIFFORD
高中氏は舞台中央の端にちょこんと腰を下ろし、ブルージーなフレーズを奏でる
keyがI REMEMBER CLIFFORDのイントロを弾いて曲がスタートした
どちらかと言うと、ギタリストがI REMEMBER CLIFFORDを演奏する場合
セミアコやPRSなどで優しく、音を浮かせるように弾くのが定番だと思う
(追悼曲だしね)
以前、夏道ライブで高中氏が演奏したI REMEMBER CLIFFORDを評して
どなたかが‘クリフォード・ブラウンもビックリ’と揶揄されていたが、この曲をこういうふうに弾く、あるいは弾けるアーティストは高中氏だけなんだと私は思う
「高中はどんなギターを弾いても高中の音になるんだよ」
故・加藤和彦さんが言っていた
「高中はスタイルを変えない」
ミカバンドのミカさんもそう言っていた
高中氏のI REMEMBER CLIFFORDを聞くと、私はいつもそんなことを考えてしまう
アタックが強く、曲のエンディングに近いところではワウ(?)を使用してグワァ~ン グワァ~ンなんて鳴かせているし(笑
ちなみに、夏道ライブでのI REMEMBER CLIFFORDの演奏は‘バッキュ~ン’って聞こえた部分があった(笑
それにしても音がデカイっ(笑
MC
やぁどうも
ボクが30年前くらいに虹伝説というのを出した頃は
ある雑誌のギタリスト人気投票で、その頃の何年かはボクが1位でした
去年12月のギターマガジンで・・・あのぉ~‘100人の偉大なるギタリストたち’っていう人気投票みたいなのがあったんですが
ボクも読みましたが、1位から10位の間には入っておらず
我が目を疑いながら100位まで見ましたが、高中正義入っていませんでした
ガンバレ高中
これがギターマガジンからの教えだと思っています
素晴らしい雑誌です ギターマガジン、30周年おめでとうございます
ボクは40周年です
18歳の時に成毛滋さん、つのだひろさんのフライドエッグっていうバンドに入ってもう40周年経ってしまいました
ここで宣伝ですが40周年記念ツアー、9月24日土曜日、日比谷野音
他にも名古屋・大阪で演ります
詳しくはチラシを見て下さい
(フェスに入場した際、チラシやステッカーが入ったビニールの袋を貰った
その袋の中に‘高中正義40周年記念ツアー’来場者限定特別先行予約のチラシがあった)
3 EARLY BIRD
ホールの音響がいいのか、メンバーのアンサンブルが良いのかわからない
でもここまで聞いてきて、音スゴク良くない?と気づいた(まぁ、音は大きいんだけどね・笑)
そして気づいたことがもう1つある
後ろに座っているカップルと、その後ろの席の男性が高中ファンだ(笑
私が座っている席の周辺は、どうもアウェーっぽい雰囲気が漂っていた・・・
舞台の高中氏を見つめる視線が、どうもアウェーっぽいのだ(笑
高中氏がポジションを間違える
ブルーのSGから時々、びみょ~な音が出る
いつものことなので、高中ファンはクスっと笑って喜ぶのだが、アウェーの視線が厳しく光っているように感じた(笑
気のせいか?(笑
4 WOODCHOPPER’BALL
すっ飛ばす、すっ飛ばす
高中氏が途中のフレーズを飛ばして先のフレーズを弾いてしまい、宮崎さんがスネアを入れて‘次が頭’というキッカケを出していた
演奏が終わった後、会場から‘力抜いてくれ~’と野次が飛んだ
しかしこれが高中正義というアーティストだ
だから好きなのだ
そのままでいいよ~と、私は心の中で野次を飛ばした
5 JUMPING TAKE OFF
重実さんのキレが鋭い
メンバーが変ると、どうしてこんなに曲調が変ったように感じるのだろうか
聞きなれた曲が新鮮な響きを放っていた
こういう言い方は絶対に適切ではないと思う
しかしあえて誤解を招くような言い方をすると、スピードとパワーが暴力的なのだ
私は、高中ファンにはネガティブな人が少ないと思っている
ただでさえ‘南の島’だったり‘サンバ’だったり
しかも‘スターウォーズ’だったり‘チャンチキおけさ’だったりするのだ(笑
いつも楽しくて情熱的な人じゃないと、こういう音楽を好まないのではないか?
それに・・・ネガティブな人は高中氏の音量に負けてしまうじゃないか(笑
演奏曲のご紹介も半分を過ぎたので、後半部分は②へと続きます
連日、このブログへのアクセス数がかなり伸びていて、嬉しい気持ちでいっぱいです
グズでノロマな亀の私は(覚えていますか?スチュワーデス物語・笑)ノロノロと書いていきたいと思います
ノロノロ、野呂一生
いえ、決して野呂さんを批判しているワケではありません
ただのおやじギャグでございます(笑
②の方もどうぞよろしくお願い致します