「30th VILLAGE VANGUARD presents V.V.Rocks高中正義①」 | リズム & ブルース・リー

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雨音も、グラウンドを転がっていくボールも、心臓の鼓動も
一定のリズムを刻んではやがて終息する
リズムは儚く、狂おしく、時に切ない
また「甘美」とは、そういうものなのだろうと私は思う

 

 

 

 

2016年5月22日、新木場 Studio Coastで行われたインスト・ライブ・イベントに高中氏が出演した

 

 

 

通年のSUPER LIVEとは違う場所、異なる雰囲気で演奏された当日の演奏曲などを、今回も私の独断と偏見のみでリポートしたいと思う

 

また、新しい試みとして、ライブで使用されたギターをイメージ画像として添付することにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブが始まる前のステージ転換作業中、ローディーさんがこのギターのチューニングをし、そのままステージの真ん中にセットしたので

 

今日はジェフベック・モデルビックリマークで演奏するのかと思ったら、1曲たりとも使われなかった(笑

 

 

 

 

ライブ会場、新木場 Studio Coastの前身は倉庫

 

その独特の雰囲気の中、18時05分にライブはスタートした

 

 

 

フェンダーOLDを抱きかかえ、高中氏がステージへ

 

 

 

 

 

 

 1   Star Wars Samba

 

 

オーディエンスは20代~30代が中心

 

いきなり21st Century Schizoid Manを演ったってわかるワケがない

 

オープニング曲はオーディエンスの年齢層に合わせて、誰でも知っている曲を選曲した

 

そういうことなのだろう

 

 

 

 

 

 

 

これ知ってるよ?スターウォーズだよね?私の後ろに居た、推定年齢22歳くらいの女性が私の考えを肯定してくれる

 

掴みはバッチリビックリマークってことだ(笑

 

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)」は昨年12月に公開され、大きな話題になったこともまだ記憶に新しいし(あぁ・・・ハン・ソロが・・・)

 

Star Wars Sambaってライブで演奏されることはないだろうなぁと勝手にそう思い込んでいた私みたいなファンにとっても

 

 

オープニング曲に?

 

Star Wars Samba?

 

思いっきり意表をつかれた感じでニンマリとした

 

「未知との遭遇(1977年)」の5音階 レ・ミ・ド・ド・ソ入り

稲葉さんのスタンディングウクレレも新鮮

 

 

 

 

 

2   Mambo No.5

 

 

 

Jump, Jive, Fly Calypso Tango
Let’s dance Disco 団子
Hot shot It’s Jingle Jangle (シャウト!) Mambo Magic
Roll, Ride, SIide Razzle Dazzle (Shake! ) Lovely Limbo
Kick, Click, Clack Bingo 番号 (GO!) Mambo Madness (TAKANAKA weblogより引用)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか`団子’とか書き替えてるし(笑

 

自身のHPでシャウト!Shake!GO!と叫んで下さいと言っていたのにも関わらず、当日は歌の部分でマイクがOFF状態

 

ローディーさんが慌てて後ろから近づき、手で床のON・OFFスイッチをペチっと

 

けれど、時すでに遅し、シャウト!Shake!GO!のタイミングがわからずに演奏は過ぎていった

 

葉山で聞いた、いつ終わるのか予想がつかなかったポンタさんのドラムソロをこの曲で思い出す

 

 

 

 

 

メンバー紹介

 

青柳誠さん(key、sax)、稲葉ナルヒさん(guitar)、斎藤ノブさん(percussion)、宮崎まさひろさん(drums)、岡沢章さん(bass)小島良喜さん(Keyboard)

 

 

いつものメンバーがいつものポジションにいる

 

 

 

 

 

MC

 

今日のお客さんはほとんどが30代って聞いたんですが、そうは見えないですね

 

(注 ※このオールスタンディング・ライブで前の方に固まっていたのは20年くらい前に30代を過ごした方達ばかりだった、もちろん私も含めてね・笑)

 

 

ボクもこの間、誕生日で36になったんですけどね

 

それでは憧れのセーシェル諸島というのを演ります

 

 

 

 

 

3   憧れのセーシェル諸島

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲の途中で今まで見たことのないギターに持ち替えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周りがザワザワし始める

 

この工芸品のような特徴のある美しいボディ・・・

 

もしかしてイギリス製のハンドメイドギターZEMAITIS?

 

(後日、ご本人様がHPでゼマティス買うたったビックリマークと言うてはった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、新品状態で発売されているゼマティスではなく、トニー・ゼマティスさん(2002年他界)が生前に制作した本物のゼマティスなら軽く数千万円はするという、あのZEMAITIS?

 

(画像は楽器フェアへ行った時に撮影した現行品ゼマティス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロン・ウッドもクラプトンも使っていたあのZEMAITIS?

 

(年頭にリフォームをしたら友人が「このリビングに似合うのはロン・ウッドだっビックリマーク」とワケのわからぬことを言い、30年くらい前に市販されていたロン・ウッド自身が描いた自画像をフレームに入れてプレゼントしてくれた。大きいのでなかなか迷惑ですビックリマーク笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現行品はおろか、私はピックしか持ってないあのZEMAITIS?

ギターの音の特徴もあまり良くわからぬまま、セーシェルのエンディングをキーボードが引っ張り

 

 

②へ続く