家を持つといろんな税金が付いてきます。
将来に渡って、ず~っと続くのが固定資産税や都市計画税。
固定資産税率は1.4%~
都市計画税は0.3%MAX
固定資産税評価額に、その自治体で決めた税率を掛けて、その税額が決まります。
ところが、土地の上に家が建っていると、その土地の200㎡までの部分は1/6に。
それを超えると、1/3に減免。
あくまでも、家が建っていないといけない訳です。
家が古くなると、建物の不動産評価額も少しづつ下がります。
でも、土地は消費って概念では無いので、そのまま。
上物の税金は少なくなって、相対的に土地の税金が占める割合が増していきます。
なので、空き家になっても、古い家をそのままにしておいた方が、トータルの固定資産税が安くなる。
空き家になって、更に、古くなっても、その家を取り壊さず、そのままってことに。
なので、特定空き家(危険だとか、衛生上の問題を抱えて、取り壊すべき空き家)に指定されたら、固定資産税の優遇を止めるって動きはありましたし、実際そんな自治体が多いようです。
神戸では、更にもう一歩踏み込んで、空き家であれば、固定資産の土地に対する優遇止めてもいいんじゃね!って動きです。
産経新聞『神戸市、空き家の税制優遇を廃止へ 来年度から』
確かに、税金の趣旨からいっても、そこに家を建てて、住んでいるのだから、その土地の固定資産税を負けましょうってことなので、住んでない以上、優遇が受けられないのは、ある意味、自明。
自治体も、税収の多くを占める固定資産税が増えるのは良いのでしょうね。
ただ、そんな土地の処分に困って、安値で手放すとなると、土地の価格は下がることに。
キチンと、固定資産税評価額に反映してくれないと、取る方ばっかで、不公平。
実際に、今でも、地方の土地や建物の評価額は高すぎると思ってるんですけどねぇ。
あなたは固定資産税の住宅地に対する減免は空き家の場合、やめてもいいと思いますか?それとも…
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