怪しい占い師で、いかがわしい不動産屋で、普通のFPで、まじめなコーチのブログ…

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夢のマイホームや地方移住、不動産ニュースと、それらにまつわる心や気持ちの四方山話

鬼城って言葉があります。

中国語ですね。

要は、作ったけど、誰も住まない、済まなくなった、ゴーストタウンの様なマンション群の事ですね。

 

晴海フラッグはご存じの通り、東京オリンピックの選手村でした。

そこを改造してファミリー向けマンションとして、比較的安値(とは言え、フツーの庶民には簡単に手を出せる金額ではありませんが…)で販売されました。

都心部に近いとはいえ、交通の便も今一つですし、生活環境を鑑みると、そこまで安いと言えるのかは疑問でしたが、東京の不動産バブルのおかげで、よく売れてました。

 

Yahoo!News『「飲食店ガラガラ…」敷地内唯一の商業施設が閑古鳥 晴海フラッグ“ゴーストタウン化”の実態

晴海フラッグ敷地内に新しくできた商業施設『ららテラス』が閑古鳥が鳴いているとのニュースです。

 

晴海フラッグは、買える方々にとっては都内の高層マンションとしてはリーズナブルに映っていました。

ので、申し込んだ方々が多く、抽選。

ところが、業者がそこに群がって、多数の申し込みをした結果、ホントに住みたい人は外れて、金儲けに走った業者さんが多数獲得。

結果、外国人や将来の値上がりを期待した富裕層への転売や賃貸物件として出回ったみたいですね。

 

で、結果、ガラガラ状態だと。

確かに、SUUMOさん等で「晴海フラッグ 賃貸」で検索すると沢山出てきますねぇ。

初期の頃に賃貸に廻されたところは、比較的いい利回りを確保されたみたいですが、その後は…

 

記事には「体感で3割程度」の住人しか住んでなさそうだと。

住人が少ないと、お店も逃げ出しますし、将来的には住民も逃げ出しますし、防犯上も如何なものかと。

 

群がった業者さんは、どの程度儲かったのか知りませんが、現状が続くようだと、どっかで損切りがで始めそうな感じですね。

損切りしないで、ず~っとこんな状態が続けば、限界マンションになっちゃいます。

そうなれば、どこぞのニュータウンが空き家だらけで放置されているように、都心の真ん中に放置マンション群が生まれ、日本の鬼城の誕生になっちゃうんでしょうかねぇ

 

ま、相も変わらず、高層マンション大好きな方々が信じられない位多く住む東京ですので、鬼城になる前に、適当なところで、売れちゃうんでしょうけどもねぇ。

誰かがババ引かないと終わらないかな

 

あなたは晴海フラッグに住みたいですか?それとも…

 

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