酒垂神社(さかたれじんじゃ、さかだるじんじゃとも)には、酒の神さま酒美津男命(さかみずおのみこと)と酒美津女命(さかみずめのみこと)を祀っています。この両神は杜氏(とうじ)の祖神であります。境内は、京都の高雄から紅葉を移植し、社前を流れる鎌谷川を高雄の清滝川に見立てており、紅葉の名所として知られているそうです。
↓酒垂神社全景です。
↓道路に面した鳥居です。
↑鳥居の足下左右に甕(かめ)石があり、これは酒を汲み入れる瓶を指すそうです。いまは苔に覆われています。 ↓
↓かつて鳥居の西側に樹齢600余の神木の杉が2本聳えていましたが、枯死の恐れがあるために昭和59年に伐採され、跡地には写真の「大杉追憶ノ碑」が建てられています。
↓拝殿左手前にある手水舎です。
↓拝殿。奥に見える朱色の建物が本殿です。
↓拝殿には神社名の掲額が2枚あがっています。中近世には大蔵大明神とも称されていたそうです。
↑本殿は一間社流造杮葺で、覆屋によって保護されています。重要文化財に指定されています。↓
↓拝殿に飾られていた額です。酒の神さま向けらしい北但酒販協同組合が納めたものです。