一度日本から姿を消したコウノトリ。そのコウノトリをもう一度人里に帰す取り組みを続ける豊岡市のここはコウノトリの郷公園です。現在は約100羽のコウノトリが園内を自由に飛んでいます。これは豊岡市が長い年月をかけて取り組んだ繁殖、野生復帰計画が実を結んだ結果です。


↓兵庫県立コウノトリの郷公園入口です。入場料は無料です。


↓コウノトリ文化館。コウノトリ野生復帰の普及啓発を行っています。


↓いくつか石碑が立っていますが、これは元兵庫県知事阪本勝氏のもの。「ほろびゆくものはみなうつくしい しかしほろびさせまいとするねがいは もっとうつくしい」と書かれています。


↓園内のコウノトリの食事を賄う湿原とコウノトリが住まう里山です。湿原にはコウノトリの食事の魚・ヤゴ・オタマジャクシ・カエル・ザリガニ・クモ・ヘビ・ネズミ・ミミズ・昆虫といった、水辺で生きる動物が生きる環境を整えています。


↓人口巣塔。かつてコウノトリはアカマツの樹上で営巣していましたが伐採されてなくなったので、巣を構えて繁殖できる人口巣塔が設けられています。見ているとちょうど一羽がやってきて止まりました。


↓繁殖用の大型ケージです。行ったときは、中にいる個体はホンの数羽でした。


↓以下3枚は、園内で見かけた野生のコウノトリの姿です。

 

 


↓園内にはマムシがいるようで、。観察ゾーンの遊歩道にこんな看板が立っていました。裏にはきっとマムシ向けに「人間に注意」と書いてあるのでしょう?