一度は絶滅したコウノトリ。最後の生息地だった豊岡では半世紀以上にわたりコウノトリ野生復帰の取組みむことから「コウノトリと共に生きる豊岡」といわれます。鵠(くぐい←コウノトリの古称)は霊鳥なのでその棲家の地を久久比(くくひ)と呼び、その後この地に宮を建て、木の神「久久能智神(くくのちのかみ)」を奉斎した。 これが久久比神社(くくひじんじゃ)の始まりです。

↓下宮川にかかる朱色の久久比橋の先に鳥居が見えます。


↓石造の一の鳥居です。


↓建屋はなく、手水鉢が一つ。しかし素朴で良い感じです。


↓神門です。


↓右の石標には本殿と書いてありますが、ここは拝殿です。左側が工事中でした。


↓本殿は重要文化財で、拝殿とは棟を別にしています。


↓本殿の蟇股(かえるまた)は透かし彫りのしっかりした彫り物が目を引きます。

 


↑末社の一つですが、何を祀っているかは不明です。右側に神社ゆかりのコウノトリの銅像があります。↓


↓稲荷大明神さま。鳥居の左脚に隠れていますが、一つの建物に二つの稲荷社があります。


↓帰りに振り向いてみると一組のカップルが。コウノトリに赤ちゃんを運んでくるよう祈っているかのようです。