虹色スタジアム -755ページ目

メガホンを手に困惑する女


2007年5月26日(土)11時
@エキスポ・フラッシュフィールド(万博)
西日本学生大会・3位決定戦
甲南大 26-21 大阪学院大


朝まで梅田で飲んで、早朝に帰宅。
そのまま日課のランニングをこなし、仕事を片付け、急ぎ足で万博へ。
10時55分着。なんとか間に合った。
だが、試合内容については、記憶にもメモにもほとんど残っていない。
そんななか1つ鮮明に覚えているのは、この日 自身が犯した大きなミス――。


慌てていたのと睡眠不足でボーっとしていたのとで、
スタンドの入口でチアリーダーに差し出されたメガホンを、不覚にも受け取ってしまったのだ。
「どうしよう、これ…」
真っ赤な応援グッズを横目に、試合開始までの数分間、非常に困惑した。


野球やサッカー、バレーボールでもおなじみの
観客が一体になり行なう応援、「コール」、「チャント」。
アメフトではチアリーダーがリードして盛り上げてくれる。


そうした応援方法を否定もしないし
それらがときに選手に力を与えることも理解しているのだが、
自分はどうも、そこに参加する気になれない。
良いプレーには興奮・感心・感動するし、拍手も送るから、
冷静とか、冷めているというのとは違うと思う。

まぁ、応援・観戦は自分のしたいようにすれば良いもので…。


そんなわけで、これまで上手く回避していた「メガホンどうぞ」攻撃。
せっかくなので活用してみようかとも考えたのだが

結局、足元に置いたまま、一度も手にすることなく試合終了。

せっかくお借りしたのにと、少し申し訳ない気持ちになった。


とにもかくにも甲南大は勝利を収め、春季成績2勝2敗。
星を五分に戻しました。

東を向いて、笑顔で


初物(はつもの)は、東を向いて食べると良いらしい。


スイカ


それも笑顔で。

理由は知らないけれど、とにかくそうしようと思う。


いただきます ナイフとフォーク

よくぞその御年まで…


2007年5月19日(日)

@王子スタジアム

第53回 西日本社会人アメリカンフットボール選手権 16強

12時00分

阪急ブルーインズ vs ワールドアイランズ(41対0)

14時30分

セリオスタンディングベアーズ vs トライスターズ


初めての社会人アメフト。

晴れていたのが途中で曇りはじめ、風が強まる。

強風を避けるため、

メインスタンド上段・事務所のような建物の横で観戦する。


隣では、たくさんの人たちがビデオ撮影。

試合中の両チームの関係者、

それから、そのチームと対戦するライバルチームの関係者たちが

情報収集のために撮っているらしい。

メインスタンド上段のほか2ヶ所(ゴールポストとサイドラインだったかな?)でも撮影していて

これを分析して対戦時に役立てるとか。


それにしても、

「プレイナンバー××、……、……」

それぞれに何かブツブツつぶやきながら撮っている姿は、ちょっと異様。

横文字ばかり早口で、よく口が回るなと思いつつ耳を傾けていると

「ハッシュ」という耳慣れない言葉をみつける。


ハッシュミドル。ハッシュライト。ハッシュレフト。

そのどれかを、必ず、言っているようだ。

何だろう、ハッシュ?



アメフトでは、何か反則があると

レフェリーが黄色い布(ペナルティ・マーカーというらしい)をフィールドに投げ入れる。

プレーが止まると全員集合して協議をスタート。

そこでファウルの詳細や罰退の距離(?)が決まるらしい。


その結果は、主審がマイクで場内にアナウンス。

サッカーでは、誰に・なぜイエローカードが出たのか分からないことが多く

観客による審判へのブーイングやストレスの原因となっている。

このアナウンス・システム、サッカーでも何らかの形で取り入れられないかな。


今日、聞き取ったファウルは以下。


・フォルス・スタート

・オフサイド

・ホールディング

・パスインターフェランス


4番目は、結構よく聞く。

前線へのパスの捕球を妨害する反則。

ボールをキャッチする前に相手を突き飛ばしたり、

ボールが空中にある間に他の受け手の動きを妨げてはいけないらしい。


フィールドのあちこちで、これだけ

ぶつかり、突き飛ばし合っているのに、「今さら?」って気がしなくもないけれど

きっと、選手をケガから守るためのものなのだろう。


試合後、

ヘルメットやユニフォームを脱ぎ引き揚げてくる選手たちを見て驚く。

機敏に動いていた彼らだけれど、意外と高齢。

なかには40代の人もいると思われ…

見た目ほどシンドくないのかしら? いや、そんなハズないなと、一人で問答。


スタンドに上がって休憩する選手の体をチェックすると

すでに日焼けした膝、太腿、肘などそこかしこにテーピングがびっしり。

さらにテーピングを外すのを盗み見ていると

学生とは比較にならない逞しい脚にザックリとした傷跡が見えた。

痛々しい。。

「こんな激しいスポーツを、よくぞその御年まで」

驚嘆しながら、スタジアムを後にする。