吉本＠プレゼンテーションです。
つい先日、我が家にも、やって来ました。キャッホー！！
何が来たかって、例の葉書です。
債権回収会社からの葉書です。
「あなたの債権を買い取りました・・・・・◎◎地方裁判所・・・・」
と、もっともらしい文章の後に、「いくらいくらを次の口座に振り込んでください」っていう葉書です。
初めて来たので家族で回覧して勉強しちゃいました。
まあ、葉書は、簡単に処分できるから良いんですが、高齢者を狙った悪だくみを持つ人はイッパイいるようです。
地元の警察署の前を通ると「振り込め詐欺に注意してください」とアナウンスしています。
銀行のATMの前では行員の方が利用者を見て、ときどき声を掛けています。
それにしてもオレオレ詐欺の犯人が逮捕されると、その中には電話のかけ方を指導する役割を担っていた、なんてニュースが流れます。
いくら相手が高齢者だと言っても、電話の掛け方には力を入れないと、相手を騙すことはできません。苦笑
ですから、犯人の側にすれば、この電話攻勢でのプレゼンテーションには一所懸命になりますね。
粗筋を何度も何度も書いては、お互いにロールプレイなんか、やるのでしょうか。
そして原稿を書き直し、再度の練習に継ぐ練習を重ね、さあ本番だ！
「今日からお前も前線で頑張れよ」とか言われて、ノルマもあるんでしょうか。そして一日中、電話に張り付いて、日に何百本も電話を掛ける、という日々を送るのでしょうか。
一日に3本も騙せたら、社長から「焼肉でも食いに行くか！」なんて言われてたりして。
まあ、彼らにとっては金儲けに懸命で、その為には電話トークの練習も必死になる訳です。
この努力を良いことに使えば人様の役に立つけど、彼らは悪の方向へ行っちゃってるので、いずれは捕まって人生がオジャンになるんですね。
さて彼ら悪人さんたちもプレゼンには決死の形相で臨むわけですが、私たち悪事を企まない人にとっても、彼らの熱意や試行錯誤に取り組み、スキル改善する姿勢だけには学べる点があるかもしれません。
幸い周囲に、こうした犯罪に手を染める友人知人が居ないので、確認が出来ませんが、彼らの練習風景や意欲の継続に、どのように取り組んでいるかを理解すれば、私たちももっと現状のプレゼンテーションの改善に一所懸命になるかもしれませんね。
何でもそうだと思いますが、技術や専門の事柄に習熟すればするほど、基本を大事にし、原点を常に確認するという態度が養われます。
そして周りから見ると、呆れるくらいに、その基本動作を繰り返したり、大事なポイントの確認を怠らずに、自分を客観視して、注意深く振る舞うのだと思います。
オレオレ詐欺の犯人たちも、自分のトークを毎朝、録音して声の調子を合わせたり、トーク内容を見直して、ああでもない、こうでもない、と改良（笑）を加えているのでしょうね。
そんなことをニュースを見ながら感がえてしまうのでした。
ご意見やご提案をお待ちしてます。
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