長男が4歳のとき、私は前の夫と別居して実家に戻り、彼が小学校に入学するときに正式に離婚が成立しました。
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そして、今の夫と再婚したのは、彼の就職が決まり、大学を卒業する少し前のこと。
「お母さんのことは心配やけど、僕らはずっと側にいてあげられることはできへんから、
お母さんとずっと一緒にいてくれる人ができて、本当に良かったな」
と、とても喜んでくれました。
それからも実家に帰ってくるたび、
「お母さんひとりやったら心配やけど、Kさん（私の夫）がいてくれるから安心やな」
「お母さんが幸せそうで、本当に良かったなぁ」
といつも言ってくれます。
衣装直しのために中座するエスコート役も、当初は私の夫に頼みたいと言っていましたが、
「えー、なんでお母さんじゃなくてKさんなん？」
と私が拗ねたせいで？、3人で一緒に中座することになりました。
「女手一つで立派に育ててくれたお母さんと、そのパートナーになってくれたKさんのおかげで、僕は元気に仕事をすることができています。
これからもよろしくお願いします。」
と言ってくれました。
ちなみに、花嫁さんもそのお母さんも、式のときから泣いておられたのに、私はこの言葉を聞いてもうるうるとはならず、
「もしかして、最後まで泣かないで終わるのでは…？」
と、ややビビりました 笑
でも、最後の両親への記念品贈呈で、彼が生まれた時と同じ重さのお米をもらったとき、
「この27年間、いろんなことがあったけど、この日を迎えられて本当に良かったなー」
と思ったら、涙が出てきました。
親が再婚の場合、どちらかの親だけが出席したり、離婚した親も出たりといろんなケースがあるようです。
私たちの場合は、元夫はすでに他界してることもあり、今の夫が記念品贈呈のときも一緒に並んでくれました。
私より気が利く夫は、披露宴会場で、
「ちゃんとテーブルまわって挨拶に行ったほうがいいよ」
と言って、一緒についてきてくれて、本当にありがたかったです。
そして9月には、夫の次男の結婚式に2人で参加する予定です。
1年に2回も子どもの結婚式に参加できるなんてありがたいなーと思いつつ、その日を楽しみにしています。
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