投資や資産運用に興味があるという人は、次の2つに分けられると思います。
⑴ これからお金を貯めて、資産形成していきたい
⑵ すでにまとまったお金があり、それを資産運用していきたい
⑴ については、つみたてNISAやイデコを使って、コツコツ積み立てるのが一番お勧めです。
では、すでにまとまったお金がある人は、どうすればいいでしょうか？
私が思うポイントは3つあります。
「まとまったお金」といっても、これから家や車などを購入する予定があると、そのお金は運用に回すことはできません。
また、毎月働いて収入がある場合でも、病気などで働けなくなったときに備えて、ある程度はすぐに使える状態で置いておく必要があります。
一般的にはお給料の半年分ぐらいと言われますが、扶養家族がいるかとか、家のローンがあるかなどで変わってくるかと思います。
それらのお金を確保した上で、「どれくらい運用に回すことができるか？」を決めたいですね。
最近は投資に関する情報も多く、
「若いうちから時間をかけて投資しましょう」
とか、
「投資で早期リタイアを目指す」
というようなことも聞くかもしれません。
でも、
「もっと早く始めればよかった」
「もう遅いのでは」
と思ってしまう必要はないと、私は思います。
今50歳だとしても、「人生100年」と考えれば、まだ折り返し地点。
それまでにがんばってお金を貯めてこれたんだとしたら、それはめっちゃすごいことです。
早く投資しなきゃ！と、いきなり大きな金額でハイリスクの商品を買ってしまうと（退職金で投資デビューの人に多いパターンですが）、
うまくいかなかったときに、かなりダメージが大きくなります。
誰かに勧められても、よくわからないものには手を出さない、リスクの高いものは一気に買わない、というのを守ってほしいなと思います。
これから先、結婚するつもりはなかったけど気が変わったり、家を買うつもりはなかったけどほしくなったり…ということもあるかもしれません。
ちなみに、私もここ10年で結婚したり、会社を辞めたりと、予想してなかったことがめっちゃ多かったです。
そんなときにも対応できるように、お金に余裕を持たせるというのは大事やなーと思います。
たとえば、持ってるお金を全部入れて、なおかつ借金までして不動産投資を始めてしまうと、やっぱりお金がいるとなったら困りますよね。
そこまで極端じゃなくても、ちょっとずつ投資してたら、
「思ったより値動きが気になるから、あんまりリスク取らないほうが向いてるかも」
と思ってやり方を見直すこともできます。
最初からめいっぱいがんばり過ぎない、というのは、投資だけじゃなく、いろんな場面で大切な考え方だと思います。
じゃあ具体的にどんなものに投資したらいいのか？ということで、
に続きます。
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