子供の必要な部分と自分の興味ある範囲だけ書きます。
記憶には、大きく短期記憶と長期記憶がある。
『記憶力が良い』ってのは、
⑴短期記憶のストックの量が多い(詰め込みでテストの点がいいタイプ)ってのと、
⑵短期記憶を長期記憶に変えるのが上手い(こっちの方が実になるな)って事だと思う。
もちろん、記憶にストックされる前に感覚器で正しく認知されてないといけないので、発達障害児は、感覚器の認知度を把握する事がの確認する事がまず大事。
記憶の種類は、
①感覚記憶 視覚や聴覚、触覚から感じたものを数秒だけ覚えているもの。
②ワーキングメモリー 前頭葉とりあえず取っておく、メモ書き機能。7つくらいまで可能で数秒~数分覚えていられるもの。
③意味記憶 知識とか、感情を伴わない記憶
④作業記憶 自転車や運動。手が覚えているとか、体で覚えるタイプはこれ。
⑤エピソード記憶 思い出とか、情動が伴う。
①~⑤まで長期記憶になりにくい順に表記しました。⑤が一番長期記憶になりやすい。
短期記憶は、一度、海馬で保管されて、扁桃体が好き嫌いを選んで、約1ヶ月後に殿堂入り(長期記憶に格上げ)されるそうだ。
殿堂入りしても、たまに思い出す事で、より確実に早く思い出せるようになるのですな。
長期記憶なりやすいものとは、
◯イメージを思い浮かべられる
◯楽しいなどの感情が伴う(楽しい方が扁桃体に好まれる)
◯1ヶ月内に繰り返し使われてる
◯インパクトがある
◯作業記憶は蓄積されやすい
右脳のに記録される記憶は、長期記憶になりやすい。
感情やイメージと繋がるからだろう。
なので、様々ある記憶術は、右脳を強化させたり、情報を別なイメージに変換して覚えさせたりする訓練が多いのだろう。
聞いた事、見た事をそのまま記録するより、8~15秒経ってから記録(書く、言う)した方が覚えがいい。
忘れないようにする意識が強くなるからだろう。
朝は、思い出がリセットされてるので、まっさらに入りやすい。副交感神経から交感神経に変わる時が覚えやすい。
良く睡眠をとった方がいい。
運動は脳に血液が回るので脳が活発になりやすい。
ウォーキングや体操など全身運動を軽くするのが、良い。
リラックスしてやると脳が働きやすい。
DHAやらレシチンがいい。
我が家は、朝6時に起きて、顔洗って、トランポリンしてから朝勉強。
朝わからなかった漢字は、学校から帰ってきてから夕方にやる。
朝ご飯は納豆で、夜は青魚って、生活。
(いつもじゃないが、出来る限りね)
的を得てたじゃん!
学校の通常の勉強ってものは、
味気ない意味記憶を長期記憶にするために、
繰り返しと作業記憶(手で覚える)を使ってるわけだ。
さて、ソウタは、繰り返しが苦手。
たくさん漢字を書かせると何個か、辺だけ書いて、作りを書かずに終わっていたりする。
1文字の途中でスィッチが切れてるのだな。
絶対、楽しく思ってないので、覚えない。
なので、1回に書かせる回数は、3~5回までにする。
視覚情報よりも聴覚情報の理解度が高い。
苦手な反復をやるより、
インパクトのある覚え方を考えてみよう。
溢れんばかりのイマジネーションを利用する変換法がベストだろう。
とりあえず、書く機会を増やす事が大事。
自分でストーリーやイメージを湧かせて書くと長期記憶に繋がりやすい。
試す①
習った漢字を勝手に分類させてみる。
赤っぽい漢字。青っぽい漢字…など
柔らかい漢字、硬そうな漢字…
好きな漢字と嫌いな漢字でもいいや。
試す②
文字の少ない赤ちゃん絵本で、見せた後、8~15秒閉じてから音読させる。
時間差音読。
ハイスピードで正しく読ませる。
試す③
ランダムに漢字を並べて、好きに文章を創作させる。
試す④視覚情報強化
一度見た映像を書かせる。
試す⑤視覚情報強化
3✖️3マス~6✖️6マスで絵や、数字、色、記号などマークを作って、再現練習をする。
都道府県、国旗などに情報を変えていく。
試す⑥
情報を図にする。
絵を情報にする。
試す⑦視覚情報強化
複数の物を置いて、目を閉じてる間に位置をずらす。それを戻させる。
調べると自分が勝手にやっていた事が多かった。
私は、写真記憶ってのが、学生時代は出来ていた。
さてさて、ソウタにやってみたいゲームが増えたw