​かじや声楽教室 加治屋菜美子のへっぽこソプラノ歌手ヒストリー その3




吹奏楽に打ち込んだ中・高の6年間。

受験の為、突然の方向転換で声楽をはじめました。







とはいえ、推薦入試まで残り約3ヶ月…!



果たしてそれまでに声楽は攻略できるのか!?ダッシュ





​受験はじめてみた



結論から先にお話すると



3ヶ月で声楽をマスターできるほど

わたしは器用な人間でもなく

あえなく推薦入試は不合格。



その後、一般入試、センター試験利用入試、後期日程の全てを受験するも結果は変わらず全て不合格!



冷静に考えるとそんな短期間でまともな歌が歌える筈もなく


加えて、勉強を頑張ってこなかったツケが

ここで回ってきたのです。



教育系の大学だった為

実技だけでなく

偏差値もかなり高かった…ガーン



地域でも有名なヤンキー高校で、

ヤンキーではなかったものの(笑)

真面目に授業を受けていなかった私にとって

勉強がかなり高い壁となってしまいました。




問題集を解こうも、ちんぷんかんぷん。

ピアノを弾こうにも、たどたどしい。

受験というものを甘くみていた私にとって

地獄のような日々が始まったのです。






自分の弱さと出会う



精神的にはなかなかのダメージでした。



何をやってもうまくいかない。


勉強も集中できない。

だって楽しくないんですもの。



クラスではどんどん進路先が決まる人が増え、

周りの会話は専ら「卒業旅行」の話で持ちきりになり始めたのです。



会話には全く参加せず(できなかったが正しいかもしれません)

ひたすら英単語と向き合う日々。

もちろん、英単語なんて頭に入ってくるハズもありません。



そんな日々を鬱々と過ごしていると

体調に異変が出てきたのです…。




2、3日に1度、発熱するのです…ショボーン

そんな大した熱ではないけれど

倦怠感だけはしっかりある。




完全に、心がやられてましたね。




当時は、


自分は大学に受け入れてもらえない…

それは社会にも受け入れてもらえない事なんだ

自分には居場所なんてないんや



って、真剣に思っていました。




・勉強をしてこなかった

・進路を真剣に考えてこなかった

・だから準備がしっかりできなかった



こんな3拍子が揃っていたら


そりゃそうなるわ!

しゃーないねんし、粛々と頑張るしかないやん!


今の自分ならそう思いますが

メンタルコントロールなんでできなかった18歳の私は、ただただ闇の中で彷徨うしかありませんでした。





​唯一、楽しかった歌の時間



そんな中でも唯一、

歌の時間だけが鬱々とした心が晴れ

前向きな自分でいられたのでした。



「歌ってこんなに楽しいんやおねがい



と、声楽の魅力にどんどんハマっていったのです。




当時お世話になっていた先生はいつも


「なみこの声は美声や!」

「歌の才能があるんやで!」と


私を鼓舞してくれていました。




その励ましを、そのまんま受け止めて(笑)


わたし、やっぱり「歌」をやりたい!!



そんな気持ちに変化していったのです。






​進路変更してみた



現役時代は教育系の大学を7回受験して全て不合格。



浪人が決定した時に

ついに私は自分で決めたのです。





「声楽」で音大に行きたい!と。





やっぱりこういうのは自分で決めないと駄目ですね笑い泣き




高校を卒業して、19歳になる年。

やっと明確な目標が見つかり

再スタートを切ることになったのです。








次回!浪人時代編。

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