やまぴー演じる永瀬財地の

とある一言で表情が変わりました。

(NHK YouTubeチャンネルより。)

『正直不動産』第5話での

泉里香演じる榎本美波さん。

 

当ブログでは、

当初、端役だと思われていたあせる

あまり登場しないと思われたあせるあせる

 

光友銀行八起支店融資課の

この方に注目して何回か採り上げました。

 

ただ…

 

第7話~第9話にかけて、

(NHK『正直不動産』第9話より。以下NHK。)

この方の暴走が著しくてあせる

この表情まで至ってしまう

理由や出来事を振り返っておかないと、

単なるヤバイ奴あせるになってしまうあせるあせる

 

そこで、

泉里香演じる榎本美波さんが、

何を重視していたのかはてなマーク

その心境の変化はなにかはてなマーク

それを初回から振り返らせてくださいあせる

 

おさらいしないと、

自分でも混乱してきます。

この方の変化はあせる

まず第1話では、

美波さんの男性へのこだわりポイントが

羅列されました。

 

それは…

・定職についてる

(まともな仕事なら何でもいい)

・犯罪歴が無い

・身体が丈夫

・食べ物の好き嫌いが無い

・犬好き

・縦列駐車が得意

な…

「イケメンだったら誰でもいい。」

イケメンにこだわる美波さんは、

相手の年収に期待しません。

 

仕事を辞める気は1ミリもなく、

いざとなったら

「旦那養うし。」

ここまでで、

榎本美波さんは、

経済的に自立していること。

 

付き合う相手選びにおいては、

自分の条件を一切妥協する気がない。

ということが解ります。

 

このあと、

永瀬財地を発見し、

すかさず発した台詞が…

 

「はぐれイケメン発見」

このことからも、

美波さんにおいて、

相手がイケメンなのかは

重要なファクターであることが解ります。

さらに、

この永瀬財地が、

美波さんの好みのイケメンであることが、

第5話において、

不機嫌MAXで顔を引きつらせながらも、

永瀬財地からの誘いに応じたこと。

その永瀬財地から、

「僕と榎本さんの仲じゃないですか!?

と言われて、

思わず…

表情が変わってしまって、

聞き返してしまったこと。

さらには、

花澤涼子との会食まで

セッティングしてしまった原因と考えられます。

(あくまでも筆者の思い込みですあせる

 

嫌いと言われたにもかかわらず

その相手に交渉のセッティングをさせた

永瀬財地の肝の座った交渉力は

さすがとしか言いようがありません。

 

あせる

 

話しを第1話に戻します。

 

この場面で、

もう一つ重要なのが、

これ。

会話をしながらも止まることが無かった

数字を打ち込む美波さんの右手が

止まった瞬間です。

 

なぜ止まったのかはてなマーク

 

同僚の松田が

「じゃ~なぜ結婚したいんですかはてなマーク

と素朴な疑問を発したから。

 

経済的にも自立して、

結婚相手の資力に頼る気ゼロの

美波さんが婚活に精を出す必要性に

疑問を持ったわけです。

 

このとき美波さんは

一瞬、黙ってしまいます。

その返答をしないまま

永瀬財地を発見した場面に移りました。

 

その疑問の答えとなったのが、

第3話での…

秋田のばっちゃ(おばあちゃん)からの

電話と考えられます。

「死ぬ前に美波の花嫁姿がみてぇ。」と、

美波さんに訴えかけたわけです。

 

おばあちゃんの望みである

(美波さんの)花嫁姿を見せてあげる

 

これが、

美波さんの婚活の最大の理由でした。

 

理由としては

弱そうに思えるのですがあせる

 

同じ第3話の冒頭、

同僚の松田との会話において、

「結婚なんて形だけ。」

そうハッキリ言ってるわけです。

 

さらに、

美波さんにとっては、

それが深刻な悩みであると、

演出されてます。

 

まず、

電話がかかってきたところ。

場所は、仕事終わりの銀行内ですが、

周りの目を気にするように

通路の端に移動して、

聞かれないように小声で話してます。

 

秋田弁での結婚話を聞かれないように

してるわけです。

 

さらに、

電話が終わったあとの画面。

引きの画像で孤立感を際立たせてます。

その直後に、

居酒屋「しょうじきもん」で独り悩んでいる

美波さんが映し出されます。

 

この段階で、

誰にも相談できない悩みである

ということが解るわけです。

 

その悩んでいる場面に

居合わせたのが、

永瀬財地でした。

ここで、

美波さんの婚活スイッチが入り、

永瀬財地がこだわりポイントに

ことごとく当てはまったことで、

美波さんが

壮大な勘違いをしてしまったことは、

以前記述しました。

 

 

この勘違い中にも、

頭の中ではこう言ってました。

ばっちゃを安心させるためなら、この人で十分。」

「いやっビックリマーク全然あり!!

 

このあと、

第3話の最後の場面で

永瀬財地から結婚を全否定され、

想いが踏みにじられた美波さん。

 

 

第4話では、

永瀬財地の呼びかけを

完全無視むかっ

月下咲良と意気投合し、

永瀬財地への嫌悪を露わにします。

 

そして、

第5話では呼び出しに応じた上に、

花澤涼子との会食を渋々セッティングしたものの

 

その花澤涼子から、

「こんな男とだけは付き合わない方がいいよ。」

イイのは見た目だけで、人間性は最悪だから。」

という発言に対して、

台詞はありませんが、

何度も頷いてしまいます。

 

そして、

第6話での飲み会のシーン。

ここで美波さんは、

桐山に対して、

婚活スイッチが入りかけますあせる

「桐山さん良い飲みっぷりですね~ビックリマーク

この場面で、

美波さんの目目と、

奥の松田の表情を見ると、

婚活スイッチが入って、

品定めに入ってることが

伺われるわけですあせる

 

ところが、

さらに泥酔した美波さんは、

永瀬財地に絡みながら、

「チョッとくれ~顔が良いからって、調子乗ってんじゃねーぞタコ助がぁむかっ

 

嫌ってるなら話しかけないだろうに、

絡んできて悪態をつきます。

 

ここまでで、

第4話での完全嫌悪。

第5話での嫌悪しつつも話に応じる。

第6話では、

悪態をつきながらコミュニケーションを図ろうとする。

 

美波さんの気持ちの歪みが

徐々に拡大しているのが解ります。

 

この気持ちの歪みが

最大化したのが第7話でした。

 

 

第7話の冒頭では、

同僚の松田から、

永瀬財地を勧められます。

が…美波さんは

「ないないビックリマーク

「あの人顔だけでデリカシーゼロだからむかっ

結婚相手として否定する。

に止まらずあせる

「できることなら、なんか仕返ししてやりたいしむかっ」と、

永瀬財地への執着を感じさせる発言をします。

 

好みのタイプであるイケメン

永瀬財地が自分の気持ちを踏みにじった

ことが気に入らないわけです。

 

しかし…

 

松田からは、

「逆に、意識しまくってる証拠じゃないですかw」

核心を突く台詞を言われてしまいます。

これを聞いた美波さんは、

この顔あせる

今まで銀行内で見せたことのない

イラッむかっとした表情を見せてしまいます。

 

永瀬財地を意識しすぎるあまり、

自分を取り繕うことができずに、

素の感情が現れるようになったのです。

 

やっとここまで来たあせる

 

この第7話において、

美波さんは、

永瀬財地の正直さを

「デリカシーのなさ」から、

「裏表のない誠実さ」と、

見直すに至ります。

そして…

永瀬財地を

(ばっちゃに)花嫁姿を見せるための相手」

ではなく、

「人生を共に歩みたい結婚相手」

として本気で向き合うことになります。

そこから、

第8話以降の

永瀬財地攻略のための

暴走に至るわけですあせる

 

ということで、

第7話以降の榎本美波さんは、

また今度記述したいと思います。

 

第7話以降の振り返りです。

 

第8話

 

第9話

 

最終回あせる

 

2024年1月追記あせる

『正直不動産2』が放送されてますので、

永瀬財地の結婚・恋愛観についてまとめました。