沖縄の布施 (ふせ) さん | お試しブログ

沖縄の布施 (ふせ) さん

むかし、
歌手の布施明は「シクラメンのかおり」を歌っていました。

沖縄方面では「布施 (ふせ) さん」と名字は見かけませんが、布施明 氏は東京の人で、関東地方から雪国にかけて「布施 (ふせ) さん」は多いと云われています。


ー・→


そのむかし、

河内国にも布施村があって、今でも東大阪市に『布施 (ふせ) 駅』があるようです。

布施 (ふせ) と文字を分別すると、布 (ぬの) に施 (ほど) こす? にも見えます。

その語源や起源を調べて見ると「仏教用語」との情報が多く、また、布施 (ふせ) は寄付 (きふ) とも類語とあります。
*布施 ≒ 仏教用語、布施 ≒ 寄付



━↓─━ドア─扉─ドア━─↓━



ところ変わって、

昔んかし、沖縄島の中城 (なかぐすく) 村に仲順大主 (ちゅんじゅんうふしゅ) という人がエイサー (念仏廻り) を普及させたという言い伝えがありました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/仲順大主

仲順大主 (ちゅんじゅんうふしゅ) は浄土宗か浄土真宗の僧侶だと云われ、中城村には仏教が流行して行きます。


ー・→


仲順大主 (ちゅんじゅんうふしゅ) は中城村の人々に立派な僧侶だと尊敬されたまま亡くなります。

仲順大主が亡くなると、中城村の人々は仏教的教訓歌として『仲順流れ (ちゅんじゅんながり) 』という歌を作ったと云われています。

『仲順流れ (ちゅんじゅんながり) 』

‥>
 [ 歌詞 ]
1ばん →
七月七夕 (しちぐゎちたなばた) 中 (なか) ぬ十日 (とぅーか)

エイサーエイサーヒヤルガエイサー スリサーサー スリ

二才達 (にせたが)
揃 (する) とてぃ 
踊 (うどぅ) ゆたん

2ばん → ‥ → 7ばん

 [ 意味 ]
盆は七夕から中旬 (ちゅうじゅん) の十日の頃

エイサーエイサーヒヤルガエイサー スリサーサー スリ

兄さん達が
揃って
踊っているよ

2ばん → ‥ → 7ばん
‥>



ダンプカー―…ご迷惑をおかけします―…ご迷惑をおかけします工事中




仲順大主 (ちゅんじゅんうふしゅ) のお墓は、北中城村の「仲順 (ちゅんじゅん) 」という部落にあり、

そのとなり部落が北中城村の『喜舎場 (きしゃば) 』となっていますが、この喜舎場 (きしゃば) の喜舎 (きしゃ) の語源や起源を調べて見ると、これまた 仏教用語の「喜捨 (きしゃ) 」と同じ意味だと云われています。
*喜舎 ≒ 喜捨

この喜捨 (きしゃ) も布施 (ふせ) と、ほぼ同じ意味だといいます。
喜捨 ≒ 布施

仏教用語の喜捨 (きしゃ) と文字を分別すると、喜 (よろこ) んで捨 (す) てる? にも見えます。
*喜捨 ≒ 寄付 ≒ 布施

沖縄方面には『喜舎場 (きしゃば) さん』という名字は結構います。

(・・? そうすると?
『喜舎場 (きしゃば) さん』と「布施 (ふせ) さん」は、ほぼ同じ意味だというようにも見えて来るかもしれません。
*喜舎場さん ≒ 布施さん?



━↓─━ドア─扉─ドア━─↓━



むかし、
歌手の喜舎場明は「シクラメンのかおり」を歌っていました。