観てきました! ショウジです
本日の指人形は「ふとっちょブタ」にちなんでブタ王子のゆびにん。
作りかけのがあったのでキツネ姐さん、たぬ殿と共に販売しまっす。
「ふとっちょブタ」は本編を見ればわかります。
でも今の時代の若者ならあれは「デブス」って言うと思うなあ~…
◎ 原作 ◎
未読 (ジョーン・ゲイル・ロビンソン氏の同名児童文学作品)
◎ 映画あらすじ ◎
人と関わることを極端に避け、表情の作り方を忘れてしまった少女・杏奈が
喘息の療養のために過ごすことになった道東の町で不思議な少女・マーニーに出会い
徐々に自分を取り戻していく物語。
◎ レンタル予想 ◎
ファンタジー/アニメ/ジブリ
◎過去に観た同監督作品◎
借りぐらしのアリエッティ
◎ つながり作品 ◎
となりのトトロ、耳をすませば、千と千尋の神隠し(ジブリ作品&少女のひと夏の成長譚)
ももへの手紙(少女のひと夏の成長譚、母との和解)
↑ もも~は、マーニー以上におすすめです!ぜひレンタルしてご覧くださいませませ!!!!
◎ おめあて ◎
有村架純さんの吹替(マーニー役)
NACSが全員声優として参加していること
ジブリだからとりあえず観ておきたい!という3点です。
はい!
というわけで、感想をひとことで申しますと
私が観たいジブリが帰ってきた!!! (゚∀゚)
です。
となりのトトロ、耳をすませば、千と千尋の神隠しといった
ジブリの少女のひと夏の成長譚モノの系譜も継いでいますし
それに加えてある種の謎解き要素も入っていて、ジブリらしくかつ新しい作品でした。
ジブリの劇場アニメーション長編の13作目「ハウルの動く城」までは
言っちゃえば私全っっっ部、好きなんです (´∀` )
逆に、14作目「ゲド戦記」以降はこれこれ!これだよ!!!!っていう映画がなく…
「かぐや姫の物語」でやっとこさ安心できたくらいだったので
今作を観て、久々に「ジブリ映画を観た!」っていう実感がありました。
借りぐらしのアリエッティの監督と聞いて不安だったんですが、全くの杞憂でした。
これでジブリは大丈夫だ!
と思ったんですが…ちょっと言い過ぎかしらw
主人公の杏奈は、自分のことを性格が悪いと思っていて、自分自身が嫌いなんですね。
で、友達もいませんし、家庭も色々あったり、喘息だったりと
この映画はもう冒頭から哀しい雰囲気に満ち満ちているわけです。
つまりは泣かす気満々なのです。
しかし、涙のカツアゲされる(©みうらじゅん)とわかってはいても
私は冒頭から最後まで終始涙目でございました…
中学生時代の自分を見ているようで、主人公に共感したのかもしれませんね~ ( ´`)
あと、マーニーがどうして杏奈の目の前に現れたのかっていう理由を考えると
尚のこと泣けるというね…
杏奈とマーニーの好き好き合戦に「百合か?百合なのか!?」
と思ってしまった自分が恥ずかしくなるくらい、マーニーの杏奈に対する愛情は深いのです…
しっかし、私は杏奈の性格の悪さなんて可愛いもんだと思いましたよ。
良い人ぶっている人ほどもっと恐ろしいこと考えてるんだから、気にするこたあないんですよ!
性格の悪さが見えない人ほど怖いんだ!私は性悪説派で生きてます!w
そんなわけで主人公に感情移入出来るであろう、小学校高学年から中学生に特におすすめ!
でもってクラスの中で目立つグループに所属していない女子!
大人はどんな年齢の方でもティーンの頃の自分を思い返して楽しめると思います。
お子さんがいらっしゃる方はまた別の視点で観られるかも。
おめあてのひとつ、有村架純さんの吹替、非常に素敵でございました…
声だけ聞いても可愛い…!
有村さんもですが、杏奈役の高月彩良さんもお上手でしたし
違和感がある吹替をされている方がいらっしゃらなくて、素晴らしかったです。
ちゃんと上手い人選んだんだなあ~ (´∀`)
パヤオとは大違(以下自粛)
役柄では杉崎花さんが吹替されたサヤカが好きでした。
杏奈をマーニーだと勘違いする夢見がちな少女なのですが天真爛漫で
杉崎さんの声もあいまって可愛さ倍増!ナイスキャラでした (●´ω`●)
黒木瞳さん吹替の久子さんも良かった。
絵を描いている時に出会うんですが
ジブリって絵を描く人がキーパーソンになることが多いですね。
どのように繋がるかは観てのお楽しみ♪ ( ´艸`)
NACSが全員声優として参加していることは知っていたものの
当てる楽しみを取っておくべく、役柄は事前にチェックせずに行きました。
が!
音尾さんとモリーダーは結局帰宅後にwikiで見てようやくわかる始末でしたw
洋・シゲ・ヤスケンはわかった!
セリフが多いのは洋氏でしたが、一番おいしい役どころなのはヤスケンでした。
国民歓喜!
ハガキはもう50円では送れない!
登場人物の瞬きが極端に少ない!
どうして杏奈の○○がもっと早くわからないのか?
子どもの時から一緒にいるのになぜ○○○○○と呼んでいないのか?
などなど
色々とつっこみどころは多いものの、心に沁み入る作品です。
思い出のマーニーは7月19日公開!
2014夏の思い出にどうぞ♪ (´ω`)
今年観た映画の私的ランキング。
圏外になるほどひどい映画は見ていませんが
昨年ほどは良作がないという点で、不作な年という印象です…
1位 グランド・ブダペスト・ホテル (シアターキノ)
2位 思い出のマーニー (試写会@共済ホール)
3位 ホビット 竜に奪われた王国 (シネフロ)
4位 オー!ファーザー (札幌劇場)
5位 かぐや姫の物語 (ユナイテッドシネマ札幌)
6位 WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ (試写会@共済ホール)
7位 春を背負って (試写会@共済ホール)
8位 クローズEXPLODE (試写会@共済ホール)
9位 キック・アス ジャスティス・フォーエバー (ユナイテッドシネマ札幌)
10位 ジャッジ! (試写会@札幌プラザ2・5)
11位 相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ(試写会@札幌プラザ2・5 ×2回)
12位 TRICK 劇場版ラストステージ (試写会@共済ホール)
13位 名探偵コナン 異次元の狙撃手 (試写会@共済ホール)
14位 アナと雪の女王 (シネフロ)
15位 青天の霹靂 (試写会@共済ホール)
16位 パラノーマル・アクティビティ 呪いの印 (鑑賞券@シネフロ)
17位 偉大なる、しゅららぼん (ユナイテッドシネマ札幌)
18位 銀の匙 Silver Spoon (試写会@共済ホール)
19位 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳- (試写会@共済ホール)
20位 チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像 (試写会@共済ホール)
21位 土竜の唄 潜入捜査官REIJI (試写会@共済ホール)
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マーニーの制作協力に、三浦しをんさんの名前がなぜあったのかが気になります!