☆西田 鉄也さん 理想を求めて生きていくために 第一部☆ | 自分で選べば運気が上がる!色と香りの効果的な使い方お伝えします。個性心理學でストレス解消のお手伝いもさせていただきます。

☆西田 鉄也さん 理想を求めて生きていくために 第一部☆



子どもの頃好きだったヒーローは「ウルトラセブン」という西田さん。アイ・スラッガーがカッコ良かったからである。地位や名誉、財産に心を惹かれることはなく、理想を追い求めて政治家になりたいと語る姿は、「ウルトラセブン」に重なるかもしれない。

西田さんは47歳(厳密にはまだ46歳)である。最初は漁網を扱う会社員だった。25日出勤し、そのうちの15日が県外出張という仕事をしていた。東北や北陸、北海道の漁港を営業に回り、海の男たちと語り合っていた。

そして彼らと触れ合う中で、たっぷりお国自慢を聞いたという。美味しい土地の食べ物を食べ、酒を酌み交わす。新鮮な魚を食べる。そこに今の西田さんの原点がある。

そうしているうちに、自分には土着のものが何もないことに気づくことになった。大阪で生まれ、キリスト教系の海星中学と高校で過ごしたものの、四日市弁を話さない。四日市人でありながら、四日市のことをほとんど知らない。

そんな西田さんは県外出張でそれぞれの地方のお国自慢を聞いているうちに、なぜか「地域貢献をしたい」という気持ちが生まれてきたのである。

西田さんは「地域貢献がしたい」気持ちをある市議員の知人に相談した。すると、国会議員の秘書になることを勧められたという。驚くことに素直に勧めに従って、会社員から国会議員の秘書へ転身したのである。なかなか凡人にはできないことだろう。

秘書の仕事には31歳から37歳の6年間ついた。その間、数多くの市民の相談を受けてきた。そこではっきりわかったことがある。秘書という立場では、できることが限られている。

誰かに相談を受けて何かを改善してあげたいと思っても、細かいことは出来ても根幹から変えるには直接関わることはできず、誰か議員に頼らなくてはならない。人にやさしく、情報を提供し、やり方を教えてあげるには、自らが政治家になった方が良いということだった。

西田さんは秘書を辞めて、保険会社へ就職した。人の役に立てる仕事であることと、自由に動けるからという理由からである。保険会社では新人としてはかなり優秀で、幾度か表彰も受けている。

一年半過ぎた頃、県議会議員選挙の立候補者からの依頼で選挙活動を手伝うことになる。会社には有給を申請しての活動である。

その結果、会社を辞めることになり、候補者も落選になった。しばらく政治活動から離れる為に、ゴルフ場で働くことになったという。新しい展開だった。



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