○過去を受け入れる、自分を認める。〜がむしゃらをやめて、自分らしい世界を生きる(5) | HSP、HSS型HSPの起業・フィットする生き方、働き方を後押し〜熱が湧き上がる方向に、 強みを生かして働く【ララマル】

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HSPさん、HSS型HSPさんが、熱と強みを生かして、自分らしい生き方・働き方・ビジネスをする後押しをしています。自身もHSP気質(HSS型HSP)であり、10年以上、個人事業主として事業を営み続けています。

 「がむしゃらをやめて、自分らしい世界を生きる」ちびドラゴン物語。

1がむしゃらをやめて、自分らしい世界を生きる。:ちびドラゴン物語~予告編
2役に立つことをすることが、良い人生?~がむしゃらをやめて、自分らしい世界を生きる(1)
3会社に行けなくなり、長期のお休みに。~がむしゃらをやめて、自分らしい世界を生きる(2)
4生まれたもの、失ったもの。~~がむしゃらをやめて、自分らしい世界を生きる(3)
5生まれたもの、失ったもの。[2]~~がむしゃらをやめて、自分らしい世界を生きる(4)

主人公は、ふんわりイラストのとうこさん。 ちびドラゴンの作者さんです。

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ともこさんが、ブログで ちびドラゴン物語のご紹介をしてくださいました。
右矢印がんばる自分をやめること。
ありがとうございます!




物語は、第2部へ。

とても辛い経験をされた、とうこさん。
まだまだ完全に辛い気持ちが癒えたとはいえない状態でしたが、
一歩一歩、前に進みます。

春の訪れにあわせて、会社への復帰訓練も、はじまりました。

復帰に向けて準備をしていくことの、ストレス。
雪解けのようなぬかるんだ状態の、こころ。
ぐらぐらと、こころが揺れます。

しかし、不安定に揺れながらも、雪解けの後に植物が芽吹くように、
「自分らしさ」のお花が咲き始めました。

手紙ここ最近は毎日泣いている気がします。
今日もぐるぐる、考えて、考えて、、、
 
(略)

でも、もう、いいんじゃないかな、と思いました。

自転車で転んで
おおざっぱな原因を知っておかないと、次に活かせないですが、
悩んでいる私は、まるで、
転んだ当時の路面状況や気象条件まで追っているような、、、そんな気分になりました。

なんかもう、
充分分析したし、
充分悩んだし、
もう、いいんじゃないかなぁ、と、思っています。

感じきって、ようやく「飽きる」状況に入ったのかな、と、思います。


(略)

なるようになってきたんだな。
今の私は、まさに、これまでの私の集大成なのだな、と思います。

過去は変えられない、ということも、もう少ししたら、認められる気がします。
(ここはまだ、あがいています。どうにも、あきらめが悪いです^^;)

これからは、どうやって未来に向かっていくか、どういう未来にしたいか、
そのためにどうしたらいいか、、、を考えたいと、思います。


とうこさんの、以前と変化したところ。

感情を味わいきる。
ぐらぐらと、心が揺れるにまかせる。

・・・ということが、できるようになっています。

そして、それをひとに伝える、ということも。

押え込んだり、無理に冷静になることを、しません。


ぐらぐらと揺れ、感情を味わいきり、消化をして、
少しずつ、過去のこと、そして自分のことを、
認められるようになっていきます。


手紙少しずつ、心の声をきいて、
周りの人にも自分にも良い選択をできるようになってきたなぁ、と思います。

アドバイスや、すこしトゲを感じる言葉も、
以前よりも、あまり過敏に反応せずに受け取って、
流すことができるようになった実感があります。
何が何でもわかってもらいたい、
という気持ちも減った気がします。

(略)

今、住んでいるのは添付の写真のようなところなのですが、
強み診断でみていただいた、わたしの、静かな湖畔のような世界と、
近いなぁと思いました。私はここがとても好きです。
こころの中と、現実が近づいているみたいで、
びっくりしました。

ブログを拝見しながらぼーっとしていたら、
河原で麦わら帽子?をかぶってふんわり笑っている
ふんわり素材にスカート姿の女の人が思い浮かんで、

ああ、これがなりたい姿なのかな?

と思いました。

書類片手にふんわり笑ってみんなと話している、
職場でバージョンもイメージできました。
こちらも スカート姿でした。


いつも機能性第一でズボンにスニーカー、
職場では女性の中で一人だけ、上下作業着を着ていましたが、
もっと、女の子女の子するのもいいなぁと思いました。


image


ひとの中にいて、色々なことを感じながらも、
自分自身でいられるようになった頃。

ふんわりと活躍する自分の姿が、思い浮かぶようになりました。


さらに、本格的に復帰する前に、
自分を「よくやった」と認めるきっかけとなった、
出来事がありました。

手紙復帰前の週末にちょうど会社の夏祭りがありました。

(略)

当時のプロジェクトが、10年に一度の全面リニューアルだっただけに、
他の部品は、かつてないほど不良が多く出ているのに、
わたしが作った部品はクレームがゼロだ、と、
たくさんのひとが、驚きとともに、褒めてくれました。

あれほど形や構造を変えたのに、大丈夫だったのか。
実験通りにいけたのか、、、と、わたし自身、驚いています。

途中で力尽きてしまいましたし、上司や後輩の力もたくさん借りたのですが、
アイデア段階から、形にするところまで、わたしが一番深く関わっていたことは確かなので、
よくやった、と、自分を褒めてあげたいです。

お休みをいただいて2年も経つのに、
みんなが、そもそも、わたしを覚えていてくれたこと、
あたたかく迎えてくれたこと、
製品が形になったこと、
とても嬉しいです。

少しずつ、過去を受け入れ、自分のことを認められるようになった、とうこさん。
会社でのお仕事に、本格復帰します。


>>続きます。