6月29日(日)は,新宿は花園神社近くの 新宿ゴールデン街劇場 で行われた,加納秀人さんのソロ・ライブに参戦.
当日のチラシ:外道 加納秀人 SOLO LIVE
開場が15時30分,開演が16時00分という事で,何時もよりかなり早めの時間設定です.
これはありがたいですね.
午前中から昼までに都内で用事を済ませて,その足で新宿へ.
時間も早く開場時間に未だ時間があったので,何時ものダイカンプラザ 9F LIGHTHOUSE へ.
何を買う訳では無く,時間潰しにブートを見て,世間話をしていました.(笑)
15時15分過ぎに LIGHTHOUSE を出て,会場である 新宿ゴールデン街劇場 へ.
開場時間の 5分前程度には現地に着いたでしょうか.
少し待って,予定通りに開場となりました.雲行きも怪しかったのですが,入場して少し経った頃に,雷鳴と雨が.....
結局,最後まで,この日は一度も傘を使わずにラッキーでした.
入場してステージを見ると,ステージ上には
数多くのエフェクター類 (新兵器も?)
ここは初めて来ましたが,元々が劇場という事もあり,席が段差になっている関係もあり,非常に観易い造りになっています.そしてアルコールは販売していないので,新見さんがクーラーBOXで持込んでました.以前,聴いた時に新見さんが「私はお酒を売っていると思います.」と笑いながら言っていた意味が判りました.(笑)
ドリンク代ではビールでしたが,まぁ近くにコンビニもありますし,第一部と第二部の間のブレイクの際に好きなものを購入しましょう.
先ずは エレクトリック から
第一部は
"Spanish Dream" ♪
からスタートです.
「どうもありがとう.ソロで一時間一人で演るっているのは,結構大変なんですけども,これを今日,僕の分岐点として,これができたら結構いろんな事をやれるかなと思って,今日,普段やっていない事も,いろいろ試そうと思っているんで,よろしくお願いします.2曲目 "Some Day"」
"Some Day" ♪
"Some Day" 終了後,エフェクター等の関係なのか,ブーという音がアンプから...
「ブーとなっていますけど,気にしないでください.
ようこそ新宿へ.僕は新宿はねぇ,実は本当に音楽を始めたところは,横浜もルーツにあるんですけども,16,17歳,18歳のころは殆ど横浜にいたんですよね...だけど,その半分以上は横浜に居たのと同じくらい新宿に居て,あの当時ライブ・スポットっていうのが無くてJAZZ喫茶..
JAZZ喫茶ってのがあって,ACB(アシベ)とかサンダーバードとか,色んなライブスポット,ゴーゴーダンスがあった時代かも知れないですけど,踊ったり,何かそういう音楽が聞けたという,そこらへんに僕は16,17ぐらいにいて,丁度 The M っていうバンドに入って,この新宿近辺をガンガン毎日のように殆どこの辺に住んでいましたね.
ある友達が居て,そこの家は,丁度サンダーバードのミキサーとか色々照明をやっていた友達がいたんですけど,そこの家に遊びに行くと,..遊びに行くというか泊まりにいくんですどね,二段ベッドが 4つぐらいあって,丁度17歳ぐらいなんですけど,彼は独りでそこに本当は住んでいるんだけど,必ず10人ぐらい泊まっているんですよね.
で,レコード盤聴いている人もいれば,お酒飲んでいる人もいたりとか,中には如何わしい事やっている人がいたりとか,その部屋で色々あったんですけど,その当時の仲間っていうのが,例えばもう亡くなったジョニー吉永であったりとか,その当時のジョー(ジョー山中)だったりとか,色んなミュージシャンが殆どそこら辺に居たんですよ.
新宿近辺で,界隈で,1968年,9年ぐらいからずーっとあの辺にみんないて,毎日のようにジャム演ったりとか,遊んだりとか,気が付いたら一緒に飲んでたりとか.まぁ10代で飲んでるって良くないですけどね (笑)
凄いそういう意味では新宿は,殆ど僕はこの辺で暮らして,そして面白かったのは,あの時代って,結構色んな外タレの人が日本にコンサートに来ると,良く僕らが出ているところに来たんですよ.そして朝までジャムやったりとか,本当に殆ど日本の歴史に残るようなミュージシャンは全部いましたね.
だから面白いのは僕らがいて,中にはグループ・サウンズという連中がいて,僕らよりちょっと歳上だったんだけど,まぁ歳近い人もいたんですけども,その連中とか,その上のロカビリーの人がいたりとか,ジャズの人がいたりとか,色んな人種が新宿に溢れていたんですよね.だから例えばミージシャンはそういうディスコティックでみんなでジャムやったりとか.
外に出ていると,あの当時ですからね,そうですね,ボンドをやっている人がそこらじゅうにゴロゴロゴロゴロいて,寝転がっていて...
新宿の駅の方に行くと,もう何十人もボンドやって倒れている人いましたもんね.本当なんですよね.でもやっている人は良いかも知れないけど,他の人は気にもしないのね.あぁ,もうそんなもんだろうっていう.その当時...
でも,その中でどんどんどんどんジャム演ったりとかして....その時のね僕の演っていたのは果し合いなんですよね.ブルースを演ったりとか.で,ブルースってのはスリーコードで,ただの,ギターでいうと,一度,四度,五度っていう,そういう三つの音の中でジャムをするんですけど,その中でジャムをする,それが色んなジャムの人ができるんですよね.例えばクラシックでも,ジャズでも,何でもそれで演ればできるんで,その当時は果し合いのようにそれを演って,結局,あの当時って,それを演って勝ってった人が残ってったていう...
で,そのブルースをちょっと一曲.新宿に折角来たんで,ちゃんと演ってみますね.」
続いて
"Bluse" ♪
加納さんはスパニッシュ系のソロ等もあり,ジャンルが広いのですが,やはりブルースのソロは最高に格好良い.
「こういうブルースの果し合いを,昔,良く演っていたんですよ.僕らが丁度演っている頃...僕は The M というバンドにいたんですけど.色んな対バンで,色んな人が,おそらく皆さんが知っているような人ばっかいたんですよね.
それで僕ら演っている時に,観に来ていた人ってグループ・サウンズの人来ていたんですけど,そうですね.あの頃で言うと,..四人囃子なんか未だアマチュアでしたからね...チャーなんか未だ子供だったりとか...そういう感じの新宿だったんですよね...
懐かしいなと思いながら...今日,何か,ここの感じだから,この感じが出て来たんだろうね.普段はそう思わないんだけどね.この感じだと凄く思い出ししますね..
あの当時は,本当に何ていう時代かな,未だロックが日本に無い時代だったから,みんな自分で何かをやろうと必死になっている時代で凄く面白い時代だったんですけどども..
それで,その後,外道 を僕が作ったりとか色々やったんですけど,その後にちょっと作った曲を一曲演ってから,アコースティックのコーナーにいこうかなと思います.
今日,一応,二部制でやります.二部制でやって,ちょっと色んな曲を,普段絶対聴けないような曲を一杯演りますんで..サプライズも,サプライズもちょっとね,一つあるんですよ.小さいサプライズですけど.小さいサプライズ (笑)」
続いて,第一部のエレクトリックパート最後の曲
"Die For You" ♪
「アコースティックのコーナーにまいります」と言いつつ,アコースティック・ギターに持ち替えて,簡単な指慣らしをして「デビュー・アルバムに入っている曲を....何かアコースティックで演ると,この曲を一曲目に歌いたいなと良く思うんですけど,何故だか自分でも良く判んないんですけどね.例えばイベント打上なんかで,じゃぁ加納さん一曲歌って下さいよとアコースティックを渡されると何故かこの曲を歌ってしまうという曲です.」
アコースティック に持ち替えて
MC に続けて,外道の
"腐った命" ♪
「これは1972年ぐらいに作った曲なんですけども,今日は1971年ぐらいから作った曲から2013年ぐらいまでに作った曲を中心に演りますんで.ここでソロの時に作った "Forever" という曲をちょっと演ってみますね.新しい機材も色々使うんだよな.変だったら余り気にしないで下さいね.(笑) 確かめてみないで,どんどん使いたいんですけど.今日も一昨日に購入したばっかで,昨日初めて出してきて普通なら一ヶ月,二ヶ月,色々やってから使うんですけど...早速使いたくて,今日からやってみます.どんなに失敗してもやってみたいななと.そういう感じなんですね.(笑)」
"Forever" ♪
MC で加納さんが言っていたように "Forever" では,まだ購入したばかりの,エフェクターを使用しようとしたみたいですが,ギターを通していなかったので,エフェクターが機能しなかったようです.
そして上述した MC で,言っていたサプライズです.
「ここでちょっとね,ここ何年も,ずっと僕のアシスタントやって..ローディーもやってくれているんですけど,彼を呼びつつ,ちょっとステージで鍛えさせて貰えると思うんですけど,拍手をよろしくお願いします.
僕のローディーの Miyagi です.一緒に演ってみます....
来月ツアーもありますけど,ツアーの時から少しづつ鍛えて行こうかなと思います...
演ってみます.」
Miyagiさんとのデュオで
"いつもの所でブルースを" ♪
Miyagiさんと "いつもの所でブルースを"
「(Miyagiさんに顔を向けて)良かったねぇ.
何故,新宿にしたかと言うと,僕の気持ちもありますんで...僕も新宿....
その当時,新宿..凄く戦いでやっていたんで,..
僕はその当時,16歳,17歳でしたけど,その当時の周りの仲間ってのは,本当に今言う裕也さんとか,ミッキーカーチスとか,ジョーとか,ジョージとか,ああいう仲間みんないたんですよね.
一曲,昔の曲を演ろうかなと....
歌を知っている人は一緒に歌ってください.」
こちらも 外道時代の
"ハイビスカス・レディー" ♪
「昨年,そうですね.アルバム.,外道 の久々に出たんですけど.『魂の叫び』.皆さんきっと聴いてくれている思うんですけども.その中から一曲やります.
オケを作って色々一人でできるようにしたんですけども,何故かこの曲だけリードが入っているんですよね,弾きたいなと思ったらリードが入っていて,だからこの曲はアコースティックで演るしか出来ないんですけど.演ってみます.」
アルバムではエレクトリックバージョンですが,ここではアコースティック・バージョンで "マイラブ" を披露.
ここでブレイク...
喫煙タイムだったり,飲み物を近くのコンビニに買いに行ったり....
このブレイクを挟んで第二部に突入です.
第二部のスタートはレコーディングされていない
"D~" ♪
で始まりました.
「二部始まりました.この曲は,そのうち機会があったらレコーディングしたいなとは思っているんですけど,ライブでしか演らないって決めていて,ライブでしか聴けないんです....そう,そうなんですよ.だから,それもソロライブ...それも一人ライブ...一人ライブでしか聴けない曲なんで.
結構良い曲なんですよね,一人ライブでしか演りたくないなんて,その為に,ありがとうございます.
これ繋がりで,この曲を演ると,この曲を演らないといけないって曲があるんですよ.
これも,ずっと色んなところで CD 出しているんですけど,この曲はインスピレーションで作った曲なんですけども....
生と死 って曲なんですけど,タイトルも凄いんですけど...
その時は,そうですね....これ作ったのは,もう今から15年とか20年前なんですけど,その時は余り感じていなかったんですけど,最近は 生と死 っていうのが,もう何か,友達がガンガン死んでいるんで,何か凄く身近に感じるんですよね....
: : :
今日も頑張りますんで,よろしくお願いします.
取り合えず亡くなった友達に聴こえるように,生と死 って曲を演ります.」
"Life And Death" ♪
この "Life And Death" も気持ちが入った演奏で,素晴らしかった.
「やぁ,魂を込めました.
余りにも友達が逝ってしまうんで...凄い仲良いやつで..」
ここから人が亡くなった後に,次のレベルへ行く話でした.(笑)
加納さんの話は UFO だったり,霊の話だったり,次のレベルの話だったり と何時聴いても楽しいし,面白いです.(盛り上がるなぁ)
「何か,質問とかあったら,この機会に受け付けますので,ただ長くなると曲が一曲づつ減りますので.(笑)」
「それでは昨年発売した曲の中から一曲. "心の叫び" というのを... 『魂の叫び』 っていうアルバムなんですけど,よくメンバーが 『魂の叫び』 と "心の叫び" を勘違いして... "心の叫び" っていう曲なんですけど,アルバムのタイトルが元々 『魂の叫び』 ....上からそんな風に来たので,こうしようかっていう感じでやっていますが,でも曲としては "心の叫び" っていう事で演っています.で,この曲は Rolly が遊びに来てくれて, Rolly が一緒に演っていて,途中でナレーションがあるのは Rolly なんですよ.」
アルバム 『魂の叫び』 と 収録曲 "心の叫び" の勘違い...
⇒ 松本さんですね.原宿 CROCODILE 含めて何度か間違えてた.(爆)
「Rolly と,角松敏生 は,俺より俺の事を良く知っていたという二人ですけど.B'z の松本もそうなんだけども...
あの彼らは本当に詳しいんですよね,俺の事について.俺のほうが自分で判らなく,色んな事を彼らに質問して....どうだったって聴くぐらいなんですけど (笑)...
その曲を演奏します」
"心の叫び" ♪
「このレコーディング結構面白かったんですけどね.余り報道はされていないんですけども...アナログ・レコーディングをしたんですけど...
そうですね.今でも覚えてますけど,スタジオに着いて,僕がこんなスタジオではできないと言って一時間半ぐらい駄々こねて,ずっと文句言って...延々言ったらしくて,それで音出して,最高じゃないって謝ったって話.僕が謝ったっていう...
: : :
結果的に凄く良い音が録れたんで,次,また外道の新しいアルバムが録れるんだったら,そこでやりたいなと思います.....
次の曲は...
僕は北海道で生まれたんですけども...美唄っていうところにずっといて,後に炭鉱が潰れそうになったんで,こっちの方に子供の時に来て,る小学校三年生ぐらいのの時に横浜に住んで...僕の音楽人生っていうのは,そこから横浜から始まったんですね.横浜の仲間っていったらゴールデン・カップスとか,パワー・ハウスとか...パワー・ハウスにいたベースってのは亡くなった柳ジョージさんとか...あの辺が仲間で一緒に演っていた感じなんですけど...
横浜の仲間の,その当時の事を思い出して曲が一曲出来たんで,その曲を演ってみます.
新しいアルバムに入っています."横浜スイートブルース"」
"横浜スイートブルース" ♪
「じゃぁ,次の曲は,結構ねぇ,外道の松本が大好きだ,大好きだって言うんですけど...
僕も好きなんですけど.つい何日か前に山に登ってきました.山の曲なんですけども.
本当にね.山は良いですよね.
: : :
何が違うかって,最近凄くわかるようになってきました.
それは例えば,先日も渋谷歩いたりと時かいろんなところに行ったんですけど,街を歩いていると疲れるんですよね.非常に疲れる.
でも山の中歩いていると 6時間,7時間歩けちゃう.何で歩けるかというと自然のエネルギーもの凄いんですよ.与えてくれる生命のエネルギーってのが,もの凄くて,あそこだと歩けちゃう.元気になってガンガン歩けちゃうんですよね.でも一応リミットは 6時間と思っているんですけどね.6時間まで歩いたら,もう良いかなと.でも一応山を下からずーっと上がって,山を三つぐらい越えて,次の山に上って下に下りるって 6時間ぐらいのコース.あれぐらいだったら,汗流してガンガン行けますけど.
最近判ったんですけど,街の中...そういう人が一杯いるところ,30分歩けばくたくたになっちゃうんですよね.1時間歩くともうヘトヘトですよ.だけど山の中は歩けちゃうぐらいエネルギー.と言うことは,もしかしたら山とか,色んな自然のところには,もの凄い人間を活性化する凄く良いエネルギーが一杯あるので,できれば行った方が良いかなって,最近思いますね.
まぁ,老人が一杯行っているのはね,これから上に行くための訓練ですから.(笑)
: : :
神様の近いところ,近いところ行ってどんどん練習しているんだなって言うのを最近判りました.でも不思議ですよ.そういう気持ちになってくる....練習している最中に死んでしまう人もいますからね.遭難して死なないように上手く行くためには無理をしない.」
そして,ここから丹波哲郎と,丹波哲郎の息子の話....
「山登りの話長くなりましたけど,山登りの曲を演ります.」
こちらも新録の外道のアルバムから
"Rock'n Roll マウンテン" ♪
「どうも有難う.」
続けざまに
" Hey Rock'n Roll 外道" ♪
そして本編ラス前は
"連れてかれちまうぜ!" ♪
「それでは一先ず最後の曲です.とっても長い 9分ぐらいあるんですけど,頑張ります.どうしても,この曲をソロの時に演らなきゃいけない自分にしてしまった自分がいます.この曲大変なんですけど,とっても好きなんですよ.だから演りたいんで,演ります.最後の曲なんですけども,アンコールあったら演りますんで,よろしくお願いします.(笑)」
そして何時も本編最後に演奏する少し長めの曲
"メリーゴーランド" ♪
アンコールを要望する観客の拍手に応えて,加納さん再度ステージに登場.
「こういう形の劇場風なやつは初めてなんですよね.
何かね,これで味をしめちゃったら,加納秀人ディナーショウか何か...
どうせだったらディナーショウみたいのもありかなと.
外道の加納秀人がディナーショウやってるっていったら,デーモン小暮みたいになっちゃうので,若干怖いんですけど (笑) 俺の学校の後輩ですけどね.
今年の秋に,きっと一緒に会うかなと思うんですけど,それも良いかなと最近思っています.(笑)
じゃぁ,いきます.」
アンコールは,最近の定番
"ビュンビュン" ♪
"香り" ♪
"香り" では観客が 「ゲゲゲゲゲゲゲ...外道」 等の部分を合唱状態で盛り上がりました.
「今日は,本当に有難うございました.最後に一曲演ります.大好きな曲です.」
そして
"やさしい裏切りの果てに" ♪
を演奏し終了.
"やさしい裏切りの果てに" のSEが流れる中
「どうも有難うございました.生きてる内に演りますんで,よろしくお願いします.有難うございました.」
と,加納さんが退場し,場内の灯りがつき,終了予定で入口のドアが開く中,帰ろうとしない観客の拍手に応えて,2度目のアンコールで加納さん再々登場.
「曲を予定していなかったんで,何を演りましょう...
じゃぁ,ちょっと本を出すんで,聴きたい曲を言って下さい.頑張ります.」
観客からは "VIVAカリフォルリニア","ぶっこんでやれ","愛してる" 等の声が....
「今,ここで入ってるのは,"YELLOW MONKEY" か "そんな" か,どっちが良いですかね.例えば "YELLOW MONKEY" か "そんな" だったら,どっちが良いですか.」
観客からは "そんな" の圧倒的な支持が...
「"そんな" 良いかも知れないね."そんな" で終わるの凄く良いですね."そんな" 凄いな...」
最終曲は
"そんな" ♪
この "そんな" は,最初のリフのところで,ギターソロを入れる等,迫力ありました.
そして,ソロ・ライブ終了.
外に出ると雨は殆どあがっており,傘をささなくても良い状況.
新宿ゴールデン街劇場看板
終了後は,新見さんのご好意で,打上げで五番街にある 「奥亭 ぎょろ」 さんへ,Twitter 繋がりの しみーさんと一緒に.
五番街の入口
この五番街とかは,昔ながらの新宿で昭和の感じのする良い雰囲気です.
近かったら,通ってしまいそうな.(笑)
奥亭 ぎょろ(開店前なので看板は消灯)
加納さん,新見さん達は後片付け終了後に合流という形でしたが,私達は開店前から伺わせて頂きました.ちなみにこのお店は 1976年から営業しているのだそうです.
,30分程度経過した後に加納さん,新規さん達の到着でした.本当に楽しい一時を過ごさせて頂き,有難うございました♪
セットリスト
[第一部]
1. Spanish Dream
2. Some Day
3. Blues
4. Die For You
5. 腐った命
6. Forever
7. いつもの所でブルースを (with Miyagiさん)
8. ハイビスカス・レディー
9. マイラブ
[第二部]
10. D~
11. Life And Death
12. 心の叫び
13. 横浜スイートブルース
14. Rock'n Roll マウンテン
15. Hey Rock'n Roll 外道
16. 連れてかれちまうぜ!
17. メリーゴーランド
[1st Encore]
18. ビュンビュン
19. 香り
20. やさしい裏切りの果てに
21. やさしい裏切りの果てに (SE)
[2nd Encore]
22. そんな
次は「本牧 GOLDEN CUP 開店50周年記念」と題され 7月12日の本牧 GOLDEN CUP で行われるソロ・ライブです.
本牧 GOLDEN CUP 開店50周年記念のチラシ
1月12日の本牧「GOLDEN CUP」でのソロ・ライブ(過去ブログ「加納秀人ソロライブ@本牧ゴールデンカップ」参照)の際にも,加納さんが MC で触れていましたが,GOLDEN CUP は今年で開店して50年なんですよね.半世紀:50年営業を続けるという事は凄い事です.そしてここのハンバーグ・ステーキは絶品で,美味しい♪
また GOLDEN CUP のホーム・ページ の文言が格好良い!
以下,引用です.
『1966年、横浜・本牧。フェンスの向こうにアメリカがあったこの街に「GOLDEN CUP」というクラブがあった。日本でありながらアメリカ文化の中で育った本牧の不良たちは、スポーツカーを乗り回し、最新のファッションに身を包んだ。そして、若きアメリカ兵たちとともに、毎夜音楽に酔い、踊り明かした。』
私が横浜に来た時70年代後半には,フェンスの向こうは,アメリカだったんですよ.今は再開発でマイカル本牧,マンション等ができ,当時の面影は一切残っていません.(>_<)
[参考]
[関連記事]
「加納秀人ソロライブ @ Punch Cloud 2014-06-07」
「ATOMIC POODLE @ 横浜 The Club Sensation 2014-04-06」
「外道 - 結成40周年&「魂の叫び」発売記念 @ 原宿CROCODILE 2014-03-27」
「外道 + THE 卍 @ 柏 Thumbup 2014-02-21」
「加納秀人ソロライブ @ Livebar X.Y.Z→A」
「外道 - 結成40周年&「魂の叫び」発売記念 @ 渋谷CLUB CRAWL」
「加納秀人ソロライブ@本牧ゴールデンカップ」
「外道 - 北浦和 Ayers (2013/12/21)」
「外道 - インストア・ライブ@TOWER RECORDS 新宿店」
「外道 - 外道結成40周年&レコ発LIVE@渋谷 duo MUSIC EXCHANG」
「外道 - 心の叫び」
「外道 - 魂の叫び」
「10円コンサート 1969-Rock'n Hibiya REVIVAL」
「Rock City Yokohama Vol.8」
「1973年8月4日 白樺湖音楽祭」
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当日のチラシ:外道 加納秀人 SOLO LIVE
開場が15時30分,開演が16時00分という事で,何時もよりかなり早めの時間設定です.
これはありがたいですね.
午前中から昼までに都内で用事を済ませて,その足で新宿へ.
時間も早く開場時間に未だ時間があったので,何時ものダイカンプラザ 9F LIGHTHOUSE へ.
何を買う訳では無く,時間潰しにブートを見て,世間話をしていました.(笑)
15時15分過ぎに LIGHTHOUSE を出て,会場である 新宿ゴールデン街劇場 へ.
開場時間の 5分前程度には現地に着いたでしょうか.
少し待って,予定通りに開場となりました.雲行きも怪しかったのですが,入場して少し経った頃に,雷鳴と雨が.....
結局,最後まで,この日は一度も傘を使わずにラッキーでした.
入場してステージを見ると,ステージ上には
数多くのエフェクター類 (新兵器も?)
ここは初めて来ましたが,元々が劇場という事もあり,席が段差になっている関係もあり,非常に観易い造りになっています.そしてアルコールは販売していないので,新見さんがクーラーBOXで持込んでました.以前,聴いた時に新見さんが「私はお酒を売っていると思います.」と笑いながら言っていた意味が判りました.(笑)
ドリンク代ではビールでしたが,まぁ近くにコンビニもありますし,第一部と第二部の間のブレイクの際に好きなものを購入しましょう.
先ずは エレクトリック から
第一部は
"Spanish Dream" ♪
からスタートです.
「どうもありがとう.ソロで一時間一人で演るっているのは,結構大変なんですけども,これを今日,僕の分岐点として,これができたら結構いろんな事をやれるかなと思って,今日,普段やっていない事も,いろいろ試そうと思っているんで,よろしくお願いします.2曲目 "Some Day"」
"Some Day" ♪
"Some Day" 終了後,エフェクター等の関係なのか,ブーという音がアンプから...
「ブーとなっていますけど,気にしないでください.
ようこそ新宿へ.僕は新宿はねぇ,実は本当に音楽を始めたところは,横浜もルーツにあるんですけども,16,17歳,18歳のころは殆ど横浜にいたんですよね...だけど,その半分以上は横浜に居たのと同じくらい新宿に居て,あの当時ライブ・スポットっていうのが無くてJAZZ喫茶..
JAZZ喫茶ってのがあって,ACB(アシベ)とかサンダーバードとか,色んなライブスポット,ゴーゴーダンスがあった時代かも知れないですけど,踊ったり,何かそういう音楽が聞けたという,そこらへんに僕は16,17ぐらいにいて,丁度 The M っていうバンドに入って,この新宿近辺をガンガン毎日のように殆どこの辺に住んでいましたね.
ある友達が居て,そこの家は,丁度サンダーバードのミキサーとか色々照明をやっていた友達がいたんですけど,そこの家に遊びに行くと,..遊びに行くというか泊まりにいくんですどね,二段ベッドが 4つぐらいあって,丁度17歳ぐらいなんですけど,彼は独りでそこに本当は住んでいるんだけど,必ず10人ぐらい泊まっているんですよね.
で,レコード盤聴いている人もいれば,お酒飲んでいる人もいたりとか,中には如何わしい事やっている人がいたりとか,その部屋で色々あったんですけど,その当時の仲間っていうのが,例えばもう亡くなったジョニー吉永であったりとか,その当時のジョー(ジョー山中)だったりとか,色んなミュージシャンが殆どそこら辺に居たんですよ.
新宿近辺で,界隈で,1968年,9年ぐらいからずーっとあの辺にみんないて,毎日のようにジャム演ったりとか,遊んだりとか,気が付いたら一緒に飲んでたりとか.まぁ10代で飲んでるって良くないですけどね (笑)
凄いそういう意味では新宿は,殆ど僕はこの辺で暮らして,そして面白かったのは,あの時代って,結構色んな外タレの人が日本にコンサートに来ると,良く僕らが出ているところに来たんですよ.そして朝までジャムやったりとか,本当に殆ど日本の歴史に残るようなミュージシャンは全部いましたね.
だから面白いのは僕らがいて,中にはグループ・サウンズという連中がいて,僕らよりちょっと歳上だったんだけど,まぁ歳近い人もいたんですけども,その連中とか,その上のロカビリーの人がいたりとか,ジャズの人がいたりとか,色んな人種が新宿に溢れていたんですよね.だから例えばミージシャンはそういうディスコティックでみんなでジャムやったりとか.
外に出ていると,あの当時ですからね,そうですね,ボンドをやっている人がそこらじゅうにゴロゴロゴロゴロいて,寝転がっていて...
新宿の駅の方に行くと,もう何十人もボンドやって倒れている人いましたもんね.本当なんですよね.でもやっている人は良いかも知れないけど,他の人は気にもしないのね.あぁ,もうそんなもんだろうっていう.その当時...
でも,その中でどんどんどんどんジャム演ったりとかして....その時のね僕の演っていたのは果し合いなんですよね.ブルースを演ったりとか.で,ブルースってのはスリーコードで,ただの,ギターでいうと,一度,四度,五度っていう,そういう三つの音の中でジャムをするんですけど,その中でジャムをする,それが色んなジャムの人ができるんですよね.例えばクラシックでも,ジャズでも,何でもそれで演ればできるんで,その当時は果し合いのようにそれを演って,結局,あの当時って,それを演って勝ってった人が残ってったていう...
で,そのブルースをちょっと一曲.新宿に折角来たんで,ちゃんと演ってみますね.」
続いて
"Bluse" ♪
加納さんはスパニッシュ系のソロ等もあり,ジャンルが広いのですが,やはりブルースのソロは最高に格好良い.
「こういうブルースの果し合いを,昔,良く演っていたんですよ.僕らが丁度演っている頃...僕は The M というバンドにいたんですけど.色んな対バンで,色んな人が,おそらく皆さんが知っているような人ばっかいたんですよね.
それで僕ら演っている時に,観に来ていた人ってグループ・サウンズの人来ていたんですけど,そうですね.あの頃で言うと,..四人囃子なんか未だアマチュアでしたからね...チャーなんか未だ子供だったりとか...そういう感じの新宿だったんですよね...
懐かしいなと思いながら...今日,何か,ここの感じだから,この感じが出て来たんだろうね.普段はそう思わないんだけどね.この感じだと凄く思い出ししますね..
あの当時は,本当に何ていう時代かな,未だロックが日本に無い時代だったから,みんな自分で何かをやろうと必死になっている時代で凄く面白い時代だったんですけどども..
それで,その後,外道 を僕が作ったりとか色々やったんですけど,その後にちょっと作った曲を一曲演ってから,アコースティックのコーナーにいこうかなと思います.
今日,一応,二部制でやります.二部制でやって,ちょっと色んな曲を,普段絶対聴けないような曲を一杯演りますんで..サプライズも,サプライズもちょっとね,一つあるんですよ.小さいサプライズですけど.小さいサプライズ (笑)」
続いて,第一部のエレクトリックパート最後の曲
"Die For You" ♪
「アコースティックのコーナーにまいります」と言いつつ,アコースティック・ギターに持ち替えて,簡単な指慣らしをして「デビュー・アルバムに入っている曲を....何かアコースティックで演ると,この曲を一曲目に歌いたいなと良く思うんですけど,何故だか自分でも良く判んないんですけどね.例えばイベント打上なんかで,じゃぁ加納さん一曲歌って下さいよとアコースティックを渡されると何故かこの曲を歌ってしまうという曲です.」
アコースティック に持ち替えて
MC に続けて,外道の
"腐った命" ♪
「これは1972年ぐらいに作った曲なんですけども,今日は1971年ぐらいから作った曲から2013年ぐらいまでに作った曲を中心に演りますんで.ここでソロの時に作った "Forever" という曲をちょっと演ってみますね.新しい機材も色々使うんだよな.変だったら余り気にしないで下さいね.(笑) 確かめてみないで,どんどん使いたいんですけど.今日も一昨日に購入したばっかで,昨日初めて出してきて普通なら一ヶ月,二ヶ月,色々やってから使うんですけど...早速使いたくて,今日からやってみます.どんなに失敗してもやってみたいななと.そういう感じなんですね.(笑)」
"Forever" ♪
MC で加納さんが言っていたように "Forever" では,まだ購入したばかりの,エフェクターを使用しようとしたみたいですが,ギターを通していなかったので,エフェクターが機能しなかったようです.
そして上述した MC で,言っていたサプライズです.
「ここでちょっとね,ここ何年も,ずっと僕のアシスタントやって..ローディーもやってくれているんですけど,彼を呼びつつ,ちょっとステージで鍛えさせて貰えると思うんですけど,拍手をよろしくお願いします.
僕のローディーの Miyagi です.一緒に演ってみます....
来月ツアーもありますけど,ツアーの時から少しづつ鍛えて行こうかなと思います...
演ってみます.」
Miyagiさんとのデュオで
"いつもの所でブルースを" ♪
Miyagiさんと "いつもの所でブルースを"
「(Miyagiさんに顔を向けて)良かったねぇ.
何故,新宿にしたかと言うと,僕の気持ちもありますんで...僕も新宿....
その当時,新宿..凄く戦いでやっていたんで,..
僕はその当時,16歳,17歳でしたけど,その当時の周りの仲間ってのは,本当に今言う裕也さんとか,ミッキーカーチスとか,ジョーとか,ジョージとか,ああいう仲間みんないたんですよね.
一曲,昔の曲を演ろうかなと....
歌を知っている人は一緒に歌ってください.」
こちらも 外道時代の
"ハイビスカス・レディー" ♪
「昨年,そうですね.アルバム.,外道 の久々に出たんですけど.『魂の叫び』.皆さんきっと聴いてくれている思うんですけども.その中から一曲やります.
オケを作って色々一人でできるようにしたんですけども,何故かこの曲だけリードが入っているんですよね,弾きたいなと思ったらリードが入っていて,だからこの曲はアコースティックで演るしか出来ないんですけど.演ってみます.」
アルバムではエレクトリックバージョンですが,ここではアコースティック・バージョンで "マイラブ" を披露.
ここでブレイク...
喫煙タイムだったり,飲み物を近くのコンビニに買いに行ったり....
このブレイクを挟んで第二部に突入です.
第二部のスタートはレコーディングされていない
"D~" ♪
で始まりました.
「二部始まりました.この曲は,そのうち機会があったらレコーディングしたいなとは思っているんですけど,ライブでしか演らないって決めていて,ライブでしか聴けないんです....そう,そうなんですよ.だから,それもソロライブ...それも一人ライブ...一人ライブでしか聴けない曲なんで.
結構良い曲なんですよね,一人ライブでしか演りたくないなんて,その為に,ありがとうございます.
これ繋がりで,この曲を演ると,この曲を演らないといけないって曲があるんですよ.
これも,ずっと色んなところで CD 出しているんですけど,この曲はインスピレーションで作った曲なんですけども....
生と死 って曲なんですけど,タイトルも凄いんですけど...
その時は,そうですね....これ作ったのは,もう今から15年とか20年前なんですけど,その時は余り感じていなかったんですけど,最近は 生と死 っていうのが,もう何か,友達がガンガン死んでいるんで,何か凄く身近に感じるんですよね....
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今日も頑張りますんで,よろしくお願いします.
取り合えず亡くなった友達に聴こえるように,生と死 って曲を演ります.」
"Life And Death" ♪
この "Life And Death" も気持ちが入った演奏で,素晴らしかった.
「やぁ,魂を込めました.
余りにも友達が逝ってしまうんで...凄い仲良いやつで..」
ここから人が亡くなった後に,次のレベルへ行く話でした.(笑)
加納さんの話は UFO だったり,霊の話だったり,次のレベルの話だったり と何時聴いても楽しいし,面白いです.(盛り上がるなぁ)
「何か,質問とかあったら,この機会に受け付けますので,ただ長くなると曲が一曲づつ減りますので.(笑)」
「それでは昨年発売した曲の中から一曲. "心の叫び" というのを... 『魂の叫び』 っていうアルバムなんですけど,よくメンバーが 『魂の叫び』 と "心の叫び" を勘違いして... "心の叫び" っていう曲なんですけど,アルバムのタイトルが元々 『魂の叫び』 ....上からそんな風に来たので,こうしようかっていう感じでやっていますが,でも曲としては "心の叫び" っていう事で演っています.で,この曲は Rolly が遊びに来てくれて, Rolly が一緒に演っていて,途中でナレーションがあるのは Rolly なんですよ.」
アルバム 『魂の叫び』 と 収録曲 "心の叫び" の勘違い...
⇒ 松本さんですね.原宿 CROCODILE 含めて何度か間違えてた.(爆)
「Rolly と,角松敏生 は,俺より俺の事を良く知っていたという二人ですけど.B'z の松本もそうなんだけども...
あの彼らは本当に詳しいんですよね,俺の事について.俺のほうが自分で判らなく,色んな事を彼らに質問して....どうだったって聴くぐらいなんですけど (笑)...
その曲を演奏します」
"心の叫び" ♪
「このレコーディング結構面白かったんですけどね.余り報道はされていないんですけども...アナログ・レコーディングをしたんですけど...
そうですね.今でも覚えてますけど,スタジオに着いて,僕がこんなスタジオではできないと言って一時間半ぐらい駄々こねて,ずっと文句言って...延々言ったらしくて,それで音出して,最高じゃないって謝ったって話.僕が謝ったっていう...
: : :
結果的に凄く良い音が録れたんで,次,また外道の新しいアルバムが録れるんだったら,そこでやりたいなと思います.....
次の曲は...
僕は北海道で生まれたんですけども...美唄っていうところにずっといて,後に炭鉱が潰れそうになったんで,こっちの方に子供の時に来て,る小学校三年生ぐらいのの時に横浜に住んで...僕の音楽人生っていうのは,そこから横浜から始まったんですね.横浜の仲間っていったらゴールデン・カップスとか,パワー・ハウスとか...パワー・ハウスにいたベースってのは亡くなった柳ジョージさんとか...あの辺が仲間で一緒に演っていた感じなんですけど...
横浜の仲間の,その当時の事を思い出して曲が一曲出来たんで,その曲を演ってみます.
新しいアルバムに入っています."横浜スイートブルース"」
"横浜スイートブルース" ♪
「じゃぁ,次の曲は,結構ねぇ,外道の松本が大好きだ,大好きだって言うんですけど...
僕も好きなんですけど.つい何日か前に山に登ってきました.山の曲なんですけども.
本当にね.山は良いですよね.
: : :
何が違うかって,最近凄くわかるようになってきました.
それは例えば,先日も渋谷歩いたりと時かいろんなところに行ったんですけど,街を歩いていると疲れるんですよね.非常に疲れる.
でも山の中歩いていると 6時間,7時間歩けちゃう.何で歩けるかというと自然のエネルギーもの凄いんですよ.与えてくれる生命のエネルギーってのが,もの凄くて,あそこだと歩けちゃう.元気になってガンガン歩けちゃうんですよね.でも一応リミットは 6時間と思っているんですけどね.6時間まで歩いたら,もう良いかなと.でも一応山を下からずーっと上がって,山を三つぐらい越えて,次の山に上って下に下りるって 6時間ぐらいのコース.あれぐらいだったら,汗流してガンガン行けますけど.
最近判ったんですけど,街の中...そういう人が一杯いるところ,30分歩けばくたくたになっちゃうんですよね.1時間歩くともうヘトヘトですよ.だけど山の中は歩けちゃうぐらいエネルギー.と言うことは,もしかしたら山とか,色んな自然のところには,もの凄い人間を活性化する凄く良いエネルギーが一杯あるので,できれば行った方が良いかなって,最近思いますね.
まぁ,老人が一杯行っているのはね,これから上に行くための訓練ですから.(笑)
: : :
神様の近いところ,近いところ行ってどんどん練習しているんだなって言うのを最近判りました.でも不思議ですよ.そういう気持ちになってくる....練習している最中に死んでしまう人もいますからね.遭難して死なないように上手く行くためには無理をしない.」
そして,ここから丹波哲郎と,丹波哲郎の息子の話....
「山登りの話長くなりましたけど,山登りの曲を演ります.」
こちらも新録の外道のアルバムから
"Rock'n Roll マウンテン" ♪
「どうも有難う.」
続けざまに
" Hey Rock'n Roll 外道" ♪
そして本編ラス前は
"連れてかれちまうぜ!" ♪
「それでは一先ず最後の曲です.とっても長い 9分ぐらいあるんですけど,頑張ります.どうしても,この曲をソロの時に演らなきゃいけない自分にしてしまった自分がいます.この曲大変なんですけど,とっても好きなんですよ.だから演りたいんで,演ります.最後の曲なんですけども,アンコールあったら演りますんで,よろしくお願いします.(笑)」
そして何時も本編最後に演奏する少し長めの曲
"メリーゴーランド" ♪
アンコールを要望する観客の拍手に応えて,加納さん再度ステージに登場.
「こういう形の劇場風なやつは初めてなんですよね.
何かね,これで味をしめちゃったら,加納秀人ディナーショウか何か...
どうせだったらディナーショウみたいのもありかなと.
外道の加納秀人がディナーショウやってるっていったら,デーモン小暮みたいになっちゃうので,若干怖いんですけど (笑) 俺の学校の後輩ですけどね.
今年の秋に,きっと一緒に会うかなと思うんですけど,それも良いかなと最近思っています.(笑)
じゃぁ,いきます.」
アンコールは,最近の定番
"ビュンビュン" ♪
"香り" ♪
"香り" では観客が 「ゲゲゲゲゲゲゲ...外道」 等の部分を合唱状態で盛り上がりました.
「今日は,本当に有難うございました.最後に一曲演ります.大好きな曲です.」
そして
"やさしい裏切りの果てに" ♪
を演奏し終了.
"やさしい裏切りの果てに" のSEが流れる中
「どうも有難うございました.生きてる内に演りますんで,よろしくお願いします.有難うございました.」
と,加納さんが退場し,場内の灯りがつき,終了予定で入口のドアが開く中,帰ろうとしない観客の拍手に応えて,2度目のアンコールで加納さん再々登場.
「曲を予定していなかったんで,何を演りましょう...
じゃぁ,ちょっと本を出すんで,聴きたい曲を言って下さい.頑張ります.」
観客からは "VIVAカリフォルリニア","ぶっこんでやれ","愛してる" 等の声が....
「今,ここで入ってるのは,"YELLOW MONKEY" か "そんな" か,どっちが良いですかね.例えば "YELLOW MONKEY" か "そんな" だったら,どっちが良いですか.」
観客からは "そんな" の圧倒的な支持が...
「"そんな" 良いかも知れないね."そんな" で終わるの凄く良いですね."そんな" 凄いな...」
最終曲は
"そんな" ♪
この "そんな" は,最初のリフのところで,ギターソロを入れる等,迫力ありました.
そして,ソロ・ライブ終了.
外に出ると雨は殆どあがっており,傘をささなくても良い状況.
新宿ゴールデン街劇場看板
終了後は,新見さんのご好意で,打上げで五番街にある 「奥亭 ぎょろ」 さんへ,Twitter 繋がりの しみーさんと一緒に.
五番街の入口
この五番街とかは,昔ながらの新宿で昭和の感じのする良い雰囲気です.
近かったら,通ってしまいそうな.(笑)
奥亭 ぎょろ(開店前なので看板は消灯)
加納さん,新見さん達は後片付け終了後に合流という形でしたが,私達は開店前から伺わせて頂きました.ちなみにこのお店は 1976年から営業しているのだそうです.
,30分程度経過した後に加納さん,新規さん達の到着でした.本当に楽しい一時を過ごさせて頂き,有難うございました♪
セットリスト
[第一部]
1. Spanish Dream
2. Some Day
3. Blues
4. Die For You
5. 腐った命
6. Forever
7. いつもの所でブルースを (with Miyagiさん)
8. ハイビスカス・レディー
9. マイラブ
[第二部]
10. D~
11. Life And Death
12. 心の叫び
13. 横浜スイートブルース
14. Rock'n Roll マウンテン
15. Hey Rock'n Roll 外道
16. 連れてかれちまうぜ!
17. メリーゴーランド
[1st Encore]
18. ビュンビュン
19. 香り
20. やさしい裏切りの果てに
21. やさしい裏切りの果てに (SE)
[2nd Encore]
22. そんな
次は「本牧 GOLDEN CUP 開店50周年記念」と題され 7月12日の本牧 GOLDEN CUP で行われるソロ・ライブです.
本牧 GOLDEN CUP 開店50周年記念のチラシ
1月12日の本牧「GOLDEN CUP」でのソロ・ライブ(過去ブログ「加納秀人ソロライブ@本牧ゴールデンカップ」参照)の際にも,加納さんが MC で触れていましたが,GOLDEN CUP は今年で開店して50年なんですよね.半世紀:50年営業を続けるという事は凄い事です.そしてここのハンバーグ・ステーキは絶品で,美味しい♪
また GOLDEN CUP のホーム・ページ の文言が格好良い!
以下,引用です.
『1966年、横浜・本牧。フェンスの向こうにアメリカがあったこの街に「GOLDEN CUP」というクラブがあった。日本でありながらアメリカ文化の中で育った本牧の不良たちは、スポーツカーを乗り回し、最新のファッションに身を包んだ。そして、若きアメリカ兵たちとともに、毎夜音楽に酔い、踊り明かした。』
私が横浜に来た時70年代後半には,フェンスの向こうは,アメリカだったんですよ.今は再開発でマイカル本牧,マンション等ができ,当時の面影は一切残っていません.(>_<)
[参考]
[関連記事]
「加納秀人ソロライブ @ Punch Cloud 2014-06-07」
「ATOMIC POODLE @ 横浜 The Club Sensation 2014-04-06」
「外道 - 結成40周年&「魂の叫び」発売記念 @ 原宿CROCODILE 2014-03-27」
「外道 + THE 卍 @ 柏 Thumbup 2014-02-21」
「加納秀人ソロライブ @ Livebar X.Y.Z→A」
「外道 - 結成40周年&「魂の叫び」発売記念 @ 渋谷CLUB CRAWL」
「加納秀人ソロライブ@本牧ゴールデンカップ」
「外道 - 北浦和 Ayers (2013/12/21)」
「外道 - インストア・ライブ@TOWER RECORDS 新宿店」
「外道 - 外道結成40周年&レコ発LIVE@渋谷 duo MUSIC EXCHANG」
「外道 - 心の叫び」
「外道 - 魂の叫び」
「10円コンサート 1969-Rock'n Hibiya REVIVAL」
「Rock City Yokohama Vol.8」
「1973年8月4日 白樺湖音楽祭」
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