後日，記載しますが，先日発売されたブート関連の影響で，1975年8月3日～9日に開催された「World Rock Festival Eastland (ワールド・ロック・フェスティバル イーストランド)」の話題で，私の周りが盛り上がっていますので，その2年前の1973年8月4日～5日に，長野県の白樺湖で開催された「白樺湖音楽祭」に関して少しだけ触れます．
1973年8月4日～5日に，白樺湖で開催された白樺湖音楽祭に参戦した際の思い出です．
1日目がロック，2日目がジャズという構成で，私と友人 2人は 頭脳警察 と 四人囃子 を目当てに 1日目の8月4日のみ参戦しました．
野外という事で，椅子も無く，傾斜のついた芝草の上に座っての参戦でした．開演は13時で，21時終演予定でした．
夕方から夕立というか，バケツを引っくり返したような土砂降りの，豪雨と雷でコンサートは一時中断，私と友人二人は，トイレに非難．相応な時間中断し，再開したのは夕方というか暗くなりだした頃だったと思います．
豪雨による中断で，かなりの観客が帰宅してしまった関係もあり，再開時には殆どステージから2～3メートルのアリーナ最前列状態に陣取ることができました (笑)
雨が小降りになってコンサートが再開する前に，主催者の方から，頭脳警察はホテルで待機中に，エレキギターが壊れた(原因は不明ですが，雷等の影響？)との事で，出演中止とのアナウンスが流れた関係もあり，頭脳警察目的の観客は，かなりエキサイトして一時音楽祭自体の中止まで追い込まれたようでした．最終的に主催者側とバンド側で協議した結果，頭脳警察は出演することに．．．．
この時の頭脳警察のメンバーは，パンタ，トシ，鈴木兄弟だったかと思います．
パンタは，生ギターにエレキのピックアップをガムテープで留めて出てきました．
その後は「頭脳警察 LIVE DOCUMENT 1972-1975」の Disc2「白樺湖音楽祭 1973年8月4日」に収録されている通り "銃をとれ" から演奏を開始し，終盤で再度 "銃をとれ" を演奏し，終演となりました．
翌年度から「白樺湖音楽祭」のロック・デイは開催されることは無かったのですが，原因は豪雨による途中中断，頭脳警察が出演するしないの問答等で予定の終了時間が大幅に押してしまい，夜遅くまで大音響でやったためでしょうか．(苦笑)
頭脳警察の前は，確か四人囃子(だったように思います)で "頭脳警察が演るそうなので，今日は１曲で終ります" の旨の森園勝敏氏のMCに導かれ，10分をゆうに超える大作 "一触即発" を演奏します．
この時の四人囃子は，時期的に「'73 四人囃子」(俳優座ライブ)を録る2週間強前であり，荒削りながらそのスケールの大きさに圧倒されたのを憶えています．
また外道のデビューも，この白樺湖音楽祭だったと記憶しています．ただチラシ上は「サーカス」名義だったかと．．．
外道は，デビューに向けてメンバー3人で長野県で合宿を行った後の初回ステージであったと思います．
外道のステージも衝撃的な状況であったことは言うまでもありません．
ギターの加納秀人さんは，赤のパンツ(当時の言葉ではパンタロンか)に上半身裸で，白の月光仮面ばりのマントを身にまとい，顔面をドーランで白く塗って登場しました．
ドラムの中野良一さんも白装束状態でオレンジ色の手形がついた衣装で，外道とも書かれていたと記憶しています．ベースの青木正行さんはいつものカウボーイ・ハットをかぶって登場でした．
途中，地元TV局がニュース放映用の為か，カメラで，観客を撮ろうとした際に，演奏の邪魔と思ったのか，ベースの青木正行氏がステージ上からレフ版らしき四角い(50cm四方はあろうか)物体をカメラマンめがけて，投げつけて中止させてました．
外道もこのステージで "ぶっこんでやれ" "逃げるな" 等を演奏しており，ドライブ感があり，衝撃的なステージでした．
コンサート終了した時間は多分21時30分をまわっていたように記憶しています．時間的に白樺湖からの最終バスは無く，私と友人二人は，夏だったことも手伝って，霧が峰を越えて歩いて，岡谷市まで帰ろうという馬鹿な発想で，霧が峰方面に歩き出しました．
途中まで歩くと，地元の消防団員の人に呼び止められ，状況を話すと危険だからという事で，タクシーを呼んでくれ，タクシーが来るまで，詰め所で食事をご馳走になりました．多分，消防団の練習が終了した後の打ち上げというか飲み会をやっていたのでしょう．
本当に懐かしいです．
出演バンドは，上述に記載した他に「三上寛と青葉城」「ジュリエット」でした．
その後も，何度となく四人囃子も頭脳警察も外道も観る訳ですが，やはり白樺湖音楽祭のインパクトが強すぎます．
以前は自分で録音したカセットテープも持っていたのですが，今は紛失してしまいました． 両面テープ(30分)で，片面が頭脳警察／もう片面が四人囃子を録音していました．今となっては貴重なテープだったのに．．．(泣)
頭脳警察はその後，本公演がBOOT的(少なくとも音はBOOT(笑))なライブBOX「頭脳警察 LIVE DOCUMENT 1972-1975」として発売されたので良いのですが，四人囃子は．．．(残念でなりません)
もし未だ保有していれば「From The Vaults」製作時に提供し，収録されていたかも知れませんね．(笑)
[当時のチケット]
[外道]
1973年8月4日～5日に，白樺湖で開催された白樺湖音楽祭に参戦した際の思い出です．
1日目がロック，2日目がジャズという構成で，私と友人 2人は 頭脳警察 と 四人囃子 を目当てに 1日目の8月4日のみ参戦しました．
野外という事で，椅子も無く，傾斜のついた芝草の上に座っての参戦でした．開演は13時で，21時終演予定でした．
夕方から夕立というか，バケツを引っくり返したような土砂降りの，豪雨と雷でコンサートは一時中断，私と友人二人は，トイレに非難．相応な時間中断し，再開したのは夕方というか暗くなりだした頃だったと思います．
豪雨による中断で，かなりの観客が帰宅してしまった関係もあり，再開時には殆どステージから2～3メートルのアリーナ最前列状態に陣取ることができました (笑)
雨が小降りになってコンサートが再開する前に，主催者の方から，頭脳警察はホテルで待機中に，エレキギターが壊れた(原因は不明ですが，雷等の影響？)との事で，出演中止とのアナウンスが流れた関係もあり，頭脳警察目的の観客は，かなりエキサイトして一時音楽祭自体の中止まで追い込まれたようでした．最終的に主催者側とバンド側で協議した結果，頭脳警察は出演することに．．．．
この時の頭脳警察のメンバーは，パンタ，トシ，鈴木兄弟だったかと思います．
パンタは，生ギターにエレキのピックアップをガムテープで留めて出てきました．
その後は「頭脳警察 LIVE DOCUMENT 1972-1975」の Disc2「白樺湖音楽祭 1973年8月4日」に収録されている通り "銃をとれ" から演奏を開始し，終盤で再度 "銃をとれ" を演奏し，終演となりました．
翌年度から「白樺湖音楽祭」のロック・デイは開催されることは無かったのですが，原因は豪雨による途中中断，頭脳警察が出演するしないの問答等で予定の終了時間が大幅に押してしまい，夜遅くまで大音響でやったためでしょうか．(苦笑)
頭脳警察の前は，確か四人囃子(だったように思います)で "頭脳警察が演るそうなので，今日は１曲で終ります" の旨の森園勝敏氏のMCに導かれ，10分をゆうに超える大作 "一触即発" を演奏します．
この時の四人囃子は，時期的に「'73 四人囃子」(俳優座ライブ)を録る2週間強前であり，荒削りながらそのスケールの大きさに圧倒されたのを憶えています．
また外道のデビューも，この白樺湖音楽祭だったと記憶しています．ただチラシ上は「サーカス」名義だったかと．．．
外道は，デビューに向けてメンバー3人で長野県で合宿を行った後の初回ステージであったと思います．
外道のステージも衝撃的な状況であったことは言うまでもありません．
ギターの加納秀人さんは，赤のパンツ(当時の言葉ではパンタロンか)に上半身裸で，白の月光仮面ばりのマントを身にまとい，顔面をドーランで白く塗って登場しました．
ドラムの中野良一さんも白装束状態でオレンジ色の手形がついた衣装で，外道とも書かれていたと記憶しています．ベースの青木正行さんはいつものカウボーイ・ハットをかぶって登場でした．
途中，地元TV局がニュース放映用の為か，カメラで，観客を撮ろうとした際に，演奏の邪魔と思ったのか，ベースの青木正行氏がステージ上からレフ版らしき四角い(50cm四方はあろうか)物体をカメラマンめがけて，投げつけて中止させてました．
外道もこのステージで "ぶっこんでやれ" "逃げるな" 等を演奏しており，ドライブ感があり，衝撃的なステージでした．
コンサート終了した時間は多分21時30分をまわっていたように記憶しています．時間的に白樺湖からの最終バスは無く，私と友人二人は，夏だったことも手伝って，霧が峰を越えて歩いて，岡谷市まで帰ろうという馬鹿な発想で，霧が峰方面に歩き出しました．
途中まで歩くと，地元の消防団員の人に呼び止められ，状況を話すと危険だからという事で，タクシーを呼んでくれ，タクシーが来るまで，詰め所で食事をご馳走になりました．多分，消防団の練習が終了した後の打ち上げというか飲み会をやっていたのでしょう．
本当に懐かしいです．
出演バンドは，上述に記載した他に「三上寛と青葉城」「ジュリエット」でした．
その後も，何度となく四人囃子も頭脳警察も外道も観る訳ですが，やはり白樺湖音楽祭のインパクトが強すぎます．
以前は自分で録音したカセットテープも持っていたのですが，今は紛失してしまいました． 両面テープ(30分)で，片面が頭脳警察／もう片面が四人囃子を録音していました．今となっては貴重なテープだったのに．．．(泣)
頭脳警察はその後，本公演がBOOT的(少なくとも音はBOOT(笑))なライブBOX「頭脳警察 LIVE DOCUMENT 1972-1975」として発売されたので良いのですが，四人囃子は．．．(残念でなりません)
もし未だ保有していれば「From The Vaults」製作時に提供し，収録されていたかも知れませんね．(笑)
[当時のチケット]
[外道]
