さらFacebook:オバマのコメント直後に偽情報サイトへの新しい対抗策を発表

Facebook announces new push against fake news after Obama comments

 

 

(画像 https://www.theguardian.com/technology/2016/aug/29/facebook-trending-news-editors-fake-news-stories

 

マーク・ザッカーバーグ:(Facebookは)「長い間この問題に取り組んで」おり、偽情報が拡散される可能性を下げるためにニュースフィード上の偽情報を「罰則の対象」にする。

 

11月19日【The Guardian】

 

Facebookの設立者マーク・ザッカーバーグは19日、Facebookというプラットフォーム上での、偽物のニュースに対抗するための新しい対抗策について発表した。ネット上の偽情報は民主主義的な制度に対する脅威だとバラク・オバマが今週に述べていたが、ザッカーバーグは自らの懐疑論から脱却したことを明らかにした。

 

土曜日の投稿でのザッカーバーグのコメント:
「私たちは偽情報について深刻に受け止めています」

 

「利用者が正確な情報を求めていることはわかっています。私たちはこの問題について長い間取り組んできました。そしてこの責任を深刻に受け止めています」

 

ザッカーバーグは同社は「何が偽物で何がそうでないかを理解するために、Facebookのコミュニティに頼って」きたとし、偽物へのリンクの報告用ツールや事実確認サイトからの資料をシェアすることについて言及した。

 

「クリックベイト、スパムや詐欺サイトと同様に、Facebookはニュースフィード上の(偽情報)に罰則を科すことで、流出する偽情報があまり広がらなくなります」

 

今年の夏、Facebookはニュースアイテムの「傾向」を観察してアルゴリズムを残し、その関連性を見つけ出すようとしていたクリエーターのチームを解雇した。

 

偽情報や誤った印象を与えるニュースはさらに増加し、例えばあまりにも写実的だと受け止められたベトナム戦争の写真を削除するなど派手に恥をかかされ冷笑の的になっている。

 

19日、ザッカーバーグはこれは「技術面、思想面の両方で複雑」な問題であり、同社は「人々がシェアしたいものは何でも、可能な時はいつでも自由にシェアすることを可能にした」という過ちを犯したという見解を明らかにしている。

 

「私たちFacebook自身が真実の正誤のを決定するのではなく、Facebookのコミュニティや信頼のおける第三者に任せます」

 

同氏によれば、Facebookは第三者による照合のため「評判の高い事実照合機関」に「接触」を行ったしていると公言したが、具体的な内容は明らかにはしていない。

 

またFacebookは偽情報の報告を簡単にしたり、「利用者が自分で偽情報だというフラグを付ける前にそれを事前検知する技術的なシステムの改善」をする計画があることも明らかにした。

 

ザッカーバーグはさらに、911攻撃やミシェル・オバマ、その他の偽物の陰謀論に関係しているサイトに対しては情報に警告ラベルを貼る実験を行い、「関連記事」セクション内のリンク先の品質に対するより厳しい検査を試みると述べた。

 

さらにFacebookは偽物ニュースの「経済活動を阻害するよう調査して」いるとし、少なくとも一部では偽情報が流通しており、人々がFacebookを広告システムとして利益を出していたということを同氏は認めている。

 

ネット上の偽情報の問題は、かつてはロシアのプロパガンダに関する議論に帰属していたものの、アメリカの現大統領や次期大統領に対し異なる方法で注目を集めていた。

 

17日、ニュース機関の信用を落とす行為や偽情報の拡散が国家機構を脅威にさらしているとオバマ大統領が報道者に答えている。

 

記者会見でのオバマの発言
「私たちが事実や、真実とそうでないものの見極めについて深刻でない場合、あるいは真剣な議論とプロパガンダの区別をつけることができない場合、私たちは問題を抱えていることになります」

「すべてが同じに見え、差別化がされていない場合、何を守るべきかを知ることができません」

「何に対して戦うべきなのか、理解できなくなるでしょう。私たちは民主的な自由や市場をベースにした経済や繁栄を手に入れ、それを当たり前のように受け止めるようになっていますが、そういったものの多くが失われる可能性があります」

 

一方、次期大統領に選出されたドナルド・トランプ氏はブライトバート・ニュース(Breitbart News、保守系オンラインサイト)の元代表スティーブ・バノン(Steve Bannon)氏を自らの政権の「首席戦略官」に指名。バノン氏が指導していた時期のブライトバート紙は、人種差別的で女性軽視的な論調で、誤った印象を与え次期大統領の熱烈な支持の方向性を明らかにした報道を行っていた。

 

わずか一週間前、ザッカーバーグは偽物のニュースが投票者に影響を与えていた可能性があるということを「狂った考えだ」と否定していた。

 

しかしBuzzFeed(バズフィード)社は偽物のニュースが本物のニュースを上回っていたと分析しており、さらに米国や世界の世論を調査しているピュー研究所はほとんどのアメリカ人がニュースをFacebookやツイッターから得ていることを明らかにしている。

 

 

https://www.techdirt.com/articles/

 


19日、同代表はしかし偽物ニュースは依然として問題としてはわずかなものであり、以前の利用者が見ているものの99%以上は本物であるという発言を繰り返した。

 


【参考】https://www.theguardian.com/technology/2016/nov/19/facebook-fake-news-mark-zuckerberg より翻訳

 

 

(翻訳終了)

 

 

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【コメント】

 

★Facebookの発表までの経緯

 

Facebook上での情報統制的な方向性を発表したのは、何よりもクリントン支持のメディアがネット上の情報に負け、トランプ氏が大統領になったという事実が大きいようです。

 

それで一部のマスコミでは、トランプの反対者が「(トランプ氏が勝つ要因となった)偽情報を取締まって欲しい」と主張しているために、偽情報を発信しているサイトを糾弾する動きになったとも言っていますが・・・Facebookのザッカーバーグ氏の発言を見ていると、Facebookのこの動きはどうも「上層部」からの圧力を受けているような印象を受けました。

 

 

完全に終わった:ハッカーや内部告発者がクリントンの政治運動を抹殺してしまった経緯について

11月9日【RT】It’s all over: How hackers & whistleblowers killed the Clinton campaign

 

このRTの記事では、大統領選挙戦にネットがどのような影響力を与えていたのかが具体的に説明されています。

 

しかしひたすら「クリントンが圧倒的に人気で優位!」と最後まで叫んでいたアメリカの一部のマスメディアの情報の方が、選挙の結果を見るとどうも「偽情報」だったということは明らかですが、「彼ら」のいう「偽情報」は私とは異なった定義のようです。

 

また、明らかに意図的に一定の情報を報道しないのもより悪質な「偽情報」だとも個人的には考えており、その点でも多少間違えることはあっても、意図的に情報を公開しないマスコミの方がより悪質ではないかも。

 

 

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★彼らのいう「偽情報」サイトって何?

 

彼らのいうところの「偽情報を発信しているサイト」の一覧はこちらに一部、まとめられてあります。

http://www.fakenewswatch.com/

 

こちらにある「クリックベイト(Clickbait)」というのがいわゆる陰謀論サイトのことです。このサイトでは次のように定義されています。

 

「クリックベイトのサイトとは、真実のニュースを一部引用し、恐怖心を埋め込むために他の詳しい情報を作り出して示唆するものである。これらのほとんどは陰謀的な性質で、信頼性が極めて低い。次にそのサイトのリストを挙げる」

 

日本でもよく紹介されているサイトや有名なサイトを抜粋してリストアップしました。全リストはこちらからご確認いただけます。

 

  • ActivistPost.com
  • BeforeItsNews.com
  • Disclose.tv
  • FPRNradio.com
  • GeoEngineeringWatch.org
  • GlobalResearch.ca
  • HumansAreFree.com
  • Infowars.com
  • NaturalNews.com
  • NewsWire-24.com
  • PrisonPlanet.com
  • PrisonPlanet.tv
  • RealFarmacy.com
  • VeteransToday.com

 

このリストを見ていると「誤った印象を与えようとするメディア」、というよりもエリート層にとって不都合なサイト一覧と言った方が正確だと思いました。また発信者の主観が強く入っているために煽情的な内容になっている場合もありますが、主観的な推測や結びつけと客観的な事実を区別して読むと、マスコミで見ることのできない情報も多く、非常に情報も豊かなサイトばかりです。それぞれの情報の検証はした方がよいかもしれませんが。。。

 

また情報の検証のためにも、同じサイトにリストアップされていた「風刺サイト」の名前も覚えておいて損はないかと思います。このサイトでは「Satire website」としてまとめられています。

 

風刺サイトとは、本当にあったニュースをおもしろおかしく話を変えて報道しているサイトですが、たまにこういったサイト発の情報がうっかり、本当のニュースとして日本で拡散されていることもありますので、ご注意ください。

 

例:電磁波で12月に6日間、地球が闇に包まれるとNASAは言ってないそうです

 

また陰謀論サイトも風刺サイトも、本当はもっと存在しています。他のサイトがまとめている「偽情報発信サイト一覧」も見ごたえがあっておもしろいです。一部のリストは、自分のサイトと考えが合わない、というだけで「偽情報」扱いしているものもありました。

 

どの情報が偽物か本物かは各個人で判断も異なるかと思いますが、情報の真偽機関とはどうやって正誤を決定するんでしょうね?かなり恣意的に選定される恐れがありますが。

 

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★ミシェル・オバマの秘密とは?

 

またミシェル・オバマの「秘密」については、数年前に流行っていたものの最近になっていましたが、また情報が出始めています。

 

日本語ではちょうど、NY在住のMakiさんがおもしろおかしくまとめてくださっていました。

 

ファーストレディは○x!? 禁断の感謝祭へご招待★

 

要は、ミシェルではなく「マイケル」さんだったということなんですが、知ってから見れば見るほど・・・納得です。でもこれも彼ら曰く「偽情報」だそうです( ´艸`) オバマが必死で偽情報を批判するのもこういう事情があるようです。

 

そしてこれまでオバマが同性愛に対して「寛容」な政策を取っていたのも・・・頷けますね!オバマの出生地が実はケニアだったという話もあり、トランプ氏が懸命に証明しようとしていましたが。。。

 

ロシアのメディアも「プロパガンダ」

 

「ロシアと戦争」:EU議会がロシアメディアの「プロパガンダ」に対抗する決議を出す

11月23日【RT】'At war with Russia’: EU Parliament approves resolution to counter Russian media ‘propaganda’

 

ガーディアン紙の見立てとは異なり、一部の保守層にとっては今でもロシアのメディアは「プロパガンダ」だそうで、欧州でも大人気のロシア系メディアがさらに叩かれそうです。RTを好んで翻訳している私のサイトもプロパガンダのサイトか、シンパのサイトになるのでしょうか( ´艸`)

 

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【追記】

 

cargo様が同じテーマの記事をアップされていました!

こちらのリストはもっと充実しています。

 

もはや欧米人はマスコミを信じていない。オルタナメディアを重視

http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12224170417.html

 

・・・むしろ、偽情報扱いされた方が名誉と言えそうなくらいの立派なリストです。

 

 

そしてこちらも。

【ゴーストライポン様】ネットに情報統制の動き 無理だと思うけど・・・

http://ameblo.jp/ghostripon/entry-12224438997.html

 

私も無理だと思います。ありがとうございます!

 

 

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ということで、今まで以上にFacebook上での情報のコントロールが激しくなることが予想されます。また最近、気持ち悪いくらいに巧妙な偽情報も(マスコミ、ネットの両方で)出回っていますのでお気をつけください。

 

 

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