世界の裏側ニュース

日本であまり報道されていなさそうなニュースで、おもしろい視点の英語の記事を翻訳した記事がメインです。

いろいろな情報がありますので、判断はご自由にどうぞ (・∀・)


 

テーマ:

 

 

(画像 パリ市内のデモ参加者と警察の暴徒鎮圧部隊の衝突  Francois Mori/AP Photo

 

 

 

 

(画像:フランスのスト参加者がタイヤに火を放って、石油精製所への侵入をブロックしている様子。ストのためにフランスでは石油が不足する事態となっている TRTWorldより )

 

 

 

***

 

フランス労働組合「政府が労働改革を撤回しない場合、2016年同国開催のサッカーEUROカップを妨害する」

French union warns of disruption to Euro 2016 soccer cup unless govt backs down on labor reform

5月26日【RT】https://www.rt.com/news/344505-soccer-tournament-france-protests/ より翻訳

 

 

フランス政府が異議の寄せられている労働改革を撤回しない限り、間もなく開催される2016年のサッカーのUEFAユーロ大会(通称は「ユーロ 2016」)の開催を妨害する、と木曜にフランス最大の労働組合CGTが発表した。ユーロ2016は6月10日からフランスで開始される予定となっている。

 

木曜日は同法制定に反対するための抗議活動が行われ、何万人もの人たちが路上に集まった。

 

ユーロ2016は、ボルドーやリヨン、マルセイユ、そしてニース、パリなどのフランス全土の様々なスタジアムで行われる予定だ。しかしCGTが今の方向を貫く場合、非常に強い反対意見のある労働法改革を撤回しなければ試合は開催されないことになるだろう

 

 

【動画】フランス・デモ隊に催涙ガスを行使する警察官

 

 

サッカーの試合を中断させるつもりがあるのか、というロイターからの質問に対し、CGTの代表者Philippe Martinez氏は「フランス政府には『期限を延長しましょう』という時間がありますし、そうすれば大丈夫でしょう」と述べた。小さめの組合であるFUユニオンの代表、Jean-Claude Maillyも同様の考えを踏襲しており、次のように話している。

 

「サッカー風に言えば、首相がレッドカードを取り戻す時だということです」

 


木曜日には抗議活動として何万人もの人たちが路上に繰り出し、警察とデモ参加者の間の衝突が起きている(ロイター)。


南西のボルドー市の警察署は約100人のデモ参加者の標的となり、参加者は物を建物に投げつけ、パトカーを破損していた。

 

パリ市内の銀行の窓ガラスは壊され、フランス西部のナントでは警察官を煽り、警察官がそれに催涙ガスで対応すると言う場面も見られた。


さらにデモ参加者は同日、電力や燃料の供給を停止させ、公共交通機関を麻痺させようと試み、石油精製所や原子力発電所、鉄道の労働者らは仕事を放棄した。デモ参加者らはまた、バリケードを路上に設置し、主要な港や近辺の流通の中心地では木製パレットやタイヤを燃やしていた

 

(画像 http://www.independent.co.uk


路上のデモには、若者の反対運動集団「Nuit Debout(一晩中起きている、という意味)」の行進部隊が合流している。


しかし労働者のボイコット、路上の抗議活動や労働組合からの脅迫にも関わらず、フランスのマニュエル・ヴァルス首相はCGTを最も怒らせた労働法改革の一部を放棄せよという要求を却下している。


問題の労働法改変では、これまで国の義務として実施されていた労働者保護が免除され、従業員の大多数の同意を得た場合には、各企業は給与および労働条件に関して社内独自の取り決めを採用することが可能になる。


【関連記事】
フランスの原子力発電所従業員が24時間ストライクを可決し、他も同様の措置を講じる可能性が・労働組合


「たとえ調整がいつでも可能であったとしても、方向性を変えるることは考えていません」


石油精製所のバリケードは政府が除去することになるだろう、と首相は見解を述べており、フランスの他の大規模な労働組合CFDTはその見解に賛成している。


木曜の抗議活動は、ここ数週間に起きた一連のデモの最新のものであり、警察官350名およびデモ参加者数名が負傷を負い、逮捕者は1,300人以上に上る。


Myrian El Khomri労相が労働法改革を提出してから、これに反対するデモが行われ続けている。


政府によれば、フランスの週35時間労働および一時解雇に対する保護を緩和させ、残業手当を減らすことにより高い失業者率を抑制することになる取り組みとしての改革であるという。


しかしデモ参加者および労働組合は、政府が雇用主がより容易に、さらに低コストで労働者を解雇することができるようにしていると考えている。


労相によると、3月にフランスの失業率は史上最悪となり、失業者数が359.1万人となったとしている。

 

(翻訳終了)

 

 

*****

 

【コメント】

 

さすがストライキの国、フランスですね。この全国規模のストライキ・デモ・暴動は3月からずっと続いています。

 

 

そしてこちらは昨年10月、航空会社エアフランスの経営陣が2,900人の解雇を話し合う場(パリ空港)に到着した際に、怒り狂った労働者に囲まれて、服がボロボロにむしられ警備されてなんとか逃げ出すところです。まさに「身ぐるみはがされる」というところですね。

 

 

 

© AFP

 

 

服を脱がされてしまって、警備されながら何とか逃げ出す経営陣の一人

 

 

© Jacky Naegelen / Reuters

https://www.rt.com/business/317705-air-france-job-cuts/

 

 

 

フランス人って・・・(笑)

日本では我慢強くいること、そしてイギリスでも感情を表に表さないことが「美徳」とされていますが、フランスでは我慢しないで感情を表に出すことが美徳のようですね。ストが盛んなためか、労働条件や福祉面ではイギリスよりもよほど充実している面も多々あるようです。

 

 

またフランスではユーロ大会妨害を交渉のカードに使っているようですが、2014年にワールドカップが ブラジルで開催された時には、「ワールドカップよりも教育・福祉・税金をなんとかしろ!」と大規模な抗議活動がずっと続いていました。

 

 

 

(当時の画像 「私たちにはワールドカップは必要ない」

 

「必要なのは病院と教育のためのお金だ」)

 

 

フランス人にしても、「労働条件は悪くなるかもしれないけど、サッカー開催で多額の税金を使うから楽しめ」なんて言われたら切れますよね~。

 

フランスの非常事態宣言は、まだまだ終わらなさそうです。

 

 

 

 

 

 

AD
いいね!(121)  |  コメント(5)  |  リブログ(0)

AD

Amebaおすすめキーワード

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

ランキング

  • 総合
  • 新登場
  • 急上昇
  • トレンド

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。