春まだ浅く寒さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。

白山 日本料理 「あづま」


東京でも零下になった日が多かった今週ですが、文京区白山の老舗 「ふぐ割烹のあづま」さんで、熱々の「ひれ酒」をいただきました。

白山 「あづま」のひれ酒
 今宵のひれ酒は、いつにもまして、よく炙ってあり、お酒に焦げ茶色のいろがよくでて、大変香ばしい香りです。
 あつあつで、のどから食道、おなかに到着するとジワーと、熱々で胃の壁から ひれ酒 が体に溶け込んでいくのを感じます。
 そして、血流にのって脳に到着するとふわっといい気分になってきます。

 ふぐ刺し 一人前
 お皿の柄が透けてみえる、薄造りのふぐさしは、
まるで、お皿の上に咲いた「冬の華」、
厳しい寒さの季節に咲いた 冬の贅沢 ですね。  

ポン酢に 紅葉おろし をいれ、スダチを搾って、
 ふぐ1~2枚 に薬味のコネギ二本を乗せて、たっぷりとポン酢を絡ませて、くちに運びます。 
 ポン酢とすだちの酸味が口中に広がります。
 酸味に反応して唾液がジュッとでてきます。 

かみしめると、ふぐの身の弾力食感が しこしこ と帰ってきます。
 次にネギのサクッとした歯ごたえ、

ふぐ の かすかな旨味を感じながら、紅葉おろしとネギで口中香味を調整しながらいただきます。
 そして、あつあつのひれ酒で、口中の酸味を一回すすぎます。

少し、会話を楽しんで、またふぐ刺しに箸をのばします。

  ふぐの皮 湯引き(コラーゲンたっぷり)

時折、ぷりぷりのふぐの皮の食感を楽しんで、また「ひれ酒」をいただきます。

 この繰り返しで、ひれ酒 はすぐ無くなります。
 最初のお代わりは、ちょっと贅沢して継酒ではなく、新規でひれ酒を注文しました。



ふぐの唐揚げ
 
ふぐ鍋
ふぐ鍋は、「あづま」 店主みずから取り分けて、サーブしてくれました。

  ポン酢でいただく ふぐ鍋
 ポン酢でいただきますが、ポン酢につけると温度が下がるので、
熱々が いただきたい場合は、
小皿で、そのまま、いただくと、また別の味でいただけます。

 最後に、ふぐの出汁がでた鍋汁で 雑炊 をいただきます。
ふぐのコラーゲンが溶け込んでいるのでヘルシーです。

 コラーゲンは、肌だけでなく、体全体の筋肉維持にも貢献する注目の栄養素です。

 大変おいしかったです。 ごちそうさまです。

                                    ツーオン
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