島根県・津和野で一泊したボキらが、長距離バスで
次に向かった場所は、山口県・萩だよ。
萩市は古い町並みが残る萩城城下町や
幕末に活躍した偉人にまつわる名所が多くて、
歴史好きの人には人気の観光スポットなんだ。
最初にやってきたのは、円政寺。
あの高杉晋作や伊藤博文らが幼少期に学んだ場所だよ。
今日はまわる所が多いのでこちらは門前だけで失礼して、
次の場所に・・・
次は木戸孝允旧宅にやってきました。
木戸孝允(きどたかよし)は坂本竜馬の仲介で
薩摩藩の西郷隆盛や大久保利通らと薩長同盟を結んで
明治維新に尽力した人だよね。
木戸孝允は桂小五郎という名前でも有名なんだけど、
他にも名前がいくつかあって、
幕末期には幕府の指名手配から逃れるため
変名していたそうなの。
萩は毛利輝元が四百年前に作った城下町で
武家屋敷と商人の住まいが今も残ってるんだって。
通りにはそこに住んでいた人たちの職業に由来した
名称が付いてて、江戸時代の地図が
そのまま使えるほどなんだよ。
萩の街は夏みかんでも有名だよね。
明治維新後、禄を失った士族を救済するために、
夏みかんの栽培が始まって、それが萩の特産になったそう。
だからこの辺りは夏みかんの木が植えられてるおうちが多いよ。
あと、ねこちゃんをやたら見かけたよ。
ちびつぬ「ねこさん、こんにちは~」
歩き疲れたので、ここでちょっと休憩しよう。
ちびつぬ「つぬっこちゃん、後ろから殺気を感じるわ・・・」
おぉぉ、ここは高杉晋作立志像の前だったよ。
この像は晋作誕生地と萩城の方向を向いて立っているんだそう。
萩城は今回のボキらの旅の目的でもあるので、
このあと訪問予定だよ。
ちびつぬ「つぬっこちゃん、お腹すいたわねぇ」
そうだね、そろそろお昼ご飯にしようか。
ボキらはここから歩いてすぐのお店に。
・・・つづく(→こちら )。