(No.ym-061)
本ブログのメインコンテンツの4コマ単位マンガは昭和20年の物語を描く「ヨシノとミコト編」を公開しています。
今回から第二部第五幕「過去・今・未来」をお送りします。
このサブタイトルは冊子にする際には変更するかもしれません。
なお、第五幕にて第二部を終了する予定です。
第三部からは夏服になってるはず・・・
<ここまでのお話のまとめページ>
★第一部★
第一幕「あの人との出会い」
第二幕「運命へのプロセス」
第三幕「動員学徒の日常」
★第二部★
<とりあえず一言>
サムネイルは一コマ目のヨシノの横顔にしようかと思ったけど、松井中尉殿も次回で見納めの予定ですのでチョイス。
こう言うとヒドイって思うかもしれないけど、描き手としての純粋な表現(つまりストーリーとか感情的な要素を抜いた)の追求と挑戦という意味でのバンブーランス編の”裏テーマ”の一つは「顔芸」でありました。
なので、ヨシノが萌え4コマのヒロインがやっちゃいけない表情をしてたりしますし、松井中尉もその犠牲になったのだ!
松井中尉って、登場時からヤバイくらい顔の絵柄が変わってしまったなあと思います。
実はヒゲとかを整えるとイケメンなおっさん(と言っても”苦味と渋み”のイケメン)、というのを狙ってました。
描いている内にそれがどんどん顕著になってしまったように思います。
ああ、一言どころじゃ終わらないので、続きは(気が向いたら)追記しますね(^^;)。
<3月12日追記>
描写が得意あるいは不得意なキャラはいますか?
僕は得意なキャラはいませんが、不得意なキャラはいます。
男性キャラです!
はい、クリエーター志望者のダメな典型がキターー!!
(もう、志望してないので何の問題もないけど)
そんな描きづらいと思っている男性の中でも比較的描きやすいのが「おっさんキャラ」。
ダンディズムは理解できるみたい。
逆に言うとティーンなボーイズの魅力は、あまり良くわからない。
多分これは現実を知っちゃってるからだろうなあ・・・
僕自身がティーンなボーイだった時があったけど、まっことに冴えない青春を送りました。
そして、ティーンなボーイズって思ってる以上に「ドロドロ」した人間関係だったりするもんです。
僕も大概だけど、みんな何やかんや言うけど、誇れる経験もなく、そのくせ背伸びして自分を語り、しばしば対抗意識をぶつけ合い・・・それを小さな人間関係の内輪の中でやってたんですな。
一言で言えば「イタい」ってやつです(笑)
その痛々しさを無視できずに向かい合ってしまうから若い男子は描けないのかな??
このブログのマンガを始めて登場させた唯一の若い男性キャラはこの人。
「ロコニーク・ド・ローズのディアン」
カナエが作った作品に登場するキャラなので作中作の人物ってことになります。
好人物だとは思うんだけど・・・掴み所がない感じでした。
このキャラの登場する「カナエの創作談義編」は→こちら
その点、「おっさん」には(まだ)幻想を抱けるってことでしょうねえ。
あるいは、リアルにカッコイイおっさんもいますからね。
あと余談ですが、多分、僕の描いている女の子はリアルじゃないと思います。
ついでに言うと、多くのマンガやアニメに登場する女の子はリアルじゃないと思います。
別に、それは何ら悪いことじゃなくて、むしろリアルに引きずられずに魅力的なキャラクターをクリエイトできるのが見せ所だと思います。
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