毎年5月に開催されるイベント…
ぎょうだ蔵めぐりまちあるき2014 に参加してきました(・ω・)/
これは足袋や衣類の生産で栄えた埼玉県行田市に残る古い建物や足袋蔵をめぐるスタンプラリーで、道中さまざまな展示・販売や体験を楽しもうというイベントです。
【開催日】 2014(平成26)年5月17~18日
【時間】 10:00~16:00 (最終日は15時まで)
【受付場所】 まちづくりミュージアム
【参加費】 大人:200円 小人:100円
スタンプラリーの台紙には…
・足袋とくらしの博物館 無料入館券
・ボンネットバス乗車券
・ハンカチ藍染体験100円引き券が付いています
さらに和装で参加の方は…
・参加費無料
・MY足袋づくり体験1000円割引券プレゼント
【主催】 NPO法人ぎょうだ足袋蔵ネットワーク
2005年に蔵めぐりスタンプラリーとして始まった街歩きイベントが原点で、今年で10回目だそうです。
なるほど。この度は10周年おめでとうございます!
主催するNPOのスタッフはボランティアだとか。
毎年の大変な努力には頭が下がります。ありがとうございます <(_’_)>
さて。ワタクシが初めて参加したのは2010(平成22)年 から。
当時の記事を振り返ると少々あっさり気味ですが、しっかり楽しんでコンプリートしましたよ♪
(景品はマリーゴールドの鉢植えでした)
このイベントを知ったのは市内を散策中、偶然ポスター を発見したのがきっかけでした。
それ以来毎年参加していますが… 今回なんと!
第1回(2005年)からの歴代ポスターとイベント写真が展示されていました。
現在は取り壊されて無くなった蔵や非公開の蔵も参加しており、とても興味深いですね。
人様の写真なので勝手にお見せできないのが残念ですが、見応えたっぷりですよ。
う~む。これは今年の蔵めぐりの中で(個人的には)一番の見どころだったな
というわけで開始前からすっかり満足気味のワタクシですが、10時になったので200円の参加費を払ってスタンプラリーの台紙(各種特典付き)を入手。
とりあえず出発地点の栗代蔵(足袋蔵まちづくりミュージアム) に入って一つ目のスタンプをGET!
では、さっそく次のポイントに向かってレッツラ・ゴ~
…と行きたいところですが毎年のお約束、行田ゼリーフライ研究会 (ゼリ研)のテントに直行。
揚げたてアツアツのゼリーフライを見て買わずにいられようか。いやいられない。
というわけでゼリーフライ(100円) を購入してパクパク φ(-ω-`)
あ。ゼリーフライがなんたるかはに丸投げするまでもなく、皆さんご存知ですよね?
うむ。美味しいですな ( ´艸`)
このサツマイモのように甘くネットリとしたジャガイモ… この味、さては雪ら… (以下自粛
サクサクの衣も無ければ肉も入っていないB級グルメですが、コロッケとは違った美味しさがあります。
初めて行田市を訪れた方は何店舗かまわって食べ比べると楽しいですよ (・ω・)b グッ !!
さてさて。いつもなら真っ先に足袋蔵の蕎麦屋忠次郎蔵(ちゅうじろうぐら) を目指すのですが…
今日は敢えて違うお蕎麦屋さんを目指します ( ´艸`)ムフフ
その途中、江戸時代の終わりごろに建てられたという今津蔵(いまづぐら) を訪問。
小説田舎教師 (著/田山花袋)では行田印刷所という名前で登場する今津印刷所です。
足袋産業が盛んだった頃は製品ラベルの製作でいそがしかったようですね。
店舗内には当時の貴重な資料や、明治15年(1882年)製造のドイツ製活版印刷機が展示中。
そして道を挟んで反対側にあるのがこちら。
田代蔵(たしろぐら) です。
看板には冷凍食品業務用高級洋菓子製造卸 ジャパンフード(株) とあります。
店舗(?)は日曜定休らしく、シャッターが開いている姿を見た事ないので詳細不明です。
オフィシャルHPによると、持田に大きな製造工場があるようなので、こちらは直売店なのかな?
昔はここで製造していて、後に事業拡大のため工場を新設して移ったとも考えられますな。
そのまま新町アーケード街をてくてく南下して…
貴重な足袋蔵、古い建物が残されているお洒落ゾーンに到着。
しまった!Σ(・ω・ノ)ノ!
蔵の裏手にある解説パネルを撮影するのを忘れました。というわけでこちらを参照 してください (汗
お洒落なマダムたちに大人気のcafe閑居(かんきょ) と、行田市に唯一残る3階建ての土蔵―
クチキ建築設計事務所 とそのお隣、足袋蔵ギャラリー門(かど)
そのギャラリー門に隣接するのがコチラのお洒落パン屋さん
足袋蔵パン工房rye(ライ) 2012年9月にオープン して以来、大人気のお店です。
ハード系、ソフト系どれも美味しく、午後の早いうちに売り切れる事もしばしば。
パンは日替わりで前日にオフィシャルブログ で発表されるのでご参考にどうぞ
混まないうちに購入しようかと思っていたところ、まだ早すぎて(10:08)オープンしていませんでした (汗
しかもスタンプラリー開始早々、いきなりこちら方面に来る人は少ないようで、誰も歩いてません σ(^_^;)
次にルーブル洋菓子店 のお隣、大澤蔵(おおさわぐら) でスタンプをペタリ。
こちら重厚なレンガ造りの立派な蔵で、1926(大正15)年に建てられた文庫蔵だそうです。
内部では昔の行田の撮影した写真のスライド映写や資料が展示されています。
あとでじっくり立ち寄ることにして、とりあえず先を急ぎます。
今日のスタンプラリーは15時終了(昨日より1時間早い)ので、ゆっくり出来ないのが残念です。
松坂屋蔵(まつざかやぐら) を信号待ちの間に見学。
熊谷市にあった旧軍のボイラー室を解体して昭和24年頃に建てられたものだとか。
建材の再利用ということは、移築じゃなくてリビルドということなのかな?
横断歩道を渡ってちょっと歩いて目的の蔵に到着♪
個人的に行田の蔵めぐりの原点となった足袋蔵…
奥貫蔵(おくぬきぐら) でございま~す ゚+。(*′∇`)。+゚
昨年の蔵めぐりの時はこのような姿 でしたが、その後こういう状況 を経てこういう工事 をしつつ…
こうなって 、ついに4月30日に蕎麦 創作料理 純米酒 あんど としてオープンしました。
昨今流行のリノベーション (改修)ってヤツですが、外観を大きく変えることなく、建築当時の梁などを上手に活かしながら現代の安全基準をクリアーしているようです。
今日は特別メニューで営業すると聞いたのでさっそく入店~
と思ったら11時半からの営業だそうで、いつもどおりの開店時間でした σ(^_^;)ガックシ
ふむ。また後で訪問するとして、それまで待てない方はこちら か、こちら をご覧ください。
とりあえずスタンプをペタリ
やっと5個か。まだまだ先は長いな (-ω-`)≡(´-ω-)
う~む。開店まで1時間以上もあるということで、他の蔵をまわる事にしました。
やや。新町アーケードの金土本山(かねつちもとやま) では店頭が大にぎわいです
蔵出しのレトログッズがずらりと並んでいましたよ。
マニアじゃなくても欲しくなる懐かしいものがいっぱい。
とても人が良いお店のおじさんにもホッコリしました。こういう出逢いも蔵めぐりの醍醐味ですね。
また後で来てじっくり見る予定で先を急ぎます。
先ほど訪れた今津蔵(今津印刷所)の角をクキッと右手に折れて…
そのまま進んで奥に長い今津蔵を実感しつつ、その先にはモダンな建物が。
そう、こちらが現在の(有)今津印刷所 です。現役です (・ω・)bグッ !!
その斜め前にあるのがオシャレな木造洋風建築新町会館(あらまちかいかん) です。
毎年ものつくり大学 の展示があり、後でじっくり見てまわるつもりが…時間切れで再訪できず。
そのまま道を真っ直ぐ進むと料亭風の建物の隣に、洋風でオシャレな建物が出現。
こちら長井写真館(ながいしゃしんかん) です。
意外にも1階が住居で2階がスタジオだそう。外光を取り込む窓が屋根にあるためのようです。
昔はこのあたりに川が流れていて道は行き止まりになっていたと聞きました。
そして道の両側には商店が並んでいて繁華街だったとか。現在は空き地で駐車場になっています。
その先には細い道が続きます。
民家の間を抜けると行田八幡町通り に突き当たります。そこをカクッと左に曲がると…
小川源右衛門蔵(おがわげんえもんぐら) の立派な石蔵が現れます。
昭和2年の建築とは思えないとても綺麗な建物で、現在も倉庫として使用されているんですよ。
蔵めぐりの際には昭和のレトログッズを展示販売していて、毎年楽しみにしている蔵です
どれも企業のノベルティグッズ(販売促進用の非売品)で、それこそ貴重な蔵出し品ばかりです。
その他、のぼうの城純米酒や浮城(うきしろ)、甲斐姫物語、さきたま古代酒など行田市の地酒も販売中。
蔵めぐりまちあるきの参加特典として1割引きのサービスがありました。
以前、購入しましたがなかなか美味しかったですよ ( ´艸`)
これらのお酒は道を挟んだ向かい側、カネマル酒店 で常時販売中です。
お店の方たちもとても人当たりが良くてこれまたホッコリ。
ワタクシ、行田に通うようになって5年ほどになりますが、皆さんいい人ばかりの印象です (^q^)
*行田郵便局 のすぐ隣
のんびり散策できて懐かしい雰囲気の残る街と温かい人たち。
これが行田市にハマった理由かも知れませんな。東京砂漠(古!)にはない魅力の一つです。
ふぅ。またしても画像が多くなってしまったか… (-ω-`)
そろそろあそこに行ってついでに寄り道してヤッパリあそこにも顔を出してそれから蕎麦ランチだな。
というわけで【その2】 に続く
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