【Episode3 第二の晩、薔薇庭園の謎】うみねこのなく頃に-魔女と推理の輪舞曲- | AQUOSアニキの言いたい放題

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碑文の答えと犯人の動機についてその2


※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。


楼座と真里亜親子の殺害について記事を書きます。

この犯行にはいくつか疑問点が浮かびます。
犯人が誰なのか?はひとまず置いといて、疑問点を書き並べてみます。

①演出が無い。
印象として、可及的速やかに実行している、という印象を受けます。
残虐性の有無はともかく、洋形封筒によるメッセージすらなし。傘を立てかけて、その下に封筒置くとかでもいいだろうに、魔女の仕業と見せかけることすらしていない。
これはすなわち、”予定されていない犯行だった”ということではないでしょうか。

②待ち伏せなのか、追跡なのか?
どちらとも解釈できてしまうのですが、ここで大きく異なってきます。

楼座と真里亜親子が薔薇庭園に向かったのはあくまでも突発的な行動で、
予め予知できる行動ではなかった。外は危険だと承知しているから、楼座がひっぱたき続けてでも留まるという選択もありえたはず。

待ち伏せであれば、屋敷内の被害者の誰かが実は生きていて、何らかの行動中に
見つかってしまい、犯行に及んだ、とか。

追跡であれば、目撃される恐れもある上、返り血や雨で濡れたりといった証拠を残す恐れもあるからリスクは高いはず。

こう考えると、”待ち伏せ”だったように思えます。

③なぜこの二人がターゲットだったのか?
そもそも、第二の晩の”寄り添う二人を引き裂け”ということであれば、
絵羽夫婦でも可能だったはず。銃を持っているというリスクはあるけれども、
屋敷内部の人間であれば油断を誘うことも出来るし、コトを進めることも可能。
まぁそうなったらその後の展開が、Episode2のような疑心暗鬼な展開になるのが
目に見えていたし、内部犯だと疑われる可能性だってある。

思うに、Episode3の犯行はいずれも”外部犯”を匂わす犯行ばかりですよね。


では、犯行の可能性を考えてみます。誰が犯行に及んだのか、ということについては、3つの可能性があります。
①絵羽 ②南條 ③屋敷内部の被害者のうちの生存者

①絵羽だとすると疑問が残ります。熱を出したのが仮病だったとしても、
犯行に及ぶリスクと黄金は釣り合わないということは理解していたはず。
警察が来たら指紋検証やら毛髪検証であっさり発覚してしまうのでは。

秀吉に黄金発見を告白したシーンは見られませんが、アリバイ工作には説得が必要だろうし、こんな蛮行を秀吉や譲治が許すとは思えない。

②南條
唯一、犯行当時アリバイが無い人物です。ゲストハウス内部の人間で最も怪しい人間でありますが、こうなると”追跡”になります。

”追跡”のリスクは先述の通り。となるとアリバイが無いからといって南條だとは言い切れない。

③屋敷内部の被害者のうちの生存者
つまり、第一の晩の連鎖密室で殺害されたとみられる6人のうち誰か、何人かはわからないけど、生存している人間が犯行に及んだ。

思うんですけどこの連鎖密室、もう1つトリックがあると思うんです。それについては
また後ほど書きます。たいしたことじゃないんですけどね。

それはさておき、ベアトリーチェは”6人は死んだ”と赤で宣言しています。
屁理屈になりますが、”いつ”死んだかまでは発言していません
となると、現時点で生きていた可能性も無くは無いのか。

生存していたと仮定するなら、この犯行はしっくりくる。
”外部”による犯行だったということになります。