【(考察)碑文の答えと犯行動機について】-うみねこのなく頃に 魔女と推理の輪舞曲- | AQUOSアニキの言いたい放題

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徒然なるままに俺自身のネタや、政治・社会ニュースへの辛口コメント、最近観た映画の感想とかを書き綴ります。

たまーにブログのデザイン変更とか自作ブログパーツを出したりします。「ムホホ~♪」

前回までの推理は

Episode1 6人殺しについて

Episode1 6人殺しについてその2

Episode1 絵羽夫妻殺害について

Episode1 終盤について

碑文の謎へのアプローチについて

犯人について

碑文の答えと犯人の動機について

”魔女”からの手紙について

Episode2 6人殺しについてその1

Episode2 6人殺しについてその2

Episode2 朱志香・嘉音殺害について

Episode2 第4~第8の晩について
Episode3 連鎖密室について

碑文の”川”について考察


※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。


Episode3の第二の晩まで進めました。ありゃ密室じゃなくて犯行はシンプルなんですが、いかにも”魔女”らしくない犯行ですよね。あれは突飛な出来事から発生した事件なのでは?と思います。


さて、第二の晩については後ほど記事を書くとして、”碑文の答え”について考えてみます。


絵羽が見事、黄金の在り処を見つけ出しました。楼座もどうやら見つけたようです。

ここで疑問が浮かびます。なぜ黄金の在り処が見つかったのに犯行が進むのか?

なぜだろう。


ここで思ったのですが、絵羽が黄金を見つけるシーンで、扉には

第九の晩に魔女は蘇り、誰も生き残れはしない

と書かれていました。


未だに黄金の在り処をはじめとする具体的な回答はわかっていませんが、ここでおかしなことに気づきます。碑文の途中で完結しちゃってるんですよね


黄金の在り処を”第九の晩”までで指し示されているとしたら、なぜここで終わるんだ?あとの碑文が全く無視されてるような。


やはり、碑文の答えと犯人の動機について で考えた通り、答えが”2つある”ように思う。

絵羽や楼座は”黄金の在り処”だけで完結してしまった。だから殺人劇が終わらなかった。


もう1つ絵羽が黄金を見つけたシーンで気になったことがある。

金蔵は当主になった頃、ベアトリーチェから黄金を貸し付けたという話だけど、

当時は黄金を巡ってモメなかったんだろうか。

あんなもん見つけたら絵羽のように独り占めしたくなるだろうし、右代宮家の当時の

親族たちもきっとモメたはず。


黄金があると4兄弟たちも”噂程度”にしか認識していなかった経緯からみて、金蔵からしても”秘匿”したかった事実なのだろう。


4兄弟たちがそれぞれお金に困っていた経緯も金蔵は把握していただろうし、黄金を使ってなんとかすることも出来たはず。だけど絶対にモメる。


だから右代宮家の将来を4兄弟とその家族に委ね、碑文に託した。黄金が見つからなければ右代宮家崩壊。見つかってもモメれば右代宮家崩壊。窮地を救うには兄弟ら家族が手に手を取り合い仲良くなることしかない。

絵羽と楼座が黄金の在り処を解いた経緯からみて、黄金の在り処を見つけること自体は”天文学的確率ではない”。”黄金を見つけ4兄弟らが仲良くなること”が”天文学的確率”なんだろう。


そういえば碑文の最後のあたりにこんな文がありましたね。


1つは、魔女を永遠の眠りにつかせよう。


安らかに眠れ、黄金の魔女ベアトリーチェ


もしかして、”魔女”って”黄金”のことじゃないの?黄金を封印しろ、っていう意味?


とすると・・・・


第九の晩に魔女は蘇り、誰も生き残れはしない


という文は、”黄金”が見つかって、モメて、右代宮家が全員皆殺しになるかもしれない、っていう危惧を示しているとも読み取れる。


第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。


こいつは、”黄金探しは終わり”で、”皆が仲良くなる未来”を指し示しているとも読み取れる。


こういうことか?まるでコイントスみたいな碑文だな。

右代宮家が崩壊するか、再興できるか、その未来を託した碑文だ。

しかも4兄弟の状況から考えると、崩壊するほうが確率が圧倒的に高い。”再興”の未来に至るにはそれこそ”天文学的確率”な気がするぜ。


”黄金を見つけて”、”さらに兄弟たちが仲良くなる”ってんだから。