背番号0・大村サブローのタイムリーに広島で遭遇する☆マツダスタジアム観戦記【8/7編】
こんばんは
以前から、千葉へ戻ったらUPしますと言っておりましたマツダスタジアムでの観戦レポ、ようやく手を付けました
ただ、試合からはだいぶ日にちも経ってますので、観戦レポというよりは、初めて訪れたマツダスタジアムの写真集的な意味合いでご覧になっていただけたらと思います
色んな方から聞いてましたが、ホントにきれいで素敵なスタジアムでした
この日、8月7日(日)は朝8時から甲子園にて習志野高校の初戦を観戦(レポはこちら )、試合終了後に甲子園から新大阪駅へと向かい、新幹線で広島へ
『間もなく広島です』のアナウンスが流れる直後、下り列車では左手方向に、マツダスタジアムが見えてきます
新幹線の車窓から撮った写真、ちょうど球場の中が見えるように、レフトは二階席がないのでしょうかね
まず向かったのは、マツダスタジアム近くにあり、よくカープファンが訪れるというお好み焼き屋さん
こちらのお店には壁に地図があり、どこから来たのか●印のシールを貼ってくださいとありましたので私も貼らせていただきましたが、結構千葉も含めた関東からもたくさんの方が訪れているようでした。
びっくりしたのは、6月12日のQVCマリンでの試合 での、福井投手をはじめとするカープの選手の写真が飾ってあって、何でも以前にお店を訪れたマリーンズファンの方が送ってくれたのだということ
素敵な話を聞き、ほっこりした気分になりました
まだ開場まで2時間ほど時間がありましたので、せっかくなので路面電車に乗って、原爆ドームへと行ってきました。
もちろん、何度か訪れたことはありましたが、折しもこの日は平和祈念式典が行われた翌日ということもあり、隣にある平和記念公園も含めて、たくさんの折鶴や水、花などがお供えされてました。
そしてこの原爆ドームと道路を隔てたところにあるのが、2008年までカープが本拠地としていた、旧広島市民球場。
老朽化のために既に取り壊しが始まっており、ちょうど球場正面だったところはもうありませんでしたが、スタンドの一部と照明、そしてスコアボードはまだ残っていて、在りし日の姿を偲ばせておりました。
いっけー いけいけ いけいけ的場
そしていったん広島駅まで戻り、マツダスタジアムへと向かいます
駅前の案内板にもあるように、広島駅からマツダスタジアムまでは800m、徒歩10分ということで、新幹線利用による遠征組にとってはアクセスが非常に便利な球場と言えますね
その途中に発見したマンホールのフタまで、カープのデザインなんですね
そしてマツダスタジアムすぐ、赤いローソンは反則なのでは
…ということで、2009年のオープン以来、ぜひ一度訪れたいと思っていたマツダスタジアムにようやくたどり着きました
写真で何度も見ていたからか、正面からの眺めは特に違和感はなかったのですが、メインの入口と正面の入口が違うのにはビックリでしたね~
まずは正面入口から入るとすぐにある、カープグッズのショップを徘徊
オブジェにもびっくりですが、ここは1階と2階に分かれていて、なかなかたくさんのグッズがあり、賑わってました
そしていったん球場の外に出て2メインのエントランスからいよいよコンコースへ
通路の幅はかなり広く快適で開放感もあり、何よりきれいなのが素晴らしかったですね
そして1階内野席の後ろから、天然芝が生えるグラウンドを眺めてみます
この時はまだ試合開始まで2時間以上あり、カープの選手のバッティング練習が行われてました。
そしてこちらが噂に名高い『隔離エリア』、ビジターパフォーマンス席、通称『ビジパフォ席』ですね
てか、完全に地面から離れて、エリアごと浮いちゃってるんですね
あ、遅くなりましたが、マツダスタジアムはスタンドの外周がぐるりと一周できるようになっていて、色んな角度からグラウンドを眺めることができるようになっています。
なので、今回はこの、レフトポールから内野寄りにあるこのビジターパフォーマンス席から時計周りに、スタジアムを一周してみましたので
ビジターパフォーマンス席を過ぎると、ここはいわゆるレフトの2階エリアになるんですが、こういったテーブル席になってるんですね
ライト方向に見えるのは、カープの応援団が集まる、カープパフォーマンス席
こちらはバックスクリーン手前から見た景色、マリンでいうならスタンドデッキあたりでしょうか。
こちらは上の写真の席を別の角度から見たところ、結構地上からは距離がありますので、高所恐怖症の方はやめた方がよさそうですね~
ちなみに後で書きますが、この試合で栗原選手がこのレフト席の上段へ特大の一発を打ち込みました
バックスクリーンのすぐ横には、ご覧のようなパーティーができるようなスペースがあります。
この日も確かどこかの会社の貸切になっていたようでしたが、みんなでワイワイやりながらの観戦も、面白いかもしれないですね
そしてバックスクリーンの裏にあるのが、天谷選手と赤松選手のファインプレーの等身大のフィギュア
フェンスの高さも実際のものと同じと書いてありましたが、実際に見てみるとこのプレーがいかに素晴らしかったのかがわかりますね
そしてバックスクリーンからライト方向へ抜けるとすぐに、有名な『寝ソベリア』が
これは、天気のいい日だとホントに寝ちゃうかもしれませんね
そしてここからは二階席、チケットでいうと内野自由席のエリアに入ります。
打ちっぱなしのコンクリートに、カラーを統一したシートというのが、昨年一度だけ訪れたHARD OFF ECOスタジアム新潟 に似てるな~と思いましたね
こちらは二階席のシート、ドリンクホルダーが付いているのは最近の球場では当たり前ですが、何と言っても隣の席とのピッチがかなり広く、ゆったりと座れるのがいいなと思いました。
そして実際に球場へ訪れて思ったことは、シートや壁はカープカラーの赤だと思ってたんですが、どちらかと言えばKスタ宮城のそれに近い、楽天カラーといった感じでしたね
…照明塔、これももちろん、オフの企画『これはどこの球場でしょう』に出ます(笑)
…といった感じで球場内を散策した後は、こちらもすっかりおなじみの『カープうどん』をいただきました
…ちなみに、肉・天ぷら・きつねの全部乗せです
そういえば書き忘れてましたが、この日の試合はカープとジャイアンツの3連戦の3試合目で、前日までジャイアンツが2勝しているカードでした。
目的の1つは初めてのマツダスタジアムを楽しむことでしたが、もう1つの目的はもちろん、ジャイアンツへの電撃トレード以来、まだ一度も姿を見ていなかったサブロー選手…
そのサブロー選手、いきなり発見です
かつてはカープの4番打者としても活躍した江藤コーチと、バッティング練習を行っておりました。
まだやはりジャイアンツのユニ姿には違和感がありましたが、とりあえず元気そうだったので安心しましたね~
やがて、カープの選手がアップを始めます
いつも思うのですが、マリーンズ以外のチームのホームユニ姿は、マリン以外の球場へ行かないと見ることができないので、なかなか行けない球場だと、貴重ですよね
カープの現行ホームユニ、生では初めて見ましたが、シンプルでカッコよかったです
さぁ、そしていよいよ試合が始まります
オールスターを除けば、久々にマリーンズ戦以外の生観戦、今回は完全に第三者ですので、席は気が向いたら一塁側でも三塁側でもどこにでも移動できる、二階の内野自由席にしました。
…とは言っても、サブロー選手が活躍して、最後には本拠地のカープが勝って、スタジアムが盛り上がるという展開を期待しておりましたが(^_^;)
カープの先発である大島投手は、今シーズン初の先発だとか。
せっかく来たので前田投手やバリントン投手が本拠地で投げるところを観たかったですが、それは叶わず
それにしてもこのベンチ前に全員が出ていている光景、いいものですね
マツダスタジアムは、メジャーリーグの球場の流行をふんだんに取り入れてあるため、色んな楽しい作りを発見することができます
こちらはこの日のスタメンですが、よく見ると出塁したランナーの名前は緑色になるんですが、これは他の球場では(確か)見ることができない試みですよね
そう、期待のサブロー選手は、この日はスタメンに名前はありませんでした
ジャイアンツの先発は西村投手。
こちらもできれば澤村投手なんか見たかったですが、仕方ないですね(>_<)
さぁ、そしてカープパフォーマンス席では、本場のスクワット応援が始まります
それにしてもこのベンチの横にある客席、すごい位置じゃないですか
こちらは『ふわふわカープ坊や』、1回(5分)300円だそうですが、3~10歳までしか入れないようですのであしからず
恒例のパノラマ写真、ホントに日本の球場というよりも、どこかメジャーリーグの球場っぽい雰囲気がありますよね
それにしてもこのでっぱりの席、気になります…
時間があるときに色んな席に座ってみたんですが、二階席の場合、席によっては二階のひさし部分が邪魔をして、グラウンドが見えにくい席もありましたので、注意が必要ですね~
ところで試合ですが、ジャイアンツが2点を先制した後、5回には木村選手がタイムリー
そして満塁の場面で栗原選手が右中間への打球を放ちますが、これをライトの高橋由伸選手がジャンピングキャッチのファインプレー
抜けたら大量点という場面でしたが、それでもこれが犠牲フライとなって2-2の同点となります
ここでスクリーンには他球場の経過が出ますが、この日、マリーンズが負けたことをここで知ることになります
ちなみにこの日のマリンは小野晋吾投手が序盤に4失点、凱旋スタメンの竹原選手がタイムリーを打った日ですね
6回、阿部選手のソロHRでジャイアンツが3-2とリードした後の7回、私が一番見たかったこの人が登板します
そう、清峰高校のエースとして、私の地元・長崎県勢として初めてで現在も唯一の甲子園優勝を果たした今村投手です
マリンでの交流戦では見れなかったので、ここで見れるとは感激でした
7回、ジャイアンツはクリーンナップでしたが、ピシャリと無失点に抑えたピッチングには、興奮しましたね~
その頃、スタンドではカープのラッキー7に備えてジェット風船が膨らみ始めますが、カープの風船は先の部分に鯉のイラストが入っていることに、初めて気づきました。
気が付けばほとんど空席が見えないくらいに埋まってますね
8回のジャイアンツの攻撃、得点圏にランナーを置いてネクストには…
そう、背番号0・大村三郎選手がここで代打で登場します
…てか、よりによって今村投手との対戦となるとは、正直複雑なものがありましたが…
やはりサブロー選手、ここは一枚上手だったようで、センターへはじき返すタイムリー2ベース
今村投手は残念でしたが、ここ広島でサブロー選手のタイムリーが見れるとは、ホントに来た甲斐がありました
しかしこれで調子が狂ってしまったか、今村投手のすっぽ抜けたボールが、長野選手のこめかみを直撃してしまい、長野選手が倒れて動けなくなってしまいます…
残念ながらこれが危険球とみなされ、今村投手は退場処分、そして長野選手は頬骨骨折で、この後5試合欠場したようです。
先日のニュースでは、長野選手が今村選手に『気にするな!』と声をかけてくれたようですし、今村投手も元気に投げていたようですので、とりあえずは安心しました。
5-2とジャイアンツがリードの8回、カープの栗原選手がレフトスタンド上段へ、特大のソロホームラン
ところでこの日、ここマツダスタジアムでは今シーズンの入場者数が100万人を達成したようです
9回のカープのマウンドにはサファテ投手が上がりますが、結局このまま試合は終了
14安打を放ったジャイアンツがカープに勝利し、このカードを3連勝としました。
試合自体は特別なことはありませんでしたが、この素晴らしいスタジアムで、スタンドを埋め尽くした熱いカープファンの声援を生で体験できたことで、非常に楽しい時間を過ごすことができましたね
マツダスタジアム、来シーズンはぜひともマリーンズとの交流戦で訪れたいと思います
…という感じのレポになりますが、いかがだったでしょうか
週間ベースボールの最新号の中には、好きなスタジアムは?というアンケートの中で1位に挙げられていたこのマツダスタジアム、実際に訪れてみてホントにその良さに気付いた今回の遠征(?)でした
…今回、マツダスタジアムを訪れたことで、これでプロ野球12球団の本拠地のうち、私がまだ行ったことがない球場は札幌ドームだけとなりました。
まだかなり早いですが、来シーズンのビジター遠征は札幌ドームを最優先として計画を立てたいと思ってます
その前に、クライマックス・シリーズがあるかな