メディア掲載著書個人セッション

 



昔の私はいつも、ぼんやり興味をもつことはあっても、目標を最後までしっかり定めないと行動に移せませんでした。

 

 

これはやりたいけど、

そのあとどう生かせばいいの?

 

どういう道に進めばいいの?

 

失敗したらどうするの?

 

 

って、ぐずぐず悩むばかりで何もかわらないまま何年も過ぎていきました。
 

 

 

そんな生活をしていた頃、Tさん(仮名)と出会いました。

 
Tさんはフラワーデザイナーで、自分でお店を経営しています。

 

 

こういう人は、若い頃からきちんと計画をたてて、自分に厳しく勉強し、きっと色んな資格をとって、計画的にどこかで修行して腕を磨いて、よほどの決心でアメリカにきたのだろうと思っていました。

 

 

私にできないことができる人、私とは違う人だと思っていました。

ところが、よく話をきいてみると、こうでした。

 

 

「別にこの仕事やろうと思って学校にいったわけでもないし、日本でやってたバイト先で、たまたまフラワーデザインやってみる?って言われてやったのがきっかけ。

 

元々モノを作るのは好きだったから楽しかった。

 

まさかコレで食ってくようになるとは自分でも思わなかった。

 

この仕事に就くと決めて資格とるとか、勉強するとか、してないよ。

技術も知識も、働きながら覚えてきた。

 

資格はやりながらこれがないとお店経営できないってやつは必要に応じてとったけど。

 

 

 

「別にこの仕事やるためにアメリカにきたわけでもない。音楽をやってたの。 

 

 そのつなぎで日本で経験のあったデザインのバイトしてた。

 結婚してバイトじゃ食っていけないから自分で店をスタートした。

 

モトモトモノを作るのは好きだし、

会社で上司に気を使いながらやるより自分に向いてると思う。  

 

 

っていったの。

 

 

 

やりたかった音楽を諦めるの辛くなかった?ときいたら

 

いや、音楽は自然にやりたいことじゃなくなった

 

とかいったの。

 

 

 

 

なんかすっごくびっくりした。

 

 

私はやりたいことって、一度決めたら、やり通さないといけないとか、辞めるのは敗北したということでむなしいことだ

 

って思い込んでいたのだと思う。

 

 

自然に「やりたいことじゃなくなる」なんてあってもいいんだって凄くびっくりした。

 

 

 

 

 

仕事としての「やりたいこと」じゃなくなった、といっても、仕事のあいまに好きな音楽きいて楽しんでるし、休憩時間は楽器を手にして楽しんでるしる。

 

「仕事として」やりたいことではなくなっても、生活の中で楽しくやることもできるんだ、、

 

当たり前のことかもしれないけどその時の私には、凄く新鮮な考え方で生きているように見えました。

 

 

 

 

そんなTさんは決して、ダメな人じゃなかったよ。

 

体型や見た目がどう変わろうが

痩せようが太ろうが

見た目に関係なく、この人とまた会いたいなあ

 

って思うよな、仕事に行くのが楽しくなるような、素敵な人だった。

 

 

 

 

 

 

辛いことから逃げちゃいけない、

 

楽な道を選んじゃいけない

頑張らないといけない

 

 

ってガムシャラに頑張って、結局壊れちゃった自分なんかより、自分が心地よいと思えることを正直に受け止めながら生きてきたさんは、強くて、かっこいい生き方してるなと思ったし、

 

 

楽しそうに生きてる人って、それだけで魅力なんだな、って事も教えてくれた。

 

 

 

 

 

 

好きな事やりたいこと楽そうだなと思ったら、あれこれ心配ばかりせずやってみれば
自分に合う道が自然と見えてくるものなのかもしれない。

やってみてダメならそのかわりにもっと自分に合うを探してみるきっかけにもなる。

 

 

 

 

それまでの私は最初から最終ゴールを決めて、最後までやりとおさなきゃって思ってたからなかなかやってみる勇気も覚悟もでなくて何もやらないまま時間ばかり過ぎていってた。

 

 

 

やっとやりたいことやりはじめても、

 

途中でこれ自分に合わないなと気づいたり、

他にもっといいなと思うことがでてきても、

進路変更を絶対自分に許さなかった。

 

 

だから結局、やりたかったことが

 

嫌々やってる嫌なこと、になってしまって、

尻叩いてないと続かない苦しいことやってる人生になっちゃった。

 

 

そうなるとますます、またあんな苦しくなったらどうしようって思って、やってみたいことをやってみるのが怖くなっっていった。
 

 

 

私が、自分が好きな事もわからなくなってしまったのは、で~したいって感じることがあっても無視して、で”何をするべき”かばかり考えていたから心が見えなくなったんだと思った。

 

 

 

そんな事に気づいてから私も、先の事ばっかり考えて何もできなかったけど、先はどうなるか分からないけど、絶対大丈夫なんて確信はちっとももてなくても、不安なままでも今やってみたいこと、やっちゃっていいのかな、っておもった。

 

 

 

やってどんな結果になっても、やったから得るものも、やらなければ分からないものもあるに違いないって。

 

 

 

どうしてもつらくなったらやめたっていい。」

 

もっと他に興味のあるものが出てきたらそっちに方向転換するのもいい。

 

 

そうやってやめたり変えたりすることは、意志が弱いからじゃなくて、より良い人生を自分で選択しているだけ。

 

そう思ったら、いずれやめてもいいから、今やりたいなと思ってたことやってみよう、ってあっさり取り組む事ができたのでした。

 

 

 


Tさんの本当になんでもない、でも私にとって意外で新鮮な発言は、それからも私の価値観を大きく変えていきました。

 

 

 

 

続きはまたいつかね。

 

 

※よく考えたら、たくさんそれまでにもそういう人には出会っていたはずなんだけど
私自身が長年、気づこうとしなかったのだとおもいます。

 

 

私自身が表面的な格好よさや華やかさばかりを魅力だと思い、そういう人しか見ようとしてなかったから。
 

 

 

一歩すすむ。

 

それが大切。

 

って頭で分かってきても、難しいし、できないときはできないんだよね。

 

私も一歩踏み出すことができなくて、引き篭もる時期があったけど、それも必要な時間だったと思ってるよ。
 

 

 

こっちの記事もにたような↓記事です
>何かを始めようとするとき

 

 

 
 
 
今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

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