(ケント紙:アクリル絵具:B5:2007.9.21-2009.12.3)
やっと完成です。
まず、この作品の完成までの長い道のりを説明します。
2000年代前半ころ、
「そういえば、中国の鎧をモチーフにしたロボットって見たことないなあ」
と思ったのですが、前例が無いだけあってイメージがしにくかったのと、
新しいアイデアを思いついても、
何故か直ぐに取り掛かろうとしない悪い癖のせいで、
2005年に『ポストカードブック』の話が来たので、
それに描いてみようと思ってやっと
中華戦闘ロボを描いたのが最初です。
しかし、単にガンダムモドキが中国の鎧を着ただけの上、
色の塗り方が平面的でした。
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中々思った通りに描けないのです。
何せ、見たことが無いので。
しかしその後、2007年頃にバンダイが『SDガンダム三国伝』
のシリーズを登場させた事で焦りを感じ、その原動力で、
鉛筆描きで速攻で、以前描いたのに比べれば
幾分マシな絵を2点描く事が出来ました。
で、最初に鉛筆描きしたものに色付けをしようとしたんですけど、
何分焦って描いた為なのか、
デザイン的なマズさや遠近法的な矛盾等の壁に阻まれ、
何度も描き直しに苦しんだ挙句、とうとう制作を放棄。
2点目の方は2007年以内に色付けが完成し、
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10049888601.html
ちょっと大きめのB4に描いたもの1点や
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10051584954.html
派生的作品である『大清戦闘ロボ』1点
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10052345062.html
も、同じく2007年以内に完成。
それから大分経ち、
「最近絵の方がご無沙汰だね」という知り合いからのメールや、
部屋の荷物整理の時に未完成の侭にしていた絵を発見した事等
が契機となり、再びチャレンジする事にしました。
色々と絵を描いてきた事で画力が一段と上がった為なのか、
何とか完成できました。
元々は、左上部に簡体字で『中华机器人』(中華機器人)
と書かれていましたが、色付けをするにあたって消す事にしました。
偃月刀(薙刀みたいな武器)は、『ガンダム』からの影響で、
『ビームサーベル』の様に刃部分がビームになっている
『ビームグアンダオ』(Beam Guan Dao)です。
一番最初に描いた中華戦闘ロボ(2005)や、
今回完成させた絵の元の鉛筆画版はこちらをご覧下さい↓
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10048001221.html
見比べてみるのも面白いかも知れません。
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http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10373056566.html
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中華戦闘ロボ(The Chinese Battle Robot Series)2005~