はっきりとは憶えていないが、確か2003年か2004年頃・・・、
そういえば、中国の鎧をモチーフにしたロボット
ってないなあ・・・
と思ったのだった。
日本の鎧をモチーフにしたロボットは、
例えば「ザンボット3」(1977~8放映)がある。
西洋甲冑をことさらイメージした感じのロボットは、
「機動戦士ガンダム」(1979~80放映)に登場する
「マ・クベ」専用の「ギャン」だろう。
1970年代に既にあるのだ。
でも、中国の鎧をモチーフにしたロボットって、
見たことも聞いた事も無い。
「daNpa」(白黒反転パンダ)に代表される様な、
「何故今まで無かったの?」的ネタだ。
これはもしかして一番乗りか?
と思っていたのだが、「大人のADHD」の症状が未だ残っているためか、
中々すぐに作ろうとしなかった。
2005年に、ポストカードを作らないか?とお呼びが掛かり、
早速実験的に作る事にした。
図に示したのがそうである。↓
何分、今まで見たこと無い物を描くため、中々描けずに日数だけが経過し、
締め切りギリギリになってやっと筆が動いた。
そんな訳で、時間を余り掛けられなかったので、
平面的な色使いになってしまった上、デザイン的にも不満が残った。
ロゴは、篆書で「漢鎧」「機械人図」と右から読む。
「中華戦闘ロボ」のポストカードの入っている
ポストカードブックについてのデータです。
出来れば買ってもらえたら嬉しいです。↓
横山克衛・著『POST CARD MIX 5人の作家達』
(ARTBOXインターナショナル)760円+税
2005年12月8日発行
それから2年、本格的に中華戦闘ロボのデザインをしなければと焦った。
というのも、「SDガンダム」で、三国志を題材にしたシリーズが出てきたからだ。
いつもの様に、かなり早い時期に考えていたにも拘らず、
モタモタしてたせいで後から考えた人に先を越されるという悲劇に
又見舞われてしまうのか~!!?と焦った。
2007年9月21日の午前、つまり、この記事を書く直前に、
新たに中華ロボのデザインを、鉛筆による習作ではあるが、急ピッチで描き上げた。
所用時間約3時間。
ネットで中国の鎧の写真や絵を幾つかプリントアウトして手に入れたものや、
私が2005年に描いた中華ロボの絵を参考にしながら描いた。
鉛筆だけれど、デザイン的には取り敢えず最低限ラインを超えてると思う。
これを、立体的なカラーの絵にするつもり。↓
いや何か、タイムボカンシリーズ辺りで、
中国の鎧をモチーフにしたロボットって、
確かあった様な気がするのだが・・・。
敵ロボットとして。
気のせいか?
もう一枚描きあがったので(鉛筆だけですけど)、upします(所要時間1時間半)。↓
【訂正】
機械刀図 → 機械人図