「NOと言える日本人」という言葉が数年前もてはやされた。


どこいっちゃったんだろ?


昔も今も「YESと言わなきゃ追放される日本人」だ。


どっかの大学のリサーチで日本は集団主義じゃないという結果が出たって言っている。


あくまで戦後アメリカが外から見えた概念を日本人が信じてしまっただけだと言っている。


そりゃどうかな。


このリサーチ、いわゆる"サクラ"だらけの中に1人だけ、事実を知らされていない人がいて、


2枚の図を見せられる。


その図は、1枚は「一本の線」、もう1枚は、「異なる長さの三本の線」が描かれたもので


順に見せられ、三本のうち、一本だけ書かれていた線と同じ長さはど~~~~~れだ?といって


サクラ全員は、間違った線を選ぶように仕組んでおいて、唯一事実を知らされてない人がどう答えるか。というもの。


これでサクラと同調するかしないかで、「集団依存」かそうでないかを判断するんだとさ。


なんだそりゃ。


なんて信憑性に欠けるテストだよ・・・。


今回導こうとした?結果に、必ずしもつながらない。


むしろ無理矢理だ。


こんなテストをしましたというニュースを日経に載せるんだから、日経も記事によっぽど困っているんだろうし、質が低下しているとしかいい様がない。


でもね、日経でもこんなの載せる背景には、日本人は情報操作に騙されやすい、弱いということなんじゃないかな。


よく言えば素直なんだけど、こうした載せる側の意向としては、まんまと騙されてくれる都合のいい人たちだ。


これは、日経だけじゃなくて、企業と従業員もそう、企業と消費者もそう、政府と国民もそう。


少数派の意図を持った情報操作に操られる多くの人々。


そしてそれを疑問に思って何か言おうものなら、考えられないほど非常に多くの人々が信じきっているから、白い目で見られたり、何言ってんの?考えすぎなんじゃないの?頭おかしいんじゃないの?とか言われてしまうのが関の山だろう。


それこそ、どうなってんの?


今の政府の醜態からも、企業の傲慢ぶりも、普通なら暴動が起こって国が崩壊の危機を辿ったって全然おかしくない状態、状況なのに信じられないくらい非常に多くの人々にはそんな考えには至らない。


なぜか。


政府広報、メディアなどを通じて、そうならないように日々情報操作しているからに他ならない。


情報操作も治安維持の為にとか、決して悪いことではない場合もあるけど、ここに悪意が加わるとろくなことがない。


ところが悪意あることも、疑うことすら忘れてしまうような情報操作をされていることに気づいていない。



政府広報の発言やニュースを見ていても「なんでその話から、結論がそうなるんだよ!」と思うことがたくさんある。


新聞は文字に残ってしまうのであからさまなことはしない。


最近はIT技術が進んで映像も保存できるけど、意識しなければ、普段からそんなことをする人はいない。


それにテレビで流れる情報を、そんな意図を探しながら録画できる人なんていやしない。


だから、情報操作する方も楽チンだ。


何にしてもよい方向に使う分には問題がないことも、欲や傲慢などの悪意に傾倒する思惑が入った時点で悪質化する。


一時期、犯罪を抑制するために街に監視カメラをやたらめったら設置するという話が出ていた。


イギリスでは既に実行されている。


きっと日本でもどこかのモデルタウンで検証しているのだろう。


そんな監視社会は、良心に満ち溢れた人々をも含めた街全体が刑務所のような状態となるとも言える。


でも、「これだけ犯罪が増えているから」「監視カメラを街に設置しましょう」と言われると、


「あら、そうね」「それもそうかもしれないな」という人が増えてきたりする。


よーく考えてみよう、「犯罪が増えている」のは「監視カメラがないから」というのが原因ではない。


その原因を追究することなく、対策を捻じ曲げるのは、おかしな話だ。


「原因を追求することなく」と書いたけど、実は、こうした捻じ曲げた対策をアピールするときには、ほとんどの場合原因がわかっていることも多いと思われる。


でも、それを隠したい何か理由があるということだ。


「犯罪が増える」原因は、「社会が不安定だから」だ。


「社会が不安定なのは」「政治が杜撰、不安定だから」だ。


「政治が杜撰、不安定」だとすれば「野党がとって代わる必要があるかもしれない」という考えに至る。


与党は必死だ。


ただ、今の日本は腐りきっているので野党を見渡しても現状が激変するとは考えられない。


国民はこの事態をなんだかんだ言ってはみても、状況が大きく変わることはないと悲観する=諦める。


そしてこの国は悪事を働いてる連中は、今までと同じように今度はちょっと国民にわかりにくいように悪さを繰り返す。


結果、日本は何も変わらない。


これは、国民一人一人の本来の意思?


違うよね?


これは、極論だけど、こうしたことは、知らず知らずのうちに行われていると考えるのが自然だ。


それが証拠に日本人は「オレオレ詐欺」に端を発した詐欺にすぐにひっかかる。


「どう考えても怪しい新興宗教」に貢ぎまくる、「どう考えても怪しい投資話、うまい話」に騙される。


合法的だといわれるMLMには警戒心が異常なまでに強いのに、こうした詐欺には警戒心が薄い。


ところが、詐欺にはまんまとひっかかる。


私は製品やサービスが優れているならMLMは素晴らしい仕組みだと思う。


以前、私にも経験があるけど、自分にはこの仕組みを活かす能力がないという致命的なことに気づき辞めた。


友達がいなくなるとよく言われるが、確かに友達はいなくなった。


それは、MLMに参加したからでなく、自分に信念と能力が足りなかったからだろう。


私は「自分の為に」を最優先することが苦手な性分のようだ。


おせっかいな私は、誰かのために、何かの為にの方が気合も持続力も沸くタイプみたいだ。


このブログにしても、おかげさまで相当なアクセス数がある。


別に広告収入があるわけでもない、収入源などないけど、素朴に思っていることを書き綴っている。


企業なら、収益を求めるなら、こうやってアクセスが多いなら、それを利用してビジネス展開するものだろう。

私もIT業界にいたのでネットを駆使することはできる。ビジネスモデルも浮かばないわけではない。

ビジネス展開が目的として躍起となっている人々から見れば、「お金を意識しない」こうした内容を公開しているこのようなブログは滑稽なようだ。


先日、ITとは無縁の仕事である女性のお客さんが、HTMLも今覚えている段階なんですけどネットショップを作りたいという話になっていろいろ相談にのった。


その時、私は無料でホームページ作成とかネットでの販売の仕方、ショップ運営などについて公開してますから、参考にしてください。


SEOも重要ですから、何ならもう一つSEOの無料サイト運営してますから、それも参考にどうぞ。


というと、「え!?なんで無料でそんなもったいないことするんですか?」と言われたことがある。


それを聞いた私がむしろ唖然とした。


でも、こうしたことは今のインターネットを見ていてもつくづく感じる。


できること、やれること、得意分野以前に儲かることを探している人が多いんだなぁと。


話を戻すとおそらく、MLM(Multi Level Marketing)は日本の経済界にはそぐわない、邪魔な為にどこかが意図的に「よくないものだ」という情報操作があったのだろう。


MLMのような口コミや情報商材というものが存在しなかったのでモノづくり大国日本にとっては、脅威だったことは間違いない。


後述するように、今では脅威だったみんなが嫌うMLMの手法がみんながよく知る企業の間で蔓延している。


それともっと言えるのは、個人から聞く情報はたとえ友達でも信じられないけど、複数から聞く情報、さらには企業から聞く情報、政府から聞く情報など権力ある人や企業や国から言われるとすんなり聞き入れてしまう人種だからだろう。

それと友達の成功を望むどころかやっかむ人が多いんだろう。そうした誤解をする時点で友達とも、少なくとも親友とは呼べないのだけど。

◎専門家という言葉に惑わされるな/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10085260535.html


それが証拠にテレビの健康番組『あるある大辞典』などの捏造にも意図も簡単に騙されてしまう。

◎異議あり!ガイアの夜明け-花粉症の原因/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10088644234.html


何かとMLMが世間を騒がせ、ひと段落しておきたこととはなんだろう?


みんながよく知る企業がことごとく口コミに力を入れ始めたことだ。


これは、MLMの口コミに優位性を感じたからだ。


ところが、口コミを募るためには、口コミをしてくれる人々にメリットがないとなかなか集まらないことに気づく。


そしてはじめたのが、ポイントなどを付与する仕組みだ。


さらに質問サイトなども急速に増えた。質問者が質問した内容に回答してもらうという仕組みだ。


これも同じようにポイントを付与し、段階的にもらえるポイントが増えるというものだ。


MLMの仕組みのほとんどをみんなが知っている多くの企業が取り入れている。


でも、多くの人々はこれを受け入れる。MLMが嫌いで友達を信じられず、詐欺には簡単に騙され、テレビなどのメディアはすぐに信じてしまう人々。


CMが同じような効果があることを、それは経済の中で当たり前のように行われていることも書いた。

◎超簡単!超便利!時間節約!知識不要!ひと目でわかる!/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10089870613.html
◎PARTⅡ超簡単!超便利!時間節約!知識不要!ひと目でわかる!/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10090085112.html


経済の中では、これはおかしいことどころか優れたプロモーションとして理解される。


需要と供給から成り立つ経済社会において、消費者側もそうしたプロモーションを歓迎する傾向にある。


この心理を利用すると情報操作は、しやすくなる。


だから、◎「正論」「理路整然」「筋が通った話」は「理想」「偽善」?!/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10090316227.html でも書いている通り、「理想」や「偽善」と思うのが一般通念であるかのように誤解されている。


おかしな事はおかしいと、NOとハッキリ言える日本人◎木下優樹菜の日テレ太田総理での発言は正論/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10089542855.html になる必要がある。


物事の判断は、本質を見極めた上で行わなければ、いつの間にか自分の意思に反した方向に社会が進んでいくことになってしまう。

◎気づきと危機管理意識/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10086905006.html
◎物事の本質/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10079318294.html


当たり前と思って安心していた事も面倒くさいと思わずに時に懐疑の念を持って接しなければ、おかしなことになってしまうことだってある。


だから本質を見極めることが必要になるんじゃないかな。


同じ見極めるにしても、もっともっと遠くから全体を見渡す、そして焦点を絞っていく。


情報はその都度利用するけど、その情報も鵜呑みにばかりするのではなく、そして本質に迫っていく。


こうしたことをみんなが考え始めると「過渡期には」不信感が溢れ、誰も信じられないなどの混乱をきたすかもしれない。


でも、たとえそうなったとしても、これは、長い地球の歴史の中ではほんの一時的なものだ。


こうした見方ができると規模が違うだけで地球環境も社会環境も職場環境も友人知人環境も家庭環境も同じようなことが原因で歪が生まれていることに気づくはずだ。


逆に円満なのはなぜかにも気づくはずだ。


そうなるといざこざのない円満な家庭、職場、社会が築かれ、結果、地球や自然環境、多様性のある生命体、生態系、食物連鎖も、これまでの地球の自然の摂理に基づいた歩みに限りなく近づいていくことができるんじゃないかな?


そうなれば、◎頭良さそうで頭悪い人類/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10089784803.html にならずに済むから。